ハリー・ポッターと黒い街 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
「こ、校長先生ィィー!ち、地下室に…ト、トロール…が…」
ハロウィーンの宴の真っ最中、大扉が開かれてクィレル先生が発した言葉はドーパントが突如現れたがごとく喧騒を生んだ。
それを監督生や教師が落ち着かせようとし、ダンブルドア校長の一声で静まった後に各生徒は寮に戻っていく。
が、例外がいた。
「…秀夫。トロール風情が宴を邪魔する価値があると思うか?」
「いいえ」
山吹はその言葉にわざと大仰にうなずく。
「秀夫、お前はときめに戻っておくように言っておけ。殺しをするかもしれない」
「了解しました」
その瞬間、秀夫は人ごみの中にまぎれていく。
「さて…ハイドープ能力で居場所はわかっている…覚悟しろよこのゴミ野郎…!」
トロールの陳腐な動きが、強者の逆鱗に触れた!
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「此処か…」
学校のもう使えない一つのトイレ。その入り口に立って山吹はつぶやく。
「エイッ!」
「こっち向けこのウスノロ!!」
トイレの中から反響する声が聞こえてくる。
「…ほかにも戦ってるのがいるのか…まぁいい」
そしてトイレの中に山吹は入り、
「貴様ら邪魔だ。帰れ、此処は俺が
「山吹⁉」
奥の方にいたハーマイオニーが顔を見て反応する。
「お前はスリザリンだろ!信用できないね!」
「ハァ…もう黙ってみていろ」
そして山吹はガイアドライバーrexを腰に装着する。
「変身!」
MAGIC!
山吹の姿が一度黒幕で包まれ、異形の姿と共に解放される。
「マジックドーパント、だ…さぁトロール。お前の罪は三つ。一つ、俺の宴の邪魔をした。二つ、ときめとせっかく余裕をもって話せる時間をなくした。そして三つ目」
そこで山吹は空中に浮かぶ。
「お前が、生きていることだ…これ以外に自分の罪は思いつくか…?思いつかないならこのまま…」
右腕を上に振り上げ、
「死ねェ!!」
「グラビディア!」
手を握り、それと同時にトロールが一気に地面に突っ伏す。
「…ハーマイオニー、こっちに来い」
その呼びかけに恐る恐る。といった様子でハーマイオニーが戻ってくる。
その恐れはトロールに。というよりは主に山吹に向けられている。
「そこにいては血を被る…もういいな」
そして右腕を一気に振り下ろすと同時に、トロールは内部から爆散する。
一片と肉片を残さず、完全に消滅したといってもいいようなこの状況。そして山吹はドライバーからメモリを抜き、元の姿に戻る。
爆散の音を聞きつけてきたのか、先生三人――マグゴナガル先生、スネイプ先生、クィレル先生の三人である――がやってくる。
三人は現場を見た瞬間に息をのみ、一瞬硬直したが、毅然とした態度を崩さずに問いかけてくる。
「この…現場は何…何が起こったのですか?」
「先生、私が悪いんd「俺がやった」でも悪いのは私です!」
「ハーマイオニー・グレンジャー。貴方の話はあとで…さてMr.山吹?この惨状はどういうことなのですか?」
後ろにいるクィレル先生はだいぶびっくりしてまだ硬直しているのを少し山吹は横目で見てから説明を始める。
「トロール風情のせいで宴が台無しになり、殺さずにはいられなかった。後悔も反省もしていない…退学にしたいならすればいい」
「…とりあえずあなたの処分は寮監であるスネイプ先生にお任せします。ダンブルドア校長にもこのことは伝えさせていただきますよ」
マグゴナガル先生はスネイプ先生に軽く礼をしてからグリフィンドールの三人を連れていく。
「ハァ…こっちに来い山吹。クィレル先生、あなたはもうお帰りになった方がいいでしょう」
「ハ、ハハハ、ハイ…」
三人は階段まで一緒に行き、二階でクィレル先生は分かれ、二人は地下の魔法薬学教室で話す。
「で?理由は分かった…何をどうしてああなった?」
「…もう隠す意味もない。見せてやろう」
山吹は立ち上がってドライバーを取り付け、
「変身」
MAGIC!
再び山吹の姿が黒幕で包まれ、異形の姿と共に解放される。
「さて…この姿の能力だ…納得できますね?」
山吹がそういって振り向くと、スネイプ先生はいつものキャラがガラガラと音を立てて崩れるレベルの驚き顔を披露しているのだった。
ということで風都探偵要素は今回ほぼ初登場。
こっからは結構メモリ多用してくと思うし、オリキャラドーパントを造ったりもするかも?
色々と設定
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山吹
いろいろ言ってても結局はまだ子供だからね。怒っちゃッてもしょうがないね
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トイレへの到着
山吹が歩いていたため二人より遅くなりました
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つぶれたトロール。
グラビディアとは名ばかりに、距離を零にした状態で合気で突っ伏させてからハイドープ能力で無理やり押しつぶすというかなり力技
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