寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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前回、ゼノヴィア・イリナの両名の退散後、リアス・グレモリー二よって引き止められたアーシア。リアスの目的は何なのか?……それでは本編をご覧下さい。


二十四話

オカルト研究部の部室内、現在そこにはリアス・グレモリーと木場を除く(彼はいつの間にか何処かに行っていた)眷属、そしてソーナ・シトリーとアーシア・アルジェントが室内にいた。

 

(……どういうゆうつもりなのリアス……もし彼女にまた何かやらかしたら今度こそ私達があの女性の標的にされるんですよ!)

 

ソーナは内心焦りまくっていた。もしリアスがアーシアに対して白装束の女性の癇に障ることをしてしまえば……考えたくもない結末が待っているだろう。

 

「……どうぞ、アーシアさん、部長、紅茶です。」

 

「ありがとう朱乃……さて」

 

朱乃から紅茶を淹れてもらい、それを飲んだ後、リアスはアーシアに警戒する目でみた。

 

「アーシア・アルジェントさん……貴方の正体は概ねソーナから聞いたわ……それで、あの女性……何者なのかしら?もしかして貴方の神器の能力なの?」

 

そう言ってアーシアの言葉を待つリアス、それを困ったように考えるアーシア……

 

(……ど、どうしましょう……自刃童子さんの能力がばれるのは何としても避けなくては……)

 

「………あの人は私の神器とは無関係です。」

 

「……で?取り敢えず名前だけでも教えてくれないかしら?」

 

(……名前だけなら……)「……せ、千魂華厳自刃童子さんです。」

 

「え、何?、せんこんけ……」

 

「千魂華厳自刃童子ですリアス」

 

「…………それで?せ、千魂華厳自刃童子?の正体は何者かしら?」

 

「そ、それは………」

 

「何かしら?…もしかして、私達に知られたら不味い事かしら?」

 

そう切り込んでいくリアスに待ったを掛ける人物がいた。……そう、ソーナである。

 

「辞めなさいリアス!これ以上質問してもし自刃童子さんの怒りに触れたらどうなるの!」

 

「っ!?ソーナ!?止めないで!これは私は領主として!危険な人物の把握をしようとしているだけよ!」

 

「その質問が強引だから言っているんです!」

 

「け……けど、」

 

「けどじゃありません!……兎に角!この話は終わりです!アーシアさんの身柄は私達生徒会で保護!自刃童子さん関連の詮索は行わない!それでいいですね!」

 

「でもそれじゃ「いいですね!リアス!」……わ、分かったわよ」

 

反論をしようとしたリアスであったが、ソーナのあまりの迫力に押されてしまい、結果、アーシアの身柄は生徒会での保護、自刃童子の正体の探りは行わないという事でこの話は収束した。

 

「……すみませんアーシアさん、これで本当に終わりです。帰っていただいて結構ですよ?」

 

「は、はい……」

 

ソーナから帰宅の許可が降りたため、家に帰ることにしたアーシア……だが、外はもう暗くなっていて、一人では危なそうであった。その時であった。

 

「ソーナ会長、外はもう暗くなっていますから、アーシアさんは私が家まで送っていきますわ」

 

朱乃がそうソーナに進言したのだ。

 

(…………確かに外はもう暗い、一人で帰らせるのは危険……か、それに朱乃さんならばリアスとは違いやらかすことはないでしょう)

 

「…………分かりました。では朱乃さん、よろしくお願いします」

 

「わかりましたわ……では、アーシアさん、行きましょう?」

 

「……は、はい……」

 

そうしてアーシアと朱乃は夜道を一緒に歩くことになった。……その時朱乃の顔は、上手くいったと言っているような顔であったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから三十分後、夜宵の家のベルがなる。

 

(……アーシア、ようやく帰ってきたか……)

 

アーシアだと断定した夜宵は、玄関まで行き、ドアを開ける。そして勿論そこに居たのはアーシアである。

 

「……お帰りアーシア、隨分遅かったね」

 

「……は、はい……それについては謝ります」

 

「いい、アーシアが無事なら良い」

 

そう言ってアーシアを中に入らせようとするが、アーシアの様子が変であった。

 

「……?どうした、何かあった?」

 

「そ、その〜……それが〜……」

 

そう言うと同時に、後ろから人が現れる……そう、朱乃である。

 

「…………どういう事?」

 

そうアーシアに問うが、それより先に朱乃が話しかけてきた。

 

「お久しぶりですわ……バイザーの時以来ですわね?」

 

「そうだね……少なくとも私は会いたくなかった。」

 

そう言って、戦闘態勢に入る夜宵、だがそれを朱乃が止めた。

 

「……止めてもらいますか?……少なくとも私は貴方と争う気何てこれっぽっちもありませんわ」

 

そう言って降参するように両手を上に上げる朱乃

 

(……確かに戦闘する意志はないようだな……)

 

「取り敢えず家にはいって、話は中で聞こう」

 

「……ありがとうごさいます、失礼いたしますわ」

 

取り敢えず戦闘の意志は無いと判断した夜宵は、朱乃を家に入れ、リビングに招き入れるそして椅子に座らせた。

 

「……どういうつもり?グレモリー眷属の使い?」

 

「いえ、これは私個人の来訪ですわ」

 

「それだと増々疑問に残る、アーシアに尋問して私の事を聞き出したのか?」

 

「いえ、貴方とアーシアさんの関係に気づいたのは私だけですわ」

 

「………関係があると何故考えた」

 

そう夜宵は問いかけると、意外な答えが帰ってきたのだ。

 

「いえ、バイザーの時に、キツネのぬいぐるみを出されましたね?その時に感じたオーラと、今回の自刃童子さんから感じたオーラが似ていましたので、もしかしてと……」

 

「………感じたのか?ぬいぐるみから出さないとオーラは感じれないと思った……」

 

「私が特別だからでは?私、現役でとある神社の巫女をしておりますので……」

 

「………成程、神社育ちか、それであの時に花魁のオーラに気付いて撤退を進言していたのか…」

 

「………あのキツネのぬいぐるみに入っているのは花魁さんという名なのですね?」

 

「で?そのことはリアス・グレモリーにいったの?」

 

「言ってませんわ、言ったとしてもどうせ信じてくれませんわ」

 

そうあっけらかんと言い放つ朱乃、

 

「………で?目的は何?」

 

そう夜宵が問うと朱乃は、妖艶な笑みを浮かべてこう言い放った。

 

「………そうですわね…… 貴方達と……私個人での、同盟をと……思いまして」

 

 




次回、夜宵と朱乃との個人同盟?
はい、ってことでリアスのまた思いつきの行動をとめ、尚且つまとめたソーナさん……流石です。
あ……朱乃さん……もう貴方は領主(笑)を信じてないんすね……
誤字報告お待ちしてます
感想評価どんとこい!
では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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