寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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はい、ってことでここで第一章完です。ここまでだいぶ駆け足でやってきた感じです。…………問題は二章のフェニックスなんですよね……あれって完全に悪魔内での戦いなんで、夜宵ちゃんが入っていける隙が無いんですよね……ってことで考えてもきました!最後の方に二章のボスのヒントをだすので、是非予想してみて下さい!それではどうぞ!


十話

「ふざけるなふざけるなふざけるなぁ!!何だよあの化物!どうやったら倒せるんだよあんな奴!これじゃ僕の計画は全てパーだ!」

 

彼の名前はディオドラ・アスタロト、彼こそがアーシアが教会を追放するきっかけとなった悪魔である。何故、彼がここに居るのか。理由はアーシアを手籠めにするためである。

ディオドラは信者の女性を堕とし、手籠めにするのが趣味という下種な趣味の持ち主で、アーシアを籠絡するためにわざと傷を負い、彼女が追放される原因を作った。そしてアーシアが堕天使に拾われたことを知った彼は、直ぐに廃教会に向かい、助けるタイミングを伺っていたのだ。だが、その計画は夜宵によって砕かれ、タイミングを全て失ったのだ。さらに今夜宵達の近くにはあの軍団全てを瞬殺した花魁がおり、攫おうにも出来ない、まさに打つ手なしの状態となったのだ。

 

(…………だがまぁいい、チャンスはいくらでもある。それこそ今だってチャンスはある。恐らく彼女等は戦いが終わったと思っているはず、ならあの花魁をぬいぐるみに戻す可能性が高い。そしてぬいぐるみにもどし、廃教会を出た瞬間にアーシアを攫う、あの少女は不意をつかれ何も出来ないハズだ……我ながら良い計画だ、よし、それで行こう!)

 

そう考えたディオドラは、教会の正門の所まで移動し、夜宵達が出てくる瞬間を身構える。するとその数分後、ドアが開かれた

 

(来た!もらっ………まて、何故まだあの花魁が居るのだ、可笑しいだろ!いい加減に……っ!?)

 

そう、確かに夜宵達は出てきたのだが……問題はそのすぐ後ろにまだ魄綴繚乱弟切花魁がまだ召喚されたままだということだ。その事に何故だと疑問が頭をよぎるのだが……その疑問は直ぐにかき消された……そう……夜宵がディオドラの事を真っ直ぐ見つめていたからである。

 

(な……何故こちらを見つめている。まさか……バレたのか?……い、いや、それはない、たまたまこちらを向いたんだろう……そうに決まって……え?)

 

まさか、バレたのかと思ったディオドラだが、たまたまという結論に勝手に至った……その瞬間に彼の周りに無数の蝶がディオドラを囲んだのである。

 

(バ………バレていた……バレていた……不味い、このままでは僕は…彼奴等と同様、命を啜られて……)

 

だが、蝶がディオドラを襲うことはなく、周りを旋回しているのみであった。彼は安堵した。どうやら偵察だと勘違いした……だが、その思い込みこそ、彼の勘違いである。

 

「…………やっぱりいた、始めましてディオドラ・アスタロト」

 

「っ!?は、始めまして……」

 

蝶に気を取られ、夜宵達から目を逸らした瞬間に、いつの間にか夜宵はディオドラの近くに居たのだ。

 

「…………そんな……本当に……」

 

一方、アーシアはディオドラを見た瞬間、泣きそうな顔となり、その場から崩れ落ちていた。何がなんだか彼には全く持って分からなかった。

 

「………久しぶりだねアーシア、覚えて居るかい?僕だよ、君に助けて貰った悪魔だよ、君があの後僕のせいで追放されて、堕天使の所に連れ去られたって聞いて居ても立っても居られない状態になって……」

 

「嘘はつかないほうがいい、聖女狂いのど変態」

 

「…………どういうことだい?僕が聖女狂い?出鱈目を言わないでほしいね」

 

「出鱈目言ってるのはそっち、私は知っている、お前がアーシアと同じ様な女性を何度も教会を追放させ、自分の眷属にしていることを」

 

「っ!?なっ、それこそ出鱈目だ!そんな証拠どこにある!」

 

「ならこの紙をみろ、この百年間で、アーシアと同じ様な事例がいくつもの確認されているのは何故?……しかも全てがこうだ…傷ついた悪魔を聖女が治療し、教会を追放され、しかもその後全ての聖女の行方がわからなくなっている。」

 

「そ、そんなものどうやって…………」

 

「私の信頼しているブローカーに情報を探らせて貰った。お陰で隨分お金取られたけど」

 

「…………それで、その事実をしって、どうするつもりだい」(まさか、そこまで知っているなんて……クソ!どうする、どうすればいい!)

 

ディオドラにとってまさに手詰まり、一瞬彼はアーシアを説得しようとかんがえたが、彼女はあの少女を相当に信頼しているのがわかる。恐らくいまの彼では話さえ聞いてくれないだろう

 

「…………本当なら、お前に花魁の血を飲ませ、疫病で苦しみ抜いたその後に命を啜って殺そうと考えた。けどアーシアがそれを良しとしなかった……だから」

 

そう言うと夜宵は、フリードが持っていた光の剣を取り出し、それをディオドラの゙足に刺す

 

「っ!!!!ぎ、アァァァァ!!熱い!熱いィィィィィ!!」

 

刺された瞬間、ディオドラはその部位に強烈な痛みと熱さかがかんじ、その場で悶え苦しむ、そのディオドラに形代を押さえつけ、形代の中に入っていった。

 

「お前への処罰は後日決める事にする。……アーシアもそれでいい?」

 

「…………はい、私のワガママを聞いてくれてありがとうございます」

 

「いい、私はアーシアの友達、ワガママ位いくらでも聞こう」

 

「っ!夜宵ちゃん!」

 

そんな会話をした後、アーシアが夜宵に抱きついてきた。それを夜宵は受け止める。

 

『…………あ〜、そろそろアタシは戻った方がいいかい?』

 

「!、うん、ありがとう花魁、お礼にまた新しい化粧品、買ってくる」

 

『フフフ、楽しみにしているよ主様……それじゃあアーシア、これから頑張りなさい』

 

「!は、はい!ありがとうございます花魁さん!」

 

そう言い残した花魁は、キツネのぬいぐるみの中に戻っていったのだった

 

「…………これでアーシアの因縁は全て断ち切った、これからは一緒に暮らそう」

 

「はい!よろしくお願いしますね、夜宵ちゃん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃教会での戦いから三週間が過ぎた。あの後アーシアは、夜宵の家で居候として住むことになった。その間に、アーシアが近くの駒王学園を見つめていて、何故か聞いたら、「学校に行ったことが無いから羨ましい」とのことだったので、夜宵は入学一式を買って、アーシアに日本語の勉強をさせて、一週間前に転入したのである。その間に夜宵はバーに行ってはぐれの情報や、はぐれの討伐を行っていたのである。そして……

 

「…………アーシア、確かオカルト研究部が突然休んだって本当?」

 

「は、はい、どうやら十日間部活の合宿をするとかで……」

 

(…………オカルト研究部でそんなの必要ないと思う……何かあったのか?…まぁいい)

 

「…………アーシア、今週の土日は大丈夫?」

 

「?、はい、別に予定はありませんけど……何か?」

 

そうアーシアが不思議そうに聞くと、夜宵は親指を立て、こういった。

 

「…………アーシア、心霊スポット行こうぜ」

 

第一章旧校舎のディアボロス編 完

第二章???編 開幕




はい!第一章終了しました!次回からは???編です!
いやぁ〜アーシアのリアス眷属化が無くなったので、ディオドラとかの因縁も断ち切ったほうないいも思い、ここで彼は退場です。後花魁の今作の性格ですが、味方には生前の騙される前の優しい花魁、敵にはとことん容赦無しです。
え?フリード?彼は逃げました。疫病に侵されながら隙を見つけて逃げました……え?ボスのヒントがない?……ヒントは〇〇〇〇○です。
誤字報告お待ちしてます。
感想評価どんとこい!では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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