仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス 作:ボルメテウスさん
あの戦いを無事に終わらせた後、俺達は家にいた。
アクマイザーとの叩きが終わった後でも、未だにファントムとの戦いはまだ終わらない。
その日、俺と晴人さんは、ファントムが現れないかどうか、街をバイクで走っていた。
「それにしても、アクマイザー達はあれからどうなんだ?」
晴人さんは、そう尋ねてくる。
それに対して、俺もまた自分の身体の中にいるだろうアクマイザー達の存在を確認するように手を当てる。
俺の身体の中には、確かにアクマイザー達の魂を感じる。
だけど、俺の声に対して、今はまるで答えない。
「たぶんだけど、今は寝ていると思います。
その理由も多分、力を今は使いすぎているからだと思います」
「そっか、それにしても、まさかファントムの次は悪魔が仲間になるなんてな」
「その、嫌でしたか?」
晴人さんの言葉を聞いて、俺は少し不安になって確認するように見つめる。
だが、そんな俺の気持ちを察したのか、晴人さんは笑みを浮かべる。
「そこまで不安になるなよ。何よりも、俺は別に嫌とは思っていないぜ。
何よりも、俺は魔法使いだからな。悪魔と一緒に戦うというのも、違和感はないし、お前達は誰かの希望の為に戦っているんだろ。
だったら、それを信じるだけだ」
「晴人さん」
その言葉を聞くだけでも、俺は嬉しくなる。
そんな時、ふと声が聞こえた。
見ると、そこには晴人さんの使い魔であるガルーダが飛んでいた。
それが意味するのは。
「ファントムか、行くぞ!」
「はい!」
それと共に、俺達はすぐにファントムの場所へと向かう。
そこには、ファントムがいた。
それも、一体だけではない。
「かなりの数がいるねぇ」
「よく分からないけど、この場合は」
「あぁ、行くとするか変身!」
その言葉と共に、俺達は真っ直ぐとファントム達に向かって行く。
俺は、既にアクマイザー達の魂が宿った時計、アクマイザー・タイマーを稼働させる。
周囲には、青黒いビーバーの姿をした水妖を思わせるファントムに炎を纏っているネズミのファントムなど、その種類はかなり多い。
しかし、俺は。
「頼むぞ、ザビタン!イブラ!カブラ!」
その言葉と同時に、俺達は3人のアクマイザー達を召喚する。
「これが、ファントムか、こうして正面から見るのは初めてだな」
「だが、人々を襲うのならば、我々が倒す!」
「とりあえず、ゲートという子はワイが守るんだなぁ!」
それと共に、俺達は、瞬時にファントム達と戦う為に向かった。
だけど、この時の戦いを、誰かに見られているとは、この時は知らずに。