「………かかか。まさか街の人間も武士も全て殺されるとは……思わんかった………」
一人の男。殿と呼ばれた男が半笑いで化け物に話しかける。
「あれで全部なのか?しまったな。邪魔が煩わしすぎて何も考えておらんかった。……まあ。満腹になった。良しとしよう。」
殿の前には中性的な白髪に布1枚という奇妙な格好をした人…いや化け物がいた。
「…まさかこのような惨劇を起こした犯人がこのような子供とは…世の中にはまだまだ不可解なことがあるわい。」
殿は死を目の前としているのに対しいつも通りのように接する。しかし足の震え目を合わせぬ等。恐怖しているのは明らかだが。
「何を不思議がる?腹が空いたのなら食べれるものは食うじゃろ。」
化け物は殿に向かい心底理解できないといった顔ををする
「……かか…そう…じゃな。人間も動物を食う。貴様のような化け物にとって人間は動物と等しい。弱肉強食じゃな…」
それを言い終わると同時に殿の首が飛び。化け物が死体を貪る。
「……ふぅ。実に満腹だ。もうおかわりはいらないのじゃがな。」
化け物が死体を食べ終わると同時に襖を見る。
そこには般若の如く怒り狂っている陰陽師がいた。
「…き。貴様ぁぁ!妖の分際で!!!貴様など!!払い殺してやr…」
陰陽師達が化け物に襲いかかる前にもう勝負は着いた。目にも止まらぬ早さで陰陽師達の心臓をくり抜いたのだ。
「…腹が空いておらぬから餌が来ても食べない。という訳では無い。腹八分目。というのじゃったか?その後に食う飯もまた美味である。よきデザートであったぞ。お主らは。」
化け物は心臓をまとめて丸呑みし。陰陽師達の死体を貪る。
「ふぅ…満腹じゃ。…寝るか。今は動きとうない」
化け物は食べ残した肉と衣服残り。通常息が出来ないほどの血の匂いを感じる部屋で何も知らない者が見たら可愛らしいと思えるほどの寝顔を見せた。
キャラ説明。
殿:頭が良く度胸もある。民からはある程度慕われていた人間。呪力等は一般人だが妖(呪霊)等にも理解があり。陰陽師(呪術師)を認めており。それ相応の報酬や地位を用意していた有能。……けど食欲の前では無駄やね!
前話ででた武士:あまり敬語が得意な方では無い。しかし腕は1人前で。中々の戦果を残している。見習いの頃に妖から陰陽師に守ってもらい。それ以来陰陽師を信頼している。…………けど!食欲の化け物やから!仕方ないね!
陰陽師:化け物からは群れと呼ばれていたが。化け物が食った人間の知識を徐々に得ていき。自分のような者を殺す敵だと理解される。そして食事の邪魔を良くするので食うとかに関係なく見つかった瞬間即殺されていた。実力的にはリーダーは1級。部下は2級やら3級やらまばら。……けど食欲には勝てんよ……
最近忙しくて書きたいけど書けない……1日24時間って短くない?