仮面ライダーオルフェウス/ファントムタナトス   作:ボルメテウスさん

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家族

「うぅぅ」

 

俺は、頭を抱えている。

 

「どうしたんだ、オルフェウス」「なんか、いつもと様子が全然違うぞ」

 

そんな、俺の様子を見て、皆が心配した様子で話しかけてくれた。

だけど、これは。

 

「その、少しだけ大変な事になってしまって」

「大変な事に?」

 

俺の言葉に対して、晴人さん達は首を傾げる。

 

「その、ファントムとなった人の親族と会ってしまって」

「えっ、それは、本当なのか」

「あぁ」

 

俺はそう、戸惑いながらも言う。

すると。

 

「晴人!オルフェウス!メデューサとビーストが!」

「っ」

 

その言葉を聞いて、俺はあまりにもタイミングが悪すぎると思ってしまった。

だけど、そう考えている場合じゃない。

俺達は、すぐに仁藤さんが、メドゥーサと戦っているという場所へと向かった。

バイクで走っている間、俺はそれにはあまり気にしていなかった。

バイクで、そのまま辿り着いた場所。

 

「ここが学校?」

 

それは、俺にとっては、馴染みのない場所。

学校であり、なぜ、ここに?

そんな疑問に思っている時だった。

 

「おまわりさん!?ごめんなさい!あの、色々訳があってですね。本当に何でもないんですよ!」

「公務執行妨害で逮捕する!ほら、立て!」

 

そう、仁藤さんが警察に捕まっている場面が見られた。

 

「えっと」

「仁藤?何やってんだあのマヨネーズ」

「どうしましょう?」

「放っとけ。それよりあっちだ」

 

晴人さんの言葉と共に見つめた先。

そこにいた人物に、俺は思わず晴人さん達の後ろに隠れる。

 

「えっ?メデューサじゃないですか!?」

「あぁ、あいつ、何企んでんだ?というよりも、なんで隠れているんだ?」

「その、実は、さっき言っていた人物というのが、彼女なんです」

「えっ、ちょっと待て、メドゥーサじゃないのか」

 

そう、晴人さんが言う。

すると、その声が聞こえたのか、こちらを見る。

 

「あっあなたは!」

「えっえっと」

 

俺の方に気づいたのか、彼女が俺の方に近づく。

俺はどうすれば良いのか分からず、困惑する。

 

「そのっごめんなさいっ、俺はその」

「まっまぁまぁ待って、えっと君は、メドゥーサじゃないんだよね」

「メドゥーサ?貴方達、巫山戯ているんですか」

 

そう、彼女は思わず叫んでしまう。

 

「えっと、その、君の探している子っていうのは一体」

「その私の双子の姉なんです。その子が何か知っている感じがするので」

「「あぁぁ」」

 

それと同時に晴人さんも俊平さんもまた、俺の方へと目を向ける。

 

「そっそういう事かぁ」「これは、うん」

 

俺の言葉の意味を理解した表情だった。

 

「ちょっお前達、俺を忘れるなよぉ」

 

その最中で、仁藤さんに関しては、どうしよう。

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