ベルが成長してから・・・女性達の反応が変わってきた気がする・・・
ベル
「アストレア様、おはようございます」
アストレア
「・・・えぇ、おはよう」
ベル
「・・・僕の顔に何かついていますか??」
アストレア
「何でもないのよ・・・気にしないでね」
ベル
「そうですか・・・僕は、ダンジョンに行ってきますので」
ベルが、その場を後にすると・・・
アストレア
「何よ・・・可愛かったベルが、私の好みの男性像に見事にマッチしてるわ・・・」
「コレは、恋愛の神・・・アフロディーテからの思し召しかしら・・・」
アストレアは、何か勝手に暴走していた・・・
ライラ
「ベル坊、暫く合わない内に成長したなぁ・・・」
ベル
「ライラさん、お元気そうで何よりです」
ライラ
「・・・こうして見ると、30センチくらい背が伸びたか??」
ベル
「そうかもしれませんね・・・ライラさんより背が伸びちゃいましたね」
ライラ
「まぁ、成長期って奴だろ♪」
「しかし、ベルが急に大きくなるなんてな・・・」
ベル
「僕は、お買い物に行ってきますね・・・ライラ姉さん」
ライラ
「・・・グハッ!!」
ベル
「えぇ!?」
「ライラさん!!大丈夫ですか!?」
ライラ
「・・・ベル坊の姉さん呼びが、予想以上に破壊力がスゲェ・・・」
「アタシは・・・ココまでだ」
ガクッ!!
ベル
「ライラさ~ん!!!」
ベルの突然のライラ姉さん呼びで、精神を尊さで破壊されたライラは・・・アストレア・ファミリアのホームまで、お姫様抱っこで緊急搬送された・・・
アリーゼ
「ライラが、お姫様抱っこで運ばれてくるなんて・・・一体、何があったのかしら?」
輝夜
「あまり聞いてやるな・・・あの真っ赤になった顔を見ただろう・・・」
「良い事が有ったんだろうさ」
アリーゼ
「・・・まさか、おめでた!?」
ライラ
「んな訳あるかぁ!!」
輝夜
「なら、何があったか教えてくれても良かろう」
ライラ
「・・・ベルに、ライラ姉さんって呼ばれて・・・あまりの衝撃で、気絶しちまった・・・」
アリーゼ
「・・・羨ましいわね・・・」
輝夜
「ほぉ・・・」
アリーゼ
「私達も、姉さんって呼んでくれるかしら・・・」
輝夜
「交渉してみれば良かろう」
ベル
「あの・・・ライラさんは、大丈夫ですか??」
アリーゼ
「ベル君!!私達を姉さんって呼んで頂戴!!」
輝夜
「呼ぶくらい構わんだろう」
ベル
「・・・アリーゼ姉さん・・・輝夜姉さん・・・これで良いですか?」
アリーゼ&輝夜
「ガフッ!!!」
ライラ
「言わんこっちゃないぜ・・・」
ベル
「アリーゼさん!?輝夜さん!?」
ライラ
「ベル坊、アリーゼと輝夜は放置しておけ・・・」
ベル
「でも・・・」
ライラ
「良いから良いから」
「アタシの事を揶揄いやがって・・・その罰って事だ」
ベル
「そうですか・・・なら、僕は帰りますね」
「また来ます・・・ライラ姉さん」
ライラ
「・・・これからは、アタシだけその呼び方で頼むぜ」
ベル
「分かりました」
ベルが帰った後・・・
ライラ
「よう・・・ベルの姉呼びの破壊力はどうだ?」
アリーゼ
「・・・凄まじかったわ・・・」
輝夜
「・・・弟と言うのは、素晴らしいな・・・」
ライラ
「言っておくが、ベル坊の姉呼びはアタシだけの特権だぜ!」
アリーゼ
「ズルいわよ!!」
輝夜
「ココは公平にするべきだと思うが?」
ライラ
「駄目だぜ」
「さっき、ベル坊にアタシだけ姉呼びするように言っちまったぜ!!」
アリーゼ
「グヌヌ!!!」
輝夜
「今度、ベルに合った時に頼めば良い事ではないか」
アリーゼ
「そうね!!」
リュー
「何だか、騒がしい・・・何か有ったのですか?」
アリーゼ
「何でもないわ!!」
輝夜
「何でもないぞ」
ライラ
「そうだな!」
リュー
「・・・3人共、何かを隠している顔をしている・・・」
ライラ
「・・・何で分かるんだよ・・・」
リュー
「顔が引きつっている・・・それだけです」
輝夜
「アリーゼのせいだな」
アリーゼ
「私なの!?」
リュー
「3人共、顔が引きつっていた・・・輝夜もライラもアリーゼも」
「嬉しさを噛み締めているような・・・」
ライラ
「まぁ、細かい事は良いじゃねえか!」
アリーゼ
「そうね!!」
輝夜
「うむ・・・その通りじゃな」
リュー
「・・・一体、何を隠しているんだ・・・」
アリーゼ・輝夜・ライラは、ベルの姉さん呼びの破壊力と嬉しさを心の中にしっかりと仕舞い込んだ・・・
青い薬舗・・・
ベル
「ナァーザさん、頼まれた薬草を持ってきましたよ」
ナァーザ
「ありがとう・・・」
「最近、お姉ちゃんって呼んでくれないね・・・」
ベル
「もうお姉ちゃんって呼ぶのは恥ずかしいです・・・」
ナァーザ
「・・・そう」
ベル
「・・・ナァーザ姉さん・・・」
ナァーザ
「!?」
「もう一回言って・・・」
ベル
「ナァーザ姉さん・・・」
ナァーザ
「ベル・・・これからは、その呼び方でお願い・・・凄く嬉しいから・・・」
ベル
「分かりました・・・」
ミアハ
「おやおや・・・ナァーザに春が来たのかな??」
ナァーザ
「・・・ベルが大人になっているのを、少しずつ感じる・・・」
「・・・ベルが、家族になったら・・・嬉しすぎて困っちゃうかな・・・」
ベル
「もう家族みたいなものだと思ってました・・・良く一緒に居るので・・・」
ナァーザ
「・・・ベルの好みは、お姉さんタイプ・・・私も、チャンスは有るのかな・・・」
ミアハ
「おやおや・・・ナァーザ、頑張るんだよ」
密かに何かの決心をした、ナァーザさんでした・・・