まずは呪力操作精度の向上から取り掛かる。
というわけであてにあたってみる。
と、いうわけで現在職員室の前。
コンコン。
「誰だ」
「夜蛾先生、大場です。少々お願いしたいことがあってきました」
そう、夜蛾先生である。原作でぬいぐるみに虎杖を散々殴らせた東京校の学長だ。今はまだ学長じゃないが。ところであのぬいぐるみ虎杖が殴られて痛いレベルだったら普通の入学者は骨折するのでは?まあそれは置いといて、今回は呪骸のほうだ。
「何の用だ」
「訓練のために呪骸を貸してほしいんです、呪力流さないと殴ってくる奴とか、そういうのを」
「お前は今更あんなものいらんだろう?急にどうした」
「いや先生、今年五条家の坊ちゃんが入学してきたでしょう?自分ら3年がそいつにまとめて吹っ飛ばされたのは先生もご存じかと思いますが、それでもっと強くなんなきゃ、とそう思ったんです」
嘘は言っていない。強くなって何するかを言ってないだけだ。
「まあ意欲的な分には結構だが、無理はするなよ。ちょっと待ってろ、いくつかあるから調整して持ってくる」
さすが夜蛾先生、優しい!五条なんかとは大違いだあ。
んー、遅くない?現在10分経過。やっと戻ってきた、きたけど多くない?
「とってきたぞ、順番に説明する」
「あっはい、ところでなんか多くありません?」
「お前はもう一つだけじゃ足りんだろう、なんか問題あるか?」
「いえ、特には」
いやまあ問題ないんだけどね、この数のぬいぐるみを抱えて寮に戻るのはちょっと...いやだけどこれも必要な犠牲なんだ、五条と戦うためには必要な犠牲なんだ、そう思うことにする。
「じゃあまず初めにツカモト…の説明はいらんな、前にも使ったことあるだろう?」
「はい、その節は大変お世話になりました」
いやマジで。自己流じゃ全然一定にできてなかったってのを思い知らされた。虎杖の映画観賞会やってみたが5回は殴られた。
「お前は早い方だったんだがな…まあいい。次、カツユキ。こいつはもともとアラーム用として作ったんだが、高専結界のほうが優秀だからあんまり使ってやってない。呪力を感じるとアラームを鳴らす。ほかの奴と一緒に使え」
「はい」
いきなりキツくね?これとツカモトだけでだいぶムズいんだが。隠蔽しながら注げと?
「次、キャシィ。こいつは一度起動させると特に何もしなくても殴ってくる。防御の練習に使え」
それ普通に戦闘用って言わね?虎杖を殴らせた奴だろそれ。
「次、ノブスケ。こいつは呪力を流し込むと重くなる。どのくらい流したかの把握に使え。ああ、普通に殴ってくるから注意しろよ」
何と戦うのを想定してこんなの作ったんだ…?
「次、ハトムネ。こいつは…」
以下略。計10体ものぬいぐるみを抱えて寮に帰ることになったが、何とか見つからずに済んだ。無駄に広い校舎にこの時ばかりはマジ感謝。
また短くなってしまった...どうやって文字数を増やすんだ?
今回主人公があんまクズにならなかったな…