仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス   作:ボルメテウスさん

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いよいよ、本作もクライマックスとなります。
終盤もありますが、今回は、次回作予定となる作品の予告を発表したいと思います。
連載はまだまだ先ですが、興味があったら、ぜひ!
そして、作品内容に関しても、軽い設定を下記で書かせて貰っています。


魔法使いの数

 これまで、行方不明であった真由さんから、その詳しい事情を聞いた。

 

 魔法使いになる為に白い魔法使い、つまりはワイズマンの元で修行をしていた事。

 

 そこで、魔法使いの資格を得て、復讐の相手であるメドゥーサの所に来た。

 

 そう、経緯を聞いた。

 

 未だに、ワイズマンが何を企んでいるのか分からない。

 

 そんな疑問に思いながら、俺が離れている間に、大きな出来事が起きていた。

 

 それは、新たにファントムを押さえ込む事が出来た人物が現れた事。

 

 彼の名前は、飯島譲君。

 

 幼少時代、姉として慕う倉田朱里の自転車に無断で乗っていた時に交通事故に遭い、自転車に乗ることがコンプレックスとなっていた。

 

 しかしシルフィによってグールに襲われた後、仁藤さんの自転車を使った戦闘を目の当たりにしたことで仁藤さんに自転車の特訓を頼む。

 

 その際に、彼を「攻介兄ちゃん」と呼び親しくなる。

 

 しかしその特訓をシルフィにつけこまれ、練習に干渉された後、朱里への謝罪を込めて自転車の腕前を見せる本番にて、譲が乗る自転車は強風で朱里にぶつかってしまう。

 

 朱里は重傷を負い、シルフィが種明かしをしたことで、絶望してファントムを生み出しそうになるが、仁藤の訴えと彼自身の精神力で持ちこたえて4人目の魔法使いの素質に目覚める。

 

「譲君。あなた、魔法使いになる気はない?」

 

「えっ……?」

 

「あなたは魔法使いになる資格を得たの。つまり、ファントムと戦う力を手に入れられる」

 

「それって、朱里姉ちゃんを助けに行けるって事!?」

 

「何言ってんだ! まだ中学生だぞ!?」

 

「私も高校生だけど魔法使いです!」

 

「譲君、決めるのはあなたよ」

 

「ちょっと待ってよ、真由ちゃん。君にまでこんな 事させて、白い魔法使いは何がしたいんだ? あいつは一体何なんだ?」

 

「ごめんなさい。あの人が何者かは、私には分かりません。ただ、こう言っていました」

 

『魔法使いはあと2人必要なのだ。そうすれば、全てのファントムを倒す力が得られる』

 

 そう、真由さんから言われる。

 

 だけど、その言葉はどこまで信じられるか分からない。

 

 だからこそ、俺は、気になる事があった。

 

「晴人さん、その少し行きたい所があるので良いでしょうか?」

 

「んっ、どこに?」

 

「木崎さんの所に、少し気になる事があるので」

 

「そうなのか? 気をつけろよ」

 

「はい」

 

 俺はその言葉を聞き、そのまま木崎さんの所に行く事にした。

 

 聞いた話だと、モンタージュ写真を作っており、そこから白い魔法使いの、ワイズマンの正体を知る為に向かう。




人間は、何かを犠牲にしないと生きていけない。

『さぁ、どうする?てめぇが殺さないと、あいつは死んじまうぜ』

生きる為には、多くの事を犠牲にしている。
日々の糧となっている多くの食べ物も、着る物も。
その多くを『物』として切り捨てる。
そして、俺は。

『お前は、怪物を切り捨てて、どう生きる』

誰かを助ける為に、怪物を殺す。

2008年、未だに行方不明者の多い世の中。
年間でも、多くの人々が消える。
その大半は、死体すら残っていない。
死体の数だけ数えれば、簡単に日本を埋め尽くす事が出来る程の数が、既に起きている。
そして、俺は。

「・・・なんだよ、これは」

それらを、僅かだけど救える力が来ていた。
2008年、春。
俺は、31歳を迎えた。
これまでと変わらない人生だと思っていた。
けど。

「なんだよ、お前は」
『俺様の名前はゾンバット一世様だぜぇ!』

包帯を巻いた奇妙な蝙蝠、ゾンバット一世の言葉に誘われ。

『お前の持っているのは、魔族でも持っていないとんでもない力なんだぜぇ』
『お前は、これから俺様の餌を得る為に協力して貰う!代償は、俺様の力を貸してやる!』

俺は巻き戻る。

『さぁ、受け取りな、キバの力を』

1986年に。

「はぁはぁ!!」

幾度もなく、繰り返されるタイムリープ。
繰り返す度に、俺の周りの環境は変わっていく。
それでも。

「・・・お前を守りたくなっちまったからな、だから」

俺は、繰り返す、この時を。

タイトル『ReRe:1986↔2008』

今作は、仮面ライダーキバの物語である1986年と2008年が交互に行われる物語を参考にした二次小説です。
主人公は、生まれ持った能力である『タイムリープ』で二つの時代を行き来をしていきます。
このタイムリープは、東京リベンジャーに出てくる能力と似た内容となっております。
キバの小説を書く際には、問題となる二つの時代をどうするべきか考えた際に、先日、見に行きましたぼっち・ざ・ろっくのエンディングで出てきたReReから懐かしさと共に思い出した僕だけがいない街を思い出しました。
その物語と共に、二つの時代を行き来する能力でタイムリープを使えば良いと考えました。
ライダーの設定などは考えていますが、主人公設定などは、まだまだ未完な部分はありますが、これからお楽しみに。
そして、募集内容に関しても、今後、発表予定です。

主人公
30代を迎えるどこにでもいる青年。
だけど、ゾンバット一世の導きによって、自身の中にある『タイムリープ』に気づく。
それと共に、幼少期のトラウマである雛月加代が死んだ事件を解決する為に、最初の事件を解決する。
だが、その後、変わっていく世界の苦難に巻き込まれる。

雛月加代
主人公が最初の事件を解決した関係者である。しかし、どういう訳か、彼女の死の運命が変わらない。
主人公の目的として、彼女を救う事となっている。

ゾンバット一世
主人公の前に現れた全身が包帯で巻かれている蝙蝠。常に高圧的な態度で主人公と接しており、一人称は『俺様』。主人公の持つタイムリープ能力に目を付けて、彼にファンガイアを倒させて、そのファンガイアのライフエナジーを得る事を目的に協力する。
彼の素生に関しては、ファンガイア側からも謎とされている。

仮面ライダーRe・キバ(名前は仮です)
ゾンバット一世の力を借りて、主人公が変身するキバの鎧。
通常のキバの鎧とは違い、ゾンバット一世と同じく包帯が覆われており、手足も細く、全身に白い包帯が巻かれているのが、特徴的。
ファンガイア側でも把握していない第三のキバの鎧であり、その正体は、未だに謎に包まれている。
必殺技は、ゾンバットの『ウェイクアップ』の掛け声と共に、右脚の包帯が解放されると共に、敵に包帯で拘束。
そのまま、引き寄せると共に、回転蹴りを与える『ダークネスバーストエンド』

オーガフォーム
ゾンバットの体内にいる3つの魂の一つであるゴブリン族のオーガをアームズウェポンにする事で変身する姿。左側に鬼を思わせる赤い装甲を身に纏い、身の丈はあるだろう『オーガスティック』で圧倒的な力で殲滅する。

マーメイドフォーム
ゾンバットの体内にいる3つの魂の一つであるマーメイド族の人物をアームズウェポンにする事で変身する姿。右側に人魚を思わせる青い装甲を身に纏い、手には『マーメイドアロー』で敵を惑わせながら、戦う。
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