仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス 作:ボルメテウスさん
そこからは不気味な魔力で溢れていた。
それはファントムである俺も、晴人さんも分かる程。
「凛子さんが言うには、ここに誘拐されたゲートがいるらしいけど」
「けど、見た事のない奴らも大量にいるな、けど」
「やる事は、変わりないですね」
それと共に、俺達は同時に構える。
「「変身!」」
瞬時に、俺達は魔法使いの姿へと変身すると同時に、真っ直ぐと目の前にいる連中に向かって走り出す。
奴らのほとんどがグールであるが、それ以外にも見た事のない奴らが攻めていた。
グールが攻め込む最中で、晴人さんはゲートが閉じ込められていると思われる場所に向けて。
それと共に、俺は後ろから来ている凛子さん達に目を向ける。
「危ない!」テンタクスル!プリーズ!
同時に、俺は身体の一部を炎の触手に変えて、そのまま彼女達に襲い掛かろうとした怪物達を拘束。
そのまま、叩きつけ、倒す。
「おぉ、凄い!」
「けど、使ってみたけど、なんか、気持ち悪い」
「それは、まぁうん、同意するわ」
それに対して、彼女達も同じだったのか、素直に思ったらしい。
しかし、時間をかけてられない。
「晴人さん!あれをやってみましょう!」メタモルフォーゼ!プリーズ!
「あぁ、あれか?まぁ、試しにやってみるか?」フレイムドラゴン!
鳴り響く音声と共に、俺はそのまま走りながら、その姿を巨大なウィザードソードガンへと変わる。
そのまま、ウィザードソードガンとなった俺は、晴人さんの手に取る。
それと同時に晴人さんの魔力と俺の魔力。
二つの魔力が合わさり、巨大な炎の刃へと変わり、そのまま斬り裂く。
「よしっ、なんとかなったな、とりあえず、さっさと行こうぜ」
「はい」
そのまま、俺達はその建物の中へと入っていく。
そこは、不気味で、俺がこれまで見てきたどの建物とは違う雰囲気があった。
「なんだ、これは」
「あれはっ」
すると、そこにはメドゥーサ、そして復活しただろうフェニックスがいた。
「フェニックス、生きていたのか」
「それに、あそこにファントムが3体も」
「・・・違う」
「えっ?」
瞬平さんがすぐにその3人に向けて言うが、直感で分かる。
ファントムとは、どこか違う。
「ほぅ、あれがタナトスか」
「そうよ、相変わらず、察しが良いわね」
それと共に、俺は真っ直ぐと構える。
「こいつらは悪魔、地の底から復活してきたらしいぜ」
「悪魔?」
「そうだ、俺達はアクマイザー、この地上にいる人間達を皆殺しをする為に来た」
その一言を聞いた瞬間、俺はそのまま怒りと共に、タナトスとしての姿を見せる。
「ひっ、こっ怖いんだなぁ!」
「これが、タナトスか、確かに恐ろしいな」
「あぁ、確かにここで戦えばな」
「何をっ」
すると、奴らはそのままゲートの中へとすぐに入っていった。
「なっ、あいつらっ」
思わず睨むが、すぐに動く事が出来なかった。
「おうおう、死なない為の策って言う訳ねぇ」
「フェニックス」
俺はそう、フェニックスに睨む。
「黙りなさい、フェニックス」
「ちっ、こっちも五月蠅いな」
それと共にメドゥーサは俺の方へと目を向ける。
「タナトス、もしも奴らを止めたければ、すぐにでもアンダーワールドに行きなさい」
「・・・何のつもりだ」
「大した事はないわ、私もあいつらが気に入らなかっただけわ。だからね」
そう、メドゥーサは笑みを浮かべる。
「・・・とにかく、急ごう」
晴人さんの言葉に俺達もすぐにゲートを救う為に向かう。