Lycoris Recoil Open your eyes for the next Φ's! 作:ボルメテウスさん
「という事があったのだ」
そう、私はここまでの出来事を喫茶リコリコの面々に話した、
その内容を聞いた皆は、各々が驚きを隠せずにいた。
それと共に、2人のバディがいる。
だからこそ、2人が同時にいる時は各々の名前で呼ぶ事にした。
すると、巧は私を掴んだ。
「まぁ、良い。とりあえず、お前は今後は戦うな」
「それは、どういう事かな」
それと共に、巧は、そのまま私を手に取る。
「これからは俺がまたファイズとして戦う。お前は戦いが終わるまでじっとしていろ」
それはおそらくは父親としてだろう。
生き返ったばっかりの巧の中では、千束はまだ、守るべき子供。
巧がそう、千束に向けて言い放つ。
それに対して、むっとした表情で巧に向かって言う。
「何を言っているの、私が大きく関係しているんだったら、私だって、戦うよ。例え、それがお父さんだとしてもね」
千束は、そう巧に向けて、反論し、そのまま、巧に近づき、私を握りしめる。
「だからこそ、ファイズは、私の相棒だから」
私はその言葉と共に、巧を睨みつける。
「だったら、どうする」「お父さんが相手でも負けるつもりはないよ」
「ふんっ、ならば、どちらがファイズに相応しいか、白黒はっきりさせてやる」
そう言うと、千束がこちらに手を伸ばすと、私を無理やり掴もうとする。
だが、それを私は阻止し、千束は私を離さないようにしっかりと握る。
「ちょっと、お父さん、放してよ」
そう言いながら、千束は私の事を手から放そうとしない。
「お前はファイズに必要ない。お前はこの生活を続けろ。それがお前にとって幸せだから」
「ファイズとお父さんだけに戦わせたくないから」
そう千束は言うと、私を放そうとはしない。
「ふざけんなっ! お前は戦いとは無縁の生活を送れって言っただろうが!」
巧はそう言って、千束に向かって怒ると、千束はむすっとした表情で言う。
「嫌だよ。お父さんだけが戦って、私だけが何も知らないでのうのうと生きるなんて嫌だからね。そんなのは、私にとって不公平だよ」
「お前なぁ」
「何よりも」
そう、千束は巧を見つめる。
「それは、私がやりたい事じゃないから」
その言葉と同時に、千束は私を引っ張り、そのまま自分の手元へと引き寄せる。
私はそのまま引っ張られ、千束の方へと向かうと、巧は舌打ちをする。
「だったら、どうするんだ」
巧は、千束に向かって言う。
千束はにっこりと微笑む。
「決闘、しない」千束の言葉に巧はため息をつく。
「……それで、結局、決闘する理由は?」
「だって、お父さんが私を認めなかったら、私も戦うもん」
「だから、俺はお前が傷つくのを見たくないんだよ」
「じゃあ、大丈夫だよ。私だって、簡単にやられるほど弱くないよ」
「だったら、見せてみろよ」
その言葉と同時に、私の方を見る。
「ファイズ、準備は」
「……あぁ出来ている」
その言葉と共に、私が見つめた先には、かつての私のボディ。
そのボディを修復した。
それを取る。
「さっさとやるぞ」
巧の、その言葉と共に、その対決は、避けられそうになかった。