仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス   作:ボルメテウスさん

30 / 105
その土は硬く揺るがない

周囲を、俺を足止めするように立っている2体のファントム。

このファントムを片付けなければ、この先にいる彼らが危険だ。

だが、そんな俺の考えていると共に感じた気配。

 

「これは」

 

それは、遠く離れたフェニックスの向かう先で待ち受けているだろう魔力。

この俺にとっては馴染み深い魔力。

すぐに、その正体が理解出来た。

 

「晴人さんか、ならば、心配はいらないな」

 

同時に俺は笑みを浮かべ、同時に俺に向けて、攻撃をしていたファントムに目を向ける。

 

「ならば、お前達を始末するとしようか」

 

その言葉に対して、ファントム共も動き出した。

先程の戦いである程度は分かっていた。

片方が敵の動きを止め、もう片方が自分の身体を武器に変えて、攻撃を行う。

連携して戦うタイプのファントムだと分かる。

 

「まぁ、関係ないがな」

 

そう言っている間にも、武器となるファントムがこちらに迫る。

それに対して、俺は動く事なく、指輪を投げる。

こちらの身体を拘束するファントムもまた、俺の腕を拘束する。

 

「お前はあの魔法使いの真似をしているならば、それで魔法を使えないだろう!」

「あぁ、そうだな。だが、そんな事はお前達には関係ない」キックストライク!サイコー!

 

奴らが何やら自身があるように言うが関係ない。

既に空を飛んでいた指輪は、そのまま俺のドライバーの前に通る。

同時に、こちらに向かって襲い掛かろうとした武器のファントムに向かって、俺はそのまま回し蹴りを行う。

 

「がはぁ!」

「なっ」

 

そのまま、地面に押し潰すように叩きつければ、そのまま爆散した。

 

「なっ!!」

「さて、俺の予想通りならばな!」メタモルフォーゼ!プリーズ!

 

鳴り響く音声と同時に、拘束していた腕事、新たな形へと変わる。

そのまま、俺は真っ直ぐと、そのファントムへと向かって、突っ込む。

俺の身体は、そのままファントムの身体を完全に拘束すると同時だった。

 

「これで終わりだ」キックストライク!サイコー!

 

そして、そのまま一体化した槍は、まるでパイルバンカーのように叩きつける。

 

「がはぁ!」

 

その威力は凄まじく、ファントムの胴体は完全に貫かれ、そして爆散する。

それによって、完全に戦いは終わる。

 

「・・・無事だろうか」

 

そのまま、俺は走り出す。

真っ直ぐと、魔力を感じた場所。

そこには、新たな姿となっていた晴人さんがいた。

 

「遅かったなオルフェウス」

「悪かったな」

 

そう、俺は答える。

同時に、そのまま変身は解除する。

 

「フェニックスは」

「なんとか倒せたよ」

「そうでしたか」

 

そのまま、俺はゆっくりと頷く。

 

「まったく、お前はいつも新しい姿になると、こっちは心臓に悪いぞ」

「うぅ、ごめんなさい」

 

そう言いながらも、その表情から、守る事が出来たのを察した。

 

「さぁ、さっさと帰るぞ、お前の事を心配していたぞ」

 

その言葉を聞いて、俺もまた、頷く。

 

「はいっ!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。