魔法少女リリカルなのはstrikers~夜天の荒鷲~ 作:梟森つつじ
割と4年くらい書いてないのは響いてます
こんにちは、陸士108番隊より機動六課に出向しているレキ・ハーヴェイです。
自分の上司であるアルフィリオス・ラーゼンハルグ一尉なんですがよく奇行をするんですが…
「お願いしますー!!?」
「嫌ですけどー!?」
足に女性をしがみつかせるのは今までなかったですね、さてなんでこんなことになったのだろうか?ふと数時間前を思い出していく。
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数時間前
上司のアホなサプライズの後片付けをしたレキはフォワードメンバーが集まるように言われた場所へと来ていた、時間は少しだけ早かったが遅いよりはマシと思った。
そこへ賑やかな声が聞こえてきた、声の方に向けばレキの同僚となるメンバーが訓練着に着替えてきていた。
「レキ、久しぶり!」
「スバルさんお久しぶりです、ティアナさんも」
「ええ、そうね」
分隊の1つスターズに所属しているスバル・ナカジマとティアナ・ランスターにレキは丁寧に頭を下げて挨拶をする。
ギンガやゲンヤつながりでスバルとは知り合っており、その相方でもあるティアナとも面識があった。
そしてレキの視線は2つ目の分隊であるライトニングの2人に向けられた。
レキのコバルトブルーの瞳を向けられ二人は背筋を伸ばして敬礼をした。
「初めましてハーヴェイ三等陸士!貴殿と同じライトニング分隊に配属になりました、エリオ・モンディアル三等陸士です!」
「同じくライトニング分隊配属のキャロ・ル・ルシエ三等陸士です!」
「「よ、よろしくお願いします!!」」
赤髪の男の子であるエリオと桃色の髪のキャロは緊張しながらも不慣れな敬礼をして挨拶をしてきた、レキは自分も若い方だがさらに歳が下な2人に思わず戸惑い、スバルやティアナに視線を向けるが2人も同じだと言わんばかり苦笑していた。
(別に年上だとか、先任だからとかはないんだけどな、でも…)「モンディアル三等陸士、ルシエ三等陸士、ご挨拶ありがとうございます
陸士108番隊より出向してきました、レキ・ハーヴェイ三等陸士です、歳は12歳ですが、お2人と仲良くできるようにしたいです、まずは名前で呼ばせて貰えないかな?」
不慣れながらも最大限の努力をする2人にレキも応えるように敬礼で返せば、仲を深める第一歩に名前呼びの許可を求めると2人は快く快諾するのであった。
「そういえば、あの人、アルフィリオスさん!初めて会ったけど話だけはギン姉から聞いていたんだよね、いやぁ、凄かった」
「無茶苦茶の間違いでしょ?というかアンタは会ってなかったのね、ギンガさんの上司なら顔くらいは見たことあるでしょ?」
「なんかギン姉から「スバルの教育に良くないからダメ!」って止められてたんだよね」
ライトニング分隊の会話を聴きながらスバルは思い出したようにアルフィリオスの話を出した。
あの無法ぶりを見ていたティアナとしては言いたいことは多々あるが、初対面な事を尋ねるとスバルは不思議そうにしながら返してきた。
ギンガの言い分は分かるが、あんな人と部隊活動が出来るかティアナは不安になった。
「ねぇ、レキ、あのアルフィリオスって人大丈夫なの?」
「アルさんは不真面目かつサボり癖がありますが、少なくとも強いですよ
魔力や魔法ではなく実力はある方だと思います」
ティアナの懸念に確かにとレキは答えつつもハッキリとした口調でアルフィリオスの強さを語っていく。
強い信頼を感じる言葉にティアナは若干気圧されながらも頷き、訓練場へと向かい現在へと至る。
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「なにしてるんですか?アルさん」
「おぅレキか、いやなちょい絡まれていてよどうにかし「何でもしますからお願いしますー!!」……誤解だからな?」
「もう一度聞きますが、なにをしでかしてんです?アルさん」
「俺が主犯みたいな言い回しはやめてくんねぇかな!?」
足にすがりつくメガネをかけた女性とできるだけ距離をとって巻き込まれないようにしているなのは、そして縋りつかれてる上司にレキは冷めた目線で声をかける。
アルフィリオスは助けを求めようとするが、女性の懇願にスバルやティアナ、エリオとキャロも引いておりレキの問いかけが尋問へとかわり出した。
根源のような言い方にアルフィリオスは訳を話し始める。始末書を書き終えてからはやてよりフォワードメンバーの実力を見てきてはどうだと言われなのはと訓練所へ向かうとメガネの女性、シャリオ・フィニーノが待っていた。
「初めまして、ラーゼンハルグ一尉、六課の通信兼デバイスの制作、整備の主任シャリオ・フィニーノといいます!」
「たしかメカニックデザイナーって名乗ってたな、これからよろしく」
「ほほう、くわしいですね、あ、シャーリーでかまいませんから!それでぇアルフィリオスさんに1つお願いしたくて」
握手をかわしながアルフィリオスとシャリオは話をしていく、メカニックデザイナーと言われ目を光らせながら返せば自分の愛称を伝えながら、にこやかに手を握りながら尋ねてきた。
「俺もアルで構わないぞ?それでなんの用かなシャーリー…」
「ありがとうございますね、アルさん、貴方のデバイス、イーグルレイダーを解析(バラ)させてもらえません?」
「いやです」
手を離そうとするが思いの外、力が強いシャーリーは構わずにアルフィリオスへ要件を告げるが速攻で却下されてしまい現在に至っていた。
「んー、アルフィリオスさん、解析まではいかなくてもデータを渡すくらいはいいんじゃないの?」
「悪いけどデータを不用意には渡せない、自分の手の内を明かす真似はしたくないんだ
別に信用してない訳じゃない、ただデバイスのデータはそれだけ慎重に扱いたいんだ」
「シャーリーもそろそろ離れないと訓練できないんだけどなぁ」
流石に見かねたなのはが2人の間に入るがアルフィリオスの意見には納得するような言い分があり、仕方なくシャーリーへと視線を移した。
「けどなのはさん!アルさんのデバイスは伝説ともいうべき代物なんですよ!!」
「伝説って?」
「ええ!」
なのはの言葉にどうしても納得出来ないシャーリーは食い下がると思わず聞き返すなのは、そしてシャーリーは語っていく。
それは数十年前、管理局のストレージデバイスのデザインコンペが行われた際にそれは出てきた。
量産を前提というコンセプトを真っ向から否定するような突出したデザインに、尖りまくった機能を有したデバイス。
もちろん1次審査で落ちたがそのスペックにはシャーリーは目を引くものがあり現物を探したが、すでに人の手に渡り長年行方知れずだった、そのデバイスがアルフィリオスの持つイーグルレイダーだった。
熱く語るシャーリーを見ながらなのははアルフィリオスへ本当なのかを目で尋ねると一応なとアルフィリオスは返した。
「本当なら整備と称して解析したかったんですけどアルさん!自分で整備するからいいって断るんですもの!なら直接行くしかないじゃないですかぁ!」
「ああ、そんな事言ってたか、一応デバイス整備のノウハウあるから俺とレキのは調整するって断ってたっけ」
悔しがりながらアルフィリオスが断った事を話すと、思い出すように前日にシャーリーからメールが来ておりその際に断りをいれていたのを思い出す。
デバイスに関する資格を持っているし、まだ新人のデバイス自体が未完成だからそちらに念頭して欲しかったと語るが、それでもイジりたかったとシャーリーは涙ながらに答えた。
「それならさ、アルフィリオスさんにシュミレーターを使って貰うのはどうかな?」
「「はい?」」
「ほら、シャーリーはデータを取りたい、私は事態が収束できる、スバルたちはどんな場所か知れる、アリだとおもうんだよね」
シャーリーの言葉を聞いていたなのはは、1つ提案をしてきた。
なのはから出された提案は今の状況を打開する手だとは思ったしかし1つだけ懸念点があった
「あの、俺のメリットは?」
「ダメなら私と模擬戦する?いい加減終わらせないといけないんだよねぇ」
「謹んでシュミレーターを使わせてもらいます!」
アルフィリオスの問いかけになのはは笑顔で答えるが流石にグダグダしてきた状況をなんとかしたいのか少しばかり圧をかけてきた。
笑顔なのに威圧のあるなのはにアルフィリオスは思わず敬礼をしながら返して仕方なくシュミレーターへと向かう。
(まぁサクッとおわらせるかな)
「あ、アルフィリオスさん?スバルたちのお手本にしたいから空戦無しでお願いね?」
「え、まじ?」
展開していくビル群のシュミレーターを見て高空からしかけようと考えた時、なのはから1つ縛りを設けらるのであった。