お嬢様ポケモン世界を往く! ~ポケットモンスターdarkcatastrophe⇔snowwhite~   作:十二の子

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♪45 時いざなうは神秘合い打つこの地にて

ー*ー

 

 もはや、蒼玻/アオバにとっても、出せるポケモンは1体。そして、相手は体力万全な上に種族値2倍のフーディンEX。

 

 となれば、裏の切り札を出すしかない。蒼玻/アオバは、ボールをそっと手に握り。

 

 「ディアンシー、お願いしますわ。」

 

 フロックス本家2000年の象徴、人の一族とディアンシーの一族が代々お互いの絆を繋いできた先にある特異点、「盟約のディアンシー」。それは、燦然とピンクの光をまき散らし登場した。

 

 この切り札中の切り札に対して、ハナツメは、こゆるぎもせず…そればかりか、不適な笑みを浮かべて手で蒼玻/アオバを誘う。

 

 「そればかりではないでしょう?

 

 私は、今のフロックス本家の真髄が見たい。ですから…

 

 …手段を選ばず、かかってくるのです!」

 

 そう言われては、挑発までされては、蒼玻/アオバにも、誇りにかけてそれを披露することを躊躇することはない。

 

 「それでは、お見せいたしますわ。

 

 /誇り高き俺達の燦然、誰にも超えられはしないさ!/直視すること能わざる高貴なる輝きに、ひれ伏すのですわ!」

 

 掲げるは盟約の指輪(キーストーン)、繋がるは2人と1匹の二重の絆。

 

 「デュアルメガシンカ!」

 

 ナノダイヤで作られたヴェールとティアラを身につけ、スカートのような2層の水晶で下半身を完全に覆った、目も眩むほどの光とダイヤの姫。

 

 「噂に聞く、それがデュアルメガディアンシーですか…

 

 私たちも本領発揮としましょう。フーディン、メガシンカ!」

 

 フーディンが座禅を組み、髭が伸びるとともに、5つのスプーンがその頭上を旋回し始めた。

 

 どちらが先にアタックするのか、一言も発さない水面下での駆け引き。

  

 次第に、М(メガ)フーディンEXの頭上、スプーンがピンクの光を帯びていく。特性「トレース」でデュアルメガディアンシーから特性をパクっているのだ。

 

 「…ダイヤストーム…」

 

 デュアルメガディアンシーのあわせた手の間に、大気中の二酸化炭素が引き込まれ、炭素へと分解され、圧縮され、本来ならば数百万年〜数億年をかけて作られるはずのダイヤモンドが瞬時のうちに渦を成していく。

 

 「サイコキネシス!」

 

 М(メガ)フーディンEXが、ピンクに輝くスプーンを、サイコパワーで加速させて投射する。

 

 ダイヤの渦とスプーンが接触する瞬間。

 

 「…ディセラレーション!」

 

 ーデュアルメガディアンシーの ダイヤストーム・ディセラレーション!

 

 ダイヤモンドの形成という、気が遠くなるほどの地質学的時間を、数秒の生物学的時間の間に行う、ディアンシーと言うポケモンの能力。それは二重のメガシンカによって拡張され、生物時間と地質時間を入れ替えることで時間の超加速・超減速を可能とする。

 

 ダイヤの渦に触れると同時に、スプーンの弾丸は1秒/数千万年ぶんの減速をした。ダイヤストームの領域内で起こることはすべて、悠久の時をかけてようやく達成される地質学的出来事ということにされたのだ。つまり、スプーンはデュアルメガディアンシーに届くまでに化石になるほどの時間を要する。

 

 М(メガ)フーディンEXは、黙ってはいない。この手の特性ゴリ押しポケモンへの最強のメタを、メガフーディンというポケモンは持っているのだから。

 

 「こちらもサイコキネシスに特性をのせるのです!」

 

 中空で完全に静止したかに見えたスプーンが、ピンク色の光を帯びて少しずつ動き出す。М(メガ)フーディンEXがデュアルメガディアンシーから特性をトレースし、時間操作をし返そうとしているのだ。

 

 「そのまま押し切るのです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「言わなかったかしら?『誰にも超えられはしない』と。」

 

 ーМ(メガ)フーディンEXは 特性のトレースに 失敗した!

 

 再び完全静止したスプーンを、ダイヤモンドの竜巻が粉々に粉砕した。フーディンふぜいが、蒼玻/アオバとディアンシーの深い絆の上で起こされた超常の力をパクってただ乗りすることなど、できるはずがなかったのだ。

 

 「…なるほど?さすが本家と言いましょうか。

 

 ではフーディン、自分にサイコキネシスです。」

 

 М(メガ)フーディンEXが、サイコパワーで超加速して飛んでくる。

 

 ここで再び時間操作(ジオスケール)を使うわけにはいかない。ただでさえ二重のメガシンカなのにさらに時間操作などという御業、負荷が重すぎてそうポンポンと乱発できる代物ではない。

 

 「ラディアント・レイピア!」

 

 突進は正面から迎え撃つーデュアルメガディアンシーの手に、ピンク色の光とともにダイヤの剣が作り出される。

 

 ピンクのレイピアと、サイコパワーでかっ飛ぶМ(メガ)フーディンEXが衝突…しなかった。

 

 ーМ(メガ)フーディンEXの ディメンションハンド!

 

 デュアルメガディアンシーの左へと高速で抜け、剣撃を躱すМ(メガ)フーディンEXの本体。そしてその両の手が、突如としてデュアルメガディアンシーの右側面を張り叩く。

 

 周りに纏われているナノダイヤ群が、多少は「手」の攻撃を相殺する…それでもノーダメージとはとてもいかない。

 

 (攻撃してくるかと思えばブラフ…

 

 何をしてくるかわかりませんわね…)

 

 「『何をしてくるかわかりませんわね』と、思っていますね?」

 

 蒼玻/アオバが、はっと息を呑む。

 

 (心を、読まれた…?)

 

 「心くらい読めますよ。ね、フーディン。

 

 私たちのジムはエスパー、ゴースト、それに毒タイプ。伝統的に超タイプと呼ばれるこれらはつまり、虚々実々のポケモンたちですから。」

 

 「…読心なのか単なる推測なのかすらわからないですわね。

 

 ならばわたくしの答えは一つですわ。このアオバ・フロックス、恥じて隠すようなことはございません!

 

 ささっと粉砕しますわよ、ディアンシー!」

 

 ディアンシーの周りに、無数のダイヤモンドが出現し、グルグル周回し、渦をなし…それはまるでシンクロトロンのように加速されていく。

 

 ーデュアルメガディアンシーの…

 

 「かかりましたね。」

 

 (な…これを誘われた!?/今さら止まりませんわ!あちらに策があったとしても!)

 

 М(メガ)フーディンEXが、両足を綺麗に組み直し、両手を合わせる。

 

 「っ…!、参りますわよ、よろしくって!」

 

 ーデュアルメガディアンシーの ダイヤストーム・アクセラレーション!

  

 自らを取り巻くダイヤの渦に、数百万年の地質時間を数十秒の生物時間へ圧縮する時間加速をかけて、発射。

 

 ピンクの光の、弾丸。それがМ(メガ)フーディンEXに無数に撃ち込まれ…

 

 なかった。

 

 発射よりも早く、デュアルメガディアンシーと蒼玻/アオバは膝をついた。数え切れないダイヤモンドが、バトルコートに散乱する。

 

 「お、お姉ちゃん!?」

 

 客席で叫ぶカグヤの声が、痛む頭の片隅で響く。

 

 「い、今…何を…?」

 

 刺すような抉るような痛み。メガシンカが二重とはいえ、これほどトレーナーにフィードバックするのだとしたら、デュアルメガディアンシー本体が受けたダメージはいかほどか。

 

 М(メガ)フーディンEXは、未だ、大したダメージを受けずに宙に浮かんでいた。   

 

 「…時間加速へのカウンター…かしら…?」

 

 「期せずして、ですけれどね。

 

 フーディンEXの、М(メガ)進化で得る第二の専用ワザ『ゼンフォース』。禅の力で相手の蓄積ダメージを増幅するこのワザは、時間が経過するほどダメージが増加する…時間加速は逆効果ですよ。」

 

 先程のディメンションハンド。あのダメージが、増幅されたのだ。それも時間加速によって急速に。加速倍率によっては、アクセラレーションが痛みで解除される前にポケモンもトレーナーも倒れていただろう。

 

 (ディセラレーションで減速すれば、ダメージの増幅は低減できるが、でもこっちの速度も落ちてメガフーディンのすばやさにとても対応できない…メガフーディンをディセラレーションに巻き込んだら相対速度は不変で無意味…!

 

 /蒼玻くん、それより問題は、何故か、こっちの奥の手がディアンシーをデュアルメガシンカさせてのジオスケール発動だと知られていることですわ…!)

 

 フロックス本家の切り札がディアンシーであることは有名だとしても、デュアルメガディアンシーも報道で情報流出しているとしても、時間操作まではほとんど見抜かれていないはずだ。それがバレていたということは…もしデスカーンを倒していなければ、「ミイラ」による特性「ジオスケール」の消去を狙われていた可能性すらある。

 

 (…つくづく思い通りに゙させてくれないジムだ…/デュアルメガシンカをここまでさばかれるとは思いもよりませんでしたわ…)

 

 悩む蒼玻/アオバ。悠々と見下ろすМ(メガ)フーディンEX。そんな中、ディアンシーがテレパシーを飛ばす。

 

 “「考えが、あります」”

 

 (ディアンシー、どうしたのかしら?/考え…でも、それだって読まれて、翻弄されて…)

 

 “「読まれるのが困る、読んで翻弄されては困る。…ですから、読ませなければいいのです。」”

 

 簡単に言うな、蒼玻はそう言おうとした。こちらの攻撃をディメンションハンドにゼンフォースと逆用され、こちらの考えも見透かされ…どうしたらいい?

 

 “「そうでしょう。泥縄で作った急ごしらえ作戦など、また見抜かれ、また逆利用されるだけ。次は保たない、そう思います。」”

 

 次のダメージには耐えられないという意味でも、3回目となる次の時間操作(ジオスケール)で最後だという意味でも。

 

 “「ですから…作戦というほどのことはありません。ただ、私を信じてください。」”

 

 蒼玻/アオバは、なんのためらいもなく頷いた。

 

 (信じてと頼む必要すら/今さら俺たちには必要ないな。)

 

ー*ー

 

 「そろそろタンマも待っても終いです。ディメンションハンド!」

 

 「ディアンシー、トリックルームですわ!」

 

 ーМ(メガ)フーディンEXの ディメンションハンド!

 

 デュアルメガディアンシーの両側面の虚空に、前触れなく次元が裂け、「手」が現れる。

 

 ーデュアルメガディアンシーの ジオスケール_トリックルーム!

 

 直後、バトルコートが丸ごと虹色の不可思議空間に包まれ、「手」が止まった。

 

 (これは、時間減速ですか?しかしそんなそぶりは…)

 

 ハナツメの超能力者としての能力もトレーナーとしての推測も、蒼玻/アオバの狙いがわからない。

 

 「…とりあえず、フーディン、『手』を戻してください。」

 

 「ディアンシー、とりあえずダイヤストームを回しておくのですわ。」

 

 デュアルメガディアンシーの周り、無数のダイヤが出現し、ほとんど止まっているかのような速度で旋回している。…やはりこの、「時間操作がのっかったトリックルーム」は、デュアルメガディアンシーを減速させている…

 

 (なんで…?自分の動きを止めたって…何を考えて…?)

 

 「…自分からフリーズしてくれた分には儲けものではあります。

 

 フーディン、きあいだま。」

 

 気迫を込めた光球。それをデュアルメガディアンシーに向けて投げ…ハナツメとМ(メガ)フーディンEXは、わが目を疑った。

 

 きあいだまが、ひょろひょろと飛び、ワープしたかのように進み、完全に停止し…そしてデュアルメガディアンシーの手前でレイピアに斬り捨てられたのだ。それはまるで、お互いの間の空間の時間が超高速であったり超低速であったりめちゃくちゃとなっているかのような…

 

 (まさか、時間操作のパラメーターを制御していない…?)

 

 М(メガ)フーディンEXが、試しに5つのスプーンをサイコパワーで動かす…3つはほとんど完全に静止し、2つは目にも止まらぬ速さでかっ飛んだかと思うと空中で静止した。間違いない。このトリックルームにかけられている時間操作は加速でも減速でもなく両方だ。

 

 (加速と減速が混在しているのなら、何か考えがあるはずです。いったいどんな考えで、どんな時間操作を…)

 

 デュアルメガディアンシーを見つめる…かなりの時間減速らしく、まともに表情を読めないし考えも伝わらない。

 

 蒼玻/アオバをトリックルーム越しに見つめる。間のトリックルームのせいで若干の遅延(ディレイ)はあるだろうが、表情は確認できる。

 

 (心が読めない…いや、何を考えているのか推測もできない。

 

 まるで、何も考えていないかのような…)

 

 そこまで思い至り、はた、ハナツメは脳を震わせた。

 

 (まさか、本当に何も考えていない…!?)

 

 乱雑時間(ランダムタイム)トリックルーム。あえて呼ぶならそういうことだ。このトリックルームには時間が超加速するか超減速するかの「ジオスケール」がかけられ…しかしあえて制御されないがために、誰にもわからないカタチで加速空間と減速区間が混在しているのである。

 

 時間が連続も秩序もなくめちゃくちゃかつてんでばらばらに暴走する…そんなのは、時間操作という能力の対極にすぎる。出目が良ければ優速を得られても、出目が悪ければ劣速…それどころか完全静止すら確率は低くない。ただでさえトリックルームが使えるのだから、そんな賭けしないほうがマシだ。

 

 だが蒼玻/アオバとディアンシーはそれをやった。やった側ですらどんな時間が流れているかわからないのだから、この時間操作の逆利用は不可能。

 

 「だからってそんな、現にディアンシーは減速して…!」

 

 「わたくしの、勝負事に対する姿勢…

 

 心理的優位(精神的に圧倒し)戦術的優位(勝つための方策を整え)戦力的優位(勝てるだけの手札を切る)。ですが、いずれもかなわなければ…

 

 …人事を尽くして天命を待つ!それだけですわ!」

 

 「んなっ、そんなただのギャンブル!?」

 

 デュアルメガディアンシーの周りのダイヤモンドが、無数に増え、時間の加減速によって不規則な軌道を描きながらデュアルメガディアンシーを覆っていく。

 

 「天運天命、すべてここにあると信じますわ!

 

 ディアンシー、ダイヤストーム『爆散』!」  

 

 デュアルメガディアンシーを周回していたダイヤモンドの渦が、極めてゆっくりとしかし一斉に、外側へと進み始める。減速域を脱した途端、全方位に超加速弾丸として放射されるのは確実。

 

 「だったら応えるまで!フーディン、右手でディメンションハンド、左手でゼンフォース!」

 

 М(メガ)フーディンEXが、超加速されている身体で座禅を組み直す。と同時に次元に穴を開け、デュアルメガディアンシーの真横、取り巻くダイヤの層より内側に「手」を出す。

 

 もちろん「手」もデュアルメガディアンシーと同じ減速領域にあり、避けられてしまう可能性は否定できない。けれどそのためには、デュアルメガディアンシーは「手」への優速を…すなわち加速領域への移動をしなければならない。そしてそれをすれば、ゼンフォースのダメージ増幅をくらうことになる。

 

 「ディアンシー、そのままですわ。」

 

 デュアルメガディアンシーは動けない。減速領域を離脱してゼンフォースのダメージ増幅を食らうより、減速領域内でディメンションハンドに叩かれるのを待つほうがまだマシ…それまでに、すでに外向きにしたダイヤストームが減速領域を抜けてМ(メガ)フーディンEXへ超加速する公算があるのだから。

 

 「…と、思ったのですよね?

 

 そう見せかけてきあいだま!」

 

 至近距離の「手」から、デュアルメガディアンシーへと放たれるきあいだま。これが、本当の、ハナツメとМ(メガ)フーディンEXの本命。

 

 (きあいだまはエネルギー弾、もともと実体弾のダイヤストームよりはるかに速く、さらに「手」は至近!

 

 避けることも、ダイヤストームの減速領域離脱を間に合わせることも、できません!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーデュアルメガディアンシーの トリックルーム!

 

 ージオスケール_トリックルーム状態は 解除された!

 

 「な…」

 

 乱雑時間(ランダムタイム)が解除され、バトルコートが正常な時間を取り戻す。

 

 デュアルメガディアンシーが、前のめりに大きく動き…いや、時間減速が解除された反動で大きく勢いをつけて跳び。

 

 きあいだまはデュアルメガディアンシーのすぐ真後ろを通り抜け。

 

 正常の速度で全方位へ飛散するダイヤストームを避けるために、М(メガ)フーディンEXはゼンフォース(座禅)を解くことを強いられ。

 

 「まさかまさかまさか、私がランダムトリックルームに対応することを、読んでッ…!」

 

 そうでなければ、事前に予測してトリックルームを先出ししていなければ、自分が時間減速をくらっている中の優先度激低ワザなど間に合わない。

 

 (転生者は魂が違うからエスパー・ゴーストでも感知できない…ディアンシーはテレパシーが使える…ジオスケール_トリックルームの向こう側の景色は遅延(ディレイ)が入る…限られた条件で、俺からの指示は読まれないようにできる!)

 

 ハナツメは、蒼玻/アオバとデュアルメガディアンシーにすら制御不可能な乱雑時間(ランダムタイム)トリックルームにも、対応してくる…ゆえに、解除直後の刹那こそが、本当の隙になる。

 

 「虚々実々、ですわッ!」

 

 М(メガ)フーディンEXはサイコキネシスで迎え撃とうとする…が遅きに失していた。時間操作が解除された驚き、ディメンションハンドとゼンフォースをすでに同時撃ちしていた負荷、さらには時間加速が消えたことによる相対的な速度低下…

 

 「今さら間に合いませんわよッ!」

 

 ーデュアルメガディアンシーの ラディアント・レイピア!

 

 光の細剣が、М(メガ)フーディンEXの胸を貫いた。




 Q 時間が数億倍に減速してる領域を挟んだらディレイとかじゃなく向こう側見えなくない?

 A 見えてる光は減速領域を通過しきってるわけではなく周りの加速領域を回折してる(トリックルーム全体を減速領域にしたら向こう側は見えなくなる)
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