ハリー・ポッターと黒い街 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
禁じられた森の一件から数月。
山吹はすぐに声から逆算してあの声の主がかのハリー・ポッターと特定し、忘却術の作用は成功していることを確認したが、継続的にボーンズによる監視が行われている。
「で、何か異常があったのか?」
秀夫が少し焦った様子で報告してくる。
「さっきの緊急報告でハリーポッター達が禁止された部屋に入っていったという報告がされました」
「…焦っている様子だったそうなので何か問題が起きた可能性が…」
山吹は後ろでボーンズがコクコクと頷いているのを見てから立ち上がる。
「分かった。裏を通って行ってくる」
「了解しました。ボーンズ連れていきますか?」
「要らない…いや。秀夫、お前もついてこい」
「?ブラキオサウルスは狭すぎて解放できないと思うんですが?」
秀夫は膝を着いたままに首をかしげることもなく聞いてくる。
「緊急時の撤退用だ。
「分かりました。早急に準備をします」
「急げよ。間に合わん可能性がある」
「分かっています」
そして秀夫はビゼルで裏を開いて腕だけを入れてメモリをドライバーを取る。
「これで十分ですからね」
その言葉に山吹はうなずいて進入禁止の部屋に向かうのであった。
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「ここか…」
中で低いうなり声が聞こえる扉の前に二人は立つ。
「はい。ですがこの音は…」
「知らんが、何かしらここが禁止にされるだけの理由はあるということだろうな」
山吹は話しながら油を指していないような音がする扉を押し開ける。
「グラァァァウウ!!!」
開けた瞬間黒い毛皮の巨犬がくらいついてくる。
「邪魔だ」
噛まれる寸前でそれを
「消えろ」
離れたことによって頭が三つとも見えるようになった犬は、山吹の一睨みするだけで部屋の端に逃げる。
「…こいつをハリーポッター達が攻略できるとは思えないが、どうしたのだろうな」
「おそらく何か別の…例えば条件によって襲われなくなるなどの理由があるのでしょう」
秀夫の答えを聞きながら山吹は地面につけられた扉を開く。
「さて。行くぞ」
そして穴に山吹と秀夫は飛び降りる。
色々と設定
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ハイドープ能力
メモリによるけど、一律なのは第六感、危機察知の追加と念動力。つまりサイコキネシスの二つ。
ブラキオサウルスメモリ特有のものは人間状態でもボーンズを生み出せるようになること
マジックメモリ特有のは…まだ秘密。
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今回もかなり短い。次回で終わる予定