市街地では独立傭兵たちが惑星封鎖機構の大部隊を相手に奮闘し、別方面から攻め入って来た略奪目的のドーザー崩れ勢力を撃破した『アマゾネス隊』が市街地の増援へと向かう中、激しい防衛戦が繰り広げられている区画がある。
対巡洋艦隊用の大型対艦ミサイルの準備を行う場所へと通じる区画だ。
そこではハウンズたちが迫る大部隊を前に奮戦を続けていた。
『アオイは空中から爆撃、ランはミサイルで広域援護……。
リンとレイは私とランの攻撃後に接近戦を……』
『『『『了解!』』』』
『私、私ケイトは何をすれば!』
『……カラサヴァでも好きに撃ってれば?』
『姉妹以外への塩い対応が酷い!?
今まで何度も同じ戦場を戦ってきた戦友にして同じ人を好きになった同好の士に向かってちょっと酷くありませんか、ねぇ!?』
『……それが原因だって気付け、お邪魔虫』
『気付いてて言ってるんですよ、ポンコツ駄犬』
『……楽しいおしゃべりはそこまで。
ここでミッションを失敗したらお兄様が悲しむ……分かりますね、アオイ、ケイト。
ケイト、私たちの撃ち漏らしに自慢のカラサヴァをお見舞いしてやりなさい』
『了解! ケイトにお任せあれ、ですよ!』
長姉センカの指示でハウンズの姉妹たちが一斉に動き出す。
プラズマキャノンとミサイルが次々と迫る惑星封鎖機構のMTたちに襲い掛かり大爆発を起こす。同時に上空から連装グレネードキャノンやバズーカの爆撃で惑星封鎖機構の部隊が浮き足立つ。
そこにアサルトブーストを起動した2機が接近戦のパルスブレードとチェーンソーを振るい、残った敵にはカラサヴァのプラズマ光弾が次々に突き刺さる。
センカの指示の元でハウンズ+ケイトたちは大量の惑星封鎖機構の部隊をさばき続けていた。
しかし……。
『数が、数が多い!』
盾を失ったLCをカラサヴァの連射で沈黙させながらケイトがぼやく。
惑星封鎖機構にしても中立を宣言していた『アライアンス』に対していきなりの最後通牒からの宣戦布告という、かなりの無茶をしているのだ。この作戦は邪魔な『抵抗軍』を黙らせ、ひいてはこのルビコンに正しい秩序を取り戻すための一大決戦である。だからその数と質に物を言わせ、是が非でも作戦を遂行しなければならない。惑星封鎖機構としても必死だ。
『墜ちろ!』
『ッ!? チィ!!』
エクドロモイが1機、エネルギーパイルを突き出しながら突っ込んでくる。
慌ててカラサヴァを向けるがこの激戦によって冷却が間に合っておらず、数発の射撃で両手のカラサヴァが強制冷却に入ってしまう。
『アルストロメリア』がダメージを覚悟で迎え撃つためにレーザーダガーを抜き放つが、そのときエクドロモイの背後から四脚ACが突っ込んでくるとキックを叩き込んだ。アオイの『曼珠沙華』だ。
『ぐっ、貴様ぁ!!』
『……ケイトッ!』
『分かってますよ、アオイ!!』
バランスを崩して吹き飛んだエクドロモイに『アルストロメリア』はチャージしたレーザーダガーを一閃、即座にクイックブーストで距離をとる。
そこに『曼珠沙華』からの連装グレネードキャノンが直撃し、エクドロモイは爆散した。
『今のは礼をいいますよ、アオイ』
『……別に友軍なんだから当然』
そう言いながらも『アルストロメリア』が右手を出すと、それに合わせて『曼珠沙華』も左手をコツンとぶつける。
何のかんの言いながらも、仲のいい2人である。
だが。
『キャハハ! バカお姉ちゃんったらガラクタと仲良くなっちゃってる!
おっかしいの!』
『!? アオイッ!!』
『ッ!!?』
ケイトの言葉にクイックブーストで『曼珠沙華』と『アルストロメリア』が退くと、そこに6本のレーザーが叩き込まれた。
すぐにその先を追うと……ビルの屋上に四脚ACが佇んでいる。
見覚えのあるその機体に、ケイトは叫んでいた。
『あなた……リージュ!?』
『え~、ガラクタ相手に仲良くしちゃってるバカお姉ちゃんに名前呼ばれたくな~い』
ふざけた物言いだが放たれる圧力だけで確かな実力を感じさせるマークソン5姉妹の末っ子、『リージュ=マークソン』。
『これだけの大作戦、惑星封鎖機構と裏で繋がってるレイヴンズネストが関わってないわけがありませんでしたね。
察するに、ドーザー連中にも援助して戦力を渡してそそのかしたんでしょう?』
『キャロルお姉ちゃんもどっかのバカお姉ちゃんと似た感じがあるんだよねぇ~。
当初予定の倍以上の戦力を惑星封鎖機構に吐き出させたのに、そのせいで『抵抗軍』なんてものがいきなり出来ちゃうし……。
もうさっさと大戦力叩きつけて邪魔者全部叩き潰すって意気込んでたし……こういうの『泥縄』って言うんだっけ?
キャロルお姉ちゃん、バカっぽ~い!』
そう言ってキャハハと笑うリージュ。そこに問答無用でアオイの『曼珠沙華』のバズーカが火を吹いた。
『うわ、せっかち! 人の話も聞けないんだね、ガラクタは!』
『……お前と話すことはない!』
『ここはアオイと同感ですね。 さっさと潰させてもらいますよ、リージュ!!』
そのバズーカを回避し『曼珠沙華』と『アルストロメリア』を見下ろすが、戦いが始まることはなかった。
『残念、賢いリージュちゃんはどうでもいい雑魚と倒すべき相手の差は分かってるのでした!』
その言葉とともに高速で接近してくる大型攻撃ヘリ、その数2機。
そしてその後続として、MTを満載した装甲輸送ヘリが何機も接近する。
『これは……!?』
ケイトがカラサヴァの銃口を装甲輸送ヘリに向けるが、そこに2機の大型攻撃ヘリからの爆撃が始まり、たまらず回避に専念する『曼珠沙華』と『アルストロメリア』。
『じゃあね、バカお姉ちゃんとガラクタちゃん。
リージュはこれから……『RaD』の頭を潰す系のお仕事があるから!』
『『RaD』の頭……カーラさん!』
敵の狙いはカーラだ。
確かにカーラの技術力と政治力のおかげで『アライアンス』が結成され、ここまで戦ってこれたのだ。
カーラを失えば『RaD』は崩壊、『アライアンス』も自然消滅してしまう。そしてそれはこのコーラル争奪戦争での勝敗に直結してしまうだろう。
装甲輸送ヘリとともに離脱していくリージュ。アオイもケイトも後を追おうとするが、それを大型攻撃ヘリの苛烈な攻撃が邪魔をする。他のハウンズたちも敵の大軍を前に手が離せない。
『……ヒナタを呼び戻してもらう?』
『ヒナタはもしもの場合の
そのための特殊装備に換装しててすぐには動けませんよ!』
そんな2人の通信に、声が割り込んだ。
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この『ロアード防衛戦』の司令部でもあるコントロールセンターからそう遠くない位置、そこでは大型攻撃ミサイルがその発射準備を進めていた。
『ほら、敵さんの空飛ぶおもちゃが来るのはもうすぐだよ!
急ぎな、あんたたち!!』
迫り来る惑星封鎖機構のMTにミサイルを撃ち込みながら発射台で作業する工作建築部隊『カーペンターズ』に檄を飛ばすカンナと、そのAC『棟梁マイスター』。
『棟梁マイスター』から包囲型ハンドミサイルと散布型10連ミサイルが発射され、爆炎の中にMTが沈んでいく。同時に左手のハンドグレネードランチャーが発射され、その大爆発で数機のMTたちがまるで暴風の前の木の葉のように吹き飛ばされた。
しかしそんな仲間の屍を乗り越えて、惑星封鎖機構の部隊は迫ってくる。
そこに!
『どんな調子だい、カンナ!!』
『棟梁マイスター』の倍の数の包囲型ハンドミサイルと散布型10連ミサイルが飛んでいき、惑星封鎖機構のMTを吹き飛ばす。
そして『棟梁マイスター』の隣に降りてくるピンク色の重装二脚AC、それは『RaD』の頭目カーラの駆るAC『フルコース』だ。
『おいおい、総大将がこんなところにいていいのかい!?』
『何、こっちに向かってる
ここを守り切れずにせっかくの
ここが踏ん張りどころ、あたしもお客さんの相手に来たってわけさ!
さぁ、『RaD』の頭目はAC戦でもなかなかやるもんだって教えてやるよ!!』
そうして惑星封鎖機構のMT部隊への攻撃を始めるカーラとカンナ。重量級AC2機から放たれるミサイルの嵐とグレネードランチャーの榴弾に、その一団は沈黙した。
『しっかし……あのハウンズが防衛しててこれだけの撃ち漏らしが出るなんて……このバカみたいな数はどうにかならないもんかね?』
『それをどうにかするのがこの
……惑星封鎖機構としては巡洋艦隊さえたどり着いてこの『ロアード』に艦砲射撃を始めたら勝ちなんだ。
そのあとにあたしらがここの惑星封鎖機構の連中を全滅させようが、中央氷原の玄関口としての能力を『ロアード』が喪失すれば『抵抗軍』は補給不足で徐々に追い詰められ、最後には惑星封鎖機構が勝つ未来が約束されてる。
そう思ってるから惑星封鎖機構の連中は戦えるのさ。
でも……その頼みの綱の巡洋艦隊が目の前で何も出来ずに撃沈させられたら?』
『いくらAIの言うことをホイホイ聞く分からず屋の惑星封鎖機構どもも『ロアード』侵攻の失敗を理解して撤退する……ってことだね!』
『そう、だからここが踏ん張りどころなのさ!!』
そんな風に2人が話をしていると、大型攻撃ミサイルの準備が完了した。
『よし! じゃあ次の……』
そうしてカンナが『カーペンターズ』に次のポイントへと移動指示を出そうとしたその時だった。
『!? カンナ、危ない!!』
『ッ!?』
カーラの警告、同時に反射的にクイックブーストでその場を退く2機。
次の瞬間、2機のいた場所を6本の高出力レーザーが通り過ぎていく。そして、作業を完了したばかりの『カーペンターズ』を巻き込みながら用意の出来た大型ミサイルに命中、横倒しになりながら大型ミサイルが爆発した。
『あたしの部下たちが!?』
『今の攻撃は!?』
そしてその下手人が姿を現す。
『キャハハ! 虫けら全部一気に消し飛ばそうとしたのに外しちゃった!
さすが虫けら、カサカサ逃げ足だけは速いね!!』
キンキンと頭に響くような子供の声で降り立ったのは重装四脚ACだ。右手にバズーカ、左手にはプラズマスロアーを装備し、背中には今しがた放たれたであろう両肩の三連レーザーキャノン……通称『破壊天使砲』が赤熱し、強制冷却状態に入っている。そして廃熱される蒸気の中でセンサーアイが不気味に揺らめいた。
ハウンズから報告を聞いていたカーラはすぐにその敵の正体に気付く。
『あんた、ケイトの妹のレイヴンズネスト幹部かい!』
『……リージュ=マークソンとAC『ルシファーズハンマー』だよ。
あんな『バカお姉ちゃんの妹』って覚え方は腹立つなぁ』
『で、その姉ちゃんはほかの戦線にいるよ。
そっちに行ってきな』
『残念! バカお姉ちゃんは殺したいけど、今回リージュが殺すのはあなたたち2人だよ!
邪魔な『RaD』の頭目のカーラ、それにこの町を短期間で作り出したRaD工作建築部隊『カーペンターズ』の隊長のカンナ!
虫けらの中でも厄介なこの2人を殺せば、『RaD』も『アライアンス』も何とでもなるもんね!
うん、リージュちゃん賢い!!』
その実力を圧力として感じ取ったカーラとカンナは慎重に様子をうかがい、カーラはリージュがケイトの方へ行くように誘導するが、さすがにそんな言葉に惑わされたりはしない。
それどころか、リージュは幼いながら抜群の分析力で『RaD』の中でハウンズ以上に驚異であり、重要な人物をしっかりと調べ上げていたのだ。
『というわけで……死・ん・で・ね、オバサンたち♡』
『ハハハ。カーラ聞いた?
いまこのガキあたしらのことを『オバサン』だってさ!』
『アハハ、若いってのはいいもんだね。
……お仕置きが必要じゃないかい、このクソガキ!!』
カーラもカンナも、リージュの実力から来る圧力を感じながらもこのままでは逃げられないだろうとふんで、全力での戦いに入ろうとする。
その時だ。
『!! これはッ!?』
何かに気付いたリージュが『ルシファーズハンマー』をクイックブーストで全力後退させる。
そして……そこに赤いコーラルの奔流が流れ込んできた。何とかその濁流をかわしたリージュは空……今の攻撃をしてきた敵の方を見る。
赤いACだ。それがアサルトブーストで飛んでくると『ルシファーズハンマー』から、カーラの『フルコース』とカンナの『棟梁マイスター』を遮るように着地する。
『ウォルター!!』
『ここは俺に任せろ。
2人はミサイルの発射準備を急いでくれ』
カーラに赤いACのパイロット……ハンドラー=ウォルターが答える。
『……出来るのかい?
あっちはキサラギ=アミダの最新作だよ?』
『だからこそ負けられんよ。
それに……ハウンズたち含め皆、全力だ。 ならば俺も出し惜しみはない。
木星戦争でならした腕を甘く見ないでもらおう』
『……OK、それじゃ任せるよ、ウォルター!』
『『カーペンターズ』! 生き残りはすぐに移動開始! 次のポイントのミサイル準備に向かうよ!!』
ウォルターに任せて、生き残った『カーペンターズ』を連れて後退するカーラとカンナ。
残されたのはウォルターとリージュのみだ。
『2人を追わないのか?』
『あの虫けらオバサンたちは後でゆっくり殺せばいいよ。
そ・れ・よ・り……オジサンの方がずっと危険で怖い感じがするもん。
なによりルビコン技研の最高傑作の1つ、『HAL』に乗ってるし、オジサンを殺すほうが先かなって賢いリージュちゃんは思うのでした!
そういうわけで……さっさと死んでね、オジサン♡』
『……何を言っても無駄かもしれんが、いくつか言っておこう。
1つ、他者を『虫けら』呼ばわりはやめた方がいい。程度が知れる。
2つ、挑発のやりすぎは弱く見える。これもやめた方がいい。
そして3つ……このACは『HAL』ではない。
このACは『ゼラニウム』。 友人との……ヒナタとの友情の1つの形だ』
ウォルターは回収した『HAL』の装備をヒナタの協力を得て変更していた。その際に他のハウンズたちのようにAC名を『花の名前』にしたのである。
『ゼラニウム』の花言葉は『真の友情』……この機体は半世紀の時を超えて約束を果たしに来たヒナタに対するウォルターの感謝と友情の表れだ。
『ぷぷっ……真面目に『友情』とか言っちゃってオジサンキモ~い!』
『……人は『心』を持つ生物だ。
それなのに『心』を否定して人の進化を語るのか、新世代の強化人種は?』
『要らないよねぇ、『心』なんか!
コーラルリリースさせ達成しちゃえばさぁ!!』
『ゼラニウム』がコーラルバスターライフルを構え、『ルシファーズハンマー』がバズーカを構える。
『『ッ!!?』』
そして、キサラギ=アミダの子供たちとも言える2人は、同時に引き金を引いた!
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今日のアセン
AC名:『ルシファーズハンマー』
パイロット名:『CNPー161 リージュ=マークソン』
R-ARM UNIT:
L-ARM UNIT:
R-BACK UNIT:
L-BACK UNIT:
HEAD:VP-44D
CORE:IA-C01C:EPHEMERA
ARMS:AA-J-123 BASHO
LEGS:LG-033M VERRILL
BOOSTER:ALULA/21E
FCS:FC-008 TALBOT
GENERATOR:VE-20C
EXPANSION:ASSAULT ARMOR
解説
「キャハハ! 死んじゃえ、虫けら!」
『レイヴンズネスト』の幹部。ケイトの姉妹であるマークソン5姉妹の末っ子。
最後発であり技術的には強化人種として最高の性能を持っているのだが……性格的には完全にクソガキである。なまじ強化人種として最高のポテンシャルを持っているため、ともすれば姉たちでさえ格下と思っている節があるほど。
コーラルリリースには『そのために生まれたっていうなら、やればいいんじゃないの?』と人類進化のためというような高尚な思想は持ち合わせておらず、良く言えば自然に受け入れている、悪く言えば自分の考えはなく、言われる通り流されてるとも言う。
今回は惑星封鎖機構を大量に呼んだにもかかわらず『抵抗軍』などというものが結成されてしまい、思ったようにいかず焦るキャロルを内心でバカにしながらも『レイヴンズネスト』の幹部として惑星封鎖機構の支援と、『RaD』のもっとも重要な人材を抹殺するためにやってきたが……。
ロマンアセン『W破壊天使砲』の使い手。フルチャージで放たれるW破壊天使砲の超威力に『まるで終末を呼ぶ堕天使の鉄槌みたいだぁ♡』とAC名を『ルシファーズハンマー』とした。正確には『✝ルシファーズハンマー✝』と表記する模様。
どうやらこんな超未来でも、中二病の特効薬は未だ開発されていない模様である。
強力な『W破壊天使砲』に目が行きがちだが、この機体の真価は近~中距離での射撃と格闘である。
強力なバズーカ、距離があっても相手に襲い掛かるプラズマスロアー……この武装は強力だが二脚ACでは脚を止める必要があり隙が大きい。そこを四脚ACにしてその隙を無くしそれらで攻撃、スタッガー状態にしたら必殺の破壊天使砲の直撃を狙うという戦い方。そのためつかず離れずの距離でのバズーカとプラズマスロアーによる攻撃が一番厄介になっている。
『W破壊天使砲』は強力でそこに目が行きがちだがそれが主兵装ではない、という機体。
マークソン姉妹は大真面目な長女ラナ以外は全員、『ロマン気味』で『W○○装備』というのが基本コンセプト。そして『W火炎放射器』に『Wカラサヴァ』に『Wムーンライト』と他が決まったので、リージュのコンセプトは『W破壊天使砲』となった。
その上で実戦に耐えうる機体と考えると『Wエツジン』や『Wハンドガン』構成の重装二脚ACを当初は考えたが、これだと本当に『W破壊天使砲』の直撃しか勝ち筋が無くなってしまい、小説という関係上そういう一撃必殺機は非常に書きにくい。
そこでバズーカとプラズマスロアーが主兵装の、『W破壊天使砲アセンだが、破壊天使砲が無くても派手に戦える機体』ということで四脚ACになった。
キャラ名のリージュは『破壊天使砲』の元祖である『ノブリス=オブリージュ』から。
AC名『ルシファーズハンマー』は仮面ライダーの必殺キック名の中で、一番名前が好きなやつからとった。ファイズ系の必殺キックはみんな見た目も名前もかっこいいから好き。
おまけ
『キャロりんの誤算』
カーラ「ミスター出世払いの未来情報でこれから戦いが熾烈になるのは目に見えてるし、最終的な目標は星外企業追い出しになるから、『アライアンス』を作ってコーラル争奪戦を多少なりとコントロール出来る立場にならないとね」
↓
キャロりん「フフフ……惑星封鎖機構を当初予定の倍くらいの数を出させました。これはもう勝ち確というやつですね。
お風呂でも入ってきますか」
↓
各勢力「あの数はダメだ、一目見ただけでさっさと手を組まないと各個撃破されるだけだって分かる。
とはいえ今まで争ってた仲だから今さら一時的にでも手を組みにくいなぁ……」
↓
カーラ「そこで中立である『アライアンス』の仲介だよ!」
↓
各勢力「実際補給で世話になってるし、『アライアンス』として纏まってて無視できないくらいに大きな勢力になってる。それに言ってることは渡りに船……乗るっきゃない、このビックウェーブに!」
↓
キャロりん「……は? 『抵抗軍』って何?
なんで犬猿の仲の3大勢力が速攻で同盟組んでんの?
戦力が拮抗してるんですけどぉ!?」
ラナ姉様「……で、何か弁明は?」
キャロりん「大丈夫、大丈夫ですラナ姉様!
ロアードぶっ潰せば『抵抗軍』なんて補給不足で勝ち確ですから!
リージュも行きますし大丈夫です!」
ラナ姉様(中立を宣言してる勢力に無理矢理攻め込むって、普通に考えて死亡フラグな気がするんだがな……まぁ、可愛い妹がこう言うんだし任せてみるか)
ジェニファー(妹にはだだ甘よねぇ、ラナ姉様)←イマココ
結論:
『アライアンス』という3大勢力を仲介できる、現地の巨大中立勢力が出来ていたこと。
惑星封鎖機構の『数が多すぎた』せいで、各勢力が最初から『単独で惑星封鎖機構との戦いに勝つのは不可能』と理解出来たこと。
これらの要因が合わさりキャロりんの予定が大きく狂った。
数は多ければいいってもんじゃないのです。突出し過ぎた1は周り全部から叩かれるのです。
まるで信長の野望の包囲網状態。
子供と自分の病院があるので来週は投稿をお休みします。