ノブリス・オブリージュ?なんですのそれ? 作:一般お嬢様
「ふぅー…………」
ナギサ様から逃れた後。しばらく仕事に専念することが出来………ませんでしたわね。ブラックマーケットにヒフミさんが行ったらしく。そこでドッタンバッタン大騒ぎ!ということで戦車の砲撃で援護したそうですわ。なんでも、シャーレなるものに『先生』という人が配属されたらしいですわ……連邦生徒会から連邦生徒会長が消えてから配属された。ふーむ………ちょーっときな臭いですわね。首をすげ替えた、というわけでもないでしょうし。関連は有るとは思いますけれど……まあ、私には特に関係ありませんわね
「特に出歩くこともありませんし」
ゆっくりと背中を椅子に持たれかけると、ようやく一段落つきましたわ…まあ、どうせこのあと仕事が増えまくるんですから。あまり気が休まることはありませんのよ
「さて………どうしましょうか。此処まで仕事がないのは久しぶりですわ」
紅茶に口をつけながら、一人部屋でボールペンを動かして外を眺めますわ……皆さん、楽しそうに放課後を過ごしていますわね、
「………少し、買い出しにでも行きましょうか」
重い体を椅子から剥がし起こして、服を着替えて。外に出ますわ……どでけえ太陽が眩しすぎてどうしようもねえですわよ、ほんとに。日差しが照っているときは外には出たくはないのですが、今のタイミングしか無いんですわよね。
とぼとぼと街の方……ではなく、寂れた方面へと足を運びます。此方じゃないと、他の生徒に鉢合わせすることもありますし。面倒ですからね……
「よいしょっと………はあ、流石に数カ月分の買い出しは面倒ですわね」
常連なので、特に会話することもない店主に指定の場所まで送り届けてもらう方式で買い物を済ませましたわ、無愛想ですけれど。私にとっては、それが一番楽なのですわよ。
「……あら?ヒトミさん?」
「あぁ………サクラコ様。ごきげんよう」
バッタリ、エンカウントしてしまいましたわ。エンカウントしたこと自体最悪の分類に該当されますけれど。まあまだいいほうですわ。シスターフッド自体はきな臭い……というよりは
「ごきげんよう………先日は申し訳ありませんでした」
「いえ……まあ、仕方がありませんことよ」
サクラコ様が真摯に此方に頭を下げようとしてくださいましたので、丁重にお断りしておきますわ。別に、サクラコ様が衝突したわけではありませんので。
「ヒトミさんは今からお帰りですか?」
「ええ、まあ…………仕事。また増えますので」
「……そうですか。私からは…何か。言うべきことは出来ませんが。限界を迎えた時は、遠慮なくお声がけを」
「……………記憶の片隅にでも、止めておきますわ」
それだけ言葉を交わすと、サクラコ様とはそこで別れましたわ。あの人、特に私にああしろこうしろとは言わない珍しい3年生なのですわ。なんででしょうね、憐れみでしょうか?……まあ、良いですわ。此方に関わり合いを求めてこない分。話しやすい方ではありますから
「…………やらかしましたわね、これは」
帰ってる途中、戦闘に巻き込まれてしまいましたわ。銃は持ってきては居ますけれど。しくじってしまいましたわ、また後で服の買い出しもしないといけませんわね……
「……あぁ、やべえですわね。これ」
2年生になってからというもの、ずーーーっとデスクワークかつ運動もほとんどする時間すら取れませんでしたから。足元がおぼつきませんわ、壁に寄りかかって、撃たれたところを擦っていれば。急に意識が……不味いですわ、此処で意識が無くなると本当にデッドエンドですわよ……その願いも虚しく、闇へと落ちていきましたわ
────これから先、平穏はないよ?
───────望むところです。
────────そう………なら、頼みましたよ。■■■■■
─────────勿論。
うぅん……………意識が、戻ってきましたの………?手足の感覚はありますわ。少なくともちぎれては居ませんわね。ですが……浮遊感がありますわ。何処かに運ばれている?急いで目を開けなくては…………
「……………」
おやぁ………?ええと…………私、どうやらおぶられているようですわ。え、マジですの?というか、この人………え、マジですことよ????落ち着きなさい天上ヒトミ。落ち着くのですわ
「…………お、おはようございますわ……?」
後ろから声をかけると。此方に顔を少しだけ向けてきましたわ、こっっっっっっっっっわ!!!相変わらず怖いですわよ剣先様!?!?!?!?……剣先ツルギ先輩ですわ。見た目すっげえ怖いのと、戦闘力めちゃくちゃ強いのと。あと奇声が怖いらしいですわ………らしいですわ。というのは理由がありまして
「………ようやく、目覚めた」
普通に、喋るんですわよ。私だけにというわけではありませんと思いますけれど。なんでか知りませんが、私が居ると落ち着くのか不明ですけれど。普通に喋って奇声を上げることも無いんですわ、不思議現象ですわよね本当に
「あの…………下ろして頂けませんこと?剣先様」
「それはできない、体に障る」
わぁ………なんですのこの人。やべーやつに見えるけれど一番常識人って感じですわよねこの人は。此方を心配してくれているのはよく分かりますし……まあ、疲れ切って動けないのは確かなので。ここは甘んじるしかありませんわね。ここで動けないまま放置とか嫌ですし
「……天上、ヒトミ」
「なんですの……?」
「………軽い、軽すぎる」
え?それはどうい……ってぎょええええええええええええ!?!?!?!?!?!?いきなり大跳躍してショートカットしないでくださいまし!??!?心臓が止まりますわよ!!!!何かが横切った気がしますわ!!あぶねえですわ!!!そのあとどっすん着地!!!!!やっぱり乗るんじゃなかったですわ!!いえ、振動が一切伝わってこなかったので何のダメージも無いんですけれど!!無いんですけれどそういうことじゃないんですわよ!!!
「け、剣先様、何か私がよ「本来なら、できない」………はい?」
「本来なら、人を背負って此処まではできない。軽すぎる」
あー…………そういうことですのね。うん、ほとんど食べてませんの。それは軽いですわ……遠回しの忠告でしょうか此れは。もう少し食生活改善しないとだめですわよ〜っていう
「………この辺りで、下ろす」
「ええ………ありがとうございましたわ」
「…………」
寮の付近で下ろしてくださいましたわ。視線からは、次また軽かったら同じことするぞみたいな視線でしたが。辞めてくださいまし辞めてくださいまし!!死んでしまいますわ!!!………剣先様を見送った後。足取りがやはりおぼつかないですわね。そろそろ松葉杖でも用意しないとだめかも知れませんわ……なんて思っていると。不意に肩を担がれましたわ。
視線を向けると
「…………ヒトミさん?」
アイエエエエエエエエエエエ!!!???!?!?セリナ=サン!?セリナ=サンナンデ!?!?読者の中にお嬢様動体視力が有る方はお気づきになられただろうか。何かが横切った気がしますわといったヒトミお嬢様。実は横切った相手はミネ団長、古代トリニティカラテで宙を舞っている時に一瞬だけ邂逅したのである!それに気づいたセリナ=サンは先回りしてアンブッシュを仕掛けたのである!南無三、ヒトミ=サンは逃げることはできなくなっていたのである!ソレに気づいていたツルギ=サンは後を任せることにしたのだ。オタッシャ重点な
「ええとセリナさん?その……肩を下ろして」
「歩けますか?」
「…………難しいですわ」
一言で封殺されましたわ。こういう時に逆らうのは絶対に良くないので、そのままセリナさんに連れて行かれましたわ。部屋に付くなり椅子に腰掛けるように促されると。被弾した箇所を確認されましたわ
「特に外傷はありませんね……」
「まあ、それぐらいでは損傷しませんわ」
喰らったのはロケットランチャーでしたわ。流れ弾だったので直撃しなかったのでへーきですわよ!……別に兵器と平気を掛けたわけじゃないですわ。面白くありませんわよ、ちなみに不良集団は自警団の方々がぶち転がして倒しましたわ。相変わらず怖いですわよあの走る閃光弾。
「ですので問題………ええと、セリナさん?」
「……もう少し、自分を労ってください。良いですね?そろそろ……泣いてしまいますよ?」
微動だにしなかったセリナさんにそう言われると、私も困ってしまいますわ…セリナさんを泣かせるのは不本意ですし、セリナさんはその。いいひとですから、私なんかにもそういう感情を向けてくださるのは本来なら、ありがたいことですけれど………ままならないですわね。色々と
限界社畜お嬢様、交友関係なんてものは自分には無いだろうから。という認識ですので他人から心配されたりするのはすごく苦手なのですわ、無関心が最も良く、次にきらわれているのがいい。みたいなメンタルしてましてよ
それを近くで何度か見ているセリナさんのお気持ちをお答えくださいまし
番外編について
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同じ作品で投稿して欲しいですわ〜!
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別作品として投稿して欲しいですわ〜〜!!
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ェ駄死もいいですわ〜〜!!!