クラネル・クエスト   作:暁海斗

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魔法遊び

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルは、時々魔法で遊んでいる・・・

 

 

ヘスティア

「ベル君、火の玉で遊ぶなんて危ないじゃないか!!」

 

ベル

「全然危なくないですよ」

 

「こうやって・・・火の玉でキャッチボールとかも出来るんですよ」

 

ヘスティア

「・・・お願いだから、家を燃やさないでくれるかな」

 

ベル

「借家なんですから・・・そんな事する訳ないじゃないですか」

 

アルフィア

「ベル、肩こりが酷くてな・・・電気魔法を頼む」

 

ベル

「は~い」

 

 

ベルは、アルフィアの肩と背中に弱くしたライデインを使う・・・

 

 

アルフィア

「おぉ・・・かなり心地良いな」

 

ベル

「辛いのはココですか~?」

 

アルフィア

「そこだな・・・気持ち良いよ」

 

ヘスティア

「そんなに気持ち良いのかい?」

 

アルフィア

「ベルに、電撃魔法を施してもらうと・・・もの凄く調子が良い」

 

「肩こりが完全に治るぞ」

 

ヘスティア

「ベル君!!ボクにもアルフィア君と同じ魔法を使ってくれないか!!」

 

ベル

「は~い」

 

 

ヘスティアにも、弱いライデインを使う・・・

 

 

ヘスティア

「おぉ~!!!」

 

「肩こりが解消されていくよ~」

 

ベル

「辛いのはココですか~?」

 

ヘスティア

「そこだよ~!!!」

 

 

ベルの施術で、絶好調になったヘスティアは・・・アルバイトに向かう・・・

 

 

 

 

リリ

「失礼します」

 

「ベル様、今日はダンジョンに行きますか?」

 

ベル

「今日は、お休みかな」

 

「魔法の練習とかしたいから」

 

リリ

「魔法の練習ですか??」

 

ベル

「そうだよ。こんな風にね~」

 

 

ベルは、メラを何回か唱えると・・・小さな火の玉で、ジャグリングを始めた・・・

 

 

リリ

「ベル様!!危ないじゃないですか!!」

 

ベル

「思ったほど熱くないんだよ」

 

「他にはね・・・ヒャダルコ!!バギマ!」

 

 

ベルは、ヒャダルコを唱えると・・・バギマで、氷を削り出して・・・アルフィアの氷像を作り出す・・・

 

 

リリ

「凄いですね・・・」

 

アルフィア

「ほぉ・・・魔法で、こんな事が出来るとは・・・」

 

ベル

「遊びながら、魔法を使うとね・・・応用の利く使い方を思いついたりするんだよ」

 

リリ

「応用の利く使い方・・・」

 

ベル

「料理する時も使えるんだよ~」

 

「釜戸に薪をくべて・・・ギラ!!」

 

 

ベルが、ギラを唱えると・・・一瞬で、釜戸に火が灯った・・・

 

 

リリ

「非常に便利ですね・・・」

 

ベル

「良い感じでしょ♪」

 

「他には、採掘する時に・・・イオラを使うと、効率的に鉱石を採掘出来るんだよね」

 

「威力は、加減しないと危ないけど・・・」

 

リリ

「リリも、何か魔法が使えれば良いのですが・・・」

 

ベル

「僕は、リリが一緒にダンジョンに来てくれて凄く助かってるよ」

 

「僕1人だと、ダンジョンの中って退屈なんだよね・・・でも、リリが話し相手になってくれるし・・・一緒に、素材採取に付き合ってくれるし・・・」

 

「ありがとう・・・リリ」

 

 

ベルは、リリの頭を優しく撫でる・・・

 

 

リリ

「ベル様・・・時々、リリの頭を撫でてくれますか??」

 

ベル

「言ってくれれば、いつでも撫でるのに・・・」

 

リリ

「リリは、ベル様と出会えて幸せです♪」

 

アルフィア

「・・・リリは、ベルの妹ポジションか・・・」

 

「ベルには兄妹が居ないからな・・・良いかもしれん」

 

ベル

「お義母さん・・・1人で変な事考えてるでしょ・・・」

 

アルフィア

「ベルの家族構成を考えていたんだ・・・」

 

ザルド

「アルフィア、年増を追い詰めに行くぞ」

 

アルフィア

「チッ・・・至福の時間を」

 

「この恨み・・・年増にぶつけてやる」

 

ベル

「・・・リヴェリアさんも大変だね・・・」

 

「お義母さんと叔父さん相手に、生きて帰れることが奇跡なんだけど・・・」

 

リリ

「ベル様、他にも魔法で何が出来るのか見せてもらえますか?」

 

ベル

「良いよ♪」

 

 

 

それから、初級魔法を使いながら・・・色々と遊んでいたベルと、それも楽しそうに見ているリリでした・・・

 

 

 

 

 

 

とある場所・・・

 

 

アルフィア

「福音」

 

ザルド

「破岩斬り!!」

 

リヴェリア

「おい!!いつにも増して、殺す気じゃないのか!!」

 

アルフィア

「年増のせいで、ベルの幸せな家族計画を考える時間が奪われた・・・その恨み、思い知るが良い!!」

 

ザルド

「俺達が相手をしてやっているんだ・・・さっさとレベルアップしろ・・・婚期を逃した、行き遅れのハイエルフ」

 

 

 

アルフィアの一方的な恨みを、理不尽にお見舞いされるリヴェリアだった・・・

 

 

 

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