ニューダンガンロンパ リマジネーション ぼくらのコロシアイ新生活   作:りょうぴー(創作論破書き)

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私たちの頭の中の消しゴム 学級裁判編 その2

学級裁判 再開

 

モノタロウ「犯人はあの結弦さんなの!?オイラ、ビックラこいて腰が45度曲がりそうだよ!」

 

モノファニー「余りの衝撃的な事実にアタイ、鳥肌が立ってきたわ!」

 

モノキッド「おいおい間近で鳥肌、いやクマ肌見せてんじゃねーよ!二度と焼き鳥の鶏皮が食えなくなっちまうだろうが!!」

 

モノスケ「ええやないか!そこのギタリストの嬢ちゃんがやるとは思てへんかったけど、もしかしたらちゅー可能性もなくはなかったんやろ?」

 

大山「うるさいよ!そこのクマ達は黙ってて!!」

 

黒馬「では、話を戻しましょう。星野様は結弦様を、時谷様殺害の黒幕と考えているのですね?」

 

星野「あぁ。結弦の不自然な言動や、犯人じゃなくて黒幕を探すって言い方に引っ掛かりがあったのはもちろんだが、何よりあいつは黒幕を暴き出す計画を考えてたらしいな。そいつを口実に伊吹を利用して、伊吹の知らない間に…」

 

舞鶴「そんな、待ってください星野さん!!まだ彩ちゃんがやったと決められるような証拠はありません!!」

 

三条「気持ちはわかるけど…結弦は星野が時谷と一緒にあの隠し部屋の謎に迫ったのを知ってるんだよな?」

 

久留米「確かに隠し部屋にいる時に、ホッシーと直前まで会ってたりんりんを除いたらあの2人くらいのもんだね。」

 

金型「ほ、ほら見ろ!!それを知って結弦さんは星野くんを疎ましく思って彼を消そうと画策したんだ!けど星野くんを始末することが出来なくて、彼女は急遽ターゲットを時谷くんに変更したんだ!!」

 

伊吹「違います!!彩乃ちゃんはそんな人じゃありません!!」

 

桐絵「感情論で擁護すんのかよ、友達だからか?くだらねぇな。」

 

伊吹「感情的になってるんじゃなくて、私はちゃんと根拠があるから言ってるんです。」

 

柊「一応聞いときたいんだけど、その根拠って?」

 

伊吹「黒幕に結局利用されちゃいましたけど…あの罠を作ったのは何も彩乃ちゃんだけじゃありません。もちろん、私も作ってました。」

 

甘粕「罠ですかー。確かに、扉の方の黒板消しのトラップは伊吹ちゃんが作ってましたねー。」

 

夢里「全部が全部アヤ氏が作ってたわけじゃないですもんね!部屋中に1人で罠仕掛けたりテストで作動させるとなると、もっと時間かかるもん!」

 

旭「じゃあ、結弦さんが犯人だって可能性はこれで無くなったね!」

 

田原「いや…まだ可能性は残存しているだろう。」

 

大山「な、何の可能性?」

 

星野「その道具を調達してきたのは誰かってことだろ。もちろん全部が全部そいつ1人で調達したって訳じゃねーだろうが…」

 

桐絵「ほう、意見が合うじゃねーか。なぁ結弦どうした?お前が計画して罠をしかけたんなら…分かってるよな?」

 

結弦「そ、それは…!!」

 

舞鶴「あ、彩ちゃん…!!」

 

コトダマゲット!

【道具を調達する結弦】

 

伊吹(うぅ…せっかく反論できると思ったのに、ここまで来て彩乃ちゃんを追い詰める証拠が出てくるなんて…!)

 

伊吹(だけど、彩乃ちゃんがやってないことは間違いないんです。だから何としてでも、彩乃ちゃんを守らないと…例え、嘘をつくことになっても、です!)

 

ノンストップ議論

 

久留米「アヤちが1人で全部用意したってこと?」

 

舞鶴「そんなの有り得ません!たとえ後で蒼空ちゃんに手伝わせてたとしてもです!」

 

夢里「星野氏は全部とは言ってなかったけど…逆に言えば、犯行計画以外の事は、そのまんまソウラ氏に手伝わせてたんじゃないの?」

 

田原「少なくとも道具に関しては''結弦が取っていた''…それで間違いないな?」

 

星野「あぁ。オレの予想だってのもあるが、現時点で犯人に1番近いのは結弦だ。」

 

桐絵「ま、そもそもの言い出しっぺは結弦のやつだからな。その上で伊吹の利用も計算に入れて計画したんだ。怪しまれるのも当然だろうな。」

 

結弦「………………」

 

【道具を探す結弦】→【道具を探す伊吹】(偽証)

 

''結弦が取っていた''←【道具を探す伊吹】

 

伊吹「この嘘、使いますね!」

 

BREAK!!

 

伊吹「ご、ごめんなさい!実はその、罠に使われた道具…私が調達してたんです!」

 

久留米「えぇ、ソラちゃんが!?」

 

金型「そ、そんなこと信じられるか!!何故今になってそんなことを…」

 

伊吹「いや、私もまさか桐絵さんがこんなことを言うとは思わなくて…道具を用意した人まで怪しまれるとは思ってなかったんです!」

 

桐絵「ホントかよ…なーんか、ウソくせぇな?」

 

舞鶴「そ、そんなことで蒼空ちゃんが嘘をつくはずがありません!!ですよね、蒼空ちゃん!?」

 

伊吹「ごめん、姫乃ちゃん…これにはどうしても言えない事情があったんだ…」

 

柊「まぁ何にせよ、ブッキーのおかげであややの濡れ衣は晴れたってことで…」

 

伊吹「はい!ですから…」

 

星野「その推理、ぶった斬る!!」

 

星野「なぁ伊吹、それはおかしいんじゃねーか?やっぱり道具を調達したのは、お前じゃねーだろ。」

 

伊吹「な、なんですか星野さん、私が嘘をついてるとでも!?」

 

星野「今のお前は明らかに怪しかったんだよ!だからオレは、お前の嘘を追求する、結弦が犯人だってのは間違いねーんだからな!!」

 

反論ショーダウン

 

星野「伊吹が1人で道具を調達したってんなら…」

 

星野「凶器の道具もお前が持ってったことになるじゃねーか!!」

 

星野「そもそも、計画や罠の発案の殆どは結弦がやってたんだろ?」

 

星野「お前が把握してない分の罠も作ってるかもしれねーんだ。」

 

星野「その分の道具もお前は把握してるってのかよ!」

 

DISADVANTAGED 逆発展!

 

伊吹「も、もちろん把握してますよ!」

 

伊吹「彩乃ちゃんと話し合ったことやメモから必要になるものを書き出して、ちゃんと確保しました!」

 

伊吹「必要な道具は、私が全部持ち運んだんです!」

 

伊吹「''黒幕を暴くための罠に使われた道具は、私が持ち運んだんです!!''」

 

''私が持ち運んだ''←逆論破

 

 

 

 

 

 

星野「それは違うぞ!!」

 

BREAK!!!!

 

星野「やっぱり…おかしいじゃねぇか、伊吹…」

 

伊吹「な、何がですか…?」

 

星野「その話だと、お前が凶器の道具も持ち運んだってことになるじゃねーかよ!!」

 

伊吹「はっ…!!」

 

三条「全部持ち運んだって…倉庫の道具の中に凶器も混ざってたけど、それだと確かに、伊吹が自然と持ち運んだってことになるじゃん!」

 

大山「倉庫に出入りしたっぽいのは伊吹と結弦くらいだけだろうし…」

 

夢里「ってことは今のって、ソウラ氏の嘘!?」

 

黒馬「そのようなことになりますが…」

 

伊吹(…!!彩乃ちゃんを庇うための嘘が…もしかして、星野さんに見抜かれた!?)

 

伊吹(いえ、元よりこんな嘘は詭弁だって分かっていたはずです。ですが、これでは彩乃ちゃんが犯人にされてしまいます…!)

 

旭「で、でも…本当に凶器を持ち運んだのは結弦さんなのかな?オレには伊吹さんが嘘をついていたことはともかく、まだ結弦さんが犯人じゃないって思える事はあると思うよ。」

 

結弦「あ、旭…?」

 

甘粕「どうしてそう思うんですかー?」

 

旭「伊吹さんは嘘をついたってことになってるけど、確たる証拠がないだけで本当のことを言ってるかもしれないって、何となく思っただけだよ。」

 

田原「ハッ、荒唐無稽だ。オレはそんな話は信じるに値するものでは無いとみた。」

 

黒馬「いえ、旭様の言うことには一理あると思われます。あくまで結弦様が計画したのは黒幕を探し出すための計画。今回の事件はそれを乗っ取った犯人によるものですので。計画の実行者と言えど結弦様を犯人と断定するのは早計かと。」

 

星野「まだ言ってんのかよ?オレはその乗っ取り犯の結弦にハメられたんだ。オレは黒幕を暴くとかの目的じゃあなかったけど、時谷と一緒にコロシアイの秘密を探る計画を建ててたんだ。それを乗っ取ったのが結弦だと思って今、こうして話してんだろうが!!」

 

舞鶴「星野さん、その言い方は酷いです!彩ちゃんだって本当は星野さんと同じ目的でコロシアイを終わらせようとしてたんですよ。星野さんが彩ちゃんを犯人扱いするのは、完全に誤解です!」

 

久留米「なーんか、議論が白熱してきてない?」

 

柊「確かに。こりゃ意見が2つに割れてますわな…」

 

モノクマ「ちょっと待ったー!!」

 

モノクマ「真っ二つ…今、真っ二つとおっしゃいましたね?」

 

モノクマ「という訳で、明日守学園が誇る最新技術『変形裁判場』の出番到来でーす!!」

 

三条「ここの裁判所って変形すんの!?」

 

金型「画期的で独自性の強いシステムだなぁ…」

 

議論スクラム

 

結弦彩乃は犯人か?

 

犯人だ!(星野、田原、金型、三条、桐絵、大山、甘粕、夢里)

犯人じゃない!(伊吹、結弦、舞鶴、久留米、柊、黒馬、旭)

 

START

 

【計画】

田原「先刻も聞いたが、今回の犯行は結弦彩乃と呼ばれる悪しき魂による計画だったのだろう?」

 

伊吹「黒馬さん!!」

 

黒馬「結弦様が建てていたのは殺人計画ではありません。コロシアイの黒幕を捕らえる計画です。」

 

【濡れ衣】

夢里「記憶喪失で黒幕に近い存在なのをいいことに、星野氏に濡れ衣を着せたんだよ!!」

 

伊吹「柊さん!!」

 

柊「そうは言うけど、ユイアヤが濡れ衣を着せられたって可能性もなくはないよね?」

 

【罠】

大山「けど、黒幕を捕まえる口実で張り巡らされた罠は、結弦が仕掛けたものだったんじゃないの?」

 

伊吹「旭さん!」

 

旭「凶器の罠だけ結弦さんじゃない、他の誰かが仕掛けたものだって考えられるとも思わないかな?」

 

【道具】

金型「罠に使われた道具を用意したのは他でもない結弦さんなんだ!凶器の道具も彼女が用意したに決まってる!」

 

伊吹「姫乃ちゃん!」

 

舞鶴「全部が彩ちゃんが用意したものじゃありません!蒼空ちゃんが持ってきた道具だってあるんですよ!」

 

【嘘】

桐絵「そいつは伊吹が咄嗟についた嘘じゃねーか、さっき星野に看破されたばっかだろうが。」

 

伊吹「久留米さん!」

 

久留米「黒板消しはソラちゃんが用意してたっぽいし、ホントのものもある以上嘘とは言えないよ。」

 

【投票】

星野「時間帯や状況証拠の推測でもあいつが犯人だってのは間違いねーんだ、投票してケリを付けるぞ!!」

 

伊吹「いえ、まだ明らかになっていることがある以上、彩乃ちゃんに投票するわけにはいきません!!」

 

CROUCH BIND

 

【犯人じゃない!!】

 

伊吹「「「「「これが私(オレ)たちの答えだ(よ)(です)!!!!!」」」」」

 

COMPLETE

 

伊吹「信じてください!!彩乃ちゃんは、本当に犯人じゃありません!!」

 

金型「だからそんな強引な感情論で説き伏せようとしても無駄だ!そんなことしたって僕らは意見を曲げるつもりなんかないからな!」

 

舞鶴「違います!蒼空ちゃんは確信があるから彩ちゃんを守ってるんです!!お願いです、信じてください!!」

 

田原「殺害時刻や状況、現場で仕掛けた罠等の状況証拠を踏まえてそこまで言い切るほど、貴様には自信があるようだな。」

 

伊吹「はい…ですから、これ以上彩乃ちゃんを責めないでください。もし彩乃ちゃんに投票したら…私たちが殺されちゃいます。」

 

彩乃「蒼空…」

 

旭「星野くん、君が結弦さんを怪しいと思う理由は最もだよ。でも、ここまでの反論がある以上、決めつけるには早いんじゃないかな。」

 

星野「…そりゃ、そうだけどよ。」

 

久留米「私も賛成!もう少し、ソラちの意見を聞いて考え直してからでも、全然大丈夫だと思うよ〜?」

 

星野「…分かったよ。一旦結弦が犯人だって考えは頭から外す。結弦、疑ってごめんな。」

 

結弦「星野…」

 

柊「んじゃまぁ気を取り直して、再考察と行きましょうか!」

 

ノンストップ議論

 

大山「また考え直すって言っても…他になにか調べなきゃいけないことってあるの?」

 

甘粕「議論するところはもうしつくしちゃいましたもんねー。」

 

三条「と言って、これ以上の手掛かりも特にないからね…」

 

結弦「うーん…あ、思いついた!」

 

星野「何かいいアイデアがあんのか、結弦?」

 

結弦「今思いついたんだけど、証拠を見直すのはどうかな?」

 

舞鶴「なるほど!それは名案です!」

 

結弦「''隠されてる事実''が証拠の中にあるかもよ!」

 

夢里「ほんとにそんなもんあるんですかねぇ?」

 

''隠されてる事実''←【消えた毒薬】

 

 

 

 

 

伊吹「それに賛成です!」

 

BREAK!!

 

伊吹「そうだよ彩乃ちゃん!毒薬のことを明らかにしてなかったもんね!」

 

黒馬「毒薬…凶器の毒針と何か関係があるのですか?」

 

伊吹「はい!あの毒は凶器の針に塗って時谷さんの命を奪ったはずです。」

 

桐絵「ま、今回の事件だとあの毒の使い道は凶器の先端に塗るくらいしか使い道ねーだろうからな。」

 

柊「でもあの毒のことを詳しく知ってる人っていんのかな。実際に使ったり見かけたりしたことある人は当然犯人だろうけど、それを知ってるのも犯人しかいなくない?」

 

伊吹「いえ、犯人以外で毒の被害にあった様子を目撃した人がいます。」

 

伊吹「そうですよね、星野さん?」

 

星野「お、オレ…!?」

 

三条「待てよ、星野は時谷が毒針で死ぬ瞬間を見てないんだ。時谷の死ぬ間際にどんな毒だったのか、星野は知らないんだよな?」

 

星野「あぁ…オレが時谷の死を目撃したのは、あいつが死んでから時間が多少立ってる頃だ。」

 

大山「そうだよね。それだけだと毒の証明は出来ないんじゃないの?」

 

伊吹「毒を受けたのは時谷さんだけじゃありませんよ。もちろん…別に受けた人がいますから。」

 

黒馬「…!ま、まさか…時谷さんに発射した分で毒針の装填は終わっていなかったのですか!?」

 

〜〜

 

伊吹「痛っ!」

 

結弦「蒼空!?」

 

伊吹「だ、大丈夫。シャーペンの芯が指に刺さっただけ。」

 

黒馬「シャーペンの芯…?」

 

〜〜

 

夢里「そ、ソウラ氏は確か…親指を刺されたんだよね?」

 

舞鶴「そんな!?だ、大丈夫なんですか!?」

 

伊吹「大丈夫だよ!私が受けた毒の効果は、指や腕に刺されたくらいなら、命にまでは関わることは無いみたいだし。」

 

結弦「な、なんでそんなことが分かるの…?」

 

伊吹「さぁ、なんでだろ?それより、今は犯人探しの方に集中しよ?今の事実が、犯人への手がかりになるんだから。」

 

久留米「は、犯人への手がかり!?ってことは…」

 

伊吹「そう。だから、今回の事件の犯人は…」

 

 

 

 

 

 

黒指名

 

【イブキ ソラ】

 

指名!

 

 

 

伊吹「これが私の答えです!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊吹「…………」

 

伊吹(あはは…やっぱり。)

 

伊吹(私が犯人だって名乗り出るしか、道は無いみたいですね…)

 

伊吹(彩乃ちゃんを助けるために、黒幕の招待を暴くために頑張ってきたってのに、私ってばほんっと役たたずだなぁ…)

 

伊吹(それで、結局私の狂った判断のせいで、時谷さんを殺しちゃって、それで学級裁判でみんなを巻き込んで…)

 

伊吹(あの時私が名乗り出てれば、私はこんな風にみんなを裏切ってのうのうと生き延びれたのかなぁ?)

 

伊吹(いや、無理だ。私はきっと罪悪感に押しつぶされる。)

 

伊吹(私はいい人でもなければいい子でもない。でも…)

 

伊吹(私の友達を…彩乃ちゃんを、姫乃ちゃんを、星野さんを、みんなを…裏切るなんて、やっぱり私には、できないや。)

 

星野「おい、伊吹…」

 

伊吹(星野さん…分かってますよね?今回の事件の犯人は…)

 

星野「ふ…ふざけんな!!!おいお前、なんで、なんでこんなことしやがったんだよ…!!!!」

 

星野「なんでだよ…お前は…何のために…」

 

星野「何で、時谷を殺したんだ…!!」

 

星野さんの悲痛な表情は、まるで、私の心の中を覗いてしまった事への後悔と、私が時谷さんを殺したという絶望的な真実を暴いてしまったことへの絶望を物語っていました。

 

伊吹(ごめんなさい…って言っても、謝って許されることじゃないですよね…?)

 

星野「当たり前だ…オレが濡れ衣を着せられたとか、なんで何も思い出せねーんだとか、そんなことへの怒りはすっ飛んだよ。」

 

星野「それでもオレが怒りを抑えらんねーのは、お前を糾弾しなくちゃなんねーことへの怒りと、お前がこんな馬鹿なことをして、時谷を殺しちまったことへの怒りで満ち溢れてんだよ!!!!!」

 

星野「お前は…本当に…なんて事をしてくれたんだよ…クソッ…!!!」

 

伊吹(……)

 

伊吹(ごめんなさい、彩乃ちゃん。)

 

伊吹(ごめんなさい、時谷さん。)

 

伊吹(ごめんなさい、星野さん。)

 

伊吹(ごめんなさい、みんな…)

 

伊吹(私は、私のエゴのために、黒幕を暴いて彩乃ちゃんを助けたいっていう、誰かの力になるための独善的なエゴのために、みんなを裏切った。)

 

伊吹(彩乃ちゃんを助けるために、みんなを助けるために黒幕に挑んだ結果が、仲間の命を奪う結末だなんて、酷い皮肉だなぁ…ほんっと、私ってダメな子だ。)

 

伊吹(…私に出来る贖いは、私の命を捧げること。)

 

伊吹(…私がしなくちゃいけないことは、後を誰かに託すこと。)

 

伊吹(星野さん…あなたに私の命を…そして夢を…預けていいですか?)

 

伊吹(星野さんには、自分の記憶を取り戻すことや、自分が何者なのかを知りたい、自分が過去にコロシアイと関わっていたのかを知りたいっていう、大きな目的があるんでしたよね?)

 

伊吹(だから星野さんは生きて、その目的を叶えてください。それと…押し付けがましいですが、私の分まで、皆さんを支えて、引っ張っていってください。あなたなら、きっとできます。)

 

伊吹(だから、ここからは星野さんに託します!!こんなコロシアイを終わらせるためにも…あなたの夢を叶えるためにも…みんなを守るためにも…星野さんが戦ってください!!!)

 

 

 

 

 

 

星野「………」

 

星野「バカ野郎…んなこと、言われなくても分かってるよ。」

 

星野「にしても、存在が曖昧なオレに託すなんて、本当にお前はそれでいいのかよ?」

 

星野「…でも、オレがやらなくちゃならねーことなんだよな。」

 

星野「お前の無念と後悔を晴らすには、お前の思いを誰かが引き継がなきゃならねーんだよな?」

 

星野「仲間のみんなにしてもそうだ。お前はずっと仲間を助けたくて、守りたくて…ここにいる仲間にコロシアイをさせたくないから、お前もお前なりに頑張ってたんだよな…?」

 

星野「……あぁ、分かってるよ、伊吹。だったらそれは…オレの役目だ。」

 

星野「仲間の負い目を庇うのも、一緒に夢を見るのも、仲間の役目なんだろ?」

 

星野「なら、お前の思いは、オレが受け継ぐ。」

 

星野「お前の願いは、オレが背負ってやる!!」

 

星野「だからオレは、この学級裁判に幕を下ろして、明日を切り開いてやる!!!」

 

 

 

 

 

 

星野「……なぁ、伊吹。」

 

星野「時谷を殺した犯人は…お前だよな?」

 

金型「え、ええええええ!!!?」

 

舞鶴「そ、蒼空ちゃんが…」

 

結弦「はん…にん…!?」

 

伊吹「………」

 

学級裁判 中断

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