Lycoris Recoil Open your eyes for the next Φ's! 作:ボルメテウスさん
「なんで、三原さんが」
「その声、もしかして井上さんなのか、けど今は」
「はい」
三原にとっても予想外の出来事という事が、その声から分かった。
しかし、それを気にしている場合ではない。
ドラゴンオルフェノクは、すぐに二人に向けて、襲い掛かる。
たきなは、その手にあるミューズエッジで、三原はデルタフォンで、それぞれ攻撃を防ぐ。
だが、ドラゴンオルフェノクの攻撃が激しく、防戦一方になる。
それでも、どうにか隙を見つけて、デルタムーバーを構え、トリガーを引く。
すると、白い閃光が放たれるが、やはりドラゴンオルフェノクには効かない。
そのまま、デルタムーバーを持つ腕を掴まれてしまう。
そして、投げ飛ばされる。
「っ!」
投げ飛ばされた三原を見つめながらも、たきなは、襲い掛かってくるドラゴンオルフェノクの攻撃をかわす。
しかし、このままでは勝てる気がしない。
どうすればいいのか? そんな事を考えていると、ドラゴンオルフェノクの身体が変化する。
「これはっ」
ドラゴンオルフェノクは、その外殻を脱ぎ捨てた。
そのスピードは、通常では対抗出来ない。
だが。
「予測AI起動!」『Predictive AI Activate』
たきなの、その言葉と共に、周囲のデータがAIが収集する。
それは、本来ならば、圧倒的なスピードで、追いつく事は出来ない。
しかし、ここまでの戦闘で、既にドラゴンオルフェノクの行動パターンを分析していた。
それによって。
「バット回避」
「っ!」
ドラゴンオルフェノクの動きに対応する事が出来た。
予測AIのサポートもあり、本来ならば追いつく事が出来ないドラゴンオルフェノクのスピード。
スピード特化の姿になった事で、防御力が下がり。
「これならば!」
ドラゴンオルフェノクは、その身体にミューズエッジによる斬撃が直撃した。
その一撃によって、ドラゴンオルフェノクの胴体に鋭い斬撃の跡が残る。
「っ!」「くっ!」
だが、ドラゴンオルフェノクもまた反撃として、たきなに拳が叩き込まれる。
それは咄嵯に出した腕で防いだものの、大きく吹き飛ばされた。
更に。
それは、たきながドラゴンオルフェノクに向けて放った蹴りだった。
そのダメージを軽減させる為に、たきなは後ろへと下がる。
そのまま、たきなに接近しようとしたが。
「チェック」『Exceed Charge』
そんなドラゴンオルフェノクに向けて、三原が必殺の一撃を繰り出した。
それが命中し、ドラゴンオルフェノクはそのまま身動きが取れなかった。
「はぁぁぁ!」
三原は、そのまま真っ直ぐとドラゴンオルフェノクに向かって、飛び蹴りを行う。
ドラゴンオルフェノクの眼前に現れた巨大な三角形は、そのまま三原を吸い込みながら、大きな衝撃を与える。
その攻撃に耐えきれず、ドラゴンオルフェノクは倒れてしまう。
「まさかっ死んで」
「それで死ぬようなオルフェノクじゃない」
そのまま見つめる。
僅かに痙攣させながらも、ドラゴンオルフェノクは人間の姿に戻る。
「やっぱり、北崎じゃないのか」
そう三原は呟く。
「三原さん、あなたに少し聞きたい事があります」
「うん、俺も」
次回の話はIF。
本編とは違う時空のもしもの話。
それは、平和な喫茶店でのとある出来事。
その戦いは火蓋を切った。
「・・・俺に戦いを挑むとはな」
「何時までも、負けていられないからね」
対峙する2人の555。
仮面ライダー555VS仮面ライダーネクスト555。
乾巧VS乾千束
「2人共っ、止めて!」
「千束っ、駄目です!」
戦いは止められない。
「行くぞ!千束!」「私は絶対に負けない!」
「open your eyes for the next φ's!」