寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

14 / 49
さぁ、ここから原作の旧Fトンネルからさらに離れていきます!それではご覧下さい


十三話

「う、う〜ん?」(あれ……私、いつの間に寝てたんでしょうか…確か夜宵ちゃんと安奈さんと優香さんと心霊スポットの中に入っていたはずなのに……)

 

いつの間にか寝ていたアーシア、周りは薄暗く、よく見えない状況である。そんな中何故自分は寝ていたのか?自分自身でも分からない状態であった。取り敢えず周りを確認しようと立ち上がり、誰か居ないか辺りを見渡す。すると見えにくいが、少し遠くの場所に三人が倒れていた。

 

「っ!皆さん!大丈夫ですか!?」

 

それを視認したアーシアは急いで三人の元へ駆け寄り、安全確認を行う。

 

「………ん、……ここは」

 

「あっ!夜宵ちゃん!良かった!」

 

「アーシア……ここは」

 

「わ、分かりません、私も気が付いたらここに」

 

「………取り敢えず、二人を起こそう、話はそれから」

 

「わ、分かりました」

 

その後、二人は安奈、優香両名を起こす事に成功し、取り敢えず4人は薄暗い何処かを進み始めた

 

(…………ここは一体、幽世であることは確か、いつの間に引きずり込まれた……記憶がない)

 

夜宵は、その状況のついては脳をフル回転し、思考するが、そもそもいつ引きずり込まれたのかが分からない状態のため、取り敢えずこの場所より明るい場所に移動しようと考えた……その瞬間であった。

 

「………?あれ、ここから道が水没してる?」

 

「ほ、本当だ……どうして……っ!ねぇ!何か後ろからきてる!」

 

後ろからひた…ひたと誰かが近づく足音が聞こえる、その正体を確かめるため安奈が持ってきていたライトで後ろを照らす……するとそこに居たのは、………身長が二メートルは超える大男であり、鍛え抜かれたような筋肉……だが、顔には明らかに別の人間の顔を被っており、手には大量の血がついた大斧を持っていた。

 

「!走って!」

 

その男を見た瞬間、夜宵は三人に叫び、それに呼応するように全員が全力で逃げる

 

「な、何あれ何あれ!あんなのいるとか聞いてないって!」

 

「だから言ったんだよ安奈!来るべきじゃなかったって!」

 

「無駄話は後で、今は逃げる事に全力注いで!じゃないと捕まったら壁にある人達と同じ運命に合う!」

 

「か、壁?壁に何が……っ!?ひ、人の顔が沢山……何これぇ!」

 

そう、薄暗くよく見えなかったのも、あるが、よく見ると壁には何人もの人の顔の皮があり、その全てが笑っているようにみえる一方、悪霊は何故か追おうとはせず、その場にて立ち尽くしいた。しかし、その瞬間体がゴムのようになり、体を捻らせるそしてそれを利用し、とんでも無いスピードで接近する。そしてアーシアが一度振り返ると……その悪霊が目の前にいた。悪霊はそのままアーシアの足を切り裂く……だが、当のアーシアは身代わりのお陰で無傷であり、そのまま走って逃げる。

 

「ハァ、…ハァ…ねぇまだ出口見当たらないの!?」

 

「いや、彼処に扉がある!彼処が出口っぽい!」

 

数分間、全力で走っている4人は、夜宵以外は体力が限界まで来ており、もう逃げられないと思ったが、数十メートル先に扉があるのを確認した彼女らは、最後の力を振り絞り、扉まで辿り着き、ドアを開ける、そして外に出ると、その前には旧Fトンネルが見えた。

 

(…………どうやら私達が居たのは旧旧Fトンネルだったか

で、あの悪霊がこのスポットの主……だが可笑しい、何故一人も犠牲者が居ないといっていたのに、あの沢山の人の顔の皮がある……やはり私の予測通り……)

 

「ね、ねぇこれどうすればいい!?旧Fトンネル抜けて車に戻った方がいいよね?」

 

「で、でも私達もう走る気力が、もうない……」

 

外に出ることには成功した彼女等だが、もう既に体力は限界であり、走る事も出来ない状態である。だが、その瞬間、旧旧Fトンネルのドアが再びひらかれ、悪霊が姿を表す

 

「…………三人共、私の後ろに」

 

「えっ!?どうすんの夜宵ちゃん!?」

 

「そうだよ!逃げようよ!」

 

事情を知らない二人は、夜宵に対し一緒に逃げるように説得する……だが、次の瞬間、二人に意味不明な答えが帰ってくる

 

「逃げても無駄、ここは今幽世、助かるには奴を倒すしかない」

 

「か、幽世?何それ、で、倒す!?あの男を!?」

 

「む、無理だって!?」

 

「いける、……ここなら卒業生を出せる」

 

そう言って夜宵はバックからグレイ人形を取り出す。

 

(…………もう三人には走る事は出来ない。もし鬼軍曹を出しても範囲から逃げられる保証はない。なら、今はこの子が最適)

 

「三人共少し後に下がってて……巻き込まれる

………崩して【過渡期の御霊】」

 

 

 




次回、過渡期の御霊VS斎弄晒レ頭?
いやぁ〜色々アレンジされてますね?先ずはいきなり目が覚めたら幽世の旧旧Fトンネルに迷い込んでるという事実。これにもちゃんとした理由がありますので、理由は進んでいくことにわかっていきます。そしてまさかの御霊君参戦、夜宵ちゃん視点で三人共既に限界で、鬼軍曹の範囲から逃れられる保証は無かった為の選出です。ですが安心してください、ちゃんとこの章で鬼軍曹の出番はきちんとありますので、活躍をお待ち下さい。
誤字報告お待ちしてます
感想評価どんとこい、では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

  • 作者の設定でいいから、出す
  • 出さない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。