祝福の花を君に   作:キューマル式

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第56話 『酒! 飲まずにはいられないッ!』

 

 惑星封鎖機構の激しい攻撃に晒される『ロアード』の町。しかし、そこには惑星封鎖機構以外の勢力も襲い掛かっていた。

 以前『ジャンカー=コヨーテス』の傘下に入り『RaD』に襲い掛かってきたドーザー組織『アラクニッド』、その元頭目が娘の仇として残党のドーザーたちをまとめ上げ、惑星封鎖機構の後ろ盾を得て攻め入って来ていた。

 頭目『ジャン=リー』の目的は娘の仇だが、それ以外の連中の目的は略奪である。それを防ぐために『アマゾネス隊』の防衛戦力がぶつかっていた。

 

 

「そら、いくよ!

 シェリー! イチゴ!」

 

『分かりましたわ!』

 

『了解、モアお姉様!』

 

 

 『アマゾネス隊』の隊長、モアの出撃に付き従うのは『A5(アマゾネス・ファイブ)』の『シェリー=アーミテージ』と『A6(アマゾネス・シックス)』の『イチゴ=イシガキ』だ。

 

 

「狙いはこのクソ忙しい時に、商品に金を払うのを渋って暴れたバカ女の仇だってやってきたモンスタークレーマー(お客様)だ!

 いつものように、迷惑なモンスタークレーマー(お客様)にはさっさと消えてもらうよ!」

 

 モアの号令でシェリー=アーミテージの駆る中量二脚AC『バッカス』と、イチゴ=イシガキの駆る重逆関節型AC『ヴォーパルバニー』が飛び出した。

 『バッカス』は両肩の3連プラズマミサイルをマルチロックで、迫るMT群へと撃ち込んだ。マルチロックによって複数目標に向かって飛んでいったプラズマミサイルは周囲を巻き込んでプラズマ爆発を起こし、広域にダメージを与える。

 一方の『ヴォーパルバニー』は跳躍で空中に飛び上がると。両肩の10連ミサイルを構える。マルチロックが完了し、計20発のミサイルが複数の目標に突き刺さった。

 大きなダメージを受ける敵MT群だが、それでも撃ち漏らしは出てくる。『バッカス』はそんな生き残ったMTにバーストライフルを射撃しながら接近、パルスブレードで斬り伏せる。『ヴォーパルバニー』は冷静に、手にした高出力レーザーライフルの引き金を引いた。エネルギー兵器適性を最大まで上げたジェネレータによって威力を大幅に増した高出力レーザーが正確に生き残ったMTを撃ち貫いていく。

 

 

『ふぅ……こんなの早く終わらせてお酒、お酒が飲みたいですわ』

 

『……お酒は好きじゃない。 昔……無理矢理飲まされたりしたから……』

 

 

 物心ついた時からドーザーに『飼われ』、名前すら無くそのドーザーをぶち殺したモアに助け出され名前をもらうまで『一号』とだけ呼ばれていたイチゴ。戯れにたちの悪い酒を飲ませてから……ということも幾度もあり、イチゴの酒に対する印象は大きくマイナスである。

 

 

『イチゴ、確かにそれはいいお酒じゃないですわね。 わたくしにも経験ありますもの』

 

 

 シェリーも『BAWS』の高級幹部の娘として生まれ、このルビコンの中では何不自由なく生活できるお嬢様として生きていた。しかしそんな父を狙ったドーザーたちの襲撃に会い、父も母も弟も目の前で惨殺された。シェリーはそのままドーザーたちの住処に連れてこられ、その身体を好き勝手に穢され続けた。

 

 

『でもイチゴもそのうち分かりますわ。

 『この世で自分に本当に優しいのはお酒だけ』、ですわ』

 

 

 そう言ってシェリーは品よく笑う。

 ドーザーたちに穢され続けたシェリーを救ったもの……それが酒だった。ドーザーたちの酒宴で酌をすることになったシェリーはそこで自分でも知らなかった才能……『ザル級の酒豪』ということに気付く。

 気付けばドーザーたちを全員酒の飲み比べで潰し、ドーザーたちの住処から脱出することが出来たのだ。そのときから、シェリーにとっては酒は『この世で一番自分に優しいもの』である。

 その話を聞いていたモアは苦笑しながら言った。

 

 

「おいおい、あたしは酒よりも優しくないってのかい?」

 

『いいえ、滅相もない。 モア姉様のおかげで今のわたくしがあるんですもの。

 モア姉様もアマゾネス隊の仲間も、お酒と同じくらい優しいですわ』

 

『モアお姉様の優しさは……宇宙一です!』

 

 

 ドーザーたちの住処を脱出しても家族も家も残っておらず、残されたものは穢された身体だけ……そうして自暴自棄になっていた自分を救い、今の居場所とアマゾネス隊の仲間たちを与えてくれたモアに、シェリーはこれ以上無いほどの信頼を寄せている。

 同じくドーザーから救い出し名前を与え、道具ではなく人として扱ってくれるモアやアマゾネス隊の仲間たちにイチゴは全幅の信頼を寄せていた。

 

 

「まったく……酒と同じくらいっていうのが褒められてるのかそうなのかまったく分からないね。

 まぁいいさ。 この戦いが終わったら全員で豪勢な酒盛りでもしましょう」

 

『おっほ! 酒が飲めるぞー、ですわ!!』

 

『果物とかが……いい』

 

「いいねぇ……それじゃ、さっさとこのバカどもは掃除しないとね!」

 

 

 レーダーの反応、そこにはこのMT集団を指揮していると思われるドーザーのACの姿があった。恐らく指揮官……というかこの集団のボスとしての先導役なのだろう。その証拠に、MTたちの動きに連携といったものはほとんど見られなかった。数に任せて相手を押し潰すことしか知らない証拠だ。

 そして、その存在を認識した瞬間、シェリーとイチゴは獰猛な嗤いを顔に浮かべる。

 

 

『ではモア姉様、あのおバカさんはすぐに処してまいりますわ!』

 

『……殺す!』

 

 

 そして『バッカス』と『ヴォーパルバニー』はブースターを全開にして飛び出した……。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 『ジャン=リー』の呼びかけで集まった元『ジャンカー=コヨーテス』の残党であるドーザー、『ジョージィ=ブルーノ』は自身のAC『イエローハット』の中で叫んでいた。

 

 

「どういうことだよ、これは!?

 話が違うじゃねぇかよ!!」

 

 

 ジョージィはあの『ジャンカー=コヨーテス』による『RaD』の大規模襲撃の失敗のあと、『ジャンカー=コヨーテス』に見切りを付け脱出した。ジョージィの今までの勘……培われた危機察知能力が警鐘を鳴らしていたからだ。

 その直後、『RaD』の逆襲によって『ジャンカー=コヨーテス』はグリッドごと潰されて壊滅したのだから、ジョージィの危機察知能力と行動力は大したものだったのだろう。しかし、組織を失い1人になったドーザーの出来ることなど多くはない。そうやってドーザーとしてくすぶっていたところを、『RaD』への復讐を目論む『ジャン=リー』に声をかけられた。

 『惑星封鎖機構が後ろ盾になっている。だから力を貸せ』……その言葉にジョージィは頷いた。

 実際、あのままくすぶっていてもまともな先があるとは思えない。『RaD』への復讐などどうでもいいが、大量の戦力があってさらに惑星封鎖機構のお墨付きで何をしてもいい……条件としては最高のものだ。

 

 結局、『ジャン=リー』の言葉に嘘は一つもなかった。『ジャンカー=コヨーテス』のときに見知ったようなやつもいる、大量のドーザー連中とそいつらが乗るための戦闘用マシーン。そして自分のACの大幅な強化が出来る資金と、惑星封鎖機構の後ろ盾……何一つ嘘は無かった。

 ただ『ジャン=リー』でも読めていなかったのは復讐相手である『RaD』は以前とはまるで違い、ルビコン地元企業同盟『アライアンス』の一角であり大幅に戦力が強化され、とんでもない腕利きが何人もいたことだろう。

 

 そうして配下として与えられた大量のMT部隊を蹂躙されたジョージィに今、『アマゾネス隊』のAC2機、『バッカス』と『ヴォーパルバニー』が迫っていた。

 

 

「それ以上来るんじゃねぇ!!」

 

 

 ジョージィのAC『イエローハット』はコアは信頼性の高い『バショウ』、脚部は重逆関節型の『スプリングチキン』を使用しているが、頭部と腕部は建設用AC『レッカーシリーズ』である。その剛性は高く防御性能も悪くないが戦闘能力に関しては低めであり、特に腕部の射撃・格闘能力は低い。だがそれを補うような武装を施せば十分に戦闘が可能な機体だ。

 『イエローハット』は逆関節型AC特有の跳躍力で空中に飛び上がると、右手のハンドミサイル、そして両肩の3連プラズマミサイルを次々発射する。

 

 

『眠たい攻撃ですわね!』

 

『ふざけたドーザー崩れ……死ねばいい……!』

 

 

 しかしその攻撃を左右へクイックブーストでかわした『バッカス』と『ヴォーパルバニー』は、そのお返しにと両肩のプラズマミサイルと10連ミサイルを放った。

 

 

「うぉぉっ!?」

 

 

 計26発のミサイルの集中砲火。慌ててジョージィは空中機動でそれをかわそうとするが、さすがに全弾回避とはいかず『イエローハット』を衝撃が襲う。

 

 

「や、やべぇ!?」

 

 

 逆関節型ACは跳躍を用いた立体的な戦闘が可能だが、全般的に安定性に難があり、ACS負荷限界になりやすいという欠点がある。しかも元々建設用ACの『レッカー』の制御システムは高度なものではなく、ACS負荷限界になればそこからの復帰には相応の時間が必要だ。そうなればどうなるか……考えるまでもない。

 ジョージィは追撃を回避しようとするが、そうはさせまいとアマゾネス隊が迫る。

 

 

『これでくたばりなさいませ!!』

 

 

 バーストライフルを連射しながらパルスブレードを抜き放った『バッカス』が『イエローハット』に迫る。

 

 

「お、俺のそばによるなぁ!」

 

 

 『イエローハット』の左手のマインスロアーから小型爆弾がばら撒かれ、その爆発が『バッカス』を襲った。

 

 

『これは……なかなかおやりになりますわね。

 しかし……そんなものでは『バッカス』の装甲は貫けませんわよ!!』

 

 

 その連続爆発を受け一端はよろけてしまうものの、『バッカス』はその装甲で攻撃を防ぎきり、そのまま『イエローハット』へキックをお見舞いした。衝撃で吹き飛ぶ『イエローハット』。そこに……。

 

 

『今度はこっち……』

 

 

 『ヴォーパルバニー』がパルスブレードを抜き放ち、光刃を叩きつけてきた。さすがに切断にまでは至らなかったが『イエローハット』のACSが負荷限界を超え、スタッガー状態に陥ってしまう。

 こうなってしまえばもう……『死』まで一直線だ。

 

 

『今度こそくたばりなさいませ!!』

 

 

 『バッカス』のパルスブレードを叩き込まれ、間髪入れずにバーストライフルのチャージショットが直撃し、『イエローハット』のAPはもう風前の灯火だ。

 

 

「や、やめてくれ! もう降ふ……」

 

 

 自らの命の危機を感じ取ったジョージィは命乞いをしようとするが、その言葉は最後まで口から出ることはなかった。

 『ヴォーパルバニー』の高出力レーザーライフル、そのチャージショットの一撃が狙い違わず『イエローハット』のコックピットに突き刺さっていたからだ。

 限界まで酷使された『イエローハット』の装甲は、その強力な一撃を防ぎきれずに融解、元『ジャンカー=コヨーテス』の残党であるドーザー『ジョージィ=ブルーノ』の意識は身体ごと一瞬にして蒸発したのだった……。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「こっちは片付いたみたいだね」

 

『はい、モア姉様。 おバカさんの掃除は完了ですわ』

 

『あとは残敵の掃討と……向こう』

 

 

 イチゴの言葉通り、今モアたちのいるブロックの隣でも襲撃に対応した戦いが起こっている。

 

 

「なぁに、あっちはフィーメルと雇った腕利き、それに……最近飼い始めた『ペット』がいるでしょ?

 じきに向こうの掃討も終わる。 そうすればこんな連中を率いてきた『ジャン=リー(モンスタークレーマー)』への道が拓ける。

 そうしたら……ヤツの始末は2人に任せるよ。 それまでは温存だ、アナ、ナターシャ」

 

 

 そういうモアのAC『ガルトルニス』の背後には2機の軽量タンク型ACの姿があった。その右肩には『A1』と『A2』の文字……『アマゾネス隊』の『A1(アマゾネス・ワン)』と『A2(アマゾネス・ツー)』、『アナスタシア=ロマーノ』と『ナターシャ=ロマーノ』のロマーノ姉妹のACである。

 

 

『……モアお姉様に感謝します。

 こんな状況で私たち姉妹の私的なわがままを聞き入れてもらって……』

 

「何言ってるの? わたしたちは家族、わたしたちは姉妹、だからこそ……こんな地獄みたいな星で生きていけるんだよ」

 

『姉御……オレ、姉御に一生ついて行くよ』

 

「あー、ナターシャ。 そういう堅苦しいのは全部が上手くいってからにしな」

 

『分かりました……』

 

『分かったぜ、姉御……』

 

 

 そうしてロマーノ姉妹のAC2機のカメラアイは彼方を……この先にいるだろう『ジャン=リー』を見据える。

 だがまだ、そこに至るには敵がちらほらと存在していた。

 

 

「さて……掃討を続けるよ、シェリー、イチゴ!

 アナとナターシャはここで待機だ!」

 

 

 ロマーノ姉妹の戦いは今しばらく先になりそうだった……。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

今日のアセン

 

AC名:『バッカス』

パイロット名:『A5(アマゾネス・ファイブ) シェリー=アーミテージ』

 

R-ARM UNIT:MA-J-200 RANSETSU-RF(バーストライフル)

L-ARM UNIT:HI-32:BU-TT/A(パルスブレード)

R-BACK UNIT:Vvc-703PM(3連プラズマミサイル)

L-BACK UNIT:Vvc-703PM(3連プラズマミサイル)

 

HEAD:AH-J-124 BASHO

CORE:VE-40A

ARMS:VP-46S

LEGS:2C-3000 WRECKER

 

BOOSTER:ALULA/21E

FCS:FCS-G2/P10SLT

GENERATOR:DF-GN-08 SAN-TAI

 

EXPANSION:TERMINAL ARMOR

 

 

解説

「ああ、お酒! お酒だけがわたくしに優しいですわ」

 

 

莫大な資金で大量のパーツが手に入るようになったため、カーラは『RaD』の防衛の要である『アマゾネス隊』にその資金を惜しみなく投入し、大幅な戦力の増強を図った。

本機『バッカス』はアマゾネス隊の5号機を、パイロットである娼婦『シェリー=アーミテージ』の機体として組み直された機体。

 

金髪ロングの元令嬢。元『BAWS』社の高級幹部の娘であったが、そんな父を妬むドーザー集団に襲われてしまい、父と母と弟は目の前で無残にも惨殺されてしまう。そしてシェリー本人もそのドーザー集団のアジトへと連れ去れ、陵辱の限りを受けることになった。

転機が訪れたのはドーザーたちの酒宴の席で酌をさせられ、同時に酒の飲み比べを余興としてさせられたことである。ドーザーたちとしてはいつもの違う感じで、酒で酔って前後不覚となったところを……と考えていたのだがそのときにシェリー自身すら知らなかった、『ザル級の酒豪』という才能が発覚。

結果、ドーザーどもをすべて酒で酔い潰してアジトから逃げ出してきた。しかし、家も家族もすべてを失った彼女に帰る場所はなく、もう汚れた身体だからと自暴自棄で娼婦となっていたところをモアに拾われた。

自分を自暴自棄から救い出し、今の居場所とアマゾネス隊の仲間たちを与えてくれたモアへの信頼は高く、彼女への忠誠心は高い。

『お酒だけがわたくしに優しい』が口癖。

 

機体は『アマゾネス標準機(アーキタイプ)』を順当に重装甲化したような機体となっているが、ブースターの変更によって速度の低下はほとんどない。回転率のいい両肩のプラズマミサイルで追い立て、使い慣れたバーストライフルを連射してスタッガー状態にしたらパルスブレードを叩き込むという『アマゾネス標準機(アーキタイプ)』と戦術は変わらず、使いやすさを重視した機体となっている。

 

テストでミッション・アリーナをやったがともに良好。というか基本ともいえる装備だけ装備して、しかも装甲が高くなっているためどんな場面でも戦えてしまう。

防御寄りの中量二脚ACらしいバランス機体。

 

 

 

 

AC名:『ヴォーパルバニー』

パイロット名:『A6(アマゾネス・シックス) イチゴ=イシガキ』

 

R-ARM UNIT:VE-66LRB(高出力レーザーライフル)

L-ARM UNIT:HI-32:BU-TT/A(パルスブレード)

R-BACK UNIT:BML-G2/P05MLT-10(10連ミサイル)

L-BACK UNIT:BML-G2/P05MLT-10(10連ミサイル)

 

HEAD:HD-033M VERRILL

CORE:VE-40A

ARMS:VP-46S

LEGS:RC-2000 SPRING CHICKEN

 

BOOSTER:BST-G2/P06SPD

FCS:FCS-G2/P10SLT

GENERATOR:VE-20B

 

EXPANSION:TERMINAL ARMOR

 

 

解説

「モアお姉様の敵……死ね!」

 

 

莫大な資金で大量のパーツが手に入るようになったため、カーラは『RaD』の防衛の要である『アマゾネス隊』にその資金を惜しみなく投入し、大幅な戦力の増強を図った。

本機『ヴォーパルバニー』はアマゾネス隊の6号機を、パイロットである娼婦『イチゴ=イシガキ』の機体として組み直された機体。

 

小柄で平坦な胸、白に近い銀髪に赤い目が特徴。ハウンズたち並に感情を出すことが無い。

モアの抱える娼婦たちの中では最年少、正確な年齢は不明だが主人公たちと変わらない15~18歳くらいと思われる。

物心ついたときから非道なドーザーのもとで『飼われ』ており、名前すらなく『1号』とだけ呼ばれていた。

モアとそのドーザーが諍いを起こし、モアがそのドーザーを殺したことで発見、保護するに至る。その際に『1号』と呼ぶのを嫌い『イチゴ』という名前をもらう。

人としての名前をもらったことで『人間になれた』と思っており、モアと家族とも言える『アマゾネス隊』への忠誠心が異常に高い。

 

機体は姉と慕うモアの『ガルトルニス』を参考にした重逆関節型。

両肩の10連ミサイル、そして弾速の速くジェネレータの効果によって威力アップを果たしたレーザーライフルでスタッガー状態は狙わず、そのまま防御ごと相手APを削り取る戦い方をする。

無論パルスブレードは飾りでは無く、キックの強力な逆関節型ACの特徴を利用してスタッガー状態にしたら、レーザーライフルの強力なチャージショットを叩き込む。

 

テストでミッションとアリーナに出てみたが双方良好。というか両肩に10連ミサイルが問答無用で強いので色々できてしまう。

気にするところはレーザーライフルの熱量管理くらいだろうか?

一番高出力・高負荷のレーザーライフルなので強力だが連射するタイプではなく、しっかりと狙って相手に当てていくタイプの武器なのでその辺りを意識する必要がある。

 

 

 

 

AC名:『イエローハット』

パイロット名:『ジョージィ=ブルーノ』

 

R-ARM UNIT:HML-G2/P19MLT-04(ハンドミサイル)

L-ARM UNIT:DF-ET-09 TAI-YANG-SHOU(マインスロアー)

R-BACK UNIT:Vvc-703PM(3連プラズマミサイル)

L-BACK UNIT:Vvc-703PM(3連プラズマミサイル)

 

HEAD:HC-3000 WRECKER

CORE:AC-J-120 BASHO

ARMS:AC-3000 WRECKER

LEGS:RC-2000 SPRING CHICKEN

 

BOOSTER:BST-G2/P04

FCS:FCS-G2/P10SLT

GENERATOR:AG-E-013 YABA

 

EXPANSION:なし

 

 

解説

娘の仇と『RaD』憎しで『ジャンカー=コヨーテス』や『アラクニッド』の残党ドーザーをまとめ上げた『ジャン=リー』が声をかけた、元『ジャンカー=コヨーテス』のAC乗り。

『ジャンカー=コヨーテス』が『RaD』に敗北したことで、『ジャンカー=コヨーテス』に見切りを付け脱出、『RaD』の報復戦に巻き込まれずにすんだ。

しかしそのままくすぶっていてもジリ貧だということは理解しており、どうにか現状を打開しようと思っていた矢先に『ジャン=リー』に声をかけられ『ロアード』襲撃に加わることになる。

他のドーザーたちと同じく、略奪目的で『ロアード』を襲撃するが『アマゾネス隊』と交戦、大量の配下のMTを撃破され、自身も『バッカス』と『ヴォーパルバニー』の2機によって撃破された。

 

コンセプトは『レッカー腕を有効活用してみようその2』。金のないドーザーが揃えられるACといえばやっぱり『レッカーシリーズ』や『バショウシリーズ』だろうから、その辺りを活用できるアセンを目指した。

結果、やっぱりミサイル機となったが、今回は左手がマインスロアーとなって近接戦にも対応している。

テストプレイでミッション・アリーナともにやってみたが、アリーナ向き……対AC戦の機体となっている。

 

名前はトーマスと並ぶ英国の幼児番組『おさるのジョージ』と、実在した殺人チンパンジー『ブルーノ』を足したもの。

機体名は『おさるのジョージ』に登場する、『黄色い帽子のおじさん』から。

 

 

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