琥珀色の夢幻はどこまでも   作:makoron

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ビクティニ編から少しだけ後のお話、ドンバトル編になります。今回はちょっとアニポケ原作キャラへの当たりが強いシーンがあります、ラティアスが感情に流されてらしくない行動もします、苦手な方はご注意ください。尚、ドンバトル編も長くなったので分けます。


ドンバトル!withラティアス編

〜ラティアスとキバゴ〜

 

小休憩を挟んでから再びお姉ちゃんの旅のお話を聞く

ビクティニと別れてからはとある街で釣り大会が開かれてデントが釣りソムリエとして大はしゃぎしたり、更に次の街ではゾロアが主演をやっている映画に出演したりと順調にBW編の旅を進んでいた、お姉ちゃんは外に出る時には姿を変えてるらしい、主にドラゴンタイプやエスパータイプにね、それなら普段使ってる技を使いやすいから

 

ビクティニを助ける時もそうだったが、フライゴンがサイコキネシスとかあり得ない技を使えば確かに怪しまれるもんね、ギャグ描写ではゼニガメやハリマロン、果てはサトシ君までが辛い物食べた時にかえんほうしゃ放ってたけどね(笑)

 

「ひゅあ〜、きゅきゅ!(フライゴンやガブリアス、サーナイトやゴチルゼルとかになってるよ!)」

『へぇ〜、なるほどね』

 

特にガブリアスはシロナさんの相棒を見て模倣させてもらったらしい、お姉ちゃん曰く強さも自分以上だから憧れもあるんだとか

 

「ひゅあ…ひゅうん、きゅうう、くうー…(正直な所…メガシンカで戦っても勝てるかどうか分からない、もしもガブリアスもメガシンカ出来たのなら、勝てる気がしないね…」

「くぉうん…しゅわ(お前がそれ程まで評価するのか…想像も付かない強さだな)」

「しゅしゅ、しゅ〜わわ(叔母さんでも勝てないって、どれだけなんだろう?)」

 

お姉ちゃんそれ正解、シロナさんのガブリアスも新無印でメガシンカするんだよね

でもそんな強敵にお姉ちゃんと師弟関係になったアイリスのキバゴ…後のオノノクスがほぼ互角のバトルを繰り広げるんだから凄いよ…

 

サトシ君の時はメガガブリアスではなくダイマックストゲキッスを選択したから結局メガガブリアス自体とは戦ってはいないんだよね、通常ガブリアスのままだったからメガルカリオのきしかいせいで体力を削り切れた…のかもしれない、もしもダイマックストゲキッスではなくメガガブリアスを選択してたら勝敗はどうなってただろうか…?

いや、その時にシロナさんはダイマックスの方が勝機があると判断したからこそ選択したんだ、タラレバを言ってもしょうがないか、そもそもこの世界ではまだまだ先の事で、どうなるか分からないけどね

 

「ふゅう〜、ひゅわあん…(話を戻すよ〜、それで次の街に向かう途中でまたキバゴの特訓してたんだけど…)」

 

side LA

 

「今よキバゴ!りゅうのいかり!!」

「キィーバー!!」

 

バシュゥーン!!

 

「ッッッ!!きゅう!!」

 

隙を付いて私にりゅうのいかりを繰り出すキバゴ、あれから単調な動きではなく避けづらいように色々工夫して攻撃してくるようにしてきている、今のりゅうのいかりも避けづらく、咄嗟に受け止めた…しかも威力はこの間よりこころなしか少し上がってる、結構痛い…まぁ今はメガシンカ無しでやってるのもあるけどね

 

メガシンカ無しでやってるのはレシラムとの戦いでの反省点だ、私はずっとメガシンカに頼ってた事が浮き彫りになったから普段の姿でも存分に戦えるように練習している、だからキバゴとの特訓でも普段の姿でやってる

 

模擬バトルを終えてキバゴとバトルの反省会をする、全体的に以前より動きが良くなってるし、パワーも上がってる、まだまだ改善点は多いけど伸びしろは間違いなくある

 

それと新技の練習も教えている

 

「きゅうううーーー!!(ギガインパクト!!)」

 

ドッゴォォォォ!!!

 

突っ込んだ木は真っ二つに折れた、ビクティニと協力した時に最後に使った大技、ギガインパクトだ、これはオーキド博士の所で習得した物理攻撃で威力が非常に高い、その分デメリットもあり素早い相手には外す事もあるし、何より放った直後は反動で動きが止まるから隙が出来る、ここぞという場面で使う技だね

 

「キバァ〜」キラキラ☆

「本当凄い威力ね…!キバゴもキラキラしちゃってるし」

「どうやらキバゴはギガインパクトも覚えたいみたいだね」

「だったら練習あるのみだぜキバゴ!」

「キバッ!」

 

ギガインパクトとりゅうのはどうの2つを新しく覚えようとキバゴは私と特訓する

 

「ふゅうん!くぁーん!(さあ遠慮なく私に当ててきて!しっかり受け止めるから!)」

 

「キバゴ、ギガインパクト!!」

「キッバァァァー!!」

 

ドカッ!!

 

キバゴが私に突撃して当ててくるが…

 

「ひゅあ!ひゅーわわ!(まだまだ!それじゃ単なるたいあたりだよ!ギガインパクトはもっとこう〜!)」

 

「今度はりゅうのはどう!」

「キバァ!!!」

 

ぱすんっ…

 

「きゅううん…くぅーうん?(全然はどうエネルギーが溜まってないよ…りゅうのいかりをイメージしつつ、より凝縮して放つ感じで〜)」

 

キバゴとアイリス、そして私で技の特訓をしていく、サトシはというと…

 

「よーしズルッグ!ずつきだ!」

「ズ、ルッグゥーー!」

 

ドガッ!!

 

他のポケモン達の特訓をしている、特にズルッグはライバルのキバゴに遅れまいと気合十分だ

 

「みんなー!昼食が出来たよー!」

 

特訓をしてたらもうお昼近く、みんなでデントの料理を楽しむ

昼食を終えて休んでいたらキバゴが話しかけてくる

 

「キバキバ…、キバ?」

 

この間の事…ビクティニとの時に私はレシラムと戦い…そして負けた…強かったな…

キバゴはその時の事を聞きたかったようだ

 

「ひゅう…ひゅわわ?くぅー…きゅうう〜ん(怪我は大丈夫だよ…それに前にも言ったでしょ?私なんかより強いポケモンなんてゴロゴロ居るってさ、でも情けない所見せちゃったかな)」

 

気遣ってくれてるようだ、心配かけちゃうなんて…それにボロ負けしちゃう所見せちゃったし、師匠としての面目無いなぁ

 

「キバ…キーババ、キッバ!」

 

キバゴは全然気にしてないって、それにずっと上の世界の戦いを改めて知る事が出来たから、だってさ

 

「キバッ!キババ!キバキバ…!」

 

強くなって、そしたら今度は僕が守る!と宣言するキバゴ

私の事を守る…か、お兄ちゃんやサトシ達、カノンちゃんとか以外にそんな事言われたことなかったな…旅に出てから、いつだって私は戦いの最前線に出てたから、でも…そう言ってくれるのは正直嬉しかった

 

「ひゅあ、くゅう〜ん、きゅー!(まだまだ弟子に守られるほど落ちぶれちゃいないよ、でも…ありがとうね、キバゴ…)」ナデナデ

 

キバゴを撫でながら笑顔でお礼を言う

 

「キ、キバ…」モジモジ

 

ほんのり顔を赤らめてモジモジするキバゴ、???…どうしたのかな?

するとキバゴはその場から離れる、少しして戻って来ると手には花が一輪添えられてた

 

「キバッ」

 

「ひゅ?ひゅわ〜…?(え?私にこの花を?)」

 

どうやら私にプレゼントしたいみたい、まぁ受け取って損はないからありがたく受け取っておこう

 

「きゅー、ひゅわわ(ありがとね、キバゴ)」

「キバ〜♪」

 

このお花は後でデントが押し花にして額縁に入れてくれた、サトシがマサラタウンに送ってくれるらしい

 

side out

 

side I

 

離れた所から2人の様子を見ているあたし達

 

「あっらぁ〜、キバゴってば顔を赤くしちゃって、もうそんなお年頃かな?」

「これは…青春の香りが芳しいテイストだね」

「2人とも何言ってんだ?普通に仲良くしてるだけだろ、良いことじゃないか」

「はぁ〜、サトシってば本当に子供ねぇ…そういう事には鈍いんだから」

「この恋の行方はいかに!う〜ん恋愛ソムリエとして是非とも見守ってあげたい」

「ソムリエがまた増えた…映画に釣りに探偵に…どれだけ持ってるのよ?」

 

キバゴはどうやらラティアスを意識してしまったみたい、トレーナーとしてここは応援してあげたいけど、相手は伝説のドラゴンポケモン!一筋縄では行かないわよ〜キバゴ

 

side out

 

ちょちょちょ!?お姉ちゃん、何かキバゴとフラグ立ってない!?

 

『ねぇお兄ちゃん…これってさ…アレだよね?』ヒソヒソ

「しゅわ…しゅーわわ、くぉーん(ああ…俺はキバゴとやらの事は直接は知らんが、話を聞く限り根性もあって良いヤツ…だと思う)」ヒソヒソ

『どーすんの?もしそうなったら…』ヒソヒソ

「しゅわ、くぉうう、くー…!(その時になってみないと分からん、まあそれでも、簡単に妹はやらん…!)」ヒソヒソ

 

相変わらずの兄バカ発言なお兄ちゃん、それにしても…タマゴグループ合ってたっけ?いやそもそもラティアスは伝説枠だからタマゴ生むか…どうかは既にここにいる私とヒスイが大いに証明になってる、私自身はお腹を痛めた記憶は全く無いんだけど…お兄ちゃんと朝チュンしたらいつの間にかタマゴあったんだもん、やっぱりポケモンってふしg…

 

すぱーん!

 

「しゅわ!くぉうう…!(おい!話を飛躍させるんじゃない…!)」ヒソヒソ

 

お兄ちゃんにツッコミで叩かれた、痛い…

 

「くゅう?ひゅーわん?(さっきからヒソヒソ話してどーしたの?なんかコント始めた?)」

「しゅしゅしゅ〜、しゅ〜わ〜(お母さん、変な事考えちゃダメだよ〜)」

 

お姉ちゃんは気付いてないけどヒスイは分かってるみたい、ヒスイは子供だけど元は大人のラティアスの転生体(記憶引き継ぎ)だから実はここにいる誰よりも人生…いやポケ生経験豊富だ

 

それにしてもキバゴ…お姉ちゃんにアタックは前途多難な道だよ?お姉ちゃん自身はサトシ君まっしぐらだからね…

 

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~ドンバトル開幕~

 

side S

 

やってきたぜライモンシティ!ここで次のジム戦が始まるのか~、と思ったらライモンシティじゃなくてライモンタウンという別の街だ、と前回の映画撮影の件で仲良くなって一緒についてきたルークに指摘される

 

「あ、本当だ、ライモンシティまでまだ大分距離がある」

 

とデントが確認する

でもここのバトルクラブ主催のバトルトーナメントがあるらしい

 

「よーし!ジム戦の前の腕試しだ!やるぞバトルトーナメント!」

 

side out

 

side LA

 

どうやらここでバトル大会が開かれるからサトシ達はそれに参加するらしい、私は…まぁ今回は観戦かな~?と思ってたら

 

「どいてどいてどいてー!!」

「え?ってうわぁーー!!?」

 

あ、あれはベルちゃんだ、私は以前の釣り大会でボールの中から見てたので知っている、たしかその時も今みたく前を良く見ずにサトシに突っ込んで来て水の中にサトシを吹っ飛ばしちゃったんだっけ…よし

 

ポーン!

 

私は姿を別のポケモンに変えてボールから出る

そのままサトシを押し退けて避難させ、突っ込んで来たベルちゃんを受け止める

 

ガシッ

 

「わわっと…あれ?なんか感触が?」

「またかよベル!」

「あっ、サトシ君!」

「あと、ありがとうなラテ…ガブリアス」

「ガブッ!(どうってことないよ!)」

 

今の私はガブリアスの姿をとっている

 

「まったく、気を付けてくれよなベル」

「ごめんなさいごめんなさい!私、バトルトーナメントに参加しようと思って急いでたの!」

 

どうやらベルちゃんもバトルトーナメントに参加するつもりらしい、私達もこれから参加受付だから一緒に行くことにする

 

「それにしてもサトシ君ってガブリアス持ってたんだ…凄く強そう~!」

「俺も映画撮影の時に見たけど、凄く鍛えられてるみたいで、しっかり撮らせてもらったよ!」

 

ベルちゃんの時はずっとボールの中に居たから顔を合わせるのは初めてだけど、ルーク君は映画撮影の折に今の姿で会ってるから驚いてはいなかった

 

「あ、こうしちゃ居られない、皆もまだって言ってたよね、一緒に行きましょう!」

 

とずんずん進んでいくベルちゃん

 

「相変わらずだな」

「はぁ…また何か起こりそうな予感…」

「キバ~…」

 

………

……

 

よーい、アクション!

 

「ここ、ライモンタウンで開かれるバトルトーナメント大会!ドンバトルに参加せんと強者共が続々と集合しています!」

 

ルーク君は実況風に撮影を始めてるけど

 

「なーに?何?何撮ってるの?」

 

ベルちゃんが割り込んでくる

 

「今度の大会のドキュメンタリー映画を作るんだよ、絶対に傑作にしてみせる!ねえ君にも取材させてよ」

「ちょっと、私はこっちよ!」

 

って、ベルちゃんが2人になってる、はは~ん、またゾロアの仕業だね

 

「わー!ゾロアじゃない!人間にも化けられるって聞いたけど、本当なのね!」

 

実は私も出来るんだけどね~!説明がややこしい事になるから今はやらないけど…

っあ、ゾロアをゲットしようとしてる、でもそれはルーク君のゾロアなんだよね…しかもそれが分かると今度はトレード持ちかけてるし…

ゾロア本人は嫌とばかりにベルちゃんから躱す、残念でした~って言わんばかりだ、ベルちゃん、自力でゲットするしかないよ~

 

そんなこんなで参加登録所まで来るとドン・ジョージさんという人が受付をしてくれた、サトシ君曰く、ジョーイさんみたくバトルクラブ関係の主催者は皆同じ顔らしい…

 

で、参加には名前と出身地と出場ポケモン3体を記入するんだけど…

 

「まだタンニンの強い渋いポケモンを使っているみたいね~」

「あ、カベルネ」

 

そこにカベルネというデントとは別のポケモンソムリエの女の子が割り込んできた、なんでも以前サトシと持ちポケモンの相性を診断したら全部ダメダメで総入れ替えを勧めてきたんだとか、でもデントが診断したら相性抜群だとか、ふーん…デントの方が見る目ずっとあるね

でもってカベルネはデントを目の敵にしてる…

 

「おお!久しぶりだなサトシ!」

「お、ケニヤン!」

「ケ↓ニ→…て、アクセントが違うけど…まぁいいか」

 

今度はゼブライカに乗った体格の大きな男の人が来る、この人はケニヤン、どうやらサトシのライバルみたい、なんか自分の名前のアクセントにこだわってるのかよく気にしてるみたい、ケ↑ニヤン?ケ↓ニヤン?…この人も参加者らしい

シママから進化したゼブライカ…中々の強さを持ってるね

 

「ドラゴンタイプの匂いがすると思ったら…アイリスたら相変わらずデカい頭ね~」

「げ、ラングレー……フン!あなたにこのアグレッシブな髪型は理解できないでしょうね~!」

「強がっちゃって…」

 

バチバチ

 

今度は自称ドラゴンバスターのラングレーという子がアイリスに絡んでくる、ドラゴンタイプのポケモンとその使い手を目の敵にしてるらしくアイリスとは喧嘩しっぱなしだ、う…私もドラゴンタイプだから目を付けられそう~…まぁ今はボールの中だし今日はもう外に出るつもりもないから大丈夫かな

ってなんかラングレーの姿にゾロアが化けて、それでアイリスにイジられてるし…喧嘩しつつも何だか仲良さそうに見えてきた

 

「あ、あれはシューティー、おーいシューティー!」

「ん?なんだ君か、少しは腕を上げたのかい?」

 

次に会ったのはシューティーという男の子、この子もサトシのライバルみたいだけど、出会いがしらに嫌味を言ってくる、サトシがイッシュ地方で旅を始めて最初に戦ったトレーナーらしい、最初のバトルではピカチュウがでんき技を使えないながらも他の技でうまくツタージャを倒したらしいけど、何度か再戦した際には負けたらしい、上昇志向が強くてサトシにはキツく当たるんだけど、サトシは気にしてないみたい、そういうのはシンオウの時のシンジ君って子で慣れてるみたい…

 

「ちぇー何だよ」ブスー

 

前言撤回、やっぱり気にしてた

 

「うーん?ちょっと、サトシ、あなたもドラゴンタイプのポケモン持ってるわね?」

 

ラングレーって子が絡んできた

 

「え?ああ…一応持ってるけど、なんで分かるんだよ?」

「私程になれば匂いで分かるのよ!ドラゴンタイプを持ってるなら私にとって倒すべき相手よ!私と当たったら必ずそのポケモンを出すこと!いいわね!!」

「え!?でもコイツは…ちょっと訳ありで…」

 

今はサトシのパーティにはドラゴンタイプは私しか居ない、私の存在はなるべく公にしたくないサトシは困ってしまった

 

「はは~ん?そのドラゴンタイプ…アンタ全然使いこなせてないのね?それとも嫌われてるの~?慣れないタイプなんて持つからよ、手放した方が良いわね」

「そんなわけないだろ!でも色々あるんだよ…」

「言い訳なんて格好悪いわ、別れた方が身の為よ~」

 

ピキッ… 

 

ちょっとそれらの発言は流せないな… 

 

フルフル

 

「え?…良いのか?」

 

ボールを揺らしてサトシに意思表示する、ラングレー…ね、その言葉、後悔させてあげるんだから

 

side out

 

side S

 

俺達以外が受付を済ませて先に会場へ入った後、ラティアスが再びガブリアスの姿で外に出る

 

「ラティアス…別に無理して出なくても良いんだぞ?それにラングレーと当たるかどうか分からないし」

「ガブァ…! 」

 

う…ガブリアスの姿のまま鬼の形相してると結構恐ろしいな、ラティアスは普段穏やかだけど怒ったら凄く怖いんだよな

 

「あっちゃ~、ラングレーってばラティアスの逆鱗に触れちゃうなんて命知らずねぇ」

「かなりスパイシーなテイストを醸し出してるねラティアス」

 

仕方ない、ラティアスがここまでやる気になってるからメンバーに入れるしかないか、ツタージャ…悪いけどラティアスと交代してくれないか?

 

「タジャタジャ!ツターッジャ!(私もあの言い草にはムカついてるわ!本当は私がぶっ飛ばしてやりたいけどラティ姐さんに託すわ)」

「ガブゥ、ガブァ!(ゴメンねツタージャちゃん、あなたの分までぶつけてくるよ!)」

 

これが正式なイッシュリーグ関係の大会ならダメだろうけど、リーグとはあまり関係ないドンバトルでならラティアスがガブリアスの姿のままでこっそり登録出来るはず、ひとまずピカチュウとガブリアス(ラティアス)と…もう一体はアイツで登録した

 

開会式でドン・ジョージさんの開会宣言がされいよいよ大会が始まる!俺は最初はカベルネとか…

でもカベルネはデントにしか眼中にないみたいだ…オイオイ、俺を忘れられちゃ困るぜ!

1回戦が始まる、ラングレーはツンベアーでバチュルに勝ったけど、あんな勝ち方ありかよ…殆ど体格差とバチュルの自滅じゃん…

その後も順調に試合が進んでいく

 

「よし、いよいよ俺の出番だな!」

「サトシ、カベルネは前に僕と戦った時、フタチマルとメブキジカを使ったよ」

「どうするのサトシ?ポカブとピカチュウどっちにする?あの子はラングレー以外には出さないんでしょ?」

「俺はこの大会で試したいヤツがいるんだ!ピカチュウ、大将の出番はまだ先だ」

「ピカァ!」

「試したいヤツって一体どのポケモンなの?」

「サトシは予想外のテイストを醸し出すからね」

「サトシがどんなバトルするか…楽しみだぜ!」

「うん!楽しみ楽しみ!」

 

ケニヤンやベルも応援してる

 

「ま、どうせ無茶苦茶なバトルするんだろうけど…」

 

シューティーは相変わらず冷めた意見だ

 

「筋書きのないドラマを期待しているよ!」

 

ルークはバッチリ撮影準備していた

 

「カベルネ、良い勝負をしようぜ!」

「私の目標はポケモンソムリエのデントを倒すことよ!あなたをテイスティングしてる暇は無いの!」

「俺だってこの大会で優勝して、その勢いでライモンジムで勝つって目標があるんだ!」

「フン!まーだそんな夢みたいなこと言ってるの?ま、私との勝負に負けたら今度こそ手持ちのポケモンを総取っ替えするのよ」

「いや何でだよ!?」

 

side out

 

side LA

 

この子も癖が強いね…なんかケニヤンとルーク君とベルちゃん以外は失礼な人多くない?

 

ボールの中から見てるけど、カベルネはムーランドを出してくる、一方のサトシはガマガルを出した

ガマガルは今回がデビュー戦らしい、私も特訓中に会ったけど中々良い根性してるのよね

 

最初の攻防はともかく、じめんタイプ持ちのガマガルにかみなりのキバって…?何か考えがあるのかな?

 

「からの~!こおりのキバ!」

 

なんとかみなりのキバはこおりのキバへ繋ぐための布石だった、そのままガマガルが氷付けにされていく!

 

「ガマー!?」

「なに!?」

 

そうきたか!サトシはどうする?

 

「だったらガマガル、ちょうおんばだ!」

「ガルガルガルーー!!」

「ムーラ!?」

 

ちょうおんばでなんとか脱出出来た!今度はたいあたりからのほのおのキバだ、しかしサトシは同じ手を何度も食らわないよ、マッドショットで迎撃し、更にハイドロポンプで一気に片を付けた、流石…!

 

「ガマガル、よくやったぞ!」

「ガマー!」

 

ガマガル君もデビュー戦を華々しく飾ったね、おめでとう

 

次はデントとシューティー

 

ここからはダイジェストになるけど、シューティーはドテッコツ、デントはイシズマイを出した、ドテッコツの猛攻にイシズマイが押され気味だったけど、からをやぶるからの新しく覚えたいわなだれで一気に形勢逆転、トドメのきりさくで勝負あり、デントが勝った

 

その次はベルとケニヤン

チラーミィのトリッキーな戦法に最初は苦戦してたけどゼブライカの圧倒的なフィジカルにより耐えきられ、渾身のでんげきはとふみつけでノックアウトされちゃった、勝ったのはケニヤンだ

 

続いてはルーク君

ゴビットで危なげなく勝利

 

アイリスもエモンガでささっと勝ち上がり1回戦は全て終了、とここで今日はおしまい、2回戦は明日から、ゆっくり休むことにした

 

side out

 

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~ドンバトル2回戦~

 

side S

 

シューティーは負けた以上もう用はないと街を去った、デントが言うには、人には人それぞれの考え方があるから他人がとやかく言うことではないとそういうけど…

 

「シューティー!今度会ったらバトルしようぜ!約束だぞー!」

 

シューティーは振り返らなかったけど手を上げて答えてくれた、やっぱりどことなくシンジに似てるなアイツ

 

その日はポケモンセンターにて皆で夕飯を食べた、デントも今日は料理をするのではなく味わう側として楽しんでる

ルークのゾロアが相変わらずアイリスに化けたりキバゴに化けたりと遊んで皆を振り回してる、俺はケニヤンとどっちが多く食えるか競争だ!ルークは変わらず撮影を続けてる

 

「はぁ…みんな子供ね」

「騒々しいのも悪くないテイストだよアイリス」

 

こうしてポケモンセンターでの夜は更けていく…

 

翌日

 

「ヤッホー!」

「ピカピカ!」

「やるぞ!絶対優勝だ!」

「ピッカー!」

「張り切ってるわね~サトシ」

「ああ!」

 

「昨日のバトルを見て分かったよ、アンタも少しは強くなってるってね」

 

するとラングレーが来た

 

「当然でしょ、悪い~?」

「い~や、むしろ好都合だね、少しは手応えのある相手になったんだから」

 

また喧嘩しつつも始めたよ…この2人

あ、ゾロアがまたラングレーに化けてる、それをアイリスが悪用して言いたい放題してるな~

 

「ちょっと!他人事みたいな顔してるけどアンタも倒すべき相手なのよ!必ずアンタのドラゴンポケモン打ち負かしてやるからね!」

 

う~ん、やりづらいな…

 

さて、いよいよドンバトル2日目が始まる!俺の相手は、ラングレーになった!

 

「待ってたわよ!さぁ私があなたのドラゴンタイプを負かせてやるわ!」

 

バトルフィールドにそれぞれ移動する

 

side out

 

side LA

 

とうとうあの子と戦う時が来た、コッチの気合は十分だよ…!身体の造形を変化させる

 

「ラングレー…先に言っておくわよ?ご愁傷様…」

「はぁ?なにか言った?」

「別に~」

 

移動してる途中でもアイリスと言い争ってる…

 

「それでは試合、開始!!」

 

「出陣よコマタナ!」

「……ガブリアス!君に決めた!!」

 

ポーン!

 

「へぇ!ガブリアス!ずいぶんとゴツいドラゴン持ってるわね!倒し甲斐あるじゃない!」

「……まぁ、ちょっとな…」

「じめんタイプ技に気を付けてれば怖くないわ!」

「…………ああ」

 

サトシ…ゴメンねワガママ言って、本当はツタージャちゃんで真っ向勝負したかったんだろうけど、アイツにはこのバトルで1発かましてやらないと気が済まないの…だからこそ、勝負は一瞬で決める!メガシンカもエスパー技も、そしてこうかばつぐんの技も無しでだ!

 

「ガブリアス!ギガインパクト!!」

「ガッブァァァーー!!!」

「え!?は、早…!!コマタナ!躱しt…」

 

ドッグォォーーーーーン!!!!

 

パラパラ…

 

「……え?」

 

ガブリアスの姿が一瞬で消えたかと思ったら、次の瞬間には大きな音と共にコマタナは後方の壁に深く突き刺さって気絶していた…

 

「…ガブ(…フン)」

 

私は相手を一瞥したあと肩を回しながらサトシの元へゆっくりと戻っていった

 

「…………ハッ!…コ、コマタナ戦闘不能!ガブリアスの勝利!!よってこの試合、サトシ選手の勝ち!」

 

審判の人も唖然としてたけど気づいたらすぐにこちらの勝利を宣言した

 

会場は少しの間静まりかえっていたが、やがて大きく拍手喝采が鳴り始めた!

 

「え……一体…何が…起きたってのよ…?」

「はぁ~、分からないの?アンタは負けたのよ、サトシのラt…ガブリアスにね」

「そんな!嘘よ!ノーマルタイプの技を1回食らっただけで!?こうかはいまひとつのはずじゃ…!?」

「いくらこうかはいまひとつで半減してても、コマタナの体力の2倍以上も威力がある一撃を食らえばたとえ半減しようとも問答無用で戦闘不能になるのは当たり前でしょ」

 

「…戻れ、ガブリアス…その…頑張ったな」

 

サトシは歯切れが悪くねぎらいの言葉をかけてくれた…本当にゴメン…こんな事はこれっきりにするから、サトシはこんな一方的な戦いがしたくてジム戦を目指してる訳じゃない、だから私を試合ではこれまで殆ど使わなかったんだ…

 

side out

 

side D

 

「なんだサトシのヤツ?何であんなに渋い顔してるんだ?」

 

ケニヤンがそう言うけど

 

「サトシはあのポケモンを試合で使いたくはなかったんだよ、今みたく一方的で勝負にもならない、まるで味も香りもしない料理のようなバトルになってしまうから」

「そうよね、あの子は下手したら四天王やチャンピオンのエース級の実力を持ってるのよ」

「な、何ですって!?サトシ君、そんな凄いポケモン持っていたの!?」

「俺も撮影の時にその実力の1片を見せてもらったけど、ここまで強いなんて思わなかったよ」

 

皆、ガブリアス(ラティアス)の力を知って驚いたり呆然としたりしてる、僕達は元々知ってるから別に気にはしない…けど、それに1番このバトル内容を信じたくないのは戦ったラングレーだろう、フィールドからこちらに戻ってきた2人は…

 

「どうして…何でそんなポケモンを持ってるのよ…?」

「ごめん…それは言えないんだ、コイツは色々と訳ありで」

 

詳しく説明する訳にはいかないから会話はそこから続かない、気まずい雰囲気が流れるが…

 

「あーーもう!!…ちょっとな〜に1回負けた程度でクヨクヨしてんのよ!トレーナーになってる以上、圧倒的な強者に当たって負けるのは誰だって経験するもんでしょうが!はぁ〜!アンタがそんなメンタルよわよわだなんて思わなかったわ!それで何がドラゴンバスターよ!あたしにだって一生かないっこないわねぇ!アハハ!」

「お、おいアイリス!?」

 

急にアイリスがラングレーにつっかかる

 

「……によ」

「え?」

「なによなによ!?黙って聞いてれば!!あんたが私に勝った訳じゃないでしょ!?いいこと?今回は戦わなかったから引き分けにしておいてあげるけど!今度戦うってなったら絶対にアンタを泣かして謝らせてやるから覚悟しなさいよ!」

「はーん!?出来るものならやってみなさいよ、またメンタルよわよわにし〜てあ〜げる〜♪」

「ぐぬぬぬ!!」

 

バチバチバチ!!

 

「…どうやら元のラングレーに戻ったようだね」

 

アイリスはわざと発破をかけてラングレー立ち直らせたみたいだ、どことなく本音も混じってるテイストだけどね

 

「アイリス…ありがとうな」

「え?別にサトシにお礼言われる事なんかしてないわよ?」

「それと、ラングレー…その…」

「それ以上は言わないでよ!ここで謝るとか励ますとかされたら逆に怒るわよ?いいこと?今度はもっと鍛え直してアンタのガブリアスも負かしてやるんだから首洗って待ってなさいよ!」

「ラングレー……ああ!勿論だぜ!!」

「それと…さっきの言葉は撤回させてもらうわ、アンタとそのガブリアス…お似合いよ、戦ってた時、ガブリアスからヒシヒシと感じたわよ、凄くパートナーを大切に思ってるってね」

「…ああ!サンキューな!」

「何でお礼なのよそこで!?当たり前だ!って言う所よそこ!」

「え?そうなのか?」

「はぁ〜、アンタら子供ねぇ…」

「「どこがだ(よ)!!」」

「お前ら息合ってるな!ま、いいか!」

「サトシ君もラングレーちゃんも元気になって良かった〜!」

「ふーん、あのガブリアスのテイスティングはやめとこうかしらね」

「あれ?カベルネも居たんだ」

「ずっと居たわよ!!??何サラッと存在を消してくれちゃってんの!?このなんちゃってソムリエめー!!」

 

なにはともあれ元の空気に戻って良かった、これぞ雨降って地固まる青春のマリアージュ!

 

side out

 

場面は再び今の時間に戻る

 

『はぁ〜、お姉ちゃんがキレるなんて、相当だったんだね』

「ひゅうう…きゅあ(うん…流石にあの時の私は軽率が過ぎたって思う)」

 

ラングレーちゃんも決して悪い子じゃないからね、ちょっとドラゴンタイプに対して思う所があり過ぎただけで、そんな彼女を自分の感情に流されて傷付けてしまったと、お姉ちゃんは後悔してるようだった

 

「くぉうん…しゅわわ、しゅーわん(そうだな…俺達の…特にお前の力は強大だから時として予期せぬ被害を出してしまう所もある、だからこそ力の制御の練習もしないといけない)

「ふゅうん…(お兄ちゃん…)」

「くぉう!しゃー、しゅわん(しゃきっとしろ!1度や2度のミスで落ち込んだままでいたら身体も心も持たないぞ、そのラングレーとやらも立ち直ったんだろ、ならお前もそれに習って乗り越えればいい)」

『お姉ちゃんは優し過ぎるから逆に責任感じ過ぎて自責の念に囚われる事が多いみたいね、でも切り替えないとね』

「くゅー…ひゅわ!(2人とも…うん、ありがとう!)」

『そうと決まれば早速元気づけないとね!ほらヒスイセラピーの時間だよ〜』

 

とヒスイを抱えてお姉ちゃんに押し付ける

 

「しゅしゅしゅ〜!(ほら叔母さん!元気出して〜!)」

 

ぎゅ〜っとくっつくヒスイにお姉ちゃんはついつい頰が緩んで撫でてしまう

 

「ふゅうう〜、ひゅああん…!(ううう〜癒やされちゃう、ヒスイ君をけしかけるなんて反則だよ…!)」

 

ふはは〜!誰もヒスイの可愛さには敵わないのだ、大人しくモフモフの感触で癒やされると良いさ!

 

また小休憩を挟み、今度はキバゴのデビュー戦のお話へと移る

 

【ドンバトル!キバゴの実戦デビュー編】へ続く

 

 


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