Lycoris Recoil Open your eyes for the next Φ's! 作:ボルメテウスさん
巧達は、心臓を破壊する為に、スマートブレインの本社へと向かう為に秘密の通路へと向かう事した。
「ここが、そうなのか?」
巧は、そう言いながら、周囲の様子を見つめる。
木場の案内の元に辿り着いた場所。
そこは、どこかの地下だと思われる場所。
だが、その場所に対して、驚きを隠せないのは、巧ではなく、三原達だった。
「ここって」「あぁ、流星塾だ」
「流星塾?」
聞いた事のない名前に対して、千束は首を傾げる。
「お前のお母さんや草加、それにここにいる何人かが住んでいた場所だ」
「児童養護施設という事でしょうか?」
「少し合っているな、まぁ、その目的に関しては、かなりとんでもないけどね」
そうしながら、流星塾を見つめながら、そのまま向かう。
「流星塾の目的というのは、急死に一生を受けた子供達を集めている。その目的というのは」
「オルフェノクの王を見つける事。つまりは」
「千束がなりかけている奴を見つける事だ」
そうしている間にも、秘密の通路の出口が近づく。
「さて、それじゃ、一気に行くよ。さすがに秘密の通路から出たとはいえ、スマートブレインの警報が鳴れば、どうなるか分からない」
「とにかく、心臓を破壊。破壊したら、すぐに撤退だ」
「あぁ」
その言葉を合図に、すぐに走り出した。
スマートブレインの社内へと侵入した彼らは、事前に決めていた計画通りに行動を開始する。
心臓のあると思われる場所はいくつかある。
だからこそ、心臓が存在する可能性のある場所に向かう為に即座に移動を行う。
「けど、そんな簡単に心臓の場所に行けるのかなぁ、お父さん」
「さぁな、というよりも、そんなの考えてすぐに出せると思うか?」
千束はふと巧にそんな事を問いかけた。
それに対して、千束は首を傾げた。
「いやぁ、私は結構賢いつもりだけど、こういうのは、どこにあるのか、分からないかなぁ」
「だったら、簡単だ」
千束がそう言っていると、巧は、既に行動を決めたように呟く。
「その方法は」「勘だ!」
千束の問いかけに対して、巧はそう答えるとすぐさま走っていく。その方法とは巧自身も適当に走っているだけの事。
それで目的の心臓の場所までたどり着く事が出来るわけがない。本来ならば。
だけど、そのまま巧達が辿り着いた場所。
そこは。
「ここって」「あの時の研究所か」
それと共に見つめた場所は、千束が囚われていた場所。そして、巧が復活した場所。
「まさかとは思うけど」
そうしている間にも千束が見つめた先には、心臓があった。
「あったね」「あぁ、だったら」
巧と千束は、そのまま破壊しようとした時だった。
「やぁ、わざわざ戻ってきてくれたか」
「……草加」
そこに立っていたのは、草加だった。
彼だけではない。
そこにはDAに囚われていたはずの菊池勇介だった。
「なんで」
「目的は違うけど、過程は同じだからね」
「……千束を、オルフェノクの王にするのか」
それに対して、草加は頷く。
「千束、君も同じはずだ。君もお母さんに会いたいんじゃないのか、そこにいる父親の乾巧と再会した時のように」
その言葉に対して、千束は。
「勿論、会いたいよ」
それに草加は笑みを浮かべる。
「けどね、それ以上に誰かの不幸にさせるつもりはない」
その言葉と共に、私を展開させる。
「そうだな、迷っている内に、人が死ぬんだったら、戦うしかない」
それと共に、2人は、各々、私を構える。
「「変身」」
同時に、変身が完了する。
それは、未だに並び立つ事はなかった2人の555が、現れる。