ニューダンガンロンパ リマジネーション ぼくらのコロシアイ新生活 作:りょうぴー(創作論破書き)
被害者は時谷海里。被害者は死亡する直前、図書室を訪問した所を、何者かの襲撃もしくは仕掛けた罠によって、首元に攻撃を受けて死亡した模様。首元の傷を見るに、毒針のようなもので喉元を刺されて死んだとす思われる。
【隠し部屋の秘密】
伊吹と結弦が見つけた謎の小部屋。星野由宇樹、時谷海里の2人もここを訪れていたようで、コロシアイ学園生活に関わる謎が眠っているのでは?と考えられている。
【本棚の罠】
犯人が監視カメラを避けるために本棚によじ登ると、棚が倒壊してなだれ込むという仕組みになっている、棚の仕切りが歯抜けになっている罠。
【黒板消し】
教師の頭をチョークの粉で白く染めるアレ。正直罠としては気休めにすらならない。
【粘着テープ】
ベタベタに張り付くくらい強力な粘着テープ。黒幕が図書室とは別のルートに来られた時の対策として、粘着テープを貼り付けてゴキブリホイホイのように動けなくさせてしまうもの。
【センサーと針】
センサー装置と毒針発射用のペン型トラップ。時谷の気配を感知した犯人がセンサーの反応と共に仕込んであった毒針を放って殺したと考えられる。
【設置型監視カメラ】
黒幕の姿を映すために用意されたカメラ。監視カメラとしての性能は防犯機能が最低限取り付けられているが、スペックは高くない。夢里の改造のかいあって防犯カメラとして有用な状態に。
【カメラの写真】
監視カメラの撮影とともに収められた写真。星野が現場付近にいた時の写真、星野と会話する時谷の写真、というように事件直前の星野と時谷の様子が映されている。
【消えた薬瓶】
倉庫にあった毒薬が消えている。毒針を作る時にこの毒が使用されたと考えられる。
【田原たちの決起集会】
田原の発案で三条、田原、旭、金型、星野、金型、そして殺された時谷は決起集会を開き参加する。
しかし星野と時谷はその途中で抜けてしまった。
【大山の証言】
大山はモノクマの弱点を調べるためにいい文献がないか図書室へ向かっていたようだが、彼女はそこで星野と出会ったようだ。また、彼女によると、事件が起きる少し前に会い、その時に時谷はまだ来ていなかった。
【茶会の提案】
舞鶴、久留米、夢里の3人は気分を落ち着かせるためにか、茶会を開くことにしたとの事。黒馬は彼女達にお茶菓子を持っていっただけでなく、時谷ともすれ違ったとのこと。
学級裁判 開廷
モノクマ「それでは、只今より学級裁判を始めたいと思います。その前にルールの確認をしておきましょう。学級裁判は誰が被害者を殺したのかをオマエラが議論し、その結論はオマエラ自身の投票によって決定されます。」
モノクマ「正しいクロを指摘出来ればクロだけがおしおきですが…間違ったクロを指摘してしまったらクロ以外の全員がおしおきされ、生き残ったクロはこの明日守学園から卒業できます!」
旭「一応確認しとくけどさ、本当にオレたちの中に犯人がいる…ってことでいいんだよね?」
桐絵「まぁ大方の予想は付いてるだろうけどな。なぁ星野?」
星野「……まだオレが犯人だって決まったわけじゃねーだろ。」
三条「オレたちも星野くんの言い分を信じたいけど…確たる証拠がないから、なんとかしても助けられないし…」
久留米「まぁまぁ落ち着きなさんな。とりあえずさー、最初はまず事件に関して気になることから順々に上げて話してかないかな?」
柊「おっ?シオン、ナイスアイデア!じゃーまず調べることは…事件が起きた様子をも一度振り返ってみることだね。」
黒馬「柊様のおっしゃる通りでしょう。依存はありません。」
田原「嘘と裏切りに塗れた死のデュエル…俺は乗り越えてみせるぞ。」
夢里「嘘なんかついたらボクらの命が無駄にされちゃいますからね!マージで協力してよ!?」
舞鶴「ここにいるシロ全員が助かる道を模索するために、犯人1人を犠牲にするしかないのですね…」
桐絵「仕方ねぇだろ。そんな都合のいい世界はねーんだよ。」
甘粕「とにかく、犯人を見つけるために話して話して話しまくるしかないですねー。」
大山「って言っても、あたし達の中に本当に犯人がいるのか、まだ分からないけどね。」
結弦「犯人…それなら決まってるよ!黒幕がきっとやったんだって!」
三条「黒幕か…2人とも、さっきも話してたよな。」
舞鶴「犯人と黒幕が同じ方なのではないでしょうか?だとするとモノクマさんとその子供たちが怪しいですね!」
モノクマ「はぁ〜…忘れたの?ボクは殺人に関与することは禁止されてるんだよ。」
モノスケ「そしてそのルールはワイらにも適用されるんで同じくやで。」
モノキッド「ミーはまだ健全な年齢だから法律が守ってくれんのさ!!やりてー放題だぜ!!」
黒馬「…彼らの冗談は放っておいて、そろそろ議論を始めましょう。」
私と彩乃ちゃんを出し抜き時谷さんを殺した真の黒幕…
その人が私たちの中に紛れ込んでいるのでしょうか…
この学級裁判でそれを見極めてみせます!!
ノンストップ議論
黒馬「まずは事件の様子について振り返りましょう。」
三条「とっくに知ってると思うけど…殺されたのは、時谷海里だったな。」
柊「殺人が起きたのはあの本棚まみれの図書室…」
星野「時谷はその時、奥の本棚にいたぜ。」
大山「死因は首元に毒針を刺されたことだったよね。」
桐絵「首元に毒針を刺しに行った奴でもいるのか?」
金型「きっと時谷くんはその時に…''犯人と争って''殺されてしまったんだ!!」
伊吹(…あれ?あの人の発言、何かが変だな…)
''犯人と争って''←【モノクマファイル1】
伊吹「それは違います!」
BREAK!!
伊吹「待ってください金型さん、犯人と直接争ったと断定するには早いんじゃないでしょうか?」
金型「な、なぜだい?」
伊吹「モノクマファイルには罠で殺された可能性も示唆されています。襲撃されて抵抗したとも書かれていませんし、決めつけるのは良くないと思います。」
夢里「タハー!金型氏、いきなり論破されてやんの!!」
金型「ほ、ほっといてくれ!!くそっ、この後挽回してみせるからな…」
桐絵「抵抗があったかなかったかはどうでもいいだろ。それよりまずはいちばん怪しい星野が犯人かどうか、そこから話し合おうじゃねーか。」
星野「…!!」
伊吹(星野さんを怪しんでいる理由…もしかして…!)
【田原たちの決起集会】→提出!
伊吹「決起集会…でしたよね。」
三条「そ、そういえば星野は時谷と一緒に作戦会議を抜けて、2人で図書室にいたんだよね。」
星野「あぁ…時谷の近くにいたのは確かにオレだよ…」
星野「けど、オレは本当に犯人じゃねーんだ!!目的がどうあれ、アイツは謎を一緒に解き明かす手伝いをしてくれようとしてたんだぜ!?なのになんでそんな恩知らずな真似をオレがしなくちゃならねーんだよ!?」
田原「詭弁だな…星野よ、貴様に知られたら不都合なことがあるから、口封じ目的で時谷を消したのだろう。」
星野「不都合なことって!!オレはそもそも記憶がねーんだぞ!?知られたらまずいことがあるかどうかどころか、オレは自分が何者なのか分からなくて嘆いてるってのに…!」
久留米「あーあーあー!!このままじゃ堂々巡りだよ…」
黒馬「星野様がやったかどうかはさておいて、彼に時谷氏を殺す理由が本当にあるのかを疑いましょう。」
柊「賛成の反対の反対!んじゃあ議論を再開しますか。」
ノンストップ議論
田原「あの時俺たちは決起集会を開き、モノクマへの対抗策を講じていた。しかし、星野が抜けたことを皮切りに、時谷も奴について行った…」
三条「確かに2人は途中で出ていったし、星野が1番先に出ていったけど…」
結弦「単独行動してるから怪しいってのは、流石に安直でしょ…」
金型「そうとは言いきれないよ?時谷くんがついて行ったのに勘づいて…星野くんが''奇襲を仕掛けた''とも考えられるからね!」
星野「オレはそんなことしねーっての!!」
桐絵「けっ、なんとでも言えるだろうよ?」
''奇襲を仕掛けた''←【大山の証言】
伊吹「それは違います!」
BREAK!!
伊吹「待ってください。星野さんにそれは不可能だと思います!」
金型「えっ!?な、何故だい…?」
伊吹「大山さんが星野さんを目撃したタイミングと事件が起きる直前のこと、星野さんと時谷さんが合流する時のことを考えると。短時間で準備して殺すのは難しいんじゃないでしょうか?」
結弦「大山、それってホント?」
大山「うん。あのね、決起集会とは関係ないけどあたしは事件が起きる前に星野の姿を見かけてるんだ。時谷はまだその時来てなかったけど、あたしが出ていった時に時谷とすれ違って、その5分後位に事件が起きたって感じだし…」
舞鶴「大山さんの証言を元に考えると…確かに、それでは星野さんは思うように動けませんね!」
星野「な?ほら、やっぱりオレは犯人じゃねーんだ!」
桐絵「いや、まだテメェが犯人じゃないとは言いきれねぇぞ?」
星野「は、はぁ!?」
舞鶴「どうしてですか!?星野さんの無実は今ので証明できたはずでは…」
甘粕「まだ反論があるんですかー?」
桐絵「誰かと会っていた、時谷と2人きりで話していたということを考えても、ほんの数十秒ありゃ奴を殺すのに十分なんじゃねぇか?時谷が仮にすぐに気づいたとかしても、位置関係と距離がちけーんだ。できねぇことはねぇだろ?」
夢里「ど、どういうことですかぁ!?」
桐絵「そいつを今から説明してやるよ。話を聞きゃこいつ以外疑う余地はねぇって分かるんだ。」
ノンストップ議論
旭「そもそもの話なんだけど、なんで星野くんが真っ先に疑われてるの?」
桐絵「タイムリミットまでに時谷を殺せる可能性がある奴は、近くにいた人間で時谷と2人きりのタイミングで一緒にいた奴だ。」
黒馬「お言葉ですが、星野様と時谷様のおられた図書室には…監視カメラが設置されていたのですよ。」
田原「写真に記録されていない時間も存在するだろう…記録中のタイムラグやインターバルを縫うようにな。」
田原「その縫い目に沿うようにして星野は…''時谷を拉致して殺した''というわけだ。」
星野「お、オレはそんなことしねーっての!!」
''時谷を拉致して殺した''←【隠し部屋の秘密】
伊吹「それは違います!」
BREAK!!
伊吹「拉致する必要なんてあるんでしょうか?それだったらわざわざタイムリミット直前まで待つ必要はないと思います。」
田原「ほう?この俺が間違っているとでも言いたいのか?」
伊吹「隠し部屋のことに勘づいた時点で始末しなくちゃいけないでしょうし、不用意に近づかれて首謀者だってことを勘づかれたら、それは首謀者にとってまずい状況です。」
結弦「それに星野が首謀者なら、2人きりになった時点で時谷をどうとでもしてから殺せるだろうからね…蒼空の言う通り、わざわざタイムリミット直前まで待つメリットはないと思う。」
伊吹「そもそも星野さんは本当に時谷さんと手を組んで一緒に行動していたとも考えられるんですよ。」
伊吹(そのことを示す証拠も、手元にあったはずです…)
1.星野が近づく写真
2.星野と時谷が話し合う写真←
3.時谷が近づく写真
伊吹「これです!」
伊吹「この写真、星野さんと時谷さんは、一緒に話し合ってますよね?」
桐絵「ん?あぁ、確かに話してるな。」
伊吹「星野さんは一旦時谷さんに扉の謎解きを任せている間は距離を取ってたとすると時谷さんだけが映されたタイミングの前後までに時谷さんに気づかれず背後まで来るのは難しいんじゃないですか?」
星野「あぁ。万一に備えてオレは扉から離れて待っててくれって言われたんだ。」
金型「で、でも距離を取ったって、何事も無かったかのように近づけばいいだけじゃ…」
星野「そりゃ無理だ。時谷にはオレが立ち上がっただけで気配を気づかれたんだぜ?」
〜〜
星野「…どうだー?時谷、何か解けそうか?」
時谷「もう少しかかるかな。」
星野「そっか。」
星野「…やっぱりオレも手伝おうか?なんかしら誰かが罠張ってる可能性も無きにしも非ずだろ。」ガタッ
時谷「いい。君が出る幕はもう少し先だ。それまでに殺されるなんてことがあったら計画は終わりだ。僕1人で解くよ。」
星野「お、おう…なんかあったらすぐオレを呼べよ?」
〜〜
舞鶴「時谷さんだけが映ってる写真が撮られた時間を考えると、気づかないように歩くとすると死亡推定時刻や殺人発生時間に遅れるでしょうし…」
柊「こりゃほしのんには無理ゲーっぽいね。抜き足差し足忍び足だろうと背を縮めようと気づかれたらパァだしどうしようもないっす。」
星野「な?やっぱりオレは犯人じゃねーんだ!サンキュー伊吹!お陰で助かったぜ!」
桐絵「チッ、お前が犯人なら面白い展開だと思ったんだがな…まぁいい。」
大山「じゃなくて!!まず星野に謝りなよ!」
星野「まぁ…オレが怪しいヤツだってのは否定できねーよ。こんな時にも何も思い出せねーで未だに記憶喪失患ってるんだからな。」
結弦「あはは…とにかく本題に戻ろっか。」
ノンストップ議論
三条「じゃあ、次は何を話せばいいかな?」
舞鶴「他に気になったことといえば…犯人はどうやって図書室に忍び込んだのかってところですね。」
桐絵「普通に入口から入るってのは無理があるな。」
大山「あたしが通りかかった時だとバレちゃうもんね。」
甘粕「大山ちゃんにバレなかったとしても他の人に見られるかもしれないですかねー?」
金型「む?分かったぞ!」
金型「''別の入口から回れば''よいのだよ!!」
柊「別の入口ねぇ…思い当たるものはまぁあるけども。」
''別の入り口から回れば''→【黒板消し】
伊吹「それは違います!」
BREAK!!
伊吹「いえ、それも無理だと思いますよ。」
金型「えっ、な、何故!?」
伊吹「別の入り口の方には私が黒板消しを扉の上に起きました。けれど、あの黒板消しが落ちてきた形跡がないのを見るに、あの扉から入ったとは考えられません。」
星野「黒板消しを…何に使うつもりなんだ?」
旭「チョークの粉を吸わせた黒板消しを頭に乗せて、髪の毛にチョークの跡を残すってアレだよ。」
桐絵「…古典的な罠だな。」
甘粕「じゃあ伊吹ちゃん、もしかしたら犯人があらかじめどこかで待ち伏せしてたって可能性はどうですかー?」
伊吹「いえ、それも考えられないと思います。」
伊吹(そのことを示す証拠は…)
【設置型改造カメラ】→提出!
伊吹「これです!」
伊吹(そしてこのカメラに映されたものの記録はちゃんと残してあります…)
【カメラの写真】→提出!
伊吹「これです!」
伊吹「このカメラに移された写真には、他に人の姿は映っていませんでした。」
久留米「ありゃ、ほんとだ。あのふたり以外の姿は確認できてないね。」
伊吹「はい。だからほかの侵入者が現れたという可能性は…」
金型「価値がないね、その推理は!」
金型「それは聞き捨てならないなぁ、伊吹さん。本当にその可能性は切り捨てられるものなのか?」
伊吹「金型さん?でも、本当に他の人が出入り出来る可能性は…」
金型「それは先入観だけのこじつけだ!今からぼくがそれを証明してみせるよ。」
反論ショーダウン
金形「隠し扉に犯人の姿が映っていないからって…」
金型「それだけで犯人が時谷くんの所へ来れなかったというのは、いささか無理があるんじゃないか?」
金型「監視カメラの死角になる所へ移動すれば…」
金型「カメラに見られずに彼を殺害することが出来るのさ!」
ADVANTAGED 発展!
伊吹「でも、死角になるところに行くまでにも…監視カメラにどうしても姿は映っちゃいますよ?」
金形「監視カメラは本棚の決まった位置にしか置かなかったのだろう?」
金型「だとしたら、それを掻い潜るのは難しいことじゃあないんだ。」
金型「監視カメラでは捉えきれない所を使えばいいのさ。」
金型「そう、本棚をよじ登ればね!本が敷きつめられて固定されている''本棚の隙間に手をかければ''…」
金型「カメラの死角に潜って殺すことも可能なんだよ!」
本棚の隙間に手をかければ←【本棚の罠】(論破)
伊吹「その言葉、切っちゃいますね!!」
BREAK!!
伊吹「本棚をよじ登ることも不可能です。棚の仕切りは、迂闊に自重をかけて触れると本が落ちてくるように改造されてあるんです!」
金型「な、なんだって!!?」
舞鶴「確かに…本棚の罠にかかったら映らないどころか怪我だってしちゃいますし、何よりバレてしまいますからね。」
金型「そ、そうか…確かにそうだね…ごめん、今のはぼくが間違えてたみたいだ。」
黒木「いえ、少しづつでも意見を出し合うことは重要だと思われます。金型様の推理は的を外したと言えど、間違いでもひとつずつ可能性を虱潰ししてゆくことも重要ですので。」
柊「ってことはまず前提条件が間違ってるよね?死因は合ってるけど殺し方が違うってことだから。」
伊吹(凶器について…まず一部を除いて皆さんが知らないことのあるものですよね…)
【センサーと針】→提出!
伊吹「これです!」
伊吹「柊さんや黒馬さん、旭さんは知ってると思いますけど、凶器に使われたこのシャーペン型毒針はセンサー式で作動するようになっているんです。」
舞鶴「そうだったんですか!?彩ちゃん、知ってましたか?」
結弦「うん。まさかアタシ達とは別にセンサーを持ち出して罠を仕掛けてるなんて思わなかったけど。」
田原「しかしシャーペンや毒針はどのように調達したのか…そこは気になるな。」
伊吹(それらを調達した場所も私は知ってます…)
スポットセレクト
【倉庫】
伊吹「ここです!」
伊吹「学園の倉庫ですよ。あそこには文房具の類や薬品も置かれていましたからね。」
星野「あそこは犯罪グッズの温床かよ…?」
大山「実際これで殺人が起きちゃったわけだもんね…」
田原「凶器についてはこれで全てか。ならそろそろ、本題に入る頃合か?」
三条「本題…?」
桐絵「オレたち全員のアリバイを洗い出すんだよ。その時点で怪しいヤツは炙り出せるだろ。」
甘粕「そーは言いますけどねー、もしかしたら言い出しっぺの桐絵くんが犯人かもしれないって可能性もあるんですよー?」
桐絵「まぁそう思うならそう思えばいいさ。オレは謗りは慣れてるからな。」
旭「まぁまぁ、とりあえず1回また話し合おうよ。そうじゃないと分からないよね?」
ノンストップ議論
旭「という訳で皆のアリバイをもう一度振り返ってみよう!!」
星野「そういや舞鶴達のアリバイはオレらもよく知らねーな。」
久留米「お!やっぱりそこから聞いちゃう〜?」
舞鶴「私たちのアリバイはと言いますと…詩音さんと夢里さんと''ティータイム''ですね!」
金型「それってアリバイになるのかい?」
柊「まぁまぁ、もう少し聞いてみようよ。」
'''ティータイム''←【茶会の提案】
伊吹「それに賛成です!」
BREAK!!
伊吹「皆さん、姫乃ちゃんの言うことは本当です。」
舞鶴「蒼空ちゃん!やっぱり蒼空ちゃんは信じてくれるんですね!」
伊吹「もちろん!念の為に説明しておきますと、久留米さん、キララちゃん、姫乃ちゃんの3人はお茶会をして心を落ち着かせようとしていたんです。」
金型「それだけだとただの口約束にしか聞こえないが…」
伊吹(もちろん、証人もこの場にいます。)
1.結弦彩乃
2.黒馬桃介←
3.久留米詩音
伊吹「これです!」
伊吹「黒馬さんです。彼が姫乃ちゃん達のためにお茶を持って行ったんですよ。」
大山「黒馬が…確かに学園を歩き回ってはいたけど、その時にお茶菓子を持って行ってたんだよね?」
黒馬「ええ、確かに私でございます。舞鶴様達のために僭越ながらお茶を振る舞わせていただきました。」
夢里「ね?ということでボクらはアリバイが取れたってことで…」
三条「そうだね。俺も信用してもいいと思うよ。」
柊「じゃあ残るはキリエロイドだけだけど…」
桐絵「なんだよそのあだ名。まぁいい。オレは事件が起きる前は食堂に居たぞ。」
旭「本当に?じゃあ大丈夫だね!」
金型「バカ!信用しすぎだ!きっとでっち上げに違いない!」
伊吹(いえ、でっち上げではありません…桐絵さんが食堂に来たとされている時間は…)
【午前11時】→回答
伊吹「これです!」
伊吹「午前11時ですよね?」
黒馬「ええ。彼はその時間に来て、食堂で食事を開始しておられました。」
モノタロウ「ちなみに、桐絵くんが注文した料理はモッツァッツァチーズとトマトのカプレーゼとスパゲティー、ラム肉のソースがけとプリンだよ。」
モノスケ「ドアホ、モッツァレラチーズや!ちなみにスパゲティーは娼婦風スパゲティーことプッタネスカやな。」
モノファニー「まるで奇妙な冒険をしていそうな人達が頼む本格的なイタリアンのコースメニューね!」
モノキッド「西川貴教と水樹奈々のデュエット!浜田雅功に対する松本人志!!大場つぐみの原作に対する小畑健のデスノートって感じだぜ!!!」
柊「おぉう、そういう所もアニメチック…」
結弦「って、話逸らしてどーすんの!!ほら、本題に戻ろう。今は黒幕の正体を暴くことが優先なんだから。」
桐絵「何にせよ、黒馬はオレのアリバイの証人でもあるわけだ。これで分かったか?」
久留米「はーい。理解しましたー。」
夢里「で、一通りアリバイは調べ終わったとして…こうなるとまた振り出しに戻ってきてるわけだけど…振り出しに戻ってる!?」
大山「うひゃっ!?夢里ちゃん、声でっか…」
星野「……」
旭「あれ、星野くん?」
舞鶴「急にどうしたんですか?静かに考え事してるみたいですが…」
星野「…や、なんて言うか…もしかしたらなんだけどよ…オレの間違いって可能性もあるかもしれねーが…」
三条「いいから勿体ぶらずに言ってみなって。」
星野「オレ…犯人の正体が分かったかもしれない。」
伊吹「!?」
田原「ほう…そいつは意外だな。だがようやく貴様の手番が来たという訳でもあるか。面白い…」
金型「ね、念の為に聞いておくよ。星野くんが怪しいと思っている人って…?」
星野「…もし、オレをハメられる可能性がある奴がいるとしたら…」
星野「そいつはみんなを欺いてオレに時谷殺しの濡れ衣を着せようとしたってわけだ。その罠に掛けられたのは何も、オレたちだけじゃない。」
星野「…なぁ、犯人はもしかしたら…お前なんじゃねーのか?結弦。」
結弦「あ、アタシが…!?」
伊吹「えぇっ!?」
舞鶴「あ、彩ちゃんが…犯人!?」
結弦「待ってよ星野!!アタシが犯人だなんて…そんなわけ…」
伊吹「そ…そうですよ星野さん!!冷静にもう一度考えてみてくださいよ!!」
星野「冷静になるのはお前の方だぞ、伊吹。お前は結弦に騙されてるんだ。アイツは言葉巧みにお前を利用して、黒幕を捕まえる名目で時谷殺害計画を企ててたんだ!」
結弦「違う…違うよ!!」
舞鶴「そ、そうです!!私も信じません…!!」
星野「証拠だって考えられることがあるぜ。結弦は…それに結弦の口車に乗せられた伊吹も、犯人のことを『黒幕』と呼んでいただろ。」
舞鶴「そ、そんな!!」
久留米「そ、それでもそう簡単に犯人になるなんてことある…?」
大山「分からない…でも、今ので結弦ちゃんと伊吹ちゃんに疑念が出てきたのは確かだと思う。」
金型「疑念というか、それはほぼほぼ黒確定だろう!?」
星野「いいか、アイツは黒幕を探すって名目で時谷を殺し、オレを利用して犯人に仕立てあげようとしてそれからみんなを…もちろんお前のことも殺そうとしてたんだぞ!!」
「「「!!!!」」」
結弦「違うよ…蒼空……!アタシは本当に…黒幕を探そうと考えてたんだよ…だから…!!」
伊吹「…彩乃ちゃん…うん、私は…信じるよ。」
星野さんは頑なに疑い続けているようですが…私は信じません。
彩乃ちゃんは時谷さんを殺してなんかいません…私ももちろん信じていますし、彩乃ちゃんも私も、その事を誰よりも分かっています。
星野さん…私は証明して見せます。
彩乃ちゃんは絶対に、犯人じゃありません!!
学級裁判 中断