スネイル「一般隊員は黙っていろ!!」
今回は次回以降の会議の回で戦闘は無し。
しかし意図的にやったとはいえ、アーキバスのダメージが改めてデカい……。
暴走したアイスワーム3体……これにより『惑星封鎖機構』の最重要拠点であった『旧バートラム宇宙港』は完全に更地にされた。
しかも『惑星封鎖機構』は『旧バートラム宇宙港』の救援に大規模部隊を向かわせていた。最重要拠点を守るために援軍を……というのはごく当然の話ではあるのだが、今回はあまりにも運が悪かった。
結果として『旧バートラム宇宙港』へ救援に向かった『惑星封鎖機構』の大規模部隊は正面から化け物……暴走したアイスワーム3体とぶつかり、完全壊滅してしまう。最重要拠点を失い、ほとんどの戦力の喪失……これによって『惑星封鎖機構』は完全に組織的な抵抗力を失い、『惑星封鎖機構VS抵抗軍』の戦いは事実上『抵抗軍』の勝利が確定した。
しかし……事態はそんなことすでにただの些事となっている。
莫大なコーラルの源泉への道を
いや、そうでなくても暴走したあの化け物どもを野放しにしては、いつどこで襲い掛かってくるか分かったものではない。しかもその規模は拠点一つを短時間で丸々更地に変えるほどのものだ。
かくして、対『惑星封鎖機構』限定だった軍事同盟、『抵抗軍』はもう少しだけ解散を先延ばしにし、『対アイスワーム討伐』が完了するまで維持されることになるのだった……。
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ここはロアードの街の特別な独房、ここで少女と壮年の男が向かい合って座っている。
少女の年の頃は14歳ほどか……この少女の名は『リージュ=マークソン』。ロアード防衛戦において撃墜され捕虜となったケイトの末の妹である。そして向かいに座るのは尋問しているウォルターであった。
リージュは首に爆弾付きの首輪をつけられ、腕には枷をはめられながらも、それでも人を小バカにしたような反抗的な雰囲気は変わらない。
「ふふん、聞いてるよ『抵抗軍』のこと。
アイスワーム3体が出てきて右往左往してるんでしょ?」
「……今、『抵抗軍』で対策を模索中だ。
そう遠くないうちにお前たちの切り札は撃破されるだろう」
「撃破? 出来るわけないじゃん!」
ウォルターの言葉に、リージュはケタケタと笑った。
「統率も出来てないような人による組織なんてヨワヨワでどうしようもないじゃん。
その点、
「……そのスペックに差のある人間である俺に負けて捕虜になったのはどこの誰だ?
それに同じ強化人種でもケイトはこちらの仲間になってるが?」
「うっ……」
痛い所を突かれて一瞬押し黙るリージュだが、すぐに調子を取り戻す。
「と、とにかくヨワヨワなあんたたちの負けはもう決まってるんだよ! 白旗でも上げてみたら?
聞いたらオジサンも私と同じで
私を解放して『リージュちゃん様、お願いします』って言ってくれたら、仲間にしてあげてもいいよ、『おにーちゃん』」
「……俺にとって
それに『使えん』とケイトを簡単に切るような連中の仲間になるのはゴメンだな」
「えー、それはバカお姉ちゃんの能力が低かったのが悪いんだし……」
「その能力の物差しだけでさっきまで仲間だった姉妹を切る相手を信頼などできないと言っているんだ」
肩を竦めるウォルター。そろそろタイムアップだ。
そこで、一つの提案を持ち出してみる。
「一つ、賭けでもしてみるか?
俺たち人間があの
そうしたら……一ついうことを聞け、『妹』」
「へぇ……面白そうじゃん。
じゃあ、駄目だったら私を解放してね。 あっ、その時はみんな死んでて勝手に外に出れるか。
じゃあ待ってるから無駄な努力頑張ってね、『おにーちゃん』♡」
「ああ、人の執念を見せてやろう……」
そうして尋問は終わり、ウォルターは独房の外に出る。
「お疲れさん、ウォルター」
「ヒナタ……」
「その様子じゃ、あのクソ生意気なガキは変わらないらしいな」
「お前がケイトを相手にしていたときの苦労が少し理解出来た。
だが、面白い約束も取り付けた。
あの『
本人はできっこないと笑っていたがな」
「……へぇ、ずいぶん生意気なことをいうな、ウォルターの『妹』は」
「やめろ、遺伝子的に、というだけだ。
だがな……」
そこでニヤリとウォルターが嗤う。
「少し高くなりすぎた鼻をへし折ってやるのも必要だろう?」
「それには同感だ。 しっかり『俺たちを舐めるなよ』って分からせてやらないとな」
「……これから『抵抗軍』の対アイスワームのための会議がある。
ヒナタも出席してくれ」
「了解だ。
とはいえ、3体とは……どう料理したもんかね……」
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「まず始めに大前提となるあの化け物……『アイスワーム』のスペックを説明しておくよ」
『抵抗軍』重鎮の集まった『アイスワーム討伐会議』は、アライアンス代表であるカーラのアイスワームの分析結果の報告から始まった。
『アイスワーム』の全体像がモニターに映し出される。
「まず『アイスワーム』は宇宙戦艦にも使われている物とコーラル技術で生み出されたコーラル装甲の多重ハニカム装甲で覆われている。
AC・MT問わず通常兵器でこれを突破するのは不可能だ。
唯一の例外は地中潜行用のボーリングユニットを兼用している顔部、ここだけは装甲に覆われていないからここなら通常兵器でもダメージを与えられるだろう。
だが……『当たれば』の話だ」
するとモニターの『アイスワーム』に、2枚の膜のようなものが追加された。
「『アイスワーム』はその有り余る出力によって常時アーマーを展開している。
しかもプライマリーアーマーとセカンダリーアーマーの2枚を、だ。
この2枚のアーマーを突破しないかぎり、物理的に『アイスワーム』に触れることさえ出来やしない……」
「つまりまとめると……『2枚のアーマーを何かしらの方法で突破した後、顔部に攻撃を加えて破壊する』……これ以外に撃破方法はないというのだな」
「そういうことだ」
「ふんっ、とんだ化け物だな」
『ベイラム』席からのナイルの言葉にカーラが頷くと、ミシガン呆れたように肩を竦めた。
「なぁ、『ベイラム』に『アーキバス』。
あんたらくらいのデカい企業だ。 何かないか、こう……あの
俺は今回『アライアンス』の席で参加し、発言が許されている。
未来情報を知る俺としてはここで対アイスワーム用の秘密兵器、『アイスワーム砲』こと『スタンニードルランチャー』をアーキバスから提供してもらわないと困る。
そう思い、水を向けたが……。
「……『ベイラム』には無いな」
「同じく、『アーキバス』にもそんな都合のいいものは存在しませんね」
ナイルの発言はともかく、始めて顔を見た『アーキバス』席に座った鬼畜ハゲ眼鏡……『ヴェスパー
「本当か? あんたらほどの企業が?」
「くどいぞ、
この状況でそんな便利な物があれば隠さずさっさと化け物退治に使う。 無いからそれが出来んのだ!」
「こっちも同じだ、独立傭兵ヒナタ。 それは俺が保証する」
ミシガンの言葉は想定内。フロイトもこういった時にウソをつく人間ではない。
だから『アーキバスはスタンニードルランチャーの開発に成功していない』のだ。
……これは後で知ったことだが、俺の知る原作AC6よりもアーキバスの損害はデカかった。
というより……アーキバスの損害がデカすぎる!!
『壁』での大損害に加えてその後のゲリラ戦による補給物資枯渇による前線の苦戦。
さらにこの中央氷原に来てからも対『惑星封鎖機構』戦によるダメージ……『ヴェスパー
これらの『アーキバス』へのダメージによって原作AC6よりも予算を使われ、『スタンニードルランチャー』の開発が出来なかったのだろう。
これで『ヴェスパー』の生き残りは目の前のフロイトと
だがそのうちオキーフはアーキバスをほぼ見限っているし、ラスティとフェンネルはルビコン解放戦線のスパイだ。
そうなると実質的には残り4人となる。
レッドガンはG1ミシガンに生存しているG2ナイル、G3五花海にG6レッドとG8テンリュー、それにRaDに出向中とはいえ依頼があれば動くG5イグアスとすでに頭数では『ヴェスパー』を超えていた。
原作AC6と違いアーキバス劣勢な状況に驚くが……結論として『スタンニードルランチャーなしで3体のアイスワームと戦う』ことが確定してしまい、俺は人知れず頭を抱えた。
「……まぁ、ないものをねだってもしょうがない。
不幸中の幸いか、1枚目のプライマリーアーマーは通常兵器でもアーマーの薄い顔部にダメージを蓄積させれば破壊出来る。
ここまではいい。 ただ問題は……」
「2枚目のセカンダリーアーマーじゃな?」
『ルビコン解放戦線』席のドルマヤンの言葉に、カーラは頷く。
「セカンダリーアーマーの強度は1枚目のプライマリーアーマーの比じゃない。通常兵器じゃ小揺るぎもしないよ。
そして……さらにこっちにとって厳しい条件は『3体と同時に戦って倒す必要がある』ってことだ。
……種明かしをしちまえば、あたしら『RaD』にはセカンダリーアーマーを破壊出来るだけの火力のあてがある。
夜なべしてせっせと作った『オーヴァード・レールキャノン』……こいつの火力なら計算上、セカンダリーアーマーを突破できるはずだ」
モニターに『オーヴァード・レールキャノン』の画像、その効果の計算結果が投影される。
「だがそれを使って1体を倒したとして、他の2体はしっかり対策を考えてくるよ。学習しないAIなんてないからね。
そうなりゃ『オーヴァード・レールキャノン』は大型の設置型の砲だ、すぐに生き残った2体に突っ込んでこられて破壊されて終わりさ。
だからこそ、対策をされないように1度の開戦だけで3体とも倒す必要がある。
加えて『オーヴァード・レールキャノン』は連射出来るような兵器でもない。『オーヴァード・レールキャノン』だけで3体のアイスワームを倒すのは不可能さ。
3体のアイスワームを倒すには最低限、セカンダリーアーマーを突破できる火力が『あと1つ』必要だよ」
「……もし『あと1つ』が見つかったら? 具体的な作戦案はあるのか?」
ドルマヤンの問いに、カーラが無言で映像を操作する。
「作戦はこうだ。
3体のアイスワームを便宜上、『α』、『β』、『γ』と呼称するけど、まず3体にほぼ満遍なく攻撃を仕掛ける。
そしてタイミングを見計らい『α』のプライマリーアーマーを突破、直後に『オーヴァード・レールキャノン』を叩き込んでセカンダリーアーマーを剥がす。
相手は状況確認しようとするはずだ。その隙に『β』のプライマリーアーマーを突破し、『もう1つの火力』を叩き込んでセカンダリーアーマーを剥がす。
2種の超火力に判断の追いついていない『γ』のプライマリーアーマーを突破し、再充電の完了した『オーヴァード・レールキャノン』でセカンダリーアーマーを剥がす。
あとはアーマーの消失した3体の化け物どもの顔面を潰して終わりだ。
……技術屋のあたしらの考えたこの作戦、本職から見てどうだい?」
「……限られた現状ではよく練られた作戦でしょう。素直に賞賛します。
しかし……」
「ああ、技術屋の考えた作戦にしてはよく出来ている。 70点はくれてやろう。
だが、この作戦には致命的な欠点があるぞ」
スネイルとミシガンは、どうもこの作戦の致命的な欠点が見えたようだ。
「この作戦には、
2枚のアーマーを剥がしたとしてもあの巨体から来る耐久性は生半可なものではないだろう。
ACやMTの火力では、アイスワームが2枚のアーマーを再起動させるまでに破壊は不可能だ。
1体だけなら数度繰り返してやれば破壊も出来るだろうが、3体同時では攻撃のチャンスは恐らく1体につき1度程度しかない。
その1度だけで3体ともアイスワームを破壊するのは不可能だ」
ナイルの総括に、スネイルとミシガンも頷く。だが、その言葉にカーラはニヤリと笑った。
「心配しなさんな、そこも考えてある。
実はあたしらの作った『秘密兵器』は『オーヴァード・レールキャノン』だけじゃない。
アーマーさえ無くなればアイスワームを一撃で撃破可能な火力の『秘密兵器』が3つ、完成してるのさ。
そいつを使ってアイスワームを潰す!」
「……その自信からするに嘘ではないようだが……そんな物があるなら、何故セカンダリーアーマー突破に『あと1つ』が必要なんだ?
その『秘密兵器』とやらの火力を考えれば、セカンダリーアーマーの突破は可能だろうに」
「……その『秘密兵器』が『一発限り』だからさ。
加えて、3つしかない。 今から作るのも時間がかかりすぎる。
だからアイスワームへのトドメとして『秘密兵器』を使うなら、セカンダリーアーマーを剥がすための火力が『あと1つ』必要なんだよ」
『商品は出し切った。どうだい?』という感じでカーラは回りの面々を見渡す。
それに対し『ベイラム』、『アーキバス』陣営はお互いに顔を見合わせて何かを話し始めた。火力のあてや作戦の成功率について話をしているのだろう。
そんな中、動いたのは『ルビコン解放戦線』のドルマヤンだった。
「……よかろう。
「『ルビコン解放戦線』にそんな火力があるのかい?」
「ある」
そうドルマヤンが断言して端末を動かしモニターに映し出されてた物、それは……。
「
「いかにも。 ストライダーの主砲である『アイボール砲』は元々、『惑星封鎖機構』から鹵獲したものじゃ。
それをわしらはストライダーに積んで主砲として運用しているが、本来は地上基地に設置する砲で違法な大気圏離脱を阻止するための『サイレントアイ』砲台と同規格の代物だ。
つまり……今のアイボール砲は本来よりもかなり性能を低くして運用しているというわけじゃ。
これを本来の形……地上に設置し、専用のパワーソースとレーダーサイトを使用した狙撃砲台として運用する。
ざっと計算してみたが、
ドルマヤンからの提示に各勢力が再び顔を合わせて話を始める。
「お待ちください、帥父!!」
だが、そんな場を崩す声が響く。『ルビコン解放戦線』席、つまりドルマヤンの隣にいたルビコン解放戦線のナンバー2、ミドル=フラットウェルだ。
「なんじゃ、フラットウェル。 何か問題か?」
「問題も何も、正気ですか帥父!
アイボール砲を失えばストライダーの防衛戦力が一気に落ちます! しかも
ストライダーを失えば『
何故そんな提案を!!」
そんなフラットウェルに、ドルマヤンはゆっくりと語りかける。
「ではあの化け物どもを野放しにするのか? いつ我らの街を、民を、子らを襲うかもしれんあの化け物どもを?
このルビコンの民と子らを守るために血を流す……それが『ルビコン解放戦線』の始まりのはずじゃ。
それすら出来ず、危険な化け物退治をその侵略者に頼って高見の見物……そんなものに誰がついて行こうと思う?
今、ここがわしらが血を流すべきところなのじゃ」
「……」
その言葉に、フラットウェルも押し黙る。
「……フラットウェル、お主のルビコンを思う気持ち、よく分かる。『アーキバス』や『ベイラム』といった侵略者を許せぬ気持ちも分かる。
しかし、今はどのような手段を使ってもあの化け物どもを倒すことがルビコンの民や子らのために必要じゃ」
「……分かりました。
アイボール砲を失った後のストライダーについて、その後のルビコン解放戦線の戦略についても考え直しておきます」
「いつもすまんの」
「……あなたが腑抜けていた時で慣れておりますよ、このくらい」
「手厳しいのぉ……。
これからも頼りにさせて貰うぞ、フラットウェル」
「それがこのルビコンのためならば」
どうやら不仲とされていたドルマヤンとフラットウェルだが、ドルマヤンが腑抜けから回復して精力的に活動することで多少は2人の仲も持ち直しているようだ。
いい感じなのはいいが……どうしても言わないといけないことがあるため、俺は口を開く。
「良い感じのところ悪いんだけどさ、ドルマヤンのじいさん」
「なんじゃ、ヒナタ?」
「今の話を聞いてると、アイボール砲は今のままじゃセカンダリーアーマーを突破する出力は出ないんだろ?
専用のパワーソースとレーダーサイト……そんなもんどこにあるんだよ?」
俺のもっともな問いに、ドルマヤンのじいさんは少々呆れたように肩を竦めた。
「何を言っとるか。 ほれ、独立傭兵の一番得意な方法じゃよ」
そう言われて、俺も言わんとしていることが分かった。
「あるところから奪ってくるんだな」
「その通り。
敵の戦力は減り、味方の戦力は増える……まさに最高に頭のいい戦術じゃろ?」
「……で、その最高に頭の良い戦術を実際にやるのは俺、ってことか?」
俺の問いにドルマヤンは満面に笑みで答える。どうやら俺の次のミッションが決まったようだ。
俺は天を仰ぐと一つ大きくため息をついたのだった……。
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今日のアセン
AC名:『マイホーム』
パイロット名:『サイト=マガミ』
R-ARM UNIT:
L-ARM UNIT:
R-BACK UNIT:
L-BACK UNIT:
HEAD:HD-012 MELANDER C3
CORE:VE-40A
ARMS:VP-46S
LEGS:LG-011 MELANDER
BOOSTER:BST-G2/P06SPD
FCS:FCS-G2/P10SLT
GENERATOR:VE-20B
EXPANSION:ASSAULT ARMOR
解説
星系を焼く大災害『レイヴンの火』の日に生まれた子。
レイヴンの火によって再び焼き尽くされた『ルビコン3』だが、人類は全滅していなかった。
だがそんな数少ない人類も手を取り合うことはなく、少ない物資を奪い合う抗争を続けていた。
そんな中、サイトは偶然にも未だ生きている地下施設を発見する。そしてそこには円柱の溶液に浮いた女の姿が……。
興味本位にその円柱にサイトが触った瞬間、女の目が開く。
女は『ケイト』を名乗り、過去に存在した傭兵支援システム『オールマインド』の末端として作り出された人であった。
散々に乱れたルビコン3の現状を知ったケイトはサイトに言う。
「この惑星に……秩序を取り戻しましょう。 そして……私を見つけてくれたあなたを王様にしてあげる」
かくして男と女、そしてたった1機のACによる惑星統一が始まるのだった……。
軽サワこと高出力レーザーライフルと瞬間火力に優れたパルスガン。爆発範囲が広く扱いやすいプラズマミサイルに格闘兵装のパルスブレードと、正統派主人公機といった感じの構成となる。
スタッガー状態にすることはあまり考えておらず、高威力のレーザーライフルやその他の兵装で攻め続けることを念頭に組まれている。
AC名『マイホーム』は家の無いサイトにとって、唯一安らげる場所がACのコックピットだからである。
試作AC小説その4の主人公機。
ストーリーとしては『レイヴンの火』で灼けてしまった後のルビコン3でのAMちゃんヒロインの国盗り戦記物の感覚だった。
『主人公に尽くしまくりのヤンデレAMちゃんがヒロイン』というのと『レイヴンの火の後、ルビコン3内部はどうなったんだろう』というのが着想だった。
しかしAMちゃんもといケイトが本編でヒロインの1人に昇格が決定したことと、『そもそも、主人公の機体の補給はどうしたらいいんだ?』という問題に解答が出ず、お蔵入りとなった。
『レイヴンの火』以降の話は面白そうなんだが、ちょっと考えると難易度が高くなってしまう……。