名前を無くした、天権の懐刀   作:久遠とわ

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ようやく完成したので投稿。



余談ですが、まさか先週の日曜日にハーメルンがサイバー攻撃を受ける事になるとは思いませんでした。

どうやら“DDoS攻撃”らしいので接続過多によるサーバーダウンを狙った攻撃(多少の間違いはあるかもしれませんが分かりやすく言うと、イメージ的には家電を同時に使い過ぎて家のブレーカーが落ちて停電する現象)かと思われますが、逆にその程度だけで良かったです。
(ハーメルン以外にも8日に起きたニコニコの攻撃についてを詳しく調べてみたところ、ニコニコが受けた攻撃は“ランサムウェア”による攻撃の物だったらしく、“ランサムウェア”は大雑把に言えば『ターゲットが所有しているPCやサーバーのデータ全てを不正に暗号化させて使えなくさせ、そしてそれと同時かその後にそれを行った犯人から「暗号化したデータを元に戻して欲しければ金を払え」と脅し、そうしてそのPCやサーバーの持ち主であるターゲットに身代金を要求する物』でした。もしもハーメルンがこっちの攻撃を受けていたら、本当に洒落にならない事態に陥っていたかもしれません…)

小説のデータが消えず、また無事にハーメルンが復旧出来て良かったです…。


この場になりますが、ハーメルンの運営者様達やハーメルンを支えているIT技術者達に本当に感謝します。

本当に、自分達のハーメルンを守ってくれてありがとうございます。





それでは前書きが長くなってしまいましたが、前回の続きからです。





_これは警告です!従わなければ殺傷も辞しません!

Side:刻晴

 

「……」

「……」

 

___ポキリ、ポキリ

___ガサッ、ガサッ

 

足音は一つのみ、そして徐々に落ち葉や枯れ枝を踏みしめる音が大きくなっていく。つまりその者は甘雨や刻晴に近づいてきていると、そう判断する事が出来た。

 

「……っ」

「……っぅ」

 

曲がり角から足音が近づいてくるにつれて、甘雨と刻晴の緊張も徐々に高まっていく。

 

そうしてその曲がり角から、灯りに照らされたその者の影が刻晴と甘雨の目の前に姿を現し始めていく。

 

 

 

___ポキリ、ポキリ、ポキリ

___ガサッ、ガサッ、ガサッ

 

「…っ!!」

「…っぅ!!」

 

甘雨と刻晴は曲がり角から徐々に姿を現してゆく“一人の影”に、警戒するように眉をひそめながらその影に視線を向ける。

 

「っぅ……」

(だ、誰……!?)

 

刻晴は“その影”の正体が誰なのか見極めようと目を凝らす。月光が遮られた闇夜に浮かび上がる漆黒の黒い影。その黒い影はまるで刻晴の事を見つめているかのように、ゆらゆらと左右に揺れている。

 

 

 

 

 

「そこの者!!そこで一度止まりなさい!!」

 

そうして影が大きくなり、遂にその影がに曲がり角に差し掛かろうとしていたその瞬間、弓を手にしていた甘雨はその影に向かってそう声を荒げた。

 

「……」

 

 

 

___ポキリ

___ガサッ

 

そしてその影の主は甘雨の指示に従うように、その場で足を止めて曲がり角に佇む。

 

 

 

 

 

「ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁ」

 

甘雨は緊張のあまり荒くなっていた呼吸を、深呼吸をしてゆっくりと整える。

 

そして曲がり角から姿を現そうとしている“その影”は甘雨の事を見据えているのか、先程よりも大きく左右に揺れている。

 

「……」

 

刻晴も甘雨同様に緊張で呼吸が乱れそうになるのを抑えながら、甘雨の方を見つめる。

 

「…甘雨、あの者が直ぐに動けないようにしなさい」

 

「…はい、刻晴さん。分かっています」

 

甘雨と刻晴はお互いに頷きあう。

 

 

 

 

「…っ___」

 

弓を手にしていた甘雨は弓を構えいつでも矢を放てるように矢をつがえ、そうして弓を引いていつでも矢を放てる態勢に移行する。

 

「___そこに潜んでいた者に告げます!!今すぐ両手を上げなさい!!そしてゆっくりと歩き、その曲がり角から私達に姿を現しなさい!!」

 

そして甘雨は目を細めながら再度曲がり角の先にいる“影”に向かって、そう声を張り上げる。

 

 

 

「___これは警告です!従わなければ殺傷も辞しません!繰り返します!!両手を上げなさい!!ゆっくりと歩き、その曲がり角から姿を現しなさい!!」

 

そうして甘雨は引き続き声を張り上げ、そうしてその引かれていた矢は甘雨の意志に従ってか、彼女の“氷の神の目”の輝きでも思わせるような、まるで氷雪の反射のような白銀の光を放ちながら、その“影”に警告を行う。

 

 

 

「…っ」

 

「…っぅ」

(よし…)

 

刻晴と甘雨の二人は“その影”が、こちらの指示に従うように両手を上げたのを影越しで確認し、彼女達二人は僅かに安堵する。

 

「…」

 

___ポキリ

___ガサッ

 

そうして“その影”は、甘雨の指示に従って甘雨と刻晴のいる曲がり角からゆっくりとその姿を現した。

 

 

 

 

 

「……」

 

月光が無く、またそして曲がり角を曲がってしまったがために灯りの光が殆どが届かなくなってしまったが故、甘雨や刻晴達にその姿の視認を許さない“影の主”がそこに立つ。

 

 

 

「___……ふふっ」

 

そうしてその闇夜の中から姿を現した“影の主”は、甘雨と刻晴をまるで嘲笑うかのようにゆらゆらと左右に揺れている。

 

 

 

「……」

「……」

 

甘雨と刻晴は眉をひそめる。影の主が目の前に立っているのにその姿を視認できないのは、二人にとってはあまりにも不快で仕方がなかった。

 

取りあえず姿を視認する事は出来ないものの、その影のシルエットからして両手を上げているのは今でも確認できる。そのため万が一、“事”が起こった際の初動や先手はこちらが取れる。

 

 

 

 

 

 

 

だが…。

 

 

 

 

 

「…っ」

 

「…」

(なんなのよ、こいつ……)

 

甘雨と刻晴は曲がり角から姿を現した“その影の主”に向かって警戒するように、“その姿を見せない者”を睨み付ける。

 

 

 

何故なのかは分からない。

 

この影の主の顔は見えないが、だがその口角は上がっているように感じ取れ、まるでそれはこちらを嘲笑っているかのようにと甘雨と刻晴の二人の目にはそう映った。

 

 

 

「……ぁ」

「……よし」

(晴れてきたわね)

 

その時、雲に隠れていた月がその姿を現し始める。

 

そして璃月港を照らす蒼い月明かりが甘雨や刻晴、そして曲がり角に立ち尽くす“その影の主”を照らし始める。

 

 

 

 

 

 

 

「___あ、“あなた”は…!?」

 

そして月光が照らした“その影の主”の姿を見て、甘雨は目を大きく見開いて思わずそう言葉を漏らしてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「___ふふっ、久しぶりね、“甘雨”。それに甘雨の後ろに立っているのは、今代の“玉衡”、そして先代玉衡の彼、その彼の孫娘でもある“刻晴”ね?」

 

その影の主は優し気な声で、甘雨と刻晴の事を見ながらそう語りかけてきた。

 

 

 

 

 

「___“夜蘭”さん!?」

 

甘雨は目の前の姿を現した女性。

 

エメラルドグリーンのような清らかな瞳に、サファイアのような綺麗な髪の女性。青いチパオのようなオーバーコートに、シルバーの装飾が施されたダークカラーのボディスーツの格好。そして腕には白いブレスレット、マントのような毛皮の白衣を後ろから下げ、太ももの一部を露出させたハイブーツを履いている女性。そうして太ももには神に認められし者である証、“水の神の目”を装着している、甘雨に“夜蘭”と呼ばれた女性は困ったような笑みを浮かべながら、甘雨達に向けて両手を上げていた。

 

 

 

 

 

「…い、夜蘭……?」

 

刻晴は夜蘭の事を凝視している。取り合えずは今の甘雨の反応や夜蘭の言葉や彼女の態度や様子からして、少なくとも夜蘭は甘雨や刻晴達が想像していた“敵”という訳ではなさそうだと、そう判断する。

 

むしろ甘雨の様子からしてこの者は信頼、信用する事が出来て、更には知り合いだという事すら伺えた。

 

 

 

「ふふっ」

 

夜蘭は甘雨や刻晴の二人の様子を微笑ましそうに見つめる。

 

「…甘雨、私っていつまで両手を上げなきゃいけないのかしら?」

 

夜蘭は困った様子を見せながら、甘雨にそう問いかける。

 

「あっ、す、すみません!!夜蘭さん!!大丈夫です!!」

 

甘雨は慌てた様子でそう言うと、両手を上げたままの“夜蘭”に謝罪しながら、その夜蘭の両手を下ろさせ、また夜蘭に向けていた白銀に輝いていた弓矢も下ろしてそれを仕舞う。

 

 

 

「___ふふっ、久しぶりね。甘雨」

 

そうしてようやく両手が自由になった夜蘭は、甘雨と刻晴の二人に向かって軽く会釈する。

 

 

 

「お久しぶりです。夜蘭さん。あの、その…先ほどは本当に申し訳ありませんでした…!!」

 

甘雨は夜蘭に向かって、そう言って謝罪する。

 

「ふふっ、別に気にしてはいないわ。…それに今の月海亭や各七星八門を“取り巻いている複雑な状況”、それに今起きている“裏事情”に関しても知っているからね」

 

夜蘭は甘雨にそう言葉を返しながら、月海亭や七星八門の状況について知っているような口ぶりで、甘雨にそう告げた。

 

「“取り巻いている複雑な状況”…?それに、今起きている“裏事情”……?」

(月海亭や七星八門で起きている……?いったい、何の事かしら?)

 

刻晴は夜蘭が言った事が気になり、その事に関して思考をしているのか、刻晴は夜蘭のその言葉の意味を探ろうとするかのように僅かに寄り目になって、そう思考を巡らせる。

 

「そうだったのですか…。あっ、そう言えば___」

 

甘雨は夜蘭の月海亭や各七星八門を“取り巻いている状況”、また今起きている“裏事情”を知っているという言葉に安堵し、そして安心した甘雨は何かを思い出したかのようなそぶりを見せて、刻晴の方に顔を向ける。

 

「そう言えば、刻晴さんは夜蘭さんとは初対面でしたね?」

 

「えぇ、そうね。甘雨…。甘雨、彼女、夜蘭は何者なの?」

 

刻晴は頷いて甘雨にそう返答すると、甘雨が夜蘭の事を紹介しようとしたのを察して、そして察した事をアピールするように首を傾げる。

 

「はい、彼女は___」

 

「___私は夜蘭。七星八門、総務司に所属する者よ。よろしくね。玉衡…、いや刻晴……さん?」

 

甘雨が夜蘭の事を紹介しようとすると、夜蘭は一歩前に歩み出て自ら刻晴に自己紹介を行う。そして刻晴の事を“玉衡様”とでも呼ぼうと思っていたが、途中で甘雨が刻晴の事を“玉衡様”ではなく、“刻晴さん”と呼んでいた事を思い出し、夜蘭は少し迷いながら、その呼び方で自己紹介を締めくくった。

 

「総務司所属ね…。成程、よろしくね。夜蘭」

 

「えぇ、よろしくね」

 

刻晴は夜蘭のその言葉に頷き、夜蘭も刻晴のその言葉に頷き返す。

 

 

 

「…あっ、夜蘭さん。夜蘭さんは最近、璃月港の“七星八門”や“月海亭”、また‘凝光’さんのいる“群玉閣”でも貴女を見かける事はありませんでしたが…。一体、今までどちらにいたのですか……?」

 

そうして甘雨はまるで久々に夜蘭の顔を見たかのようにジッと見つめていたが、ふと甘雨の中でそのような疑問が浮かび上がり、そのまま夜蘭に対してそう質問をする。

 

「私?そうね、実はちょっとした野暮用で、璃月港から離れて北端にある『遺瓏埠』の方、暫くの間そちらの方に滞在していたの。そしてつい先日璃月港に戻ってきたのよ」

 

「遺瓏埠ですか?…成る程、そうだったのですか。夜蘭さん」

 

「えぇ、そうよ…」

 

甘雨は納得したように頷き、そして夜蘭は甘雨に向かってそう説明を終えると、今度は刻晴と甘雨の顔をそれぞれ見ながら、今度は甘雨に対して問いかける。

 

「…甘雨」

 

「はい、何でしょうか、夜蘭さん?」

 

「甘雨は彼女の事、“玉衡様”ではなくて“刻晴さん”と呼んでいたけれど……、なんで“玉衡様”という敬称ではなく、刻晴さんと呼んだのかしら?いつもの貴女であれば、天権“凝光”以外の七星は全員、それぞれの敬称で呼んでいたはずでしょう?」

 

夜蘭は甘雨に対して、刻晴の事を“玉衡様”ではなく、“刻晴さん”と呼んでいた事を指摘する。

 

 

 

「っ…!?」

 

そして夜蘭の甘雨へのその質問に、ほんの僅かに刻晴の表情が赤くなり、刻晴は微かに動揺する。その理由とは刻晴にとって、ある意味恥ずかしい理由。

 

 

 

「…?甘雨……?」

 

夜蘭はそんな刻晴の表情の変化を見逃さなかったのか、少し訝し気な表情を浮かべる。

 

「え…、えっとですね……」

 

そして甘雨も甘雨で困惑するかのように、刻晴と夜蘭に交互に視線を送りながら、そう言葉を濁す。

 

「……その実は……ですね」

 

「えぇ」

 

「……」

 

そうして甘雨は夜蘭に対してその理由を説明しようとするが、なるべく刻晴のその恥ずかしい事情を夜蘭に悟られないようにと、言葉を濁しながら説明しようとする。

 

「じ、実は……ですね……」

 

「…はぁ、いいわ。甘雨、私が直接説明するわ…。えぇ、するわよ……」

 

「えっ、刻晴さん…?」

 

だが甘雨がそうして言葉を詰まらせている中、刻晴は覚悟を決めたのか、それとも開き直ったのか、はたまたやけくそになったのか、そう甘雨に語りかけながら夜蘭の方を見つめる。

 

 

 

「夜蘭、よく聞きなさい。…私が甘雨に敬称の『玉衡様』ではなく、『刻晴さん』と呼ばれているのは、私がそう呼ばせているからよ」

 

「貴女が……?」

 

「そうよ。私は甘雨にそう呼ぶように言ったのよ。……だって、私はまだまだ未熟だから……!!」

 

「未熟……?」

 

夜蘭は刻晴のその言葉に微かに驚きながらも、刻晴の続きの言葉を待つ。

 

 

 

「私の持つ『玉衡』…。これの言葉が持つ意味と言うのは、『とても立派な方』である事を意味しているの…。そして私はそんなまだまだ“玉衡”の名前に相応しい存在になってない……!私はまだ“立派”なんかじゃないのよ……!」

 

「…“とても立派な方”?」

 

「えぇ、そうよ!!」

 

夜蘭のその問いかけに刻晴は力強く頷く。そして刻晴はその事について、更に夜蘭に語り始める。

 

「私は全然、“立派な人”なんかじゃない。『“私の叔父様”、先代玉衡であった叔父様のような立派な“玉衡”』になる事なんて、とてもじゃないけど今の未熟な私には程遠いわ……!!」

 

刻晴は夜蘭にそう言葉を返す。

 

「…“先代玉衡”ね」

 

そして夜蘭は真剣な表情で刻晴の言葉に頷き、そうして呟く。

 

 

 

「今の私は最初の頃と比べたら、随分と成長できたと思うわ。一応は璃月港の七星としての責務も果たせているし、“玉衡”としての仕事も出来ている……。でもこの程度じゃ全然よ。まだまだ“玉衡様”と呼ばれるような資格も立場もない…。むしろ今でもそんな資格や立場があってはいけない事だと、どこか思えるわ」

 

「…」

 

「…私はまだやれる、まだまだ行ける。私はこんなんじゃない」

 

刻晴は静かに、そして力強く呟く。

 

「……ふっ」

 

そしてその言葉を聞いた夜蘭は、ほんの僅かに口角が上がる。

 

 

 

「だからこそ、これはある意味で私の“自戒”、そしてまた今の私の“目標”、そうして今の私の“憧れ”、それ故に___」

 

刻晴はそこまで言うと、小さく深呼吸してから改めて夜蘭に向き直る。

 

 

 

「___私は甘雨に対して『玉衡様』と呼ばないで欲しい、そう頼んだの。…それに正直、甘雨の方が私よりも仕事が出来るしね。……そんな甘雨と比べたら、私はまだまだよ」

 

そして刻晴はどこか吹っ切れたかのように、夜蘭にそう語りかけた。

 

 

 

「刻晴さん…」

 

「…成程ね」

 

夜蘭は刻晴のその言葉を聞いて、そして甘雨のその反応を見て、納得したかのように呟いて頷く。

 

「ふふっ」

 

「……な、なによ?何か文句があるかしら?」

 

夜蘭が突然笑い出したことに、刻晴はどこか気恥ずかしくなりながらも、夜蘭にそう問いかける。

 

「いいえ、別に……ふふっ、ただ、ただね___」

 

刻晴のその質問に対して、夜蘭はどこか可笑しそうに笑いながら首を横に振ると、そのまま刻晴の方に視線を向ける。

 

 

 

 

 

「___なんとなく刻晴の、貴女の“それ”、貴女のそういう所が“先代玉衡”と似ているな、と思ったのよ」

 

「えっ…!?」

(お、叔父様と……!?)

 

刻晴は夜蘭のその言葉に思わず大きく目を見開いて、驚きの表情を顔に浮かべる。

 

 

 

“貴女”“彼”現実に揉まれながらも、己の理想に向かって突き進んで貫いていこうとしていく姿がね。ふふっ、懐かしいわ…。本当に似ているわね……。“あなた達”は………」

 

夜蘭は刻晴のそんな表情を見て、また笑い出しそうになるのを堪えながら、刻晴に向かってそう語りかける。

 

「えっ…?わ、私と叔父様が似ている……?」

 

刻晴は夜蘭のその言葉に唖然としたのであった。

 




次回もこの続き、そして予定では次々回以降は更に時間軸が飛んでいき、そうして次回以降から5幕も後編、終盤に移行していく予定です。(本来の予定であれば3幕の刻晴と瞬詠の模擬戦のシーンにまで進めて行こうと思ったのですが、やはりあまりにも冗長になりすぎる事。またこの後の展開としてネタバレになるので深く語りませんが、これが終わった後に刻晴達が瞬詠と遭遇するシーン[正確には瞬詠の姿、ある行為をしている瞬詠の姿を一方的に見るシーン]等も控えており、丁度良い区切りであると思いましたので、その直前までで5幕とします)

それに伴い、次回から第5幕も一気に物語が進んでいく予定です。


それでは次回の投稿まで今しばらくお待ちください。
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