琥珀色の夢幻はどこまでも   作:makoron

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活動報告でも書きましたが、予告で出していた番外編について「キタカミの里編」なのですが、まだ公式から新しいDLCが出る可能性もあり、まだ公表されてない真実との矛盾も考えて一旦保留します。なので先に「光輪の超魔神フーパ編」を書いていこうと思います。
それとは別に日常回とお兄ちゃんとのちょっと濃い目のスキンシップ回?を書きましたのでどうぞご覧ください。
※スキンシップ回はR-15シーン注意


ポケモン講座と新しい家族

〜オーキド博士のポケモン講座 No.380〜

 

said O

 

「ごきげんようポケモントレーナーの諸君、このワシ、オーキド博士のポケモン講座の時間じゃ、さーて今回のポケモンは〜?」

 

「ピッ、ピカチュウ〜」ガチャ ダララララー♪

 

  3 8 0 <テンテンテン!

 

「No.380のポケモンと言えば?そう、ラティアスじゃな」

 

No.380 ラティアス  むげんポケモン 

 

ドラゴン・エスパータイプ

 

たかさ1.4m   おもさ40kg

 

「ラティアスは分類ではむげんポケモンと言い、夢や幻の存在を意味する夢幻と、永遠を意味する無限の2つの意味を持ったとても珍しい伝説のポケモンじゃ、その独特な飛行機のようなフォルムからか素早く飛ぶことが出来て、飛ぶ際には腕を体内に畳むように収納出来る構造になっておるんじゃ、こうして空気抵抗を減らしておるんじゃな」

 

「更に、自身の特殊な羽毛を光に反射させる事によって透明になったり、姿を変えることも出来るという、もしかしたら君のすぐそばにも見えないだけでそこにラティアスがおるのかもしれんのう、あとラティアスはメスの個体しか存在しない、オスの個体はラティオスと言われており大きさはラティアスより一回り大きく体毛の色も青色を基調としていて耳の形状等も若干違うのじゃ、ラティオスの詳しい紹介はまた次の機会でな」

 

「今回はなんと特別に本物のラティアスをここに呼ぶ事が出来た、ではラティアスや、透明化を解いて姿を見せておくれ」

 

しゅううん…

 

きゅーう!!

 

「改めて見るととても可愛いポケモンじゃろ?ふーむ…この羽毛で姿を消したり変化したりするんじゃな?」翼をさわさわ

 

きゅ!(ムッ!)

 

ミストボール!!! <ばしゅううーーん!!

 

「のわぁぁぁーーー!!!!???……さ、流石は伝説のポケモン、威力も凄まじいのぉ…ガクッ」

 

ポケモン川柳コーナー

 

「ではここで一句」

 

ラティアスや

 夢幻の道も

  無限かな

 

「皆もポケモンゲットじゃぞ〜!」

 

said out

 

カントー・ジョウト地方のとある街の街灯テレビでオーキド博士のポケモン講座がやっていた

こっちの世界でもテレビで放送してるんだ〜凄いや、ロトムが撮影してるのかな?

 

『それにしてもお姉ちゃんよく撮影協力してくれたね』

 

くぉ〜…ふぉーう

 

はぁ…あまり目立つようなことはしてほしくはないんだが

 

とお兄ちゃんも愚痴る

 

『まぁオーキド博士ってポケモン研究の第一人者だからね、そのへんのセキュリティもしっかりしてると思いたい…けど』

 

実際に沢山のポケモンが研究所には居るのにロケット団とかに狙われたとかの話は聞かない、アニポケ中だとムサシコジロウニャースのロケット団には狙われたけど、その時はサトシ君が必ず帰省してるタイミングだからいつも通りやな感じ〜!されてたけど

 

『あとオーキド博士ェ…あんまりベタベタと私達の翼を触っちゃ駄目だよ〜、ドラゴンタイプのポケモンはプライド高いんだから』

 

とはいえ講座ではほぼ毎回ポケモンの手痛いスキンシップ食らってたよね、それでいていつも無事なんだから、やっぱりオーキド博士もマサラタウンに住むだけあってスーパーマサラ人なのでは…

 

くぉ!ふぉるるる

 

ふん!妹に馴れ馴れしく触るからだ

 

とお兄ちゃんは吐き捨てた、相変わらず兄バカな一面があるね〜

とは言えオーキド博士は私からしたらよく知ってるし絶対にポケモンを傷付けたり悲しませる事はしないって分かりきってるけど、お兄ちゃんからしたらあくまでよく知らない他人なのよね

 

『サトシ君には遠慮なく触らせてる…というか自分からじゃれに行ってるけど』

 

くぉ~ん…ふぉるぅ

 

まぁ、サトシならな…妹が一番信頼してる人間だろうし俺も気に入ってる

 

ってお兄ちゃんもサトシ君に関してはかなり友好的だ、友達認定だもんね

 

『そう言えば、次はラティオスの紹介も機会あればやりたいみたいな事をオーキド博士言ってたけど』

 

くぉん!!…しゅわわん

 

俺は付き合わん!!…サトシから頼まれない限りはな

 

…だってさ、サトシ君ってば本当にポケモンたらしなんだから、お姉ちゃんだけでなくお兄ちゃんまで陥落させてるし、ちょっと妬けちゃうな

 

そんな昼下がりのひとときであった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~お兄ちゃんのお仕置き~ ※R-15注意

 

『あ…あの、お兄ちゃん…?えーと…怒ってる…よね』

 

私は今、凄くイライラしているお兄ちゃんの前で縮こまっている

 

くぉう…、ぐぉるる?

 

ああ…、なんで怒ってるかわかるか?

 

とお兄ちゃんはドスのきいた低い声で私に問いかけてくる

 

事の発端はカントー・ジョウト地方を旅して回っていた時の事だ

ある森でお兄ちゃんと二手に分かれて食料集めをしていた時

 

『うーん中々良さそうな木の実が見つからないねぇ、木の洞に沢山溜めてあったのは見つけたけど、あれってどう見ても他の野生ポケモンの貯蓄だよね、当の持ち主は不在だったけど』

 

他人のものを盗ったらどろぼう!

 

これはこの世界でも当然のルールである、まぁ弱肉強食の野生の世界では普通に奪い取る事はままあるけど、私はそんな事をするつもりは毛頭ない、余計なトラブルになりかねないしね

 

『それにしても、この森、野生のポケモンが随分少ないような、さっきから殆ど見かけない』

 

おかしい、いくらなんでも少なすぎるような気が…なんだか嫌な予感がする

 

そしてその予感は的中する

 

『あ!あれはロケット団!?』

 

茂みの向こうでポケモンを乱獲しているRの文字が入った黒い服を着た集団がいた!あの有名な3人組じゃなくて一般隊員のようだ

 

『酷い…!檻に閉じ込めて外から他のポケモンで暴れる子達を攻撃して弱らせてる…!』

 

ポケモントレーナーのゲットの仕方とは全然違う、まるでモノ扱いをしてるような行為に怒りがわく、とはいえポケモントレーナー全員が真っ当にゲットしてるかと言えばそうではないのだが…中には行き過ぎた厳選行為を行う悪質トレーナーもいたりする

 

『お兄ちゃんと合流…する時間も余裕が無いし、こうなったら透明化して…!』

 

っという風に透明化してこっそり檻を開けて囚われたポケモン達を解放したのだが、解放されたポケモン達が暴れ始めてその場が大混乱になってしまったのである、その後、騒ぎを聞きつけたお兄ちゃんが来て何とかロケット団員達を気絶させて野生ポケモン達を落ち着かせてくれた、勿論ロケット団に私たちの存在がバレない様に立ち回って

 

その後、勝手に行動した私はお兄ちゃんのお説教を受ける羽目になったのである

 

場面は今に戻る

 

『えーと…勝手にロケット団達の妨害をしようとして、行動してしまった事…だよね』

 

しゅわ…ふぉーるるる?

 

ああ…何故先に俺へ伝えなかった?

 

『そ、それは、お兄ちゃんを呼びに行ってたら移動されて見失うって思って』

 

ふぉーう?くぉうん?

 

ほーう?ゆめうつしは?

 

『…………あ』

 

すっかり忘れてた!!!そうだよ!ゆめうつしで状況知らせりゃ良かったじゃん!!

 

くおぉーーーう!!ふぉう!しゅわわーーん!!!

 

後先ちゃんと考えろ!!もしアイツらがあの女怪盗共みたいに透明化を見破る道具を持ってたらどうするつもりだった!!!

 

とお兄ちゃんに大声で怒鳴られて更に縮こまってしまう

 

くぉーう…!しゅーわ、ふぉううん!

 

全く…!お前も妹と同じく目の前の事に熱中し過ぎる、危なっかしいったらありゃしない!

 

『ごごご、ごめんなさいーー!今度からちゃんと落ち着いて行動するようにしますから許してください!』

 

と必死に謝りとおすしかなかった

 

ふぉる、…しゅわーん

 

ダメだ、…お仕置きが必要だな

 

とお兄ちゃんはそう言い私に近づいてくる

 

え…?ええ…?な、何するつもりなの?

と思っていたらお兄ちゃんはおもむろに私を地面にうつ伏せに押し倒してのしかかってくる

 

『ぐぇ…!?お、重いよぉ、お兄ちゃん何するの!?』

 

ふぉうう…しゅわわ…ひゅん

 

今晩中、お前は俺の好きにさせてもらう、文句は言わせない

 

とお兄ちゃんは悪い笑顔を浮かべながら私を押さえつけてきた

 

『ふぎゅぅ…!そ、そんな~!』

 

お兄ちゃんが顎を私の頭に乗せてくる、完全に地面に抑え込まれてしまう

 

 

【挿絵表示】

 

 

お兄ちゃんはその体勢のまま私の身体を撫でるようにまさぐる、羽毛をモフモフするようにしたり、首下の喉元をクリクリするように掻く

 

『あ…ふわぁ…ちょ、だめぇ…変な触り方しないでぇ』

 

しゅわー、くぉん

 

いやだ、今だけ俺の抱き枕になってろ

 

と取り付く島もなかった

 

はむっ

 

『ッッッ~~~//////////!!!』

 

私の耳を甘噛みして、そのままはむはむって継続して噛んでくる

 

『だ、だめ!そこはぁ…!』

 

ぺろっ

 

『ッッッッッッーーーーー!!!???』

 

ゾワゾワゾワッ!

 

今度は耳を舐められる…!

 

ふぉる…、しゅわん

 

今夜は…、簡単に寝られると思わない事だ

 

とお兄ちゃんはそう宣言し、更に私の身体を……

 

………

……

 

あの後、お兄ちゃんに散々弄ばれてしまった、途中から記憶が無くなっている、気付いた時には朝になっていた

 

『うぅぅぅ…!昨日は色々と酷い目に遭った』

 

目を覚ますと私は宣言通りお兄ちゃんの抱き枕となっており、後ろで寝息を立てて寝ているお兄ちゃんにがっちりホールドされた状態だった

 

『途中から記憶が飛んじゃってる…あの後どうしたんだっけ?』

 

コロッ

 

ふと体の下の方に何かが転がっているのを見つけた、それは

 

『………え?』

 

独特な模様の入った黒色の楕円形のモノだった、つまりそれは

 

『た…たた、たたた…!タマゴーーー!!!??』

 

まさかまさかのタマゴだった…!

 

嘘嘘嘘!?ラティアスはタマゴグループ未発見だったはずじゃ!?…でもこの黒色のタマゴって確か…ポケモンGOに出てきた伝説ポケモンが孵化するタマゴだったような…つまりこのタマゴは私とお兄ちゃんの………

 

いやまぁ確かに他のポケモン同様に伝説ポケモンだって子孫を残す方法はあるのは確かだ、アニポケでは金銀編でルギアの子供が出てきたし、ラティアスラティオスだってずっと昔アルトマーレを救ったラティオス達の子孫にあたる存在がアルトマーレを訪れてるって話だったから子を成す事はほぼ確定しているのだけれども…!

 

『どーしよう…この状況』

 

ひとまずお兄ちゃんが目が覚めたら今後について話し合うしかない、それまでは大人しく抱き枕になっているしかなかった…

 

 

拝啓 違う空の上に居るお父さんお母さん

私…もう人間じゃないけど、お母さんになりました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~かつての琥珀は翡翠となって~ 

 

タマゴ事件から数日後、私たちは久方ぶりにアルトマーレに帰郷していた

 

タマゴが見つかったその日、お兄ちゃんが目覚めてから色々話し合ってアルトマーレにいったん戻る事にしたのだ、流石にお兄ちゃんも私とタマゴを見て、少しの間フリーズしちゃったけど、すぐに落ち着いてこれからの事を考えた、タマゴを孵化させるならやはり身を落ち着かせる場所が必要だったのでアルトマーレに戻るのは当然だった

 

戻ってきたらカノンちゃんとボンゴレさんには最初はよく帰ってきたなと迎えてくれたがタマゴを見せたら大層驚かれた、でもすぐ受け入れてくれて、気が済むまでいつもの庭園で過ごすと良いって言ってくれた、ありがとう!

あと私達とは別個体のラティオス達も快く受け入れてくれた…って、あれ?

 

『もう一人ラティオスが居たのに、居なくなってる?』

 

ひゅわぁん、きゅうー

 

あの子なら1人で旅に出たよ、今いるのは私達2人だけ

と、めざポケラティアスさん(かどうかは定かじゃないけど便宜上そう呼ばせてもらう)が答えてくれた

なーるほど、それでめざポケの時は2人だけだったんだね

 

しゅわん、くぉうる

 

俺達にも手伝えることがあるなら言ってくれ

 

くぉーう、しゅわわ

 

すまない、助かる

 

とお兄ちゃんとめざポケラティオスさんも話し合ってるみたい

 

離れたところではカノンちゃんとボンゴレさんも話してる

 

「まさかまさかよね、あの2人が番になって子供まで作っちゃうなんて…」

「薄々そうじゃないかとは思っておったがのう、あの2人は血のつながり自体は無いからそういう関係になってもおかしくはない」

「そう言われれば、あの2人ってここに居た時から兄妹…とは何か違う距離感だったものね」

「恐らくサトシ君と旅に出たラティアスも、旅に出たいという思いは当然あったとして、その他にあの2人の為に離れるという思いもあったんじゃろうて」

「2人の恋路の邪魔にならないように…か、でもあの2人は全然邪魔になるなんて思ってないと思うけどね」

 

当然!お姉ちゃんが邪魔だなんて思ったりしないよ、家族だもん

だからお姉ちゃん、気が向いたらいつでも会いに戻ってきてね

いやまぁ…お互い旅してるから再会滅多にしないと思うじゃん?ところがどっこい、旅先でサトシ君御一行と出会う事がたまーにあるんだよね、ただその時はお姉ちゃんが居るかどうかは定かじゃないけどさ、でもお姉ちゃんに会えた時は色々話こんじゃうんだよね、実はその時に、どのタイミングでサトシ君が伝説のポケモンと鉢合う事があるか(劇場版案件)って共有してるんだよね、私が未来が分かるって事は既にお兄ちゃんもお姉ちゃんもピカチュウも知ってるから教える事が出来るのだ

 

何故そんな事を伝えるかというとお姉ちゃんからの要望だ、出来るだけサトシ君達の助けになりたいんだってさ、シンオウ地方以降は常時旅について行ってるわけじゃなくてたまに入れ替わりでスポット参戦してるだけだから、劇場版案件の時は出来るだけ傍に居たいんだってさ、あんまり無茶しないでねお姉ちゃん

 

さて、しばらくはこの庭園で孵化のためタマゴの世話をする、お兄ちゃんは食料集め…と言っても庭園内に沢山生ってるからあんまり困らない、私はタマゴを温める役と役割分担する、時々交代はするけどね、タマゴを温めるお兄ちゃんは全然慣れてないからか、凄くぎこちなかった、私は何回かやってある程度は慣れた

 

数週間、そんな生活をしているとタマゴがちょくちょく動くようになり、時々淡く光を出すようになった、もうすぐ産まれる…!

そしてついにその時が来た!ひときわ光が強くなり、私の持つタマゴが大きく震え、割れ始めた!!

 

ピキ…ピキキ…ピカーーーン!!

 

しゅわぁぁん

 

私の腕の中で小さなラティオスが産声を上げた!私の…私とお兄ちゃんの子!…ん?体毛の色が!

 

「とうとう産まれたのね!…て、あれ?その子…」

「なんと…、色が、薄緑色のラティオス…じゃな」

 

カノンちゃんとボンゴレさんも立ち会っていたのだが2人も驚きの声を上げている、なんとなんと私達の子供は色違いのラティオスだった

 

しゅわ…!くぉーるる

 

産まれたのか…!良かった、俺達の子だ、体毛の色がどうなんて関係ない

 

お兄ちゃんは気にしてないみたい、うんうん確かにそうだよね

 

しゅわわ?しゅ!?しゅうううん!!

 

私達の子はキョロキョロと不思議そうに周りを見て、次に私を見て何故か驚いていた

 

しゅわん!!しゅわわわー!

 

ご主人様!!ご主人様だー!会いたかった!!

 

と突然そんな事を言って私に抱き着いてくる!?え?ええ?どういうこと!?

 

しゅわん、しゅわーん、しゅしゅしゅ!

 

アルセウスさんがね!もうすぐ生まれ変われる、生まれた先では恐らくびっくりするぞ、って言ってたけど、こういうことだったんだ!

 

とそこまで言われてハッとする!私はなぞのばしょで出会ったアルセウスとの会話を思い出す

 

{「この子は新たに生まれ変わる事になる、今度はラティオスになるかラティアスになるかどっちかは分からないが…」}

 

 

『あなた…コハク!?コハクなの!?』

 

しゅわ!しゅしゅしゅわー!

 

そうだよ!会いたかったよー!!ご主人様がお母さんなんだ!!

 

なんと、私達の子供として生まれた色違いラティオスはかつて私の相棒ポケモンだった色違いラティアスであるコハクの生まれ変わりだったのだ、なんと言うべきか…今の会話からアルセウスは確信犯である事が分かった、あんた狙って私達の子に生まれ変わらせたな!?全く…!とんでもないサプライズを用意してくれたよアルセウスは…!

 

しゅわ??くぉーうう?

 

おい?一体どういう事だ??

とお兄ちゃんが疑問を浮かべている、うーんどこから説明したものか…

 

かくかくしかじか…とお兄ちゃんにだけ聞こえるように説明中

 

 

しゅわ―…くぉーるるる、しゅわん、しゅわわー

 

なるほどな…お前が人間だった時の相棒ポケモンが俺達の子供として転生したって事か、随分と規模の大きな話だ、まさか創造神様と言える存在と会っていたとはな、あの時はてっきり夢の中の話かと思っていたが

とお兄ちゃんは納得はしたのだが

 

しゅわ?しゅしゅ!

 

えーとお父さん、ですよね?私はコハクです!よろしくね!!

 

しゅわー…くぉーうう…

 

あ、ああ…よろしくな、こんな経験まずありえないぞ…生まれたばかりの我が子に丁寧に自己紹介されるなんて

 

うん、私もそう思います。

 

しゅわ、しゅしゅしゅーー?

 

あ、私はもう黄色いラティアスじゃないからコハクって名前も変かな、新しい名前考えた方が良い?

 

とコハクが疑問に思っている、確かに今のこの子は薄緑色のラティオスだ

 

しゅしゅ!しゅわーー!

 

ねぇ、お父さんお母さん!私に新しい名前を頂戴!

 

とこの子は言ってくる、そうだなぁ、折角生まれ変わったんだし新しい名前を付けてあげるのもいいかもね

 

しゅわ…

 

翡翠色…か

とお兄ちゃんがボソッと呟く、翡翠色…ヒスイか!

 

『それいいね!ヒスイ、ヒスイって名前でどうかな?』

 

しゅしゅ?しゅわわーーん!

 

ヒスイ?…ヒスイ…ヒスイ!!うん!分かった!私は、いや僕はヒスイだ!!

 

とコハク改めヒスイは嬉しそうに新たな名前を受け入れる、♂になったから律義に一人称も変えて

 

しゅわん、しゅーわ

 

お前達がそれでいいなら俺も異存はない、ヒスイか、良い名前だ

とお兄ちゃんも受け入れてくれた、これからよろしくね、ヒスイ!

 

なんだかアルセウスさんに飛ばされそうな地方の名前だけどまぁ良いか、もう私は異世界に飛ばされ済みだから

 

「ふふ、皆楽しそう、良かったね」

「ああ、家族水入らずじゃな、ワシ達は退散するとしようか」

くぉーう!

きゅうん!

 

とそう言い残しカノンちゃんとボンゴレさん、めざポケラティ達はその場を後にする、別に気にしてないんだけど…せっかくのご厚意だから甘えておこう

 

拝啓 お姉ちゃん

私達に新しい家族が増えました、お姉ちゃんももう叔母さんになっちゃったよ

 

 




伝説ポケモンのタマゴについて
ラティアスはタマゴグループ未発見なのですが、アニポケでは金銀編でルギアの子供が出てきたり、水の都映画でもかつてのラティオス、ラティアス達の子孫という表現がされていたので子を成す事は出来るものと考えてます。タマゴについてはポケGOで伝説が孵化するタマゴが限定的に出てたのでその色を採用しました。何らかの矛盾や間違いがあったら申し訳ないです。
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