寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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…………え〜花魁の登場シーンムズい、流石(作画コストが)高い女です。アニメとか漫画とか見ながら頑張って文字に起こしました。それでは本編をご覧下さい


九話

「煌めいて」

 

その言霊を言った瞬間、キツネのぬいぐるみの口から大量の血が溢れる。そしてその血が広がり、その中から現れるのは頭が燃えている何人もの和服のガイコツ。その周りには炎の蝶が何匹もとんでいる。先頭のガイコツは提灯、次のガイコツは何かのケースを持っていて、それはまさに花魁の通り道である。次の瞬間、和服のガイコツ達の全てが炎に包まれ、一箇所に集まる。その炎の中に人影が現れ、顔は扇子で隠している。そして炎が消えると同時に、顔から扇子を離し、そこから現れた天性の美貌を持つ女性。

 

「【魄綴繚乱弟切花魁】」

 

そう、彼女こそが夜宵の最大戦力の卒業生の一人、魄綴繚乱弟切花魁である。その美貌に殆どののエクソシスト達は見惚れていたが、そのエクソシスト達のリーダーであるフリードは、彼女の放つ禍々しいオーラに気付いていた。それは堕天使達も同じであった。

 

(何なんだよあのオーラ、俺ちゃんあんな化け物初めてみたぞ……このままじゃ死ぬぞこれぇ!)

 

(ふ、ふざけないでよ!何なのよアイツ!)

 

(こ……怖い、怖いっすよ……)

 

そんな様々な反応をしているとき、花魁から炎の蝶が現れ、彼女を彩るように飛び、彼女の口が開かれる。

 

『…………狂い咲く絢爛の花、抱かれて煌めく夜の蝶

……世界で一番美しいのは誰かって?面を上げて前を見な』

 

そんな自身の美貌に絶対の自信を持つ彼女こそ言える言葉を呟き、薄ら笑いを浮かべる花魁、その彼女に対し、夜宵は命令を行う

 

「花魁、取り敢えずあの一番うしろにいる4人の堕天使は殺さない程度に啜ってほしい。それ以外は全てを啜っても構わない」

 

『…………フゥ~…全く、命令の多い主様だね…でもまぁこの間の件で少しストレスが溜まってたんだ。思いきりやらせて貰うよ』

 

「っ!!テメェ!よそ見してんじゃねぇよ!死ねぇ!」

 

そんな余裕の会話を行う二人に苛ついたフリードは、不意打ちとして光の銃を花魁目掛けて発砲する。その事に気付いた花魁が回避を行うが、少し間に合わず、彼女の頬に掠ってしまう。その頬からは血が垂れてきた。その頬の傷を触りながら花魁はフリードに対し、殺気をぶつける。

 

『…………貴様……アタシに傷をつけて……どうやら死にたいらしいね』

 

「へん!テメェがよそ見してるからいけねぇんだろうが!」(とはいってもここからどうすんか……この雑魚共はあの女のオーラに気づいちゃいねぇ、レイナーレ達は気付いているだろうが、手伝ってくれる保証もねぇ……)

 

「っ!大変です!花魁さん、今回復を!」

 

傷ついた花魁をアーシアは神器を使い癒そうとするが、それを夜宵は止めた

 

「夜宵ちゃん!?どうして止めるんです!?」

 

「大丈夫、花魁にはそんなの必要ない……よく見ておいて」

 

そう夜宵がアーシアに言うと同時に、一人のエクソシストの体にに炎の蝶が止まる。最初は何が何だが分からない様だったか次の瞬間であった。

 

「アッ……アァァァァ!!!」

 

そう、彼の体が徐々に干からびて、やがてミイラのようになり、倒れ込む、そして彼は動かなくなった。

 

「なっ!?何が起きやがった!?」

 

その出来事に困惑するフリード、だがその瞬間に花魁の方を向くと、何と頬の傷が治っていたのである。

 

「っ!?……成程、それがテメェの能力か」

 

『正確には呪いだけど……そう、これがアタシの力』

 

そう言うと同時にエクソシスト達の周りに大量の蝶が現れるの

 

「!!テメェ等!その蝶に触れんな!!死ぬぞ!」

 

だが時すでに遅し、一人、また一人と蝶が体に止まり、その命を啜られていく。エクソシスト達は阿鼻叫喚、蝶から逃げることしかできなくなる。

 

「……や、夜宵ちゃん、これは……」

 

「これが花魁の第1の呪い【魄綴】触れた者が生者・死者を問わず命を啜られ老化させる炎の蝶を周囲に舞わせ、そして蝶が啜った命を糧に花魁は自身の美しさ・呪い・呪いの種類を強化・拡張していく。」

 

「……す、凄い……」

 

そんな会話をしている内にも蝶はエクソシスト達の命を啜っていく。既に100人もいたエクソシスト達は半分以下となっていた。

 

「く、クソが!!もうどうにでもなりやがれ!!」

 

その状態に玉砕覚悟でフリードは花魁の周りにいる蝶を光の剣で切り裂きながら突っ込んでいく。そして一瞬で懐に忍び込み、花魁を袈裟に切り裂く。

 

『グゥぅぅ!!』

 

その斬撃をモロに食らった花魁はその場で倒れ込む、その追撃で心臓を刺す、その余波で花魁の体から血が吹き出す。吹き出した先はフリードの口立った為、少し血が体内に入ったが、これで死んだだろとフリードは思った……だがその希望は打ち砕かれ、花魁の体はどんどん回復し、傷が無くなる。

 

「チキショーが!…こうなりゃヤケだ!テメェが回復しなくなるまで何度でも斬ってやる!」

 

そう決意し、光の剣を構えるフリードであったが、当の花魁はまるで勝ったかのような余裕の感じで持っていたキセルを吸う、その態度に増々苛立ちを隠せなくなるフリードであったが………

 

『…………フゥ~、…アタシの血、飲んじまったねぇ〜』

 

「アン?それがどうし……ガッ!?」

 

花魁がその言葉を吐くと同時に、フリードの体には大量の瘤が出来る。それと同時に強烈な頭痛と吐き気に襲われ、立つことも出来なくなる。

 

「夜宵ちゃん、フリードさんはどうしたんです!?」

 

「…………既にエネルギーが溜まっていたのか、あれは花魁の第2の呪い【疫病】生前の花魁が罹患していた病状が現れる呪い……体に瘤がてき、頭痛・発熱・嘔吐の症状が出て、正常な思考が不可能になる。」

 

「せ、生前?ってことは元は花魁さんは……」

 

「そう、元は花魁も唯の人間だった。だけど生前に起こった悲劇が、彼女を狂わせ、悪霊として存在することになった」

 

そんな会話をしている間に、フリードの症状は増々おもくなり、もう立つことも、考えることも出来なくなっていた

 

『フフフ、アンタはそこでお仲間が死んでいく姿を見てな、最後にアンタを嬲り殺してあげる』

 

そんな状態のフリードを笑いながら見つめる花魁、その間にも蝶はエクソシストの命を啜っていく、その惨状をみたいたレイナーレ達堕天使はもはや花魁に恐怖を心に宿し、逃げようとしていた。

 

『逃がすと思うかい?』

 

しかしその事を花魁は見逃さない。堕天使達の周りに無数の蝶を舞わせ、逃げ場を無くさせる。

 

「クソ!ミッテルト!レイナーレ様を連れて逃げろ!ここわドーナシークと、私で食い止める!」

 

そう言ったカラワーナと指名されたドーナシークは蝶を光の槍を作り切り裂いていく。だが、蝶は減るどころか増える一方で、逃げ道すら出来ない程の蝶が、堕天使達を囲う。そして……

 

「っ!?しまった!……アァァ!!!」

 

「ドーナシーク!っ!や、辞め、嫌ァァァ!!」

 

その一匹がドーナシークの体に止まり、啜っていく。それと同時にカラワーナの゙体にも止まり…二人共啜られて、死んではいないが、戦闘不可の状態となった

 

「…………れ、レイナーレ様……」ガタガタ

 

「…………」

 

レイナーレが周りを見るとエクソシスト達は既に全滅、フリードは死んでこそないが、最早戦闘など出来るわけがない状態だ。それはカラワーナとドーナシークも同様である。

……レイナーレも馬鹿ではない。この状況で逃げられる算段なんて思い浮かばない。……敗北である。

その言葉が脳を支配し、マトモな思考ができなくなり、その場で崩れ落ちた。

 

「…………終わった」

 

勝利を確信した夜宵は、堕天使達に近づく、既に心が折れたレイナーレとミッテルトは、下を向き、絶望を感じていた。

 

「…………決めて、ここで花魁に命を啜られて死ぬか、生き残るか」

 

その言葉と同時に夜宵はバックから4つのぬいぐるみを取り出す。堕天使達に生き残るための選択はこれしか無かった。4人はぬいぐるみの中に入り、封印された。

 

「…………堕天使4名、同時にゲットだぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………終わったんですね、夜宵ちゃん」

 

と、レイナーレ達が中にはいったことで終わったと思い、夜宵に近づくアーシア、だが………

 

「…………いや、まだ終わっていない……言ったよねアーシア、アーシアを陥れようとした人物全員に、報いを受けさせるって」

 

そう言って夜宵がみたさきには、地上の森の茂みの方向であった。

 

 

 

 

 

 

 




……あ〜疲れた、マジで戦闘シーン難しい、って事で未だに戦いは終わりません。……一体誰がいるんですかね?Kとの事も気になりますし、どうなるんでしょうか?
後、花魁との関係性ですが、原作とは違い花魁とはきちんと良好な関係性を築いています。花魁が夜宵ちゃんの事を『主様』と読んでいるのが言い証拠です。
…………誤字報告お待ちしてます、感想評価どんとこい!
では、次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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