うぉーふれーむ「地球ってこんな強かった??」   作:ぺほいまさん

3 / 3
Gaussの設計図を手に入れて喜んで素材みたら地球の地位が必要だって?(地位をまともにあげてない)


デジャブって言葉ですまされて良いのか

 今は自室にいる。扉の外からは常に誰かの足跡が聞こえる。どうやら今はバビロニア特異点攻略の山場らしい。特異点攻略は一度失敗すれば地球は実質的には滅びるということだが、それを今まで6個も攻略してきたと考えるとマスターとやらは凄いとしか思えない。

 

「全職員、全サーヴァントに告げる。これより魔力リソースを全て藤丸君に集中する。そのため、ほとんどのカルデアの施設の機能を停止する」

 

 急遽鳴ったアナウンスから男性の声がしたら、それを証明するように部屋の明かりが消えた。急に暗闇という名の部屋に放り投げられた気分だ。手探りにノートパソコンを探す。暗闇だから常に手を伸ばし、小さく一歩一歩放浪する。時には自分のしっぽを追いかける犬のように動いていたろう。

 

「どっか……あった」

 

 ノートパソコンは部屋に唯一ある小さい丸いテーブルの上にあった。机に近づいた時、机の角におもいっきり足の小指をぶつけた。息を飲む。あぁ恐らく数秒後に絶叫するんだろう。自分がより分かる。この叫ぶまでの時間に名前をつけて罵倒したいくらい憎たらしい。時は満ちた。

 

「アアアアアア!!!!」

 

 片足立ちになってぶつけた足を右手で覆う。痛みに悶えながら左手でパソコンの電源をつける。画面が光る。暗闇に頼もしい光が宿る。

 

「ノートパソコンはついた……!」

 

 とはいってもやることがない。ノートパソコンのバッテリーは3日は余裕で持つ高スペックの代物。カルデアから支給された物だ。

 何かやることがないないかと考えてたら、とあることを思い出してベッドの方に行き、ベッドの下に手を伸ばしゴーグルを取り出す。それはカルデアにいる、ちょっと変わった衣装をしてたダヴィンチ?という人に貰ったものだ。どうやら「娯楽が無いのは辛いだろう?それはvrゴーグルという物だ。使い方は支給されたパソコンで検索してみるといい」ということらしい。使い方はvrゴーグルの横にあるケーブルをパソコンに繋げてパソコンから流れる映像を見るという物だった。パソコンの方であらかじめ動画を流しとき、ゴーグルを流しとく。ベッドに寝っ転がり、ゴーグルを装着する。画面はまだ黒い。いつものように十数秒の遅延かと思ってそのまま待つことにした。vrゴーグルは非常に目が疲れるので音が聞こえたら目を開けようと思い、目を閉じる。

 

「…………!!……です!!!」

 

 少女の声?おかしい。私は人の声がする動画なんて流していない。目を開けるそこには少女がいた。記憶にある。薄い紫髪の少女。少女はあのラフムと戦っていた。盾でラフムの突進を流し、盾を地面に突き刺し荒々しいポールダンスの蹴りを披露し、ラフムを吹き飛ばす。

 何となく状況が分かってきた。またwarframeに転移した訳だ。戦況を確認するために迅速に視界右上にあるvoltのTポーズ姿を見る。そこにはこの世界の言語では無い言葉で「危険」とかかれている。視界右下を見る。150/150エネルギーは満タンだ。

 

なぜアビリティーを使ってないんだ?

 

 その疑問は今は置いとき。回りの状況を確かめる。ここは暗い洞窟?いや上を見ると大きな穴?だとしたら巨大な落とし穴?

 

「アアアアアアアアアアアア!!!」

 

 神秘的な美しい叫び声が聞こえる。それは目の前にいた。それを起点に謎の灰色の空間が辺りを侵食している。巨大な体、巨大な顔に最後にねじまがる巨大な2角。口は頬まで裂け、瞳にはクロス模様。そして優しい水色の髪。巨大な女性

 

マジかよ……

 

 さらに辺りを見る。紫髪の少女、その隣には杖を携えている長身の白髪の男。2人の後ろには血だらけになりがらも2回も極度に曲がっているナイフを持つマスター。その他には無数のラフムを貫く、無数の金色の武器の雨。

 

「起きましたか!!いいですか!?私とマーリンさんは今から宝具をうちます。ギルガメッシュさんの攻撃から逃れたラフムを対処してください!!!もう時間がありません!お願いします!!」

 

 その後、少女と長身の白髪の男は何かを唱えた。少女が盾を突き刺す。すると左右に微かに透明で青白い巨大な壁がそ構築されていく。盾の先には同じくと微かに透明で青白い物があり、それは巨大な円形のシールド。巨大の女性を起点に侵食してくる灰色の空間を食い止める。

 白髪の男が杖を床につける。すると今まで無機質な床だった所には美しい花が咲き誇り、桃源郷のように化ける。それと同時に視界右上の「危険」という文字が消える。

 この2つの出来事が終えた時、マスターは体をよろけながらも止めることなく巨大の女性へ突撃を始める。

 

「ラフムです!!お願いします!」

 

 少女の声で化せられた使命を思い出す。少女の前方右上には金色の雨から逃れたラフムが来ていた。ラフムは鋭利な自前の足4本を突き立てながら突進する。

 尻餅ついてた体勢から素早く立ち、speedを発動する。体の内側にパチパチと感覚がする。少女にたどり着く寸前に右手で一つの足を掴み後ろの方に叩き付ける。武器があればここで止めをさせるのに、武器も無いし、相手は明らかに人外でどこが弱点かもわからない。目の前に倒れている無防備の相手を眺めることしかできない。おそらくこいつだけではない。少ししたらまた新しいラフムが来ると本能ですら分かる。

 いっそアビリティーで止めをと思ったが貴重なエネルギーをとは思ったが……先ほどspeedを使ったはずなのに150/150と回復している。

 

 もしかして……

 

 脳裏に一筋の希望が宿る。目の前で倒れているラフムの口に右手を突っ込み、shockを発動してラフムに雷撃を流す。一筋の希望が巨大な希望になる。後ろを振り返る。またしても少女の前方上空からラフムが襲いかかっている。まだ距離は遠いがラフムの速度なら一瞬だ。だが私にも策はある。speedを発動する。少女の方に走り、数歩通りすぎたら足を曲げ、バネのように伸ばしラフムに向かって飛び掛かる。ラフムは3体。一番先頭の奴に真っ正面から飛び掛かる。大きな口で食われるかと思ったが、ラフムは私の行動に驚いて口をポカンとしていた。両手でラフムの顔を掴み電撃を流す。ラフムの体が隅から塵になって崩れ落ちる。完全に塵になる前にラフムに乗り掛かり足場にして別のラフムに乗り掛かり同じ事をする。またしても同じ事をする。最後のラフムを足場にして、少女の方に戻る。

 花の上に立つと右下の数字が回復していく。普段アビリティーを使いすぎたらピンチになる環境下で闘ってきたからこれは嬉しい状況になった。またしてもラフムがやってきたが、speedとshockを発動の繰り返しでラフムのバーゲンセールを処分していく。

 しかしこの繰り返しをもう既に何回繰り返しただろうか、何分たった?苦しい。いくらアビリティーが無限とは言え、疲労感はたまる。体にスパルタをつぎ込むようにspeedを発動する。

 またラフムを処理しようとしたらあの巨大な女性が叫び声が聞こえる。それと同時に目映い光が一帯埋め尽くす。叫び声が終わると同時に光が消える。そこには巨大な女性は居なかった。それと同時にゴゴゴと回りの壁が崩落する音が聞こえる。

 

「冥界が崩れるぞ!!」

 

 後ろの方から声が聞こえる。そいつは金髪の男だった。初めて見るがカリスマ性に溢れた顔だ。男がいったように辺りが崩落を始める。今立ってる地面すらいつまで持つか分からない状況だ。

 

「ちょっとちょっとあんた達逃げるわよ!!」

 

 また新しい声がする。そいつは浮かんでおり横には巨大な青い弓?が浮かんでいた。そろそろ記憶の容量がパンクしそうだ。

 

「マスターがいません!!マスターが!!!」

 

 確かに一番重要であるマスターがいない……もしかしてと思いあの巨大な女性の所に視点を移す。いた。確かにいた。しかし倒れている。倒れている所の床が崩れマスターが落ちていきそうになる。

 

「ああ!もう!マシュ私に任せなさ……ってちょっとあんた!?」

 

 体が勝手に動いていた。私は操作していない。voltがgauusというwarframe最速の速度に追い付くほどの速度でマスターの方に駆け寄る。比例して右下の数字がどんどん減っていく。マスターにたどり着き、マスターの首根っこを片手で掴み、自慢の跳躍力でジャンプをし、壁を蹴って、また別の壁を蹴る。目指すは上空にある地上に繋がる穴。おそらくエネルギーが尽きた瞬間が今回は強制的にwarframeの操作状態が解除されると本能が理解する。もう今は体が勝手に動いていない状態だった。もしvoltがあの時だけ動かしたならいつか蹴ってやる。動かすなら最後までやれってんだ。数値が残り10となった。最後の一回の蹴りで巨大な穴から脱出を果たす。力が入らなくなっていきずっと維持していた速度のあまりマスターを放り投げるかたちで地面に置く。

 数値が0になった瞬間に画面いっぱいに「リンクを切断します」と出てくる。画面が遠ざかっていく。いつしか視界が真っ黒になる。

 

「またかよ……」

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 やあ、これはデジャブっていうのかな?

  マスターにこの言葉を教えて貰ったんだ。

 

 やあじゃないよ。

  なんでこんな目に会わなきゃいけないんだ

 

 まぁまぁ。

   君だって人助けをしたいだろ?

    それにカルデアにも恩があるじゃないか

 

 恩って言っても誘拐されたがな……

  まぁ確かに衣食住があるのは感謝してる

 

 とりあえず、ありがとう

  オペレーターのお陰でまた一つ乗り越えられた

 

 もう一度思うが、何で

   私を毎回呼ぶほどのピンチになる?

 

 武器が無いからかな?それに僕は

  そんな戦闘向けなwarframeではないしね

 

 この先やってけるのか?

 

  そう!その件について

     話したかったんだ。

 

 どういうことだ?

 

 どうやらマスター曰く、

   次の特異点が最後になるらしいんだ

 

 それはとても良いことだ

 

 そして次の特異点は今回の特異点より

     数百倍の難易度らしいんだよね。

 

 は?

 

 サーヴァントは確かに強いけど次の特異点だと

  犠牲を無しに生き残れるとは到底思えない。

 

 犠牲があっても勝利が出きるのなら

  それで良いじゃないか勝利できないよりましだ……、

 

 確かにオペレーターならそう言うと思った

  そこで一つ聞いて欲しいマスターはまだ子供だ

   犠牲なんてそんな悲しい事は経験させたくない

 

 ……随分綺麗事だな。

 

 綺麗事上等はもちろん。

  そこでオペレーターにお願いがある。

 

 ……

 

 ぶっちゃけ言うといくらサーヴァントを

  呼んでも犠牲無しで勝てるとは思えない。

 

 本末転倒だ

 

 そこで最終特異点までの間に戦闘向けの

  warframeを召喚することにした

 

 は?

 

 狙いはExcaliburやrevenant辺りかな?

 

 まてまて、話しが進みすぎだ。

  そもそも呼ぶってどうやって?

 

 そこは僕が

  どうにかする

 

 その計画だと私は必要ではない

  気がするが、何をするんだ

 

 もし、もしかしたら協力的ではない

  warframeが呼ばれたらオペレーターが

   どうにかして欲しい

 

 ……不可能に近くないか?

 

 はは、僕も手伝うからよろしくね。

 

 目が覚める。ゴーグルを取り、天井をみる

 

「マジか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回で描きたいシチュエーションがありすぎるあまりに少し手抜きになってもうた許してお兄さん(泣)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。