ラクレス王の騎士   作:傘葉

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予言の日

「五王国同盟………ついにこの日が来たか」

 

 俺の横で、玉座に座る男が呟いた。足を組み、豪華な装飾の施された椅子に座るその姿は尊大な、しかしそれに見合った威厳を感じさせている。

 

 現シュゴッダム国王ラクレス・ハスティー。俺の主である男の目は、どこか浮かない色を映していた。

 

「顔が怖いぞーラクレス。どうした?緊張するなんて柄でもないだろうに」

「なに、少し心配があるだけさ。上手くあの王達を纏められるかなと」

「ははっ、何が心配だよ。腹黒王のお前が言うと、ただの嫌味に聞こえるぞ?」

 

 俺の笑い声に続けて、ラクレスもニヤリと口元を上げる。そして瞬く間に玉座の間に広がる、男二人の笑い声。

 

「しかし、君も少しは自分の心配をしたらどうかな?」

「どう言う意味だよ」

「他の4カ国の王、とりわけヤンマ・ガストとヒメノ・ランから君に対する苦情が大量に届いているのだが」

「いやーそれの元々の原因は、お前がやれって言ったか───」

「それに裁判長殿からは君の出頭を要求されているぞ」

「ラクレス〜?」

 

 彼はいつも、俺に面倒事を頼み込んでくる。お陰でこの数年間、五王国のあちこちを転々として、多忙な日々を送ったものだ。その際に、各国の王にも様々な迷惑を掛けた。

 

 いつか諸々の件についての謝罪をしたいとは思っているが、それは随分と先の話になりそうだ。

 何せ今日は、ラクレスの企てた壮大な計画の中でも特に重要な分岐点になる日なのだから。

 

 事と次第によっては、五王国の軍事バランスが完全に崩壊する。そうなればこのチキューの歴史に、この男の名が刻まれる事になるだろう、最低最悪の王ラクレス・ハスティーの名が。

 

「そう言えば、例のゴッカンにいる彼はどうなった?」

「ジェラミーか。奴にも一応話は通したんだが、用事があるとかなんとかで断られたよ」

「そうか。バグナラクとの架け橋となりうる彼にも、我ら王の指針を示したいところだったが………」

「欲張り過ぎるのも良くないさ。『強欲は身を滅ぼす』大昔から先人たちが示してきた事だ」

 

 ラクレスは力を欲している、このチキュー中のあらゆる力を。バグナラクに対抗するため、というのもあるのだろうが、彼の狙いはその先に訪れるであろう驚異を迎え撃つこと。天地なんぞ簡単にひっくり返す事の出来る、文字通りの神をも超越する存在を。

 

 無論、そんな力が何の苦労も無しに手に入る訳ではない。それ相応の代償は、この男も覚悟している。今一度、俺も覚悟を新たにしなければならないだろうなと、気を引き締める。

 

 そのとき、ふと大きな羽音が聞こえた。それと同時に、俺の持つキングズホットラインが振動する。液晶画面をタップすると、側近であるボシマールからのメッセージが届いていた。

 

「シュゴッドがお見えになったらしい。出迎えに行ってくる」

「くれぐれも無礼を働くなよ、我が騎士カサス・アトラよ」

「分かっております、ラクレス様」

 

 

 

♦♢♦♢♦♢♦♢♦

 

 

 

 物心付いた頃には、既に剣を握っていた記憶がある。具体的な次期などは思い出せないが、三~四歳の頃だったと思う。世間一般的な感覚からすれば、異常と言ってもいいだろう。しかし当時の俺には友達と言えるような間柄の者はおらず、何の疑念も抱かないまま、剣を振り続けた。

 

 初めて自分の家の事を聞かされたのは、五歳の誕生日。何でも俺の家は代々王に仕えてきた騎士の家で、爺さんも父さんも、顔の知らない先祖も皆、王にその命を捧げてきたらしい。

 

 そして俺には、一人兄がいた。年は五つ上で、記憶が定かではないが、当時は身長も10㎝以上差があった気がする。剣の腕も頭の回転も、俺なんかよりずっと優れていた。何度も剣で打ち合い、その度に負け続けた。

 

 当時は意識していなかったのだが、今思えば憧れだったのだろう。

俺の前に立ちはだかった高過ぎる壁。それを乗り越えようと、毎日狂ったように自分の体を鍛え抜いた。剣を振るい、騎士の心構えを学び。兄と模擬戦を行う。その繰り返しで、俺の幼少期は過ぎていった。

 

 しかしどれだけ挑んでも、兄に勝つ事は出来なかった。今思えば、子供の頃の力の差というものは余りにも大きかったのだが、当時の俺は、それを理解する事が出来なかった。そしてそれは次第に、兄に勝つことは出来ないのではないか?という考えに変わっていった。

 それからいつの間にか、剣を振る事に気持ちが入らなくなった。どれだけ強くなっても、兄に勝てないのならば意味がない。そんな考えが、常に頭をよぎるようになっていたのだ。

 

 おそらく当時の考え方のまま成長していたら、俺は間違いなく腐り切っていただろう。だがそうはならなかった。俺の剣を褒めてくれる人がいたのだ。

 

 一人は俺と同じ従者の一族の少女。そしてもう一人は、当時はまだ王子だったラクレス。

 

 二人の声は、折れかけていた俺の心をなんとか繋ぎ止めてくれた。決して強い訳でも、洗練されたわけでもない、ただただ未熟な俺の剣を好きと言ってくれる人がいた。その事実が、何よりも嬉しかった。

 

 そしてもう一度、俺は自分の剣に向き直った。以前の何倍も鍛錬に打ち込み、体中の傷も段違いに増えた。だが、不思議と苦痛にはならなかった。むしろ楽しいという感情の方が、それを上回っていたのかもしれない。

 

 それからある日、俺はまた兄に戦いを申し込んだ。今度こそは勝つぞと意気込んで。

 

 だが結局俺が兄と戦う事は無かった。そして二度と、勝負をする事も無かった。

 

 

 次に会ったとき、兄は物言わぬ亡骸となっていた。

 

 体のあちこちが抉られていた。

欠損部から吹き出したと思われる血潮がへばり付いていた。

どれだけ呼び掛けても返事が返ってくる事はなかった。

体はひんやりと冷たく、停止していた。

世界中の誰よりも強いと思っていた兄が、無惨な姿で帰ってきた。

脳が、理解を拒みそうになった。

 

 チキュー全土を巻き込んだシュゴッド達による暴走。これに対処するため、まだ子供であった俺を除いた一族全員が、戦いに駆り出された。そして、死んでいった。誰一人例外なくだ。

 未曽有の大災害、神の怒り。十五年前に起きた厄災により、俺はあらゆるものを失った。

 

 俺の手元に残されたのは一振りの黒き魔剣、そして血のように紅く輝いていた()だった。

 

 

 

♦♢♦♢♦♢♦♢♦

 

 

 

「お待ちしておりました。王の皆々様方」

 

 城下へと降り立った四人の王は、民に囲われながら、門の前へと歩いてきた。

 

 叡智の王ヤンマ・ガスト、絢爛の女王ヒメノ・ラン、不動の王リタ・カニスカ、豊穣の王殿様カグラギ・ディボウスキー、それぞれ一国を治める聡明なる王だ。常識と理解というものは人並み以上にあるが、それと同時に非常に我が強い。

 

 現に、この出迎えに不満がありそうな者がチラホラ見受けられる。なぜ、わざわざ王自らが歩いて向かわなければならないのだとかと。例えば、ヒメノとかヤンマとかヤンマとかヤンマあたりから。

 

「なにジロジロ見てんだスカポンタヌキ!」

 

 じっとヤンマの顔を睨んでいると、メンチを切られた。ヤンマの顔が目前まで近づく。

 

「相も変わらずお元気な事で」

「喧嘩ならタダで買ってやるぜ、二年前の件も含めてなぁ」

「喧嘩だなんてとんでもない……俺はただ単に、友に会えて嬉しいだけだ」

「てめぇこそ、相も変わらずよく回る口をお持ちだな。流石、()()ラクレスの騎士だけはある」

「あの、とはどういう意味だ?」

「言わなくても分かるだろう。あの腹黒王の事なんざ」

 

 他の者には聞こえぬ声で、ゼロ距離で煽り合う俺とヤンマ。一国の王と一介の騎士がこんなやり取りをしたとばれたら、ただでは済まないだろう、主に俺がだが。

 

「まあいいさ。ラクレスもてめえも、後でガキみたいに泣かしてやるよ」

「そうですか。では早く行ってはどうでしょうか、叡智の王よ。他の王は、既に城内へ入っておりますが」

「ああ~?協調性とか無いのかよ、あいつら」

 

─────それはあんたもだろ。

 

 という言葉は、喉元にまで登ってきた時点で飲み込んだ。

 

 ずかずかと歩みを進めるヤンマの背中を、彼の側近であるシオカラが、こちらを申し訳なさそうに見ながら追うの子を確認する。会議が始まってもいない一歩目からの波乱に、俺の胃が悲鳴を上げ始めていた。

 

 

 コーカサスカブト城へと続くエレベーターへと乗り込んだ王達と、それを先導する側近のドゥーガとボシマール。そして彼らに付き添うように、少し後ろを歩く俺。

 

 エレベーター内部の空気は、決して良いとは言えるものではない………主にヒメノとヤンマのせいなのだが。

 

 この二人とは別にしても。カグラギも中々に危険だ。この四人の中では一番ラクレスと親しい間柄だが、それもどこまで本音か不明だ。場合によっては、真っ先に排除するべき男なのかもしれない。

 

 とまあ他の面々が中々に癖が強いので、

 

「なんだ、私の顔にゴミでも付いているか?」

「いえいえそんな事は、ありませんよ。リタ・カニスカ王」

 

 俺の中ではリタに対する好感度が一番高い。偶に発狂するのには戸惑うが、基本執務に忠実であり中立を貫くその姿勢は、一人の人間として本当に尊敬している。比較対象がヤンキー、わがまま、食わせ者の時点でかなりおかしいとも思うのだが。

 

 それにリタには、大きな借りがある。

 

「………カサス、これを」

 

 ふと、リタが手を伸ばしてきた。そしてそこには、焦げ茶色の封筒が握られている。大きさからして、手紙の類が封入されたもの。

 

「シロンからだ。どうやら進展があったらしい」

 

 シロン・デハーン、かつてのゴッカン国王カーラス・デハーンの夫である人物だ。以前は投獄されていたが、数年前ゴッカンを訪れた際に俺が無実を証明。それ以来交流ができ、今でも手紙などでやり取りを行っている。今では、行方不明になっているカーラスを捜すため、あちこちを旅して回っている。

 

 ただ世界中を回るとなると、一々連絡を取るのが難しくなる。環境によっては、直接やり取りが出来ない事などもざらにある。そこでリタには、俺とシロンさんの連絡役を担ってもらっているのだ。

 

「………いつもありがとう。助かるよ」

「気にするな。全てが終わった暁には、お前も法廷にかけさせてもらう」

「おおーと?」

 

 嘘か誠か判別し難い発言に、思わず首を傾げる。試しにリタの側近であるモルフォーニャさんに視線を送ると、何とも言えない表情を送り返してきた。

 

 

 扉が開き、玉座の間へと辿り着いた四人の王とその側近達。それぞれが用意された席へと腰を掛ける中、俺はというと、ラクレスの座る玉座の隣に待機した。

 

 全員の準備が整った事を確認し、リタが文を読み上げる。

 

「この五王国同盟は、世界を脅かす敵が到来したときに備え、国境を超え、利害を排除し、国同士が一丸となって敵を打ち倒すために制定するものである」

 

「長きにわたる悲願。守護神キングオージャーの復活が予言の年に達せられたことを、奇跡か運命か。この先どんな脅威が待ち受けようと、シュゴッダム国王ラクレス・ハスティー…… 民のため地球のため、この命を捧げることを誓おう! 皆、剣を取ってくれ」

 

 リタの口上に合わせ、ラクレスが宣言する。そしてそれに次々と同意し、剣を取る王達。滞りなく順調に、調印式は行われるはずだったのだが、

 

「あとはお前だけだ。ヤンマ・ガスト」

 

 ただ一人、ヤンマが異議を申し立てた。

 

「ラクレスがキングオージャーの操縦権を握るってのともう一つ、納得できねえ事がある」

「なんと………」

「今更なに?本当に嫌!」

 

 他の国の王との間柄も、雲行きが怪しくなってきている。非常に不味い状況だが、ラクレスはあくまで傍観に徹していた。ゴッドクワガタ並びに、キングオージャーが起動できないのは中々に手痛いが、最悪こちら側にはZEROという隠し玉もある。あまり性能を見せびらかすのも得策ではないが、計画全てが破綻するものでもないだろう。

 

 というかそもそも、ラクレスはヤンマ・ガストを邪魔に思っている。王とか技術者などの役職を抜きにしても、単純に彼の人間性が嫌いなのだ。

 

「二年前にうちのゴットトンボのデータを盗んだ件。まさか忘れたとは言わせねえぞ?」

「………何の事かな。根拠のない言い掛かりはやめてくれ」

「おいおいとぼけんじゃねえよ。なあ女王様、確かあんたの国もやられてただろ?」

「ええ。確かに同じ時期にイシャバーナでも、どこかのスパイにいろいろしてやられたけど………今は関係ないでしょ」

 

 ヤンマにも納得出来ない部分があるのは分かる。俺だって、もし奴の立場だったらこんな胡散臭い奴の話なんて聞かないだろうし。わざわざチキュー最大級の軍事力を保有しているのにも関わらず、さらなる力を欲するなど、心穏やかにしろと言うのが無理なレベルだ。

 

 それにヤンマには、シュゴッドを電子制御で復活させたという強力なアドバンテージがある。これを生かさない理由の方が見つからないだろうが、かと言ってここで国家間の仲を悪くさせるのも考えものだ。どう転ぼうにも、ヤンマ自身ただでは済まないだろうが………

 

「うるせえスカポンタヌキ、俺がテッペンだ」

 

 捨て台詞を吐くように、玉座の間を去る叡智の王。するとそれを皮切りに、他の王たちも続々と席を後にする。こうして、調印式はなし崩し的にお開きとなった。

 

 

 

 

 

「帰っちゃったな」

「そうだな」

「終わったな、調印式」

「……そうだな」

「失敗、だったな」

「……………そうだな」

「………正直な話、どこまで計画通りだったんだ?」

「はなから平和的にキングオージャーが手に入るとは思っていない。あまりやりたくはないが、多少手荒な手段を取るのも、致し方ないだろう」

「と言うと………そういう事か」

「ああ、そういう事だ」

「りょーかい。俺も一仕事、やらせてもらいますよ」

 

 

 

 

 

♦♢♦♢♦♢♦♢♦

 

 

 

 

 

 大地が震えた。怒りが見えた。危機を察したシュゴッド達が、一斉に大空へと逃げてゆく。

 

 それと同時に無数の怪異が城壁を突き破り、シュゴッダムへ進軍してきた。

 

 始まったのだ、バグナラクの進軍が。

 

「……………」

 

 コーカサスカブト城の前へと集まったシュゴッダムの兵士達。それを先導するは、オージャカリバーを片手に立つラクレスだ。一度、自分の後ろに立つ兵士達の顔を見回す。ゆっくりと、まるで最後の見納めになるように。そして最後に俺の顔を一瞥したラクレスは、ゆっくりと口を開いた。

 

 

「悲劇にも予言は的中した。だが我らはこの日のために備えてきた! 戦士たちにシュゴッドの加護があらんことを‼︎」

 

 ラクレスの言葉に応じて、隊列から離れ、一歩前へと進む。

 

 腰に掛けた黒い魔剣、ナイトカリバーを手に取る。柄の木材のひんやりとした質感が、手を介して全身に伝わっていく。胸の前でに構えたその剣先を天へと向けると、鍔本辺りに設置された一本の角を押し倒した。

 

アトラスオオカブト

 

衛装展鎧(えいそうてんがい)!」

 

You are the knight!

You are the knight!

You are the knight!

 

CHANGE

ナイトアトラス

 

 琥珀のようなバリア「シュゴッドソウルフィールド」に全身が包まれた次の瞬間、虚空より現れたシュゴッドの幻影が、俺の体を突き抜けていく。

 

 そして、霞んだ金色の鎧が装着された。初代国王ライニオールの持っていた聖剣を基に作られ、一族に代々受け継がれてきた鎧と魔剣。俺が使う事は一生無いと思っていたが、今は違う。

 

 右手に握った剣の感触を今一度確かめ、戦場へと目を向ける。既に市街地へと侵攻してきているバグナラクは、手当たり次第に国民に襲い掛かっている。

 一刻も早く、駆けつけなければならないだろう。

 

「あまり使いたくはないが、万が一の時はZEROもある………無茶だけはするなよ」

 

 去り際、俺に耳打ちしたラクレスは、ローブを翻しながら再び城へと足を向けた。

 

 オージャカリバーZEROの修復も間に合ってない今、ラクレスが戦線へと向ったところで、大した戦力にはならない。本人も歯痒いだろうが、今は玉座でふんぞり返っておいてもらおう。

 

 もう一度、戦場を見回す。そして、その内の一点へと狙いを定めた。

 

 大きく空中へと跳躍し、浮遊。勢いそのままにナイトカリバーを振り下ろしながら、地面目掛けて急降下、着地点にいたバグナラクの連中の命を、一気に奪い取った。

 

 土煙が立ち込める中、素早く立ち上がると、次なる標的に狙いを定めた。

 

「来るがいいバグナラク。我が忠義の下に、叩き潰してくれる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 遠い未来、シュゴッダム史上最悪の王と呼ばれた男ラクレス・ハスティー。

彼の側には、一人の騎士がいた。

 

 その名は、カサス・アトラ。

 

 これは、一人の王とそれに仕えた一人の騎士の物語である。

 

 

 

 

 

 

 




はい、完全に年末テンションで書きました。
一応連載にしてますが続くどうかは分かりません。
これからの本編の展開と皆さんの反響次第で考えようと思います。

以下軽ーい設定

・カサス
ラクレスの騎士
守りに徹すればキングオージャー全員を数分足止め出来る程度の腕前
神の怒りが起こった後数年ほど養護施設におり、王様ごっこをするときはよく悪役を演じていた。

・ナイトカリバー
オージャカリバーZEROを基に作られた魔剣
代々カサスの家で受け継がれてきた


原作との乖離点
・キングオージャーZEROが一話時点で完成
・ラクレスがジェラミーの存在を把握
・シロン釈放済み
・ダグデド撃破RTAのチャート変更



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