ハリー・ポッターと黒い街 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
裏風都の道がロンドンまで到達し、街にはリアクターメモリの二人目。
二つに分かれたことによって施工の進捗予定はだいぶ遅れたが、予備の街を作るという意味では必要だと前々から考えていたことだったので問題はない。
「ユキ、お前は風都側の都長としていろ。俺が向こうの街に連れていくのはときめと秀夫、光の三人だ。向こうにはどうせ7年間しかいない。だが戦力が足りなくなった場合はときめを一時的に派遣するから連絡するように」
「了解。こっちも引き続きハイドープ確保と非・ハイドープのメモリ使用者の排除に動く。出紋大騎はどうする?」
質問を受けた万灯は了承の意と離反者についての裁決を問う。
「出紋は始末しておけ。ディープは破壊してもいいが奪われたメモリの内シザースは絶対に回収…いや。絶対じゃなくてもいい。確保。もしくは破壊。「見失った」は許さない」
「分かった。じゃ、行ってらっしゃい」
「一年に一度程度は戻る。その時に見苦しい姿を見せないようにな」
その言葉に万灯がうなずくのを見ると、山吹はビルから飛び降りて秀夫とときめが乗っているロードドーパントの背に乗り込む。
「進め」
その一言でロードは急加速し、約一週間の旅が始まった。
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一週間後大英博物館近くのくらがりで裏から出てきた山吹たちは、合流場所として指定したHolborn Grindで注文をする。
「さて…ジジイ…俺たちに何のようだ?」
暗がりから出た時点より何か見られている感覚を持っていた山吹は自分たち以外に珍しく誰も入店していないカフェの空間に声をかける。
「…フム。よくわかったのう」
言葉と共に長い白髭の老人が出現する。
「視線くらいは気づけなくちゃ風都じゃやってけないね」
その言葉に老人は少し驚いたようにする。
「で、魔法学校ってのはどこにあるんだ?俺としてはホテルとかは取ってないからな。できれば今日は早めに用を済ませてくれると助かるんだが」
「うむ。だがその前に、何故か反応がなかったのだが…そちらの2人も魔法使いの才能があるようじゃのう」
「…アァ"?」
老人はときめと秀夫を横目で見ただけで魔法使いの素質があると見抜き、そう言うと山吹が低い声で反応する。
「そちらはもう成人しているようじゃが、魔法使いとしての授業を受けてもらうのがいいじゃろう。ということで、3人とも入学してもらうのが望ましいと思うんじゃが…どうかのう?」
「…まぁいいぜ。お前らもそれでいいな?」
「「はい/うん」」
同時に2人の返事を聞いて山吹は老人に向き直る。
「で?あんたの名前を聞いてなかったな…名前は?」
「フム。確かに名乗らなかったのは失礼じゃったな。わしはアルバス・ダンブルドア。このイギリス魔法界で一応現在最も強いと言われておる魔法使いじゃよ」
色々と設定
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ロードの速度
この作品ではおおよそ500Km/hとしています。
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ときめ
この世界では無為な殺人などは行っていないことや、普通のメモリ犯罪者に関してはメモリブレイクでとどめているため離反していない
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出紋大騎
この世界でもやっぱり裏切って犯罪行為をしている。ときめもこいつの殺害には賛成。やっぱこいつって死ぬべきだよな。
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秀夫とときめ
魔法使いの素質があった理由は…結構後の方に判明します。というかさせます。
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