アリーゼ・ライラ・輝夜・リュー・ベル達は・・・順調に、ダンジョンを進んでいく・・・
アリーゼ
「特に、変わっている所は無いわね」
ライラ
「18階層に行って、目的を果たして帰ろうぜ」
輝夜
「ついでに、玉鋼の材料も手に入れたいな」
リュー
「気を抜かずに、行きましょう」
ベル
「・・・気を付けてください・・・何か居ます」
ベルが、そう言った瞬間・・・ダンジョンの壁面が割れた・・・
ゴライアス
「ゴォオオオオオ!!」
アリーゼ
「ゴライアス!?」
ライラ
「ウソだろ!?」
「ココは、16階層だぞ!!」
輝夜
「・・・異常事態が起きたという事か・・・」
リュー
「いけない・・・ヘイトがコッチに向いた!?」
ベル
「メラミ!!」
ドカ~ン!!
ゴライアス
「ゴァアアア!!」
ベル
「ココは、僕が引き受けます!!」
「アリーゼさん達は、逃げてください!」
アリーゼ
「・・・そう何度も助けて貰って、逃げ出せるわけないでしょ!!」
ライラ
「今回は、アタシ等も戦うぜ!」
輝夜
「ゴライアスの素材は、希少なモノじゃからな・・・強い武器が作れるかもしれん」
「皆で、倒すぞ」
リュー
「クラネルさん・・・サポートをお願いしても?」
ベル
「・・・分かりました」
「但し、危ないと思ったら強制的に戦闘に介入しますからね」
「ピオリム!スクルト!バイキルト!フバーハ!マジックバリア!」
味方に、様々な恩恵を与える魔法を唱えると・・・
アリーゼ
「何だか、いつもより頑張れる気がして来たわ!!」
ライラ
「スゲェ・・・これならイケるぜ!!」
輝夜
「・・・サポート、感謝するぞ」
リュー
「・・・行きます!」
アリーゼ達は、一斉に動き出す・・・
アリーゼ
「ライラ!輝夜!リオン!」
「ゴライアスの足元を攻撃して!!」
「私は、ゴライアスの魔石を探し出すわ!!」
ライラ
「おう!!」
輝夜
「心得た!」
リュー
「はい!!」
輝夜
「禍う彼岸の花・・・」
輝夜の魔法での神速の居合は・・・ピオリムの恩恵を受けて、通常よりも高速の一閃をゴライアスの片足に叩き込み・・・一瞬で、片足を切り飛ばす・・・
ライラ
「細切れになりやがれ!!」
ライラのブーメランは、ゴライアスの体を無数に斬り付ける・・・
リュー
「体が軽い・・・これならば!!」
リューの高速戦闘で、ゴライアスは四肢に相当なダメージを負う・・・
アリーゼ
「このまま魔石の位置を見つけ出せれば!!」
ベル
「駄目です!!」
「ゴライアスの魔石の位置が、体の中央に位置しています!!」
「通常の攻撃では、魔石を破壊できません!!」
アリーゼ
「なら、どうすれば・・・」
ベル
「アリーゼさん・・・僕の手を握ってくれますか?」
アリーゼ
「手を握るの?」
アリーゼは、ベルの手を握ると・・・握っている剣に、金色の輝きが宿る・・・
アリーゼ
「・・・何これ・・・」
「凄く温かい感じがするわ・・・」
ベル
「そのまま、剣を一気に振ってください・・・お腹の当たり目掛けて、思いっきりです」
アリーゼ
「ベル君は、魔石の位置が見えているのね・・・」
ベル
「ハッキリとは見えていませんが・・・何となくは分ります」
「さぁ、思いっきりいきましょう!」
アリーゼ
「分かったわ!!」
ベル
「因みに、剣を振るう時は・・・思いっきり、ギガスラッシュと叫んでくださいね」
アリーゼ
「喰らいなさい!!」
ベル&アリーゼ
「ギガスラッシュ!!!!」
ベルとアリーゼの渾身のギガスラッシュは・・・ゴライアスの上半身を消し飛ばした・・・
ベル
「今です!!魔石が見えている内に!!」
輝夜
「魔石は、破壊させてもらうぞ!」
バキンッ!
魔石を破壊されて・・・ゴライアスは、様々な素材を残して消えていった・・・
アリーゼ
「ゴライアスを倒したわ!!」
ライラ
「やったぜ!!」
輝夜
「しかし・・・先ほどの一撃は凄まじかったな・・・」
リュー
「クラネルさん・・・先ほどの一撃は・・・」
ベル
「ギガスラッシュの事ですか?」
「勇者だけが使える技ですね・・・今回は、アリーゼさんの魔力を少々お借りしました」
アリーゼ
「ギガスラッシュ!!」
「・・・何で使えないの!?」
ベル
「アリーゼさんは、勇者じゃないので・・・」
「今回は、特別なんですよ」
輝夜
「私達も、使えたりするのか?」
ベル
「無理だと思いますよ」
「今回は、異常事態だったので・・・アストレア様に悲しい思いをして欲しくありませんから」
ライラ
「ありがとな・・・ベル坊♪」
リュー
「クラネルさん・・・貴方は、尊敬できる人だ」
「貴方と知り合えた事を、誇りに思います」
アリーゼ
「ちょっと納得いかないけど、18階層まで行きましょう!」
無事に、18階層に到着した後は・・・一日だけ、野営をする事にした・・・
アリーゼ
「今回のお礼に、私の手料理をご馳走してあげるわ!」
ライラ
「辞めろバカ!!」
輝夜
「可哀そうな料理を増やすな・・・食材が可哀そうじゃ」
リュー
「クラネルさん、アリーゼが料理をしようとしたら遠慮せずに止めてください・・・アリーゼの料理は、激マズなので・・・」
ベル
「・・・僕が料理を作りますから・・・」
アリーゼ達は、ベルの手料理を食べて・・・衝撃を受けていた・・・
アリーゼ
「・・・凄い美味しいわ!!」
ライラ
「ベル坊・・・料理が上手すぎじゃねえか」
輝夜
「相当に料理の腕が良いな」
リュー
「美味しい・・・」
アリーゼ
「ベル君、アストレア・ファミリアに改宗する気はない?」
ベル
「有りません」
「アストレア様は、素敵な方だと思います・・・」
「でも、ヘスティア様の方が素敵です・・・僕の事を本当の家族みたいに接してくれるので」
ライラ
「でも、アタシとベル坊は家族みたいなもんだよな♪」
ベル
「はい!ライラお姉ちゃん」
ライラ
「グフッ・・・相変わらず、破壊力が凄まじいぜ・・・」
リュー
「・・・ライラが羨ましい・・・」
ベル
「えっと・・・リューさん?」
リュー
「はい?」
ベル
「ヘスティア・ファミリアのホームの場所は、ライラさんに聞いてください・・・時々、遊びに来てくださいね」
リュー
「・・・必ず、伺います」
輝夜
「・・・一緒に付いていこう」
無事に、ダンジョンの調査のお仕事を終えた後は・・・
アストレア
「また、アリーゼ達を助けてくれたのね・・・」
「ベル、貴方は私の子供達を救ってくれた英雄よ♪」
アストレアは、優しくベルを抱きしめると・・・ほっぺにキスをする・・・
ベル
「アストレア様、何かご用が有ればお声がけを・・・」
ベルは、アストレアの手の甲に口づけをする・・・
ベル
「先日、アストレア様に似合いそうなアクセサリーを買ってきました・・・良かったら、使ってくださいね」
「お手をお借りしますね」
ベルは、アストレアの右手に・・・可愛らしい花が施された子供用のブレスレットを着ける・・・
ヘスティア
「ベル君!!」
「何で、アストレアにはプレゼントが有るのに・・・僕には、何も無いんだい!!」
ベル
「神様には、日頃の感謝を込めて・・・星を模ったブレスレットを買ってありますよ♪」
ベルは、ヘスティアの右手にブレスレットを着ける・・・
アストレア
「・・・コレって、プロポーズされてる??」
アルフィア
「ベルが、神相手にプロポーズなどする訳が無いだろう」
「ベルは結婚する相手は、私が吟味する!」
ザルド
「ベル、あまり女にプレゼントを贈るのは辞めておけ・・・余計なトラブルになるぞ」
ベル
「そうなの?」
「ククールさんに、素敵な女性には贈り物をするのは当然だって教わったんだけど・・・」
ナァーザ
「・・・ベルは、今のままで良いと思う・・・可愛いし」
ヘスティア
「ベル君からのプレゼント・・・僕の宝物だよ!!」
ヘスティアは、ベルから貰ったブレスレットを・・・宝物箱に大切に仕舞った・・・