ただしクソ強主人公補正とインチキアニオリは勘弁な!
※カーネルの通常召喚不可を忘れてた事による修正により多少変化はありますが結果は変わりませんのでご安心を。
「バトル!白銀の城のラビュリンスでダイレクトアタック!」
「ぐわぁぁぁぁ!?」
これで何軒目だろう、この世界に転生して吹っ掛けられたデュエルは。
私の名前は「藤乃遊里」、元男性現少女になったデュエリストだ。
昔の名前は思い出せない、けど使っていたデッキは思い出せる。
何なら死ぬ前に持ってたカード全部こっちに来てたし。
気づいたら女の子になって公園にいて、歩いてたらいきなりデュエル引っ掛けられて、んで勝ったらその人結構この辺りでは強かったみたいで噂になってまたデュエル挑まれる。
毎日この繰り返し。
楽しいからいいけど。
「はぁ・・・流石もうこれ以上来ないでよね・・・」
『お疲れ様ですご主人様。これで本日5人目になります』
「ありがとうアリアス・・・。そろそろ帰ろうか」
『今ストービーとシャンドラが偵察に行っています。お疲れのご様子ですので出来る限り人気が少なく、デュエルディスクを持っていない者がいるルートで帰りましょう』
「うん、そうしよう・・・」
『畏まりました・・・おや、噂をすればストービー達が戻って来たようです』
『『モドッタゾマスター』』
「お疲れ様、帰って来たところ悪いんだけど道案内、頼める?」
『『マカサレタ』』
こうして私は今の自宅であるとあるマンションに帰る。
何故私がこの世界に転生したのか、理由は分からないけどアニメか漫画の遊戯王世界は碌なことにならないしあまり原作キャラには関わりたくないなぁと思いながらご飯を食べて寝る。
そう、関わらないなぁと思っていたんだけど・・・。
「トロイホースを2体分の生贄にシーテェ、「古代の機械巨人」を召喚するノーネ!」
「どーしてこうなった・・・」
『・・・頑張りなさいな』
「・・・終わったら胸貸してラビュリンス」
『はいはい・・・』
何故かデュエルアカデミアの入学試験会場にいました。
しかも相手はクロノス先生。
これ絶対注目される奴じゃ無いですかヤダー!
まあ、ウダウダ言っても仕方ないしやりますか。
それに、デュエリストなら原作キャラとデュエルするのは一つの夢だからね!
「ワターシはカードを2枚伏せーテ、ターンエンドなノーネ」
「さて、やりますか。私のターン、ドロー!」
さて、手札はっと。
・無限起動ハーヴェスター
・機甲部隊の再編成
・マシンナーズ・パゼストレージ
・督戦官コヴィトン
・マシンナーズ・ソルジャー
ドローカード
・緊急ダイヤ
ふむ、なるほど。
何とかなるな。
その頃見学席。
弟の入学試験を見に来ていたカイザー亮こと丸藤亮は無事に合格した弟を見て安堵して帰ろうとしたがクロノス先生が試験しているのを見て立ち止まり見学していた。
「クロノス先生、いきなり攻撃力3000のギアゴーレムを出すとは・・・。本気だな」
「あら、亮じゃない」
「む、明日香か。試験はどうだった」
「もちろん合格よ。それよりあの子、大丈夫かしら・・・」
「さあな。だが、彼女は諦めてはいないみたいだぞ」
「いきます!私は手札から速攻魔法「緊急ダイヤ」を発動!このカードは自分フィールドのモンスターの数が相手より少ない時のみ発動出来る!」
「な、なんデスーと!?」
「デッキから機械族、地属性のレベル4以下のモンスターとレベル5以上のモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚します!来て!マシンナーズ・ディフェンダー!マシンナーズ・カノン!」
マシンナーズ・ディフェンダー
レベル4・DEF1800
マシンナーズ・カノン
レベル8・DEF2200
「さらに魔法カード「機甲部隊の再編成」をマシンナーズ・ソルジャーを墓地に送り発動!デッキからリフォメーション以外のマシンナーズカードを2枚手札に加える!その効果でマシンナーズ・アンクラスペアとマシンナーズ・カーネルを手札に!」
「マシンナーズ・・・。成る程そのカードがエースなノーネ?しカーしワタクシのギアゴーレムを突破するには攻撃力が少ーシ足りないノーネ」
「いいえ、私のエースはカード1枚1枚がエースです!ドロー以外で手札に加わったアンクラスペアの効果発動!」
「手札からモンスター効果でスート!?」
「このカードを特殊召喚します!その後、私は機械族しか特殊召喚出来ません。さらにアンクラスペアの効果によりデッキからマシンナーズ・ルインフォースを墓地に送ります」
マシンナーズ・アンクラスペア
星4・ATK1800
「おいおいアイツ態々カードを墓地に送るカードを使ってるぜ!」
「しかも攻撃力の高い奴!よっわいカードだぜ!」
「最初は驚いたけどほんとは弱いんじゃねーの?」
観戦している受験生達が口々に好き勝手言っているが気にしない。
「周りがうるさいなぁ・・・さらに私はカノンとディフェンダーを生贄にセリオンズ"キング"レギュラスを召喚します!」
セリオンズ"キング"レギュラス
星8・ATK2800
これには喝采が上がった。
あの青眼の白龍に並ぶ攻撃力であるからだ
「攻撃力2800!」
「やるノーネ。しカーし!それではギアゴーレムには届きまセーン!!ワタクシを倒せませンーノ!」
「やれやれ・・・お忘れですか?先生。私の墓地のカード」
「墓地のカード?・・・まサーカ!?」
「このカードの召喚条件は墓地からレベル合計12以上になるように機械族をゲームから除外する事!私は墓地からカノンとディフェンダーをゲームから除外!」
遊里の後ろに現れる次元の隙間の様な空間に吸い込まれていくディフェンダーとカノン。
その空間から現れる漆黒に染まり闇に堕ちたマシンナーズ最強のカード。
「壊れし機械に取り憑いた奇怪なる装置よ。闇に染まりし機械兵をここに甦らせよ!出撃せよ!マシンナーズ・ルインフォース!」
『来ましたね、ご主人様の現時点での最高打点を誇るモンスター』
『Bruuuuuuuuu!!!』
マシンナーズ・ルインフォース
星10・ATK4600
雄叫びを上げたかの様にエンジンを鳴り響かせるルインフォース。
そしてその攻撃力に驚愕する一同。
かの青眼の究極竜の攻撃力4500より上の攻撃力4600。
それがほぼデメリット無しで降臨したのだ。
攻撃力至上主義が多いこの世界においては尊敬に値される出来事である。
(もっとも彼女本来のデッキであればもっと簡単に攻撃力3000以上が並ぶが)
「さあ、行きますよクロノス先生。バトル!ルインフォースでギアゴーレムを攻撃!」
「攻撃力4600には驚きまシータがまぁだまだ甘いノーネ。リバースカードオープン!聖なるバリアミラーフォース!貴方の攻撃表示のモンスターは全て破壊なノーネ!」
終わった、観客はそう思った。
観戦していた丸藤亮ですらそう思った。
だが、この程度で終わらない、止まらない。
それがOCGプレイヤーである彼女だ。
「さあ、破壊されなサーイ!」
「・・・ふふっ」
「・・・何を笑っているノーネ。貴方のモンスターは破壊される、それは変わらないノーネ」
「なら、よく見てください先生。貴方のミラーフォースを」
「何を言ってるノーネ・・・!?な、ミラーフォースが!?」
消滅していくミラーフォース。
フィールドのモンスターは破壊されておらず何が起きたのか誰もわからなかった。
ただ1人、遊里以外は。
「な、何故ミラーフォースが・・・」
「ルインフォースの効果です」
「な、なんデスート・・・?」
「ルインフォースはバトルフェイズ中に効果が発動した場合、1ターンに一度だけ自分のライフ半分をコストにしてその効果を無効にします」
「だからミラーフォースが無効になったノーネ・・・」
「更にこの効果には続きがあります。無効にした後に相手のライフを半分にします!」
「「「「な、何ィ!?」」」」
遊里
LIFE:4000→2000
クロノス
LIFE:4000→2000
バトルフェイズ中限定だが、あらゆる効果を完全無効にする。
まるで神の宣告を内蔵したような効果に相手ライフ半減というバカげた効果がオマケで着いてくる。
現実を受け止めきれないでいるクロノスに迫るルインフォース。
慌てたクロノスはセットしたカードを確認する。
しかし。
「(しまったノーネ。もう一枚はリビングデッドの呼び声。ギアゴーレムは特殊召喚が出来ないモンスター・・・トロイホースを出したところで向こうにはまだ攻撃力2800と1700のモンスターがいる、無駄なノーネ・・・)な、何も無いノーネ・・・」
「ギアゴーレムを粉砕しろ!「ルインフォールフルバースト」!!」
「アルデンティーノ!?」
ルインフォースの全身のキャノン砲から一斉に発射された砲弾により破壊されるギアゴーレム。
爆風によりクロノスはダメージを負う。
クロノス
LIFE:2000→400
「これで終わり!キングレギュラスでダイレクトアタック!」
「わ、ワタクシが負けるナンーテぇ!?」
クロノス
LIFE:400→0
「ふう・・・ありがとうございました」
「し、試験結果は追って伝えるノーネ・・・。今日はこれで終わりでスーノ・・・」
「お疲れ様でした!」
試験会場を後にする遊里。
それを見つめる複数の視線。
うち二つは丸藤亮と天上院明日香である。
他にも三沢大地に万丈目準など既に原作キャラに目をつけられてしまったのであった。
そんな事は梅雨知らずウキウキとした気分な遊里。
鼻歌を歌いながら自宅へと帰っていくがその帰り道でまたデュエルで絡まれてしまい一気にテンションが氷点下まで下がったのであった。
今日の最強カードは「マシンナーズ・ルインフォース」!
墓地からレベル12以上になるように機械族を除外すれば良いというガバガバ条件に普通に蘇生も出来る闇堕ちしたマシンナーズ・フォース!
バトルフェイズ限定で神の宣告を唱えられてオマケでライフ半減までしてくる11期のインフレが生み出したマシンナーズ究極の切り札だ!