ノブリス・オブリージュ?なんですのそれ? 作:一般お嬢様
風紀委員会の車に揺られること数分、合流ポイントに到着しましたわ。合計で30分前後、時間までは3時間程余裕があると考えると。まあ悪くはない方なのでしょうね。温泉開発部は部員数も多いですし、やることが公共交通機関を破壊するという美食研究会以上のテロ行為ですわ。連邦生徒会何してるんでしょうね
少し待てば、別方向からぼろぼろになった風紀委員会の車両が見えてきましたわね。どうやらあれがお相手が乗ってる車両
「此方だ此方!…ええと、お前がトリニティからの来客で良いのか?」
「それで合っていますわ。私の名前は天上ヒトミと申します、以後お見知り置きを」
「私の名前は銀鏡イオリだ。よろしく頼む……こう、初対面の私が言うのも何だけれど。お前、なんで自分から火事場に突っ込んでくるんだ?」
挨拶も済ませるといきなりぶっ込んできましたわね銀鏡様。いやまあ、そうなんですけれど。当然の疑問といえば疑問ですわね、安全なところにでも避難しておけばいいというのはありますわ。いえ、ゲヘナで安全なところは何処と言われると回答に困りますけれど
「事態が収拾されなければ話し合いどころでは有りませんので。仕方が有りませんのよ、貴女方の委員長も駆り出されているのですから」
「それもそうか……はぁ、どうしてこのタイミングなんだろ」
げんなりしている銀鏡さんと運転手をしていたであろう風紀委員会の方も疲れている様子でしたわ。ゲヘナで風紀委員会とか割りと貧乏くじとかそういうレベルではないと思いますわ、前世でどんな罪を犯したらそんな罰ゲーム受けたりしてるんですの?世界滅ぼすのに加担したとか逆に守れなかったとかそういう感じですの?
「……ま、まあこうしていても事態は良くならない。やるしかないかぁ………」
「やるしかないですわね……ちなみにですけれど。随分とそちらの方の車両破損していますのね」
肩を落としてるのを尻目に車両に目を向けるとボロッボロになっていますわ、前の正義実現委員会の方がぶっ壊した車両よりも壊れていますわね。即廃棄工場行きですわよこれ
「温泉開発部の爆弾でな、危うく吹っ飛ぶところだった。道路に置くな道路に!!」
「それはもう単なる無差別テロでは?」
「ほんとに………ということで、そっちの車両を使うしか無いけれど……人員的に一人残しておかないと駄目か?」
「いえ、大丈夫ですわよ」
私の方は私含めて二人、銀鏡様の方は3人。5人だと手狭になってしまいますわね、それは確かに問題ですけれど。まあそこまでの問題では有りませんのよ
───ゲヘナ北中央区
「………風紀委員会の車両だ!」
「増援か。数は?」
「い、一両だ」
「一両なら問題ないだろ?」
温泉開発部の部員があちこちに爆弾を設置しようと散らばっている中。一台の風紀委員会の車両が突っ込んでくるのを見張りの温泉開発部の部員が声を上げて報告し、他の部員が疑問げに問いかけると……見張りの温泉開発部の部員が顔を引きつらせながら答える
「そ、それが……………
しゃ、車両の上に一人陣取ってる。でかいライフル持って」
『お、おい?ほんとに大丈夫なんだろうな?大丈夫なんだろうな!?』
ヘッドホンから聞こえてくる切羽詰まる声を聞きながら心配性ですわねぇ、なんてことを思いながら
「大丈夫ですわよ、何の問題も有りませんわ」
『いやどう考えても大丈夫じゃないだろう!?』
『いえ、問題有りません。此れぐらいなら彼女はびくともしませんよ』
『何言い出してるんだお前ぇ!?』
私の答えに銀鏡様がツッコミを入れてそれに運転手の方が答えると更に銀鏡様がツッコミを入れましたわね。ゲヘナには居ませんのねこういう戦い方するの。実質装甲車みたいなものですわ、なので何も問題は有りませんのよ
「そろそろ敵陣とかち合いますわ」
『それは分かるんだけれど……どうするんだ?降りて戦うのか?』
「そんなもの決まってますわ」
ぐんぐんと縮まっていく温泉開発部の部隊を見つつ。銀鏡様にそう言いながらライフルのセーフティーを解除してスコープに視線を合わせて狙いを定めながら引き金に指をかける
「
『!??!?!!!????』
ドン!!
スナイパーライフルから発射された砲撃は温泉開発部の悲鳴とともに爆音を奏でて散り散りにさせつつまとめて爆弾を無力化しつつそのまま突っ走っていきますわ
『お、降りて戦わないのか?』
「そんな余裕は有りませんわよ。時間の無駄ですし、効率的かつ私達が遊撃兵になって戦線をかき乱せば相手の士気にも穴が開きます。そこを広げて食い破りますわ」
『な、なるほど………?』
「というわけで、銀鏡様も窓から狙撃お願いしますね」
『……………が、頑張ってみる』
さて、遊撃開始ですわ
────一方補習授業部
「どうしてこうなってるんですかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
絶賛温泉開発部に追われていた。ヒフミの絶叫が全員の心情を表している。どう考えても数が多い、そんな気がしてならないのだ。もはや内紛である、コハルですらこういった事態は経験していないレベルである
「あんまり動かさないでよ!?ブレるってば!!!」
「そうはいってもおおおおおおおおおおお!?!?!?!?」
スクーターでかっ飛ばしているので射線がブレブレになっていることにキレているコハルに対してヒフミが涙目に成りながら答える、こんな爆走劇なんてやったことがないから当然といえば当然である
さてもう一方の給食部の車両はと言うと
「どうして居るんですか!?!?」
「ふふっ、この事態に協力すれば釈放してもらえると言われたので」
いつの間にか美食が乗り込んでいたのである。ほんとに何時乗り込んだかは不明である、フウカのキレ気味の声にハルナが優雅に答えながらスナイパーライフルで後ろからくる追手を迎撃していく
「””ヒトミの方は大丈夫かな””」
「問題はない、彼女も荒事には慣れているはずだ」
先生のその呟きにアズサが答えながら前方の遮蔽物をアサルトライフルで破壊していく、いわゆる整地作業である。こうでもしないと移動すらままならないのだからしょうが無いのだ
「一度連絡を取ってみたら如何でしょうか先生」
「””そうだね、そうしてみよう””」
ハナコに促されると先生は電話を掛けてみることにする。数回コールが鳴った後、繋がった
「””もしもし天上””」
『………先生?なんで先生が掛けてるんだ?』
「””イオリ!?””」
ヒトミのスマホに電話をかけたはずがイオリが出たことに驚愕する、もしかして病院にでも搬送されているのか?と考えたのだが。スマホが拾った轟音で耳が痛くなる
『あら、先生からのお電話ですか?』
雑音混じりのヒトミの声に先生は一安心する。ただどうも野外で高速で動く時に聞こえてくる風切り音に不審に思う。車両の中に居たのではないか?という先生の疑問はすぐに氷解することになる。ぶっ飛んだ方法で
『ああ……って前!前に車両転がってるぞ!?』
『お願いしますわ』
『了解!』
『うおおおおおおおおおおおお!?!??!?減速無しでドリフト回避するなよ!?危ないだろ!ヒトミが上に乗ってるんだぞ!?』
『何の支障もないと思いますが?』
『問題有りませんわ』
『ほら』
『そ、そうか』
『心配性ですわね……あら、ショベルカーですわね。危ないですわ』
『引きかえ『突っ込んでくださいまし』ええええええええ!?!?!?!?自殺行為にもほどが有るぞ!?』
『タイミングは任せますわよ』
『ああ、任せてくれ………ふんっ!!!』
『ぬおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?』
『ちょっと失礼(けたたましい破砕音)』
『上手く行ったな、良い連携だった』
『そうですわね、この調子で行きますわ』
『…………………なあ先生、ショベルカーって殴り飛ばせるもんなのか?』
後でイオリの愚痴に付き合ってあげようと心に決める先生であった
ドレス陸八魔様とドレス鬼方様が実装されましたわね。どっちも美しいですわ、ちなみに私はドレス陸八魔様の方は20連で仕留めましたわ。ドレスの方、もう一人来そうで怖すぎですわ……ちなみに掲示版の方を投稿してるのも私ですのでご安心を
番外編について
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同じ作品で投稿して欲しいですわ〜!
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別作品として投稿して欲しいですわ〜〜!!
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ェ駄死もいいですわ〜〜!!!