仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス   作:ボルメテウスさん

29 / 105
傲慢な土

「なんだ、タナトスとしての姿では戦わないのかよぉ」

 

そう、俺に対して問いかける。

だけど、今は関係ない。

今の俺にあるのは、目の前にいるフェニックスを徹底的に潰す事。

俺はゆっくりと、その脚を進める。

 

「あぁ、なんだよ、遅いんだよ!」

「別に遅くても関係ない」

「なに?」ファング!ナウ!

 

フェニックスが何かを言う前に、俺は既にファングを発動させた。

それによって、地面から飛び出たフェニックスは、その脚を噛まれ完全に抜け出せない。

 

「なっ」

「安心しろ、お前をその場から動かせないようにしただけだ」

「なんだと」

「一撃で終わったら、意味がないからな」

「お前!舐めやがって!」

 

それと共にフェニックスは、次々とこちらに向かって、炎を放っていく。

放たれる炎に対して、俺は真っ向から受けた。

それによって、身体に受けた炎の影響で、周囲を包み込むような煙に包まれる。

 

「へっ、所詮、そのっ」

 

フェニックスが何かを言おうとしたが、関係ない。

 

「何かしたか?」

「貴様ぁ!」

 

それと共に、フェニックスは、さらに炎でこちらに向かって放っていく。

放たれる炎に対して、俺は避ける事なく、そのまま進める。

 

「ぐっ、なぜだっ」

「決まっているだろ、避ける必要がないからだ」タックル!ナウ!

 

それと共に、俺はすぐにタックルの魔法を発動させ、地面を蹴り飛ばす。

同時に、身体と一体化している槍をフェニックスの身体に貫く。

 

「がぁっぐっ!」

「さて、再生する力がお前の自慢だったな」トルネード!ナウ!

 

同時に槍は回転すると共に、フェニックスの身体をバラバラにする。

バラバラになった奴の身体は炎のようにばら撒かれる。

周囲を、俺は見渡しながら、そのまま槍を引き抜くと同時に、真っ直ぐと放つ。

 

「がぁ!?」

 

放たれた槍は、そのままフェニックスの再生された胴体に突き刺さる。

突き刺された事によって、再生する途中のフェニックスは吐血するが、そのまま地面に突き刺さる。

 

「まぁ、再生した所で、俺の敵ではないがな」

「貴様っ」

「言っただろ、お前を徹底的に潰す。てめぇが絶望させようとした洋樹くんと傷ついたお母さん、そして殺そうとしたお父さんの分まで」

 

俺はそうしながら、フェニックスへと次の攻撃を行おうとした時だった。

 

「あぁ?」

 

俺の腕を拘束する触手。

それに対して疑問に思っていると、目線の先には蛙を思わせるファントムがそこにいた。

同時に俺に向かって、何かハンマーが襲い掛かる。

俺は瞬時にその攻撃を受け止めると同時だった。

 

「ファントムが2体か」

「ちっ、お前らはそいつらを足止めしておけ!!」

 

その言葉と共にフェニックスは、その場から炎の翼で飛んでいった。

 

「ちっ、この程度の雑魚共をっ」

 

どうやら、この姿になって傲慢過ぎた。

 

「ならば、お前達をすぐに始末する」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。