琥珀色の夢幻はどこまでも   作:makoron

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お待たせしました、エキシビションマッチからの続きになります!


なんだかんだと聞かれたら

〜乱入、ロケット団!〜

 

side S

 

「なんだかんだと聞かれたら?」

「答えてあげるが世の情け!」

「世界の破壊を防ぐため!」

「世界の平和を守るため!」

「愛と真実の悪を貫く!」

「ラブリーチャーミーな敵役!」

「ムサシ!」

「コジロウ!」

「銀河を駆けるロケット団の二人には!」

「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ」

「ニャ〜んてな!」

「ソーーナンス!!」

 

ドドーン!!!

 

「ロケット団!またお前達か!」

「あなた達は!!」

 

あの事件の後、姿を見てないと思ってたけど…

 

「久しぶりね〜ジャリボーイにカロスチャンピオン」

「メガサーナイトちゃんとメガラティアスをダブルGETなのニャー!」

「今回のエキシビションマッチ、虎視眈々とこの瞬間を狙っていたぜ」

「あんたらがバトルでお互いに消耗し切ってヘロヘロの所を一網打尽する作戦は大成功よ!」

 

くっ!確かにラティアスもサーナイトももうバトルでの消耗が激しくて余力が無い…!

2人ともなんとか拘束を抜け出そうとしてるけど弾かれているようだ

だったら!

 

「ピカチュウ!みんな!手を貸してくれ!!」

「ピッピカチュウー!!」

「バォー!」

「ルチャ!」

「フィアー!!」

 

「僕達も行きましょう!」

「サトシ!今助けに行くわ!」

「アラン!」

「ああ!リザードン、出てこい!」

「ジュカイン!!サトシ達の救援を!」

 

「サーナイト、今助けるわ!出てきてアマルルガ!」

 

カルネさんも他の手持ちのポケモンを出す、これだけ数が揃えばすぐにラティアス達を助けられるはず…!

 

「おおっと、こちらには人質…いやポケ質が2体もいる事を忘れてもらっちゃ困るぜ?」

「ジャリボーイもチャンピオンも…そっちのリザードン男も妙な動きはするんじゃないわよ!」

「サーナイトちゃん達に痛い思いさせたくないなら大人しくしてるのニャ!」

「ソ〜〜ナンス!!」

「ほら!わかったらさっさと退くのよ!」

「じゃ、そういうわけで…」

「「「帰る!!」」」

 

ラティアス達を拘束した機械が動き出し、ロケット団の方へと移動した

そのままロケット団はこちらを警戒しながら後ろの出入口に後退していく

 

「くそっ、これじゃ手出し出来ない!」

 

何か…何か手はないか?…すると

 

「…カルネさん?」

 

何か目配せをしている?今は手出しするな…って事か?

そして次にカルネさんはサーナイトにも目配せをした、サーナイトはロケット団に気付かれないように小さく頷く

 

……何か考えがあるみたいだ、そういえば以前にゲッコウガでカルネさんと戦った時も心の繋がりでサーナイトの後を追えたんだっけ…なら追跡は出来そうだ!

それに…ラティアスならアレが使えるはずだ、ラティアス気付いてくれるか?

 

コクッ

 

ラティアスは気付いてくれたのか同様に頷いてくれた!よし…!これでなんとかなりそうだ!

 

side out

 

カロス地方ミアレシティ近くの森

 

『………!!!お兄ちゃん!!』

「…!!しゅあ!(ああ!)」

 

お姉ちゃんから突然ゆめうつしでお姉ちゃんの見てる光景が飛ばされてきた!

これは…何かの機械捕まっている?…って、アレはいつものロケット団!!

 

「しゅーあ!くぉー!!(またアイツらか!本当にしつこい奴らだ!)」

 

まさかお姉ちゃんがロケット団に捕まってしまうなんて…ここはミアレシティのスタジアム?しかもお姉ちゃんだけでなくメガサーナイトも捕まっている!?

メガサーナイト使うトレーナーと言ったら……うん、やっぱりカルネさんだよね

 

『あ、たしか街でこっそり聞いたけどチャンピオンのカルネさんがエキシビションマッチするって話を聞いたんだった、まさかサトシ君とお姉ちゃんが戦ってたの?』

「しゅー…!しゅわん、くぉうう(なるほど…!大体読めたぞ、そのエキシビションマッチでお互いに消耗し切った所を狙われたんだ!)」

 

だね、でなきゃあんなに強いお姉ちゃんやカルネさんのサーナイトがやすやすと捕まるはずないもん

 

『となればやる事は決まってる!助けに行こう!』

「くぉ!(当然だ!)」

 

姿を透明にし全速力でミアレシティへと急行する

 

………

……

 

……!見えた!ミアレスタジアム!まだあの事件から時間は経ってないからそんなに遠くに行ってなかったのが幸いして直ぐに到着した

 

ボォウウーン

 

『爆発!?……いや大きな煙幕だ!』

 

スタジアムの辺りから白い煙が大量に発生していた

 

「しゅ!くおぉぉー(ちぃ!目眩ましか)」

『文字通り煙に巻くつもりね』

 

すると煙の中から前世で見覚えがある大きな気球が出てくる、間違いなくあのロケット団達だね、気球下部には機械で捕らえられたお姉ちゃんとサーナイトがぶら下がっていた

 

「ピカチュウ!10まんボルト!!」

「ピーカーッチュウウウーー!!!」

 

バリバリバリバリ!!!

 

しかし気球の正面にあるシールドのようなもので防がれる

 

「はーはっはっは!!無駄無駄!例によってピカチュウ対策は万全!」

「その他のポケモン達の技も防げる万能シールドなのニャ!」

「それに下手に技を放って下のラティアスとサーナイトに当たったら大変な事になるわよ〜?」

 

「くっそー!オンバーン、ファイアロー、ルチャブル!飛んで追い掛けてくれ!」

「バーン!!」

「フィー!」

「ルチャッ!」

「させるかよ!マーイーカ!!」

「マイッカー!!」

「あんたもよパンプジン!」

「プジー!」

「ソーナンス、アンタはカウンター!」

「ソーーナンス!!」

 

サトシ君のオンバーン達が仕掛けるけどマーイーカやパンプジン、ソーナンスのカウンターに牽制されている、気球の上部を狙おうにもマーイーカ達に防がれたりシールドで跳ね返されている、下手に下部の方を狙えばお姉ちゃん達に当たるかもしれないから攻めあぐねているみたいだ

 

『なら…ロケット団達に気付かれてない私達が助けるのが良いかも』

「てぃお、しゅーわわ(そうだな、お前は気球の布を破れ、あまり大きく穴を開けないようにな、俺は下の機械から2人を解放する)」

 

お兄ちゃんから指示を出されて頷く、大穴を開けないのは気球を破き過ぎるとその勢いで「やなかんじー!!」しちゃってお姉ちゃん達ごと遠くへ飛んでいってしまう事を防ぐ為だ

 

透明になったまま気球上部に到着した

 

『よし、気付かれていない、ここらへんをビリビリっと』

 

プシュウゥーー

 

気球から空気が抜けてゆっくりと高度が落ちていく

 

「ってちょっとちょっと!?気球下がって来てるわよ!?」

「あ!オイあれ見ろ!気球に小さな穴が開いてるぞ!」

「ニャにーー!?攻撃は全部防いでいるはずニャ!!もしかして流れ弾が当たったのかニャ!?」

「ソーーナンス!!」

 

side LO

 

「しゅあ!しゅわわ、くぉん!(おい!俺だ、助けに来たぞ!)」

「てぃあ!ふぃ〜お、きゅーん(お兄ちゃん!!良かった、ゆめうつし届いたのね)」

「サナ!サーナ…!(貴方は事件の時の!救援に来てくれたのね…今体力が無くて抜け出せそうにないの…)」

「しゅわん、てぃおん(大丈夫だ、今解放する)」

「サーナ…(マスターが今はじっとしててという指示を出したのは貴方達の救援を見越しての事だったのね)」

 

この機械は拘束力は強いが外部からの衝撃には強くはなさそうだ、これなら!

 

「くぉぉっ!!!(はがねのつばさ!!!)」

 

ゴシャアッ!!!

 

よし、機械が壊れた!並のポケモンでは壊せないくらいの頑丈さはあっただろうが、俺の手にかかれば大した硬さではないな

 

「ふぃあ〜!、ふゅーあん(お兄ちゃんありがとう!私は1人でなんとか飛べるから大丈夫、サーナイトさんをお願い)」

「サナ…!(私も技を使えば普通に浮けるから問題は…!)」

「しゅあ?くぉーう(体力が尽きてるんだろ?そのまま掴まっておけ)」

 

そのまま両手でサーナイトを横抱き…所謂お姫様抱っこしながら助け出す

 

「さ、サナァ…(あ、ありがとうございます…)」

「ふぃあ〜、きゅーん(あちゃ〜、義妹ちゃんには見せられないね)」

『……ごめ〜ん、バッチリ見てますぅ〜』

「ふぃあ!?ひゅ、ひゅうぅ〜ん…!(ほょあ!?いつの間に!?…み、見てたんだ義妹ちゃん…!)」

『まぁ、全然気にしてない…と言えば嘘になるけど仕方ないよ、お兄ちゃんってああいう所あるから』

「ひゅあ〜…ふぃ〜あん(はえ〜…なんというか余裕だね)」

『当然だよ、われ子持ちぞ?さ、お姉ちゃんも無理しないで私に掴まって』

 

さっきから好き勝手言ってるが俺にも丸聞こえだぞ、と

そもそもボロボロで体力尽きてる子を乱雑に扱えるわけないだろう?

…心配いらなくてもお前が最愛のパートナーである事は変わらないさ、今も、これからもな

 

「サナァ(お熱いですね)」

 

俺の心を読まないでくれサーナイト

 

side out

 

side S

 

「ニャァァァァーーー!?!?何か下の方から大きな音がしたと思ったらラティアスもサーナイトちゃんもいつの間にか逃げられてるニャー!!」

「嘘でしょ!?何処にも姿が見当たらないわよ!?突然消えたってわけ!?」

「ソーーーナンス!!」

「お、オイオイ!!一体全体どうなってんだ!?」

「ニャーーー!!もうジャリボーイ達の射程圏内に入ってるニャー!!!」

「「何だってーー!!!??」」

 

!!ラティオス達が救援に来てくれたんだ!良かった、ちゃんとラティアスはゆめうつしで呼んでくれたんだな!

 

「よーし!今だみんな、一斉攻撃だ!!ピカチュウは10まんボルト!!オンバーン、ばくおんぱ!!ファイアローはかまいたち!!ルチャブルはシザークロス!!」

「ピーカッチュウウーー!!!」

「バォーン!!!」

「フィーーアー!!」

「ルッチャァァァ!!」

 

「アマルルガ!!ふぶきよ!」

「アーマ!!!」

 

「ジュカイン!リーフストームです!!」

「ジュカっ!!!」

 

「リザードン、ブラストバーン!!!」

「グォォォ!!!!」

 

俺とカルネさんとショータとアランの指示で一斉にポケモンのみんなが大技を放った

1箇所に集中した技が極太のビームのようになってロケット団の気球へと突き刺さる!あの厄介なシールドもその威力の前には耐えきれなかったようでぶち破った!

 

ドッガァァーーーンン!!!!

 

ロケット団の気球は大爆発した

 

「せっかくカントーに帰る前にボスに珍しいポケモンプレゼントしようと考えたのにー!!」

「ちくしょー!途中までは良い感じに行ってたのに!!」

「サーナイトちゃん達は何処に消えたのニャァー!!」

「「「やな感じ〜〜〜!!!!」」」

「ソォォォーーナンス!!!」

 

キラ〜ン☆

 

全くアイツらは…本当に油断も隙もあったもんじゃない

少ししたらラティオスラティアス達が透明化を解除して俺達の所へ来てくれた!

 

「ラティアス、大丈夫か?…ラティオス、ありがとうな!2人を助けてくれて」

「くぉん!」

「ひゅあん!」

「あたしからもお礼を言わせて、サーナイトを助けてくれてありがとう」

 

ラティオスはカルネさんの所へサーナイトを引き渡す

それにしても…

 

「カルネさん…もしかして俺がラティアスにゆめうつしを指示する事を見越してサーナイトや俺に目配せしてました?」

「ええ、あの場ではそれが1番の安全策と思ったのよ、気付いてくれて助かったわ」

「気付いたのはカルネさんに何か考えがある事だけだったんですけどね、ただ…俺もあの場ではゆめうつしでラティオス達に助けを求めるのが1番かなと、ラティオス達は姿を隠せられますから」

 

でも、もしもその選択肢に俺が気付かなかった場合もちゃんと見越してたとは思う…カルネさんならそれくらい考えてそうだ

 

「…多分、俺が思い付かなくてもカルネさんなら別のやり方を考えてましたよね?」

「さぁ…どうかしら?」

 

はぐらかされた

 

「サトシ!カルネさん!大丈夫だったの!?」

 

セレナ達も来てくれた

 

「みんな!ああ!この通りラティアス達は無事だぜ!」

「はぁ〜良かった!」

「一時はどうなることかと思いましたよ」

「ラティオスカッコイイ〜!」

「デネデネー!」

 

「しかし、エキシビションマッチは滅茶苦茶になってしまったな…今から再戦というわけにもいかないだろう」

 

プラターヌ博士からそう言われた、確かにもうラティアスもサーナイトも戦闘不能だ…エキシビションマッチは公式バトルじゃないから後日再戦とかも難しい

 

「今回は引き分けという形にするしかないわね…サトシ君、とても楽しかったわ、ありがとう」

「カルネさん…」

「サトシ…不完全燃焼なのは分かるけど、ラティアスとサーナイトはもう戦えないし、明日以降はカルネさんも忙しくて手が離せなくなるみたいよ」

 

カルネさんは女優だ、もう明日から次の仕事のスケジュールでいっぱいいっぱいだろう

 

「サトシ君、この戦いの続きをしたいのならチャンピオンリーグを勝ち上がってきて」

 

そうだ…数週間後にはチャンピオンリーグが始まる!そこで優勝して、四天王を倒せばまたカルネさんと戦えるんだ!リーグ優勝よりずっと難しい事だけど…でもだからこそ…!

 

「困難だからこそ燃えてくるぜ!…カルネさん!必ずチャンピオンリーグを勝ち上がって貴方と戦います!待っていてください!」

「ええ!待っているわ」

 

こうしてカルネさんとのエキシビションマッチは終わった…結果は勝敗つかず、形としては引き分け…決着は再戦までお預けになったけど本当に楽しかった、今度戦う時はゲッコウガとも一緒に戦いたいな…!

 

side out

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

~チャンピオンリーグに向けて~

 

 

エキシビションマッチから数日後、すっかり回復したお姉ちゃんはサトシ君のポケモン達と練習を始めている、チャンピオンリーグに向けての特訓と調整だってさ

 

『へぇ〜チャンピオンリーグではお姉ちゃんも本格参戦するんだね』

「くゅ〜ん、ふゅーあん(ハイレベルな相手ばかりになるからね、今回は私も最初から最後まで頑張るよ〜)」

 

今回のチャンピオンリーグでの参戦メンバーはお姉ちゃんを加えたカロス地方旅パで挑むらしい、残念ながらヌメルゴンは故郷の湿地に帰ってしまっている、ミアレ大会で参戦したばかりだからそう直ぐにまたこちらに合流するのは難しいみたい

まぁ…湿地帯のリーダーだもんねヌメルゴン

 

逆にその抜けた枠にお姉ちゃんが入る形になるとの事

つまり、メンバーは…

 

・ピカチュウ

・ラティアス(お姉ちゃん)

・ルチャブル

・オンバーン

・ファイアロー

・ゲッコウガ

 

という布陣になるみたい

でもって今回のチャンピオンリーグのルールでメガシンカは1試合で1回だけ、それで1体のみという制約が付くらしい

普通に考えたらお姉ちゃん…メガラティアスになる所だけど…

 

side S

 

「ゲッコウガとの絆変幻、アレもメガシンカ枠としてカウントされるんだってさ」

「そうなの?それじゃあラティアスとゲッコウガ、どっちでメガシンカを使っていくの?」

「メガラティアスの力は絶大です、それこそメガシンカしたチャンピオンのエース級とも互角に戦える程、大きなアドバンテージになると思いますが…」

「それなんだけど…俺はゲッコウガで行きたいと思う」

「ええー!メガラティアスは出さないの?」

「デネー?」

「ああ!やっぱり今回はゲッコウガで全力で戦っていきたいんだ!」

 

カロスリーグ・ミアレ大会で最後に優勝を決めたのはゲッコウガだ、だから今回のチャンピオンリーグはゲッコウガを大将として戦いたい、それにラティアスだってそのままの姿でも十分過ぎるくらい強いしな

 

「ラティアスにもちゃんと話はしてるし納得もしてもらってるさ」

「なるほど…サトシの覚悟はしっかりと伝わりました!というわけでこの前のエキシビションマッチで取れたデータを参照にして特訓しましょう」

 

シトロンはそう言って機械にこの前のバトルのデータを入力していく、これでラティアスの特訓に役立つデータを算出してくれるんだってさ、やっぱり科学の力ってすげー!

 

「よし入力完了!これで準備はオッケーです!さてと…次はこのバトルデータ隅々まで解析機能付きビデオカメラ君を改めて使って特訓中のデータを……ってあれれ?」

 

するとビデオカメラが急に煙を上げて熱を溜め込んで…

 

「う、うわわー!!!カメラが!!」

 

ドッカーン!!!

 

………

……

 

「……けほっ!そ、そんな〜!バトルデータ隅々まで解析機能付きビデオカメラ君が!」

「うう〜!やっぱりお兄ちゃんの発明品はこうなるの〜?」

「デネー!!」

「シトロン…またなのね…」

 

みんな黒焦げになってしまった…

 

「し、しか〜し!既にこっちの機械に入力したデータ自体は問題なく使えます!さぁさぁ特訓を始めましょう!」

 

ちなみに、データのコピーは既にプラターヌ博士に引き渡し済みだってさ

 

side out

 

アニポケXY編でしょっちゅう見たシトロンの発明品爆発…!初めて生で見たけど本当にみんな焦げて髪の毛がチリチリのチリちゃんやでー!になってる

笑っちゃダメなんだけどお腹痛い…!

 

こら笑っちゃダメだろ!とお兄ちゃんに軽く注意されるけど、そう言うお兄ちゃんも顔が引き攣ってて吹き出すの我慢してるのが見て取れた

お姉ちゃんはサトシ君の近くにいたので一緒に焦げていた…ご愁傷様です

 

といった所でヒスイからゆめうつしが飛ばされてきた!どうやらあっちの方も準備が整ったみたいだ、ゲッコウガをサトシ君と合流させるため私達はゲッコウガ、ヒスイ、プニちゃんのいる森へと向かうことになる

 

「あれはゲッコウガ!それにプニちゃんとヒスイも?…ラティオス、ラティアス…もしかしてもう行くのか?」

 

私達のゆめうつしでサトシ君達もプニちゃんとヒスイ、そしてゲッコウガの姿を見たので、これからゲッコウガがこちらに向かう事を察する

 

「しゅあ、てぃおん(ああ、これから俺達はプニちゃんのバックアップに向かう)」

『そういうわけだから私達はもう行くね、またお姉ちゃんの事よろしくね〜』

 

と言葉だけでは伝わらないのでボディランゲージで伝える

 

「……ああ!本当ありがとうな2人とも、プニちゃんとヒスイによろしく言っといてくれ」

「ひゅあひゅーあん!きゅう〜!(それじゃお願いするねお兄ちゃん、義妹ちゃん!またね〜!)」

 

こうして私達はサトシ君達と一旦別れてプニちゃん、ヒスイ、ゲッコウガのいる森へと向かった

 

side H

 

お父さん、お母さん達にゆめうつしを飛ばし、こっちに来てもらうように伝達した

これでゲッコウガさんもサトシさんの所へ行けるよ

 

「しゅしゅあ〜、しゅー(少ししたらお母さん達が合流するよ〜、そしたらゲッコウガさんもサトシさんの所へ向かってね)」

「コゥガ…!(かたじけない…!)」

「(世話をかける…!しかしこの短期間で負のエネルギー探知の力を習得するとは…ヒスイ、お前も相当な才を持っているのだな)」

「しゅあしゅ〜、しゅ〜わ(正確にはゲッコウガさんの探知の力とは別のやり方での探知だけどね〜、僕達ってエスパータイプも持ってるから)」

 

ゲッコウガさんはどうもサトシさんとの絆変幻現象の影響なのか、いつの間にか負のエネルギーを探知出来るようになったみたいだけど、僕は僕達の種族特有のエスパー能力を用いている、だからお父さんやお母さんにもやり方を教えられそうだ

 

ちなみに負のエネルギーが落ち着いていて暇な時はゲッコウガさんと模擬試合とかで訓練している、やっぱりゲッコウガさんはこの地方でのサトシさんのエースだけあって凄く強かった、なんでも叔母さんにも鍛えてもらっているからリーグ優勝出来るまでに強くなれたんだってさ

…あれ?それじゃあ以前に叔母さんのお話で聞いたキバゴ君とは兄弟弟子って事になるのかな?

 

「ゲッコウ…(いずれにせよ、このご恩は必ず返すでござる…)」

「しゅしゅしゅ〜(別に気にしなくてもいいのに〜)」

 

この義理堅さもゲッコウガさんの美点だよね

 

side out

 

side S

 

翌日、ラティオスに乗せられたゲッコウガがミアレシティのポケモンセンターに到着した、勿論姿を隠してきたとのこと、人目につかない場所に移動し、そこで合流した

 

「ゲッコウガ…よく来てくれたな!またよろしく頼むぜ!」

「ッコウガ…!」

 

話したいことは色々あったけど長々とした言葉なんていらなかった、ただその一言二言だけでお互いの思いは通じた、ゲッコウガ…チャンピオンリーグで大暴れしてやろうぜ

 

ゲッコウガのボールを差し出すと、ゲッコウガは頷き…ボールへと入っていった

それからポケモンセンターへと戻りチャンピオンリーグ参加の手続きを改めて行う

 

「サトシ君、今回のチャンピオンリーグの開催地はホウエン地方、サイユウシティになったわ」

 

登録手続きをしてもらったジョーイさんからチャンピオンリーグの開催地方の情報を教えてもらった、ホウエン地方かぁ…ハルカ達は元気にしてるかな?

いや…ハルカはハルカでポケモンコンテストのグランドフェスティバルを目指して色々な地方を巡っているから今はホウエンにいないかもしれないな、最後に会ったのはシンオウ地方だったもんな

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~ホウエン地方再び~

 

side S

 

ゲッコウガと再会してから飛行機でホウエン地方へと移動した、セレナ達も同行してくれた、もうすぐチャンピオンリーグが開幕するのだけど、チャンピオンリーグは毎年異なる地方で行われるらしい、前回の大会はイッシュ地方で、前々回はシンオウ地方だったな、そう言えばその時のチャンピオンマスター決定戦ではオーバさんがシロナさんに挑んでいたっけ

 

そして今回の開催会場はホウエン地方のサイユウシティだ、ホウエン地方に来た時には会えるかどうかわからなかったけどハルカとマサトに久しぶりに再会した!

 

「サトシ!本当に久しぶりかも!」

「ハルカ!マサト!久しぶりだな!」

「凄いよね!サトシとうとうリーグ優勝したんだ!」

「まぁな!次はチャンピオンリーグの優勝を目指すぜ!」

 

チャンピオンリーグが開催されるサイユウシティに行く前にミシロタウンのオダマキ博士のいる研究所へ寄った

 

「たまたまここに来てたのか?」

「いいえ、サトシが久しぶりにホウエン地方に来るってオダマキ博士から聞いて、それでお出迎えに来たのよ」

「サトシなら多分オダマキ博士の所に寄るだろうなってすぐ予想がついたよ」

「てっきりハルカは次のグランドフェスティバル目指して他の地方を回ってると思ったんだけど…」

「ハルカ君は今はホウエン地方に戻ってきてポケモンコンテストの特訓をしているんだよ」

「オダマキ博士、お久しぶりです!」

「久しぶりだねサトシ君、さて…後ろの子達の紹介はしてくれるのかい?」

「あ、すいません…!ハルカ、マサト、オダマキ博士!今回のカロス地方の旅で仲間になったセレナ、シトロン、ユリーカだ!」

「初めまして!私はセレナです!」

「僕はシトロンです、ミアレジムのジムリーダーをしています!」

「あたしはユリーカ!こっちはデデンネだよ!」

「デーネ!」

 

「初めまして!私はハルカ、こっちは弟のマサトよ、ホウエン地方ではサトシと一緒に旅をしていたわ」

「ふーん、君達がサトシの仲間かぁ〜、君とか結構小さいんだね」

「わ〜、なんか生意気そうな子供〜!」

「デ〜ネ!」

「何さ!そっちこそ子供じゃないか!」

「こらマサト!いきなり喧嘩腰にならないの!」

「ユリーカ!ダメですよそんな態度は!」

 

年の近いマサトとユリーカが少し張り合ってしまっていた

そしてお互いの姉、兄であるハルカはとシトロンが宥める

 

「はぁ…ごめんなさい、うちの弟が」

「いえ、こちらこそユリーカがすいません」

「お互い、弟や妹がいるとお世話に手を焼くよね」

「そうなんですよ、ユリーカったら色々1人で勝手に行動したり…目が離せませんよ」

「なんだか貴方とは気が合いそうかも!」

「僕もそう感じます!」

 

ガシッ!

 

ハルカとシトロンが何やら意気投合したらしくガッチリと握手をしていた

 

「ジーー……」

「??ユリーカちゃん?私の顔に何か付いてるの?」

「うーん…ハルカって気立ては良さそうだけど年齢も若過ぎるしお兄ちゃんをグイグイ引っ張ってくれるってタイプとは違うかな〜…キープは一旦保留ね」

「????」

「ユ、ユリーカ!だからそう言うのはやめなさい!!」

「うわ〜、随分ませてるねユリーカって」

「ムッ!マサトに言われたくないよ!」

「「だから喧嘩はよしなさい!」」

 

「ハハハッ!今のサトシ君の仲間もみんな楽しそうな良い子達みたいだ」

「あはは…」

 

オダマキ博士にそう言われ、改めてみんなで自己紹介をし、ひとまずその場は落ち着いた

 

「えっと…ハルカさんだっけ」

「あ、ハルカで良いよ、そのかわり私もセレナって呼んで良い?」

「…!ええ、わかったわハルカ!」

「ふふ、よろしくねセレナ!」

「それで…サトシに聞いたんだけど、ハルカってポケモンコーディネーターなんだっけ」

「ええそうよ!そういうセレナはポケモンコーディネーターじゃなくて…ポケモンパフォーマーだったよね?」

「うん、ポケモンコンテストとは違って、トライポカロンっていう……」

 

セレナとハルカはお互いの目指している道について話し合っていた、ポケモンコーディネーターとポケモンパフォーマー…似ているようで色々と異なる部分もあるみたいだ

そんなこんなで少しの間みんなで雑談していたけどそろそろ時間だ

 

「サトシ、私達も応援に行くけど、ひとまずは別々に行きましょ」

「うん、流石に人数が大所帯になっちゃうからね!僕達はオダマキ博士に連れて行ってもらうから!」

「あれ?センリさんは?」

「あー、パパはジムリーダーの仕事もあるから手が離せないってさ」

 

なるほど、だからオダマキ博士と一緒に行くんだな?車の運転は大丈夫だろうか?

オダマキ博士って運転すると性格変わるからなぁ…

 

「そういうわけだから、じゃあ次はサイユウシティで会おう、道中気を付けて」

「はい!オダマキ博士もあまり無茶はしないでくださいね」

「…また途中でフィールドワークに力を入れ過ぎてポケモンに襲われたりとかは勘弁かも」

「う…!そ、それは言いっこ無しだよハルカ君…!」

 

さて、行こうぜサイユウシティ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~次回予告~

 

ついに始まるチャンピオンリーグ!バトル相手はみんなリーグ優勝経験してる強敵ばかり!ますます燃えてくるぜ!それに今まで会った事もあるライバル達も来てる!

…!あれはシンジ!!それにタクトさんやテツヤさんにバージルさんと今まで戦ってきたリーグの優勝者が続々と参戦!相手にとって不足はないぜ!ピカチュウ!ゲッコウガ!ラティアス!ルチャブル!オンバーン!ファイアロー!みんなで優勝しようぜ!

 

次回【開幕、チャンピオンリーグ!】

 

みんなもポケモン、ゲットだぜ!

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