戦争遊戯が終わってから、数日後・・・
レフィーヤ
「今日も、よろしくお願いします!」
ベル
「あの・・・特に、教える事は有りませんよ・・・」
レフィーヤ
「そんな事は無い筈です」
「戦争遊戯での、あの怒涛の魔法攻撃・・・まだ、知らない事が有る筈です!」
ベル
「前にも言いましたが、僕の魔法は特別です」
「レフィーヤさんが努力をしても習得する事は出来ませんよ」
レフィーヤ
「それでも構いません・・・何かキッカケを掴みたいんです!」
ベル
「・・・レフィーヤさんに、魔王を倒す覚悟は有りますか?」
レフィーヤ
「魔王・・・」
ベル
「僕は、師匠達と一緒に魔王を倒して・・・世界を救いました」
「それと同じ事が、レフィーヤさんに出来ますか??」
レフィーヤ
「・・・・出来ません・・・」
ベル
「本当の勇者は、どんな困難にも挫けずに、立ち向かわなければいけないんです」
「それが、どんな強大な相手でも・・・」
レフィーヤ
「・・・」
ベル
「僕が、自分の事を勇者と言っているのは・・・多くの人達が、僕の事を勇者と認めてくれたからです」
「師匠達も多くの人達に認められました・・・勇者・大盗賊・最強の魔法使い・聖騎士」
「そして、トロデーン王国で・・・正式に、勇者としての称号を頂きました」
レフィーヤ
「勇者の称号・・・」
ベル
「レフィーヤさんは、どんな自分になりたいんですか?」
レフィーヤ
「・・リヴェリア様を超える魔法師になりたいんです!」
ベル
「では、今の自分に足りないモノを少しずつ集めて行きましょう」
レフィーヤ
「はい!」
アルフィア
「見ろ」
「あれが本当の、人を導く事が出来る勇者だ」
「貴様等の所の、偽物の勇者には出来ない・・・所詮仮初の勇者には、勇者と名乗る事すらおこがましいと知れ」
リヴェリア
「・・・そうだな」
アルフィア
「年増、お前も同じだぞ・・・」
リヴェリア
「若い世代の時代か・・・」
リヴェリアは、ベルの近くに行くと・・・
レフィーヤ
「リヴェリア様・・・」
リヴェリア
「私に、魔法を教えてくれないか」
ベル
「はい?」
リヴェリア
「私の知らない魔法の事を知りたいんだ・・・」
アルフィア
「ババア、貴様はコッチだ!!」
リヴェリア
「待ってくれ!!未知の魔法の事を教えてくれ~!!」
レフィーヤ
「・・・・」
ベル
「・・・・とりあえず、ダンジョンに行きましょうか・・・」
レフィーヤ
「はい・・・」
ダンジョン・・・
ベル
「それでは、魔法を使わないでモンスターと戦ってください」
レフィーヤ
「分かりました・・・」
ベル
「何か有れば、スグに助けますから」
レフィーヤは、まどうしの杖でモンスター達を殴って、倒して行く・・・
レフィーヤ
「・・・ずっと、ダンジョンで進み続けるの疲れますね・・・」
ベル
「少し、休憩しましょう」
ベルは、野営セットを展開すると・・・簡単な料理を作り始める・・・
レフィーヤ
「・・・アルミラージ達が見張ってくれるんですね・・・」
ベル
「美味しいお野菜を食べられるからですね」
「みんな、素直なウサギさん達ですよ~」
「ポトフとパンです・・・熱いので、気を付けてくださいね」
レフィーヤ
「ありがとうございます・・・」
ベル
「アルミラージのみんなも、お野菜を食べてね~」
アルミラージ
「キュキュ~♪」
食事を済ませると・・・少しだけ、お昼寝の時間を取る・・・
レフィーヤ
「・・・温かい・・・」
ベル
「レフィーヤさん、アルミラージのみんなを抱き枕にするの好きですね・・・」
「普通なら、抱き枕にはしませんよ」
レフィーヤ
「このもふもふ感・・・癒しです」
ベル
「そうですか・・・」
3時間程、眠った後は・・・再び、ダンジョン探索を開始する・・・
レフィーヤ
「さっきより、モンスターが弱くなって気がします・・・」
ベル
「恐らく、レフィーヤさんが成長しているんですよ」
「何事も、自分の意思で頑張らないと続きませんからね」
レフィーヤ
「そうですね・・・頑張ります」
5階層を一通り探索し終わると・・・
ベル
「今日は、これまでにしましょう」
「今日はお疲れ様でした」
レフィーヤ
「お疲れ様でした・・・」
ベル
「リレミト」
リレミトを唱えると・・・一瞬で、ダンジョンの外に出る・・・
レフィーヤ
「・・・この魔法が欲しいです・・・」
ベル
「レフィーヤさんが更に成長する事が出来れば、使えるかもしれませんね」
レフィーヤ
「・・・頑張ります」
レフィーヤは、これからの目標を定める事にした・・・