高見敬之は、東京駅で寝台特急「出雲1号」に乗って2人は新婚旅行で出雲へ旅立って行った。
「まもなくー、18時41分発寝台特急「出雲1号」浜田行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」
と、駅のアナウンスが流れた。
ピィーッ!
18時41分、寝台特急「出雲1号」は警笛を鳴らして東京駅を発車し、山陰へと旅立って行った。
寝台特急「出雲」は1日2往復運転され、うち1往復は島根県の浜田まで運転されている、客車は24系25形と14系客車である、寝台特急「出雲1号」は東京を18時41分に発車し、横浜、熱海、沼津、静岡、浜松、名古屋、京都、福知山、豊岡、鳥取、米子、松江、出雲市、終着浜田へは翌朝の9時55分である。ヘッドマークには赤色に雲が描かれている、山陰かへ行く人には人気のブルートレインである。
寝台特急「出雲」の車内にて
「へへへへ、これで10億あるぜ。」
と、1人の男が言った。
「ふふふ。」
「これで、結婚式が迎えられたね。」
「ええ。」
「そして、夢のハネムーンは出雲だよ。」
「出雲で行く夜行列車ってロマンチックだわ。」
と、彼女は言った。
そして、次の日、寝台特急「出雲1号」は大山の山で朝を迎えた。
寝台特急「出雲1号」は余部鉄橋を通って山陰へ目指した。
「あれ、夏美は、何処へ行ったのかな。」
と、車内を探し回っていた。
「どうしました。」
「すいませんが、私の妻を探しているんですが。」
「乗客がいなくなったんですか。」
「はい。」
「なるほど、わかりました。」
寝台特急「出雲1号」で起きた行方不明事件は、特捜班にも伝えられた。
「えっ、寝台特急「出雲1号」で行方不明に。」
と、高山は驚いていた。
「わかりました、早速我々も捜査してみます。」
高山は、電話を切った。
「班長、寝台特急「出雲1号」で乗客が行方不明です。」
「よし、早速南と桜井で捜査してくれ。」
「わかりました。」
「じゃあ私も捜査に加えて下さい。」
「お願いします。」
と、菅原と三輪も捜査に参加した。
南と高山と桜井は、新幹線「のぞみ」と特急「スーパーやくも3号」に乗って鳥取県の米子公安へ向かった。
「すると、鳥取辺りで女性がいなくなったんですね。」
「はい。」
「なるほど、車内を探していたら彼女がいなくなったと言う訳ですね。」
「それで、彼女の名前は。」
「はい、名前は桜井そはらです、学生時代のガールフレンドで今年結婚したばかりなんです。」
「と言う事は、東京から寝台特急「出雲1号」で新婚旅行へ行く途中だったんですね。」
「はい。」
と、そこへ1本の電話が入った。
「はい米子公安室、えっ、何、女性の死体。」
「えっ。」
と、南と高山と桜井は驚いた。
「うん、場所は島根県の浜田市の浜田駅、死体は1号車の個室A寝台。」
早速、南と高山と桜井は寝台特急「出雲1号」が停車としたと思われる浜田駅へ向かった。
「あっ、そはら、そはら。」
「奥さんのそはらさんに間違いないですね。」
「はい、間違いありません」
と、桜井智樹はそはらの死体で泣きついた。
「でも、何で桜井さんは何で個室寝台へ行ったのかな。」
「もう1人の男はどっかで見たことがある人だよね。」
「うん、そう言えば見覚えのある人ですね。」
「ええ。」
「あっ、思い出したわ、この人は一昨日起きたサラ金強盗の容疑者かな?。」
「ああ、そう言えば、似ていますね。」
と、高山は言った。
「名前は、免許証から東京在住の山岡 つとむさん24歳とみて間違いないですね。」
「恐らく犯人は、拳銃で射殺したと考えられるな。」
「現場には薬莢が落ちているって事は、自動拳銃と見て間違いないですね。」
「そしたら、犯人は何処かで消えた。」
捜査の結果、使用した凶器は拳銃で現場から落ちていた薬莢から使用された拳銃は自動拳銃で22口径の自動拳銃と判明された、弾丸から使用された拳銃はワルサーPPKと判明された。
「推理からすると、被害者の桜井は何かを拾って山岡に届けようして、拳銃を持った男に口封じで山岡と桜井を射殺した。」
と、高山は言った。
「犯行時刻からすると、豊岡から米子辺りで起きたと考えられますね。」
「と言う事は、つまり犯人はどうやって寝台特急「出雲」に乗って何処で下車したかですね。」
「ええ。」
「わかったよ、犯人はこの方法で犯行が行われたんですよ。」
「えっ、本当か。」
早速高山は時刻表を持って、みんなに話をした。
東海道新幹線「ひかり283号」
東京発20時49分 乗車
名古屋着22時40分 下車
寝台特急「出雲1号」
名古屋発23時25分 乗車
浜田着9時55分
「と言う事は、犯人は東京から名古屋へは新幹線に乗って、名古屋から「出雲」に乗ったと考えられます。」
「犯人は米子で下車してそこから松江に行くには特急「やくも」に乗ったと考えられるよ。」
「そうか、犯人は新幹線と寝台特急に乗り次いで、米子で特急「やくも」に乗り換えて松江へ行ったんだろう。」
「えーと寝台特急「出雲1号」が松江に到着するのは7時37分か。」
「犯人は、恐らく松江に逃げ込んだと思われるな。」
「ええ。」
そして、翌日南と高山と桜井と菅原と三輪は島根県警に連絡して犯人を追いかけた。
犯人は沖田 聡介で、列車に乗って島根県の松江へ逃げ込んだと判明し、沖田は玉造温泉で女と一緒に逃げ回っていると情報をキャッチした。
「待て、沖田。」
「もう逃げられないわよ、観念しなさいっ。」
「くっ、くそーっ。」
と、彼は走り去って逃げた。
そこへ、南は沖田を拳銃で1発発砲した。
「ぐはっ。」
「おい、沖田、お前を逮捕するわ。」
と、高山は沖田に手錠をかけた。
「よし、これで事件は解決だね。」
「ええ。」
次回は、どんな事件かせ起きるのか。
お楽しみに