仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス 作:ボルメテウスさん
あの戦いが終わった後、俺と晴人さんはそのまま今回のゲートだと思われる2人と落ち着いて話が出来る場所まで向かう。
そう向かった先の家は、豪邸だった。
「え!?すっごい豪邸。もしかして、山形さんって超金持ち?」
「いいえ、ただ、親の遺産を受け継いだだけですから、どうぞ」
俺達は、そのまま促されるがままにソファへと座る。
同時に晴人さんは2人にファントムとゲートの関係を説明
「つまり、僕か愛美さんのどちらかがゲートで、ファントムとか言うバケモノに狙われてるんですね?」
「そして、あなた達がファントムと戦う魔法使い…」
「そう、だからあんた達を守らせて欲しい。出来れば、2人一緒に居てもらいたいんだけど」
ここで凛子さんが晴人さんの呼出しでやってきます
「初めまして、大門凛子です」
「俺が呼んだんだ。2人守るには、こっちも2人の方が守りやすいから。
だけど、その際には、俺達だけじゃ、守り切れないか分からないからね。
それに、刑事さんだから頼りになるしね」
「刑事…?」
「んっ?」
すると、愛美さんは凜子さんが刑事であることを知ると、なぜか顔色を変える
「普段は邪険にするくせに、こういう時ばっかり!」
「やだなぁ、邪険になんてしてないじゃん」
晴人さんと凛子さんがそう話している間にも、愛美さんはすぐにその場から離れようとする。
「あの…私、やっぱり帰ります」
「そんな、危ないですよ」
当然、山形らに反対される愛美
「でも、仕事があるから」
だが、どうしても山形の家から出て行こうとすると
「だったら、オルフェウス、頼めるか!」
「分かりました」
俺個人としても、気になる所があった。
だからこそ、俺もまた、彼女についていく。
彼女が仕事だと言って、向かう事になった。
だが、彼女は、そんな俺を観察するように見つける。
「オルフェウス君だっけ?魔法使いなんですよね。どんな魔法が出来るんですか?」
「色々と、俺もよく分からないけど」
「えぇー、凄ぉーい!じゃあお金とか宝石とか、出せちゃったり出来るんですか?」
「それは、分からないかな、けど、」
そのまま、俺は彼女を見る。
「なんで、嘘をついているんですか?」
「・・・どういう事ですか?」
そう、俺の言葉に対して笑顔で答える。
けど。
「あの人はとても幸せそうな雰囲気だったけど、あなたはまるであの人に合わせている感じがした。恋人?というには、他の人と見ると、どこか違う」
「・・・」
その一言に、彼女は黙った。
それと共に、彼女は。
「そう、悪いけど、私はこれから仕事があるから、ここで失礼するわ」
「待って」
そう、俺が言おうとした時だった。
「きゃぁ!痴漢よぉ!!」
「えっ!?」
その叫び声と共に、周囲の人がこちらを見る。
「何、痴漢だと!」
「どこだ!」
「えっちょっ!?」
痴漢という言葉を聞いて、周囲の人が動き出す。
同時に俺はそのまま人の流れに呑み込まれてしまった。
「あぁ、もう、あの人は一体何を考えているんだ!!」
俺はそう叫びながら、すぐに追いかける事にした。