雷神、上鳴電気   作:一般通過呪術師

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ep.32 真贋相殺

 

 

 

物間は観客席で爪を噛みながら、眼下で行われている修繕作業を見ていた。

 

 

───イカれてるよ、本当に。

 

 

本日3度目のそれの内、2回に関わっている少年がいる。そう、上鳴だ。まともな手段で勝ちを拾うことが難しいのは物間も騎馬戦で痛いほど理解させられたが、こうも付け入る隙が無い物かと溜息を吐きそうになる。

 

 

物間はその個性柄、時にヒーローらしからぬ言動や行動を余儀なくされる。発目との試合もそうだが、事前の根回しでケリがつくならそれでも良く、互いに利用し合えるなら尚のこと躊躇しない。

 

 

その気質を良い物だとは物間も思っていない。

 

 

叶う事なら先の尾白のように正面から向き合いたい。だが、個性がそれを許さない。そしてその全てをひっくるめて自分なのだと割り切っている。

 

 

「物間、そろそろ控え室行った方がいいんじゃない?」と取蔭に話しかけられ、物間は頷いてから立ち上がり、言った。

 

 

「悪いね、また頼むよ」

 

 

「お礼を言わなきゃいけないのはコッチの方だから気にしないで。それより負けるなよ〜? まだまだアンタには活躍してもらわないと。なぁ皆!」

 

 

取蔭が周囲にそう言うとB組の面々から声が上がる。

物間は鬼気迫る様子で応えた。

 

 

「───分かってる。勝つさ、今度は必ず」

 

 

その後、物間は2回戦の対戦相手である芦戸を宍田の個性”ビースト”で翻弄した後、骨抜の個性”柔化”により武舞台に沈めて固め、勝利した。

 

 

そして続くBブロック2回戦第2試合。爆豪対常闇。

 

 

特筆すべき事は何もない。

 

 

ダークシャドウの弱点は既に割れており、爆豪はそれを突くことができる───それに尽きた。

 

 

常闇の新技に関しても空中を自在に動く事ができる爆豪に優位を得られるような物ではない。爆豪は常闇がダークシャドウを仕舞い込むように仕向けた後、常闇が気絶するまで空からの絨毯爆撃を敢行した。

 

 

尚、空から地上に向けての爆撃のため武舞台は穴だらけになったのは余談である。

 

 

セメントスが青筋を浮かべながら武舞台を修復すること10分───遂に準決勝の舞台は整った。

 

 

『さァ! ようやく雄英1年生ベスト4が決まったぞォ! 早速だが試合を始めて………え? 何? 上鳴が校長とリカバリーガールから説教を受けてる? そりゃ妥当だが……試合をズラせ? おいおいそりゃないだろ!』

 

 

『合理性に欠くね』

 

 

司会進行も兼ねる実況席への報せはプレゼント・マイクを通して瞬く間に会場全域へと拡散された。

 

 

まさかの展開、否、むしろ『今まで注意されてなかったのか』と観客席の心が1つに纏まったのは言うまでもないだろう。

 

 

しかし、一度話が始まると長い校長にまで捕まっているとなると、実況席の2人も「待つ」という選択肢が無いことは分かっていた。武舞台の修繕に例年の数倍は時間を使っている為、プログラムの進行がかなり押しているのも大きい。

 

 

プレゼント・マイクは頭を掻いてから言った。

 

 

『仕方ねぇ! 10分のインターバルを挟んで爆豪対物間からやってくZE! すまん爆豪! 連戦でキチィかもだが頑張ってくれ!』

 

 

『お前のスタミナなら問題はないだろうが……悪いな。これも受難だと思ってくれ』

 

 

控え室から観客席に戻る道を歩いていた爆豪の「ざけんなァ! あの静電気野郎!」という声は幸いにも誰かに聞かれる事はなかった。

 

 

 

 

 

そして───

 

 

『大変長らくお待たせ致しました! Bブロック最終戦、準決勝! 東コーナーァ! 汎用性、機動力、攻撃力! 全てが高水準!今大会最上位の成績を残している1人! 人間爆撃機! 1年A組、爆豪勝己!』

 

 

『対する西コーナー! クラスメイトの思いを背負い、一回戦から多様な個性を魅せ続けるトリックスター! 今度は何を見せてくれるんだ!? 1年B組、物間寧人!』

 

 

「災難だったね、爆豪くん。まさかの連戦だってさ。まあ───負けた時の言い訳にはいいんじゃない?」

 

 

「他人の褌で相撲取る奴は言うことが違うなァ、猿真似野郎」

 

 

「何とでも言えばいいさ。勝つのは僕だ」

 

 

「その言葉、そっくりそのまま投げ殺してやるよ……!」

 

 

『試合、開始ィ!』

 

 

開幕、爆豪が選んだのは───攻めの一手。

両手を爆発させる勢いで駒の様に回転しながら不規則に跳ねるように武舞台を移動する姿は、ネズミ花火の様だ。

 

 

「モクモク」

 

 

物間は冷静に吹出の個性”コミック”で擬音を実体化させ、煙幕の様にして身を隠す。

 

 

「しゃらくせぇ!」

 

 

『爆豪の障害物を薙ぎ払うように放たれた大・爆・破! が物間の煙幕を一蹴! ───って、物間 is Doko !?』

 

 

『それでいいのか英語教師───物間は上だ』

 

 

物間は煙幕に紛れて増やした雲の様な擬音語に乗り、柳の個性”ポルターガイスト”を使ってそれを動かすことで空を飛んでいた。

それを見たプレゼント・マイクが叫ぶ。

 

 

『筋斗雲! 筋斗雲じゃねぇか!』

 

 

「BANG!!!」

 

 

次いで、物間がコミックで具現化したのは銃声をイメージした擬音。声量で強度を変えるが故に、叫びやすい発音で、それでいて連射性を考慮して発音数が少ない物を選んだ結果だ。

雨霰と頭上から降り注ぐ擬音の弾幕に、爆豪は顔を顰めながら回避に移る。

 

 

「……ちっ」

 

 

「さァさァ! まだまだ行くよ!」

 

 

物間は雲を動かして高度を上げたり下げたりしながら爆豪の頭上を常にキープしつつ、同様の攻撃を繰り返した。

 

 

だが、それは爆豪に通じない。

 

 

「邪魔ァ!」

 

 

一際大きな爆破が全てを飲み込み消し飛ばす。

物間が爆風でバランスを乱されている所へ、爆豪が真下から強襲する。

 

 

「死ねェ!」

 

 

「浅いんだよ爆豪」

 

 

物間は雲から飛び降り、全身を金属で覆った。3つ目のコピー個性”スチール”による硬化だ。

しかし、爆豪は切島という似た個性の対戦相手を一蹴している。それはコピーの選択として下策にも見えた。だが───

 

 

「っ!」

 

 

「そうだよねェ! 君はこの距離、この短時間で金属の硬度を破れない!」

 

 

条件さえ変えれば話は別だ。

 

 

爆豪が切島を相手に一方的に戦えたのは、切島に対空攻撃の手段が無かったから。そして全身を隈なく固めるのに時間制限とムラがあったのが最大の理由だ。

 

 

しかし鉄哲のスチールには、同じく硬度限界と時間制限が存在するが、それは体内の鉄分量によって決まり、何よりムラが極めて少ないというメリットがあった。

 

 

物間は空中で器用に身体を捻り、重力と遠心力を乗せた鉄のスレッジハンマーを爆豪の脳天に叩き込んだ。

 

 

『殺害現場ァ───!?』

 

 

『勝手に殺すな』

 

 

頭から血を流しながら墜落していく爆豪を見つつ、物間は個性を切り替えて体勢を整える。

 

 

───この程度でくたばるような奴らなら苦労しないさ。

 

 

物間の読み通り、爆豪は宙返りしてから両掌から特大の爆破を放ち、空中に留まる物間へ肉薄した。

 

 

「芸がないな!」

 

 

「そりゃあテメェもだろ!」

 

 

爆豪の強みは単純かつ強力な個性と観察眼。

 

「コピった個性の同時使用はできねぇんだろ? さっきクソ文字を連打してきた時、高度が上がったり下がったりしてたもんなぁ!」

 

 

「バレるの早っ」

 

 

『さあさあ本日何度目かのドッグファイト! 後方を取ったのは───爆豪だァ! APショットの弾幕が物間を襲うぅ!』

 

 

『上手く躱してはいるが、ジリ貧だな』

 

 

機動力において物間は比べるまでもなく爆豪に劣っている。柳のポルターガイストだけではそこまで速力が出ない為だ。物間はそれを吹出の個性で「ビュオッ!」という風の擬音を組み合わせることで追いかけてくる爆豪の妨害を行いつつ、噴射した勢いで加速する事で凌いでいた。

 

 

───何か企んでやがるな。

 

 

爆豪は物間を知らない。

だが、騎馬戦で見せた戦い方から”策を弄するタイプ”だと想定していた。

そしてそれは爆豪が最も嫌うタイプである。

 

 

「気に食わねぇ目だ……!」

 

 

爆豪の中で苦境に立たされて尚、勝機を探る物間の目が───いつかの緑谷と重なる。

 

 

奥歯を割るような力で噛み締めた爆豪が空を駆ける。

 

 

油断はない。

 

 

その目をした少年に2度、敗北を喫しているから。

 

 

だから───

 

 

最大出力(プルスウルトラ)だ!」

 

 

───限界を超えた一撃で、完膚なきまでに叩き潰す!

 

 

爆豪は掌から断続的に強弱をつけた爆破を行い、身体を回転させながら飛んだ。爆風により武舞台の上の気流が乱れ、物間はバランスを崩した。

 

 

「くそっ!」

 

 

悪態を吐く物間へ迫るのは、今までとは比較にならない熱量を纏う爆豪だ。更に、回転と同時に飛び散る汗が更なる爆破を引き起こし、物間から逃げ道を奪い取る。

 

 

榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)!」

 

 

刹那、雷鳴にも似た轟音と共に爆炎が空を舐め尽くした。

 

 

会場が揺れるほどの爆発にあちこちから悲鳴が上がる。

 

 

『さ、殺害現場ァ!?』

 

 

『だから勝手に殺すな』

 

 

最早、致死攻撃禁止など形骸化したクソルールだと言わんばかりの大規模攻撃。

 

 

黒煙から鉄の身体に亀裂を走らせながらも耐え切った物間が現れたが、明らかに重傷だった。

 

 

「……制限時間かよ」

 

 

物間の正面に着地した爆豪の、前後を省略した結論だけを聞いた物間は答えた。

 

 

「正っ、解……あーしんど。よくもまあ景気良くボンボンとやってくれたね。おかげでボロボロだよ」

 

 

「ケッ───で、どうすんだ。テメェはもう殆ど無個性と変わんねーだろ。これ以上怪我したくなかったらとっとと降りろ」

 

 

 

 

「優しいなぁ。でも勘違いしていないかい? 僕はさっき、君に触れてるんだぜ?」

 

 

 

 

「……アァ? 俺に俺の個性で勝負を挑もうってか? 舐めてんのか。無理に決まってんだろ」

 

 

 

 

「贋作が本物に敵わないなんて道理はないだろ」

 

 

 

 

物間は掌から小さな爆破を繰り出し、その感触を確かめながら爆豪と全く同じ構えを取った。

 

 

 

 

「……テメェ」

 

 

 

 

それを見た爆豪の目尻が吊り上がり、額には極太の青筋が浮かぶ。物間は他人の神経を逆撫でする事に長けていた。そうやってペースを乱すことで流れを作り、相手のパフォーマンスを下げることで土俵に引き入れるのだ。

 

 

 

 

「さァ───ここで白黒付けようか!」

 

 

 

 

「何だテメェムカつくなァ!」

 

 

 

 

”爆速ターボ”

 

 

 

 

それは両掌から発した爆破の勢いで自身を加速させる爆豪の得意技の1つだ。物間がそれを見事に完コピして見せたことで、爆豪の怒りのボルテージが更に1つ上がる。

 

 

 

 

『バトルはいよいよクライマックスか!? 物間凄まじい勢いで爆豪を強襲! しかし爆豪! オリジナルの矜持かそれを難なく回避! APショットの構えを取った!』

 

 

 

 

「死に晒せェ!」

 

 

 

 

「君、本当にヒーロー志望かい! 言葉に品性という物がないねェ!」

 

 

 

 

『物間もAPショットォ! 弾幕系シューティングが始まった!』

 

 

 

 

『原理自体が難しくないのもあるんだろうが、よくもまあ初見でここまで綺麗に真似できるもんだ』

 

 

 

 

───それが出来なかったらここには入れなかっただろうね!

 

 

 

 

物間の個性は1人では何も出来ない個性だ。常に側に使える個性を持つ人間がいなくては真価を発揮できない。

 

 

 

 

だが、そんな事は稀だ。まして周りが全員ライバルの入学試験で「アナタの力をコピーさせて下さい。ついでに使い方も教えてください」などと言える訳がない。

 

 

 

 

だから物間はこの個性でヒーローになると決めたその日から、人間観察を日課にした。どんな個性があって、どんな使い方をされているのか。ヒーローのみならず身近な人間から近所の公園で遊ぶ年下の子供まで、全てが物間にとって手本になり得た。

 

 

 

 

───どんな個性にも対応できる様にと身体を鍛えてきた。古今東西のヒーローを見て、個性の使い方を考えてきた。

 

 

 

 

「君がどうやって個性を使うのか、多角的に見るにはどうするか。その過程でどうやって君を消耗させるか。そして、コピーした後すぐに100%を引き出すためにはどうやって身体を温めるのか───いやあ! 考える事が多くて疲れるよ、本当に! 羨ましいね! こんなに簡単な個性でさァ!」

 

 

 

 

───だから僕は、ヒーローになる為にヒーローらしからぬ手段を使う。

 

 

 

 

「■■■■■■ッ!」

 

 

 

 

『物間の口撃が爆豪から人語を剥ぎ取ったァ!』

 

 

 

 

爆豪の攻撃が乱れる。

 

 

 

 

その間隙を縫うように、物間は加速した。

 

 

 

 

「僕は勝たなくちゃいけない! なりふり構ってられないんだよッ!」

 

 

 

 

託された物を強く感じる程に、物間の爆破の威力が上がる。誘爆のタイミングが僅かにズレた。ほんの0.5秒の隙。誤差の範囲だ。普通ならば支障はない。

 

 

 

 

しかし、戦っている相手が悪かった。

 

 

 

 

何せ物間が戦っているのはその個性の持ち主であり、戦闘センスにおいては1、2を争う天才。

 

 

 

 

「見えてんだよウスノロ」

 

 

 

 

「なっ!?」

 

 

 

 

戦い方が分かっていたから敢えて乗った。

 

 

 

 

爆豪からするとその程度の感覚。

そして、勝利を焦って僅かに狂った隙を突いただけ。それだけだ。

 

 

 

 

「俺に爆破で勝とうなんざ」

 

 

 

 

爆豪は接敵してきた物間の腕を掴み、その勢いを利用しつつ右足を軸に回転。その際に掴んだ手とは逆の手で個性を使い、更に勢いを加えた。

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

「1000万年早いんじゃクソがァ! とっとと、くたばれぇ!」

 

 

 

 

その勢いを殺すことなく、物間を場外に向かって投げ捨てた。

 

 

 

 

後に爆破式(エクス)カタパルトと呼ばれる技の雛形である。

 

 

 

 

だが、無抵抗のまま吹き飛ばされる物間ではない。

 

 

 

 

「舐めてるのはお前だろ……!」

 

 

 

 

物間も負けじと両掌から爆破を繰り返して勢いを相殺しようとするが───もう遅い。物間の視界に右の掌を自分へと向け、左の掌を背後へと向ける爆豪の姿が映った。

 

 

 

 

「ぶっ飛べ!」

 

 

 

 

攻撃を避けられない状態でモロに受けた物間はそのまま武舞台から吹き飛び、壁に叩きつけられ意識を失った。

 

 

 

 

『Bブロック準決勝を制し、決勝への切符を掴み取ったのは!』

 

 

 

 

「物間くん場外! よって勝者、爆豪くん!」

 

 

 

 

『クレイジー&クレバー! Mr.ダイナマイト!爆豪勝己!』

 

 

 

 

 

 

 

「見損ねたんだけど!?」

 

 

場所は観客席───A組の観戦スペース。

説教地獄を乗り越えて舞い戻った上鳴の目に映ったのは、爆豪勝己Winと書かれた特大モニターだった。

 

 

「ケロ……さっきは爆豪ちゃんの試合は見ないって」と蛙吹。

 

 

「物間くんの方見たかったんやない?」麗日が蛙吹の疑問に答え、上鳴もその通りだと頷いた。B組の面々が聞いていたら間違いなく一悶着あっただろうが、幸いにもB組は全員漏れなく観客席から出払っていた。

 

 

落ち込む上鳴に騎馬戦で組んだ3人がツッコむ。

 

 

「自業自得でしょ」と容赦ない耳郎。

 

 

「さもありなん」目を閉じて腕を組む常闇。

 

 

「一応録画はしてありますが……おそらくご自宅で録画した物をご覧になられる方がいいかと」八百万は相変わらずの上鳴節に苦笑しながら、スマホの画面を操作して上鳴にビデオを送信した。

 

 

上鳴は八百万に礼を言ってから直ぐにそれを見始めた───が、1分と経たない内に画面を消して観客席から身を乗り出すようにして叫び出した。

 

 

「アンコール! アンコール! ……耳郎、こういう時ってアンコールでいいんだっけ!?」

 

 

急に話を振られ、しかも上鳴が大声を出して名指したせいで周囲の目を独り占めにしてしまった耳郎は、顔を真っ赤にしたまま耳のプラグをぶんぶんと振り回し、上鳴の頭を叩いて言った。

 

 

「うっさい! 早く控え室行くよ問題児!」

 

 

準決勝を始める用意は着々と進んでいる。

遅刻で不戦敗など目も当てられない大惨事だ。

しかし、上鳴は「再試合! 再試合を要求する!」などと意味不明な妄言を垂れ流す駄々っ子になっていた。耳郎が上鳴を控え室に引っ張っていこうとするが、如何ともし難いフィジカル差が2人の間にはある。耳郎1人ではどうしようもない。

 

 

そこで2人の少年少女が名乗りを上げた。

 

 

「私も手伝いますわ、耳郎さん」と八百万がこうなる事を見越していたかのような用意の良さで万理の腕のみを創造し、上鳴の腕を掴んだ。

 

 

「俺も同行しよう───行け、ダークシャドウ!」

 

 

「シンダラタタルゾ、フミカゲ!」

 

 

そしてその反対側からダークシャドウが抱え込むようにして上鳴を持ち上げた。

 

 

「ヤメロォ! は、な、せ!」

 

 

「スゲェ、上鳴のフィジカルを完全に抑え込んでやがる……」

 

 

個性を使っていない上鳴を抑える事くらいならばどうにかなる布陣である。

 

 

そうして耳郎を先頭に、騎馬戦組は控え室に向かって歩みを進めるのだった。

 

 





かっちゃんvs物間くん、とても難しかったですわ……
あと描写しておりませんが尾白くんは保健室で寝てます。絶対安静です。

改めて、沢山のお気に入りと感想、評価を浴びる事ができて大変励みになっております。いつもありがとうございます。

次回は上鳴vs轟、差し変わったメインディッシュがどうなるのか。楽しみにしていただけたら幸いです。派手な絵面を求めて盛り盛り書いていきます。

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