仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス 作:ボルメテウスさん
「あの人は、一体、どこに」
あの人が、急に痴漢だと言った事によって、俺は足止めをされた。
一体、どのような考えで、それを行ったのか、未だに分からないが、それでも彼女を守る事には変わりない。
急いで、俺は探していると、何やら騒がしい様子が見える。
「あれって、瞬平さんに輪島さんに、誰?」
そこには3人がおり、探していた愛美さんを中心に囲んでいた。
「あっ、見つけた!」
「えっ、オルフェウス君?」
すると、俺の声に反応したように、振り向く。
「オルフェウス君、どうしたんだい、そんなに慌てて」
「んっ、この人を探していたんだ」
「探していたって、一体?」
「ゲートかもしれないから、というよりも、3人共知り合いなのか?」
「そっそうなんだけど」
俺の言葉に対して、順平さんは困惑している様子だった。
「え、ちょっと待って?僕、これから愛美さんとデートするんですけど」
「何言ってんだよ。今から愛美さんとデートをするのは俺なの」
「え、違う!俺だって!」
「いや、話しただろ?彼女が美術館のマドンナ。さっき、買い取って欲しいものがあるって電話かかってきたんだもん」
「買うんだったら俺のほうがたくさん買ってる!」
「僕だって、こんなにテキストいっぱい!」
「俺だってな、ガラクタ同然の骨董品を破格で買い取って」
そう、3人が3人、各々が主張しているようだけど。
「これが、隠していた事のようですね」
そう、俺が問いかけると愛美さんは。
「それが何が悪いの」
むしろ開き直って、答えた。
「私はちょっとお願いしただけよ。みんな私の気を引きたくて、勝手に私に貢いだんじゃない」
そう言うと愛美さんは逃げ去っていく。
それと共に、3人は、そのまま崩れ去った。
「お金なのかな」
ファントムである俺からしたら、なんでお金がそこまで大事なのか、分からない。
人を傷つけるような嘘をついているのか。
「それでも」
俺は彼女を追う事にした。
すると、彼女が何時の間にかいなくなっていた。
「一体、どこに」
そう疑問に思っていると、違和感を感じた。
俺は、地面の僅かな変化。
それに目を向ける。
「ここか、だったら変身!」ボルケーノ!ナウ!ファング!プリーズ!
俺は魔法使いに変身すると共に地面に向かって、俺は巨大な魔法の牙で地面を食い破る。
同時に、俺は地下に入る。
すると、目の前には、愛美さんがファントムに襲われていた。
「ゲートは愛美さんの方だったか!」
「また現れましたね、タナトス。あなたとやり合うつもりは無いんですよ!という事で、頼みますよカリュドーン」
その言葉と共に、後ろから迫る音。
それが、ファントムだと、俺はすぐに気づく。
「その前に、変えさせて貰うぞ」
俺はそうしながら、後ろに迫るファントムを踏み台にして、その手にあるウィザードソードガンで、愛美さんを捕まえているファントムに攻撃する。
「俺を踏み台にしたぁ!?」「がぁ!?」
愛美さんから離れた瞬間を狙って、俺は走り出す。
「さて、さすがにこのまま戦うのは不利だからな、一旦退却だな」テンペスト!ナウ!
俺はすぐに愛美さんを抱える。
「逃げるぞ!」トルネード!ナウ!
俺は、そのまま身体に竜巻を身に纏う。
同時に、その場からすぐに逃げ出した。
「何で私なんかを助けてくれるの?」
「知りたいと思ったからかもしれない」
俺達は、すぐにその場から逃げ出した。