仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス 作:ボルメテウスさん
俺達は、仁藤さんと共に、敏江さんが田舎に帰るのを見届ける事にした。
「本当に良いんですか、会わなくて」
「良いんだよ、婆ちゃんに、会うと怒られるんだから」
そうしながら、敏江さんがバスに乗る様子を見ながら、後ろからついていく。
その際には、1人では嫌だと言われて、俺までもなぜか変装させられた。
「とにかく、いざという時はお前がなんとかしろよ」
「まぁ、分かりましたけど」
そうしながら、バスに乗っていく。
なぜか、晴人さんも俊平さんも俺達に気づいていない。
「にしても」
俺はなぜか感じるファントムの気配。
それを探る。
「どうしたんだ?」
「ファントムの気配が、感じるんですよ、それも近くに」
「あぁ、どこにだよ」
そうしながら、俺達が席に座ろうとした時だった。
バスの扉が閉まる。
「えっ、ちょっと、まだ人が」
俊平さんが、何か言おうとした時だった。
その顔を見て、何やら驚いた表情をした。
「悪いが、乗せる訳にはいかない」
「あっあぁ、お前、ふぁっファントム!?」
すると、そのファントムは本性を現したように、その姿も変える。
まさか、バスの運転手だったとは。
「させるか」
「えっ、その声って、オルフェウス君!」
「変身!」
俺は同時に変身すると共に、アクマイザー・タイマーを起動させる。
「トゥ!」
実体化したザビタンさんが、眼前にいる召喚されたグールを相手に。
「よっこいしょぉ!」
それと共にガブラが、バスの運転を行っていたファントムを、外へと吹き飛ばす。
それに合わせて、バスの運転をイビルが行ってくれた。
「ぐっ、貴様ら!」
「俊平さん!」
「分かった!皆さん!こちらに!」
その声を聞くと同時に、俊平さんはすぐに敏江さんとバスに乗っていた人達を非難してくれる。
グール達は、そんな人達を襲おうとしたが、イビルさんがそれを許さなかった。
「ここは拙者が!」
「頼むぞ!」
そうして、俺達はすぐにファントムを相対する。
「よっしっ、よくやった、オルフェウス!」
「仁藤さん」
「これで、遠慮無く、戦えるぜ!変身!」
すると、仁藤さんもまたビーストへと変身した。
「さてっと、ランチタイムだぜ」
「この前のフェニックスの魔力は」
「まだ保っているけど、それでもあって、損はないからな」
「まぁ、確かに、魔力がないと」
そう、俺は構えた時だった。
普段ならば、この辺も分かっていたはずなのに。
「今の話って」
「えっ!?」
そこには、なんと敏江さんがいた。
まさか、さっきの話、それにまさか変身している場面にも。
「あららぁ、こんな事で油断しちゃ駄目だよぉ」
「っ!?」
俺は、背中から何かを感じた。
同時に、その攻撃を防御したが、その狙いは、俺ではなく、敏江さん。
そう気づいた時には遅かった。
「うぉぉぉ!」
「俊平君!」
だが、そこで、俊平君が身を挺して、敏江さんを庇った。
だけど、その結果、グレムリンはなんと俊平さんを捕まえた。
「なっ、お前!」
「おっと、動かない方が良いよ、でないとぉ」
すると。
「さて、ビースト君、おばあちゃんと2人だけで僕の所へおいでよ。あ、来なかったらもちろん、この子の命はないけど。それじゃあ後で連絡するね?行くよ、井川君」