寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道 作:ホーンベアーmk-lll
それでは本編をご覧下さい
「支配して」
その言霊を発せられると黒猫のぬいぐるみから黒いオーラが溢れ始める。それと同時に駒王学園全体に結界の様なものが展開される。そうして黒いオーラは人の形となり現れる。黒髪に黒い和服を纏い、猫耳と尻尾が付いており、妖艶の言葉が似合う風格を出していた。だが、殆どの人物が驚愕していた(イッセーは彼女に興奮していた)のは、その圧倒的なオーラである。
「【仙極猫魈黒歌】」
彼女こそがこの世界で初めて共食いを行わせ、誕生させた卒業生、仙極猫魈黒歌である。
『ん〜……久しぶりの外にゃ〜』
背伸びをしながら余裕そうに周りを見渡す黒歌…そして彼女はとある場所を見ると驚愕した。
「姉……さま?」
そう、黒歌の妹であり、何よりも再開を望んだ人物、塔城小猫改め白音であった。
『……久しぶりにゃんね、白音』
まさかの再開に驚いた黒歌であったが、冷静になり彼女に話しかける。
「…どうゆうことですか、どうして姉様はその人のぬいぐるみから…それに何ですさそのオーラ、何があったらそんなに……」
『あ〜白音?その話は後にゃ、先ずは……』
そう言って黒歌は妹から視線を外し、夜宵の方に向ける。
「今回の目的はコカビエル、それ以外なら別に殺っても構わない……黒歌の力、存分に示せ」
『了解にゃ〜ご主人様。私もようやくこの溢れる力に慣れてきたにゃんから、試してみたかったにゃんよ』
そう言って彼女は悪魔の翼を展開し、コカビエルと向き合った。
『さ〜て、堕天使幹部のコカビエル?私の力試しに、なってもらえるにゃんね?あ、でも殺しはしないにゃん、ご主人様の命令だからね、手加減はしてあげる』
「……貴様、俺相手に手加減をする……だと?……ハハハ!面白い!確かに凄まじいオーラだが、貴様は転生悪魔だろう!なら光の力は効く!」
余裕そうな態度でコカビエルを明らかに見下す態度をとる黒歌、そんな態度にイラッときた彼は、光の槍を生成しようとした……だが、何故か光は槍の形を保てず、そして消えていったのだ。
「なっ!?馬鹿な!どうゆうことだ!何故使えん!」
余りの事態に困惑するコカビエル、そんな彼を見下す態度の黒歌は、余裕そうに話し始めた。
『……さっき私が召喚された時結界みたいなのが出現したにゃんよね?あれは私が仙術で作り出したものにゃ、この結界内に居る人物は私の進化した仙術によって気脈の乱れ……つまり生命の流れを乱すにゃ、それによって?お前のお得意の光の力はお前の気脈を乱す事によって使用不可……って事にゃ♪』
「そ、そんな馬鹿な……そんな出鱈目あっていいものか!」
『その出鱈目が出来る人がここにいるにゃん♪』
彼女の余りにも出鱈目な事にただ驚愕することしかできたないコカビエル、その話を聞いたグレモリー眷属も自身の力も試すが、リアスの滅びの魔力、朱乃の雷の力、木場とイッセーの神器も力を保てずに消えていった。この間にもコカビエルは何度も光の力で生成しようとしたが、いずれも形が保てずに散開していく。
『ほらほら〜どうしたのかにゃ?……まさか、堕天使幹部とあろうものが光の力が無ければ雑魚当然……なんてないにゃんよね?』
とコカビエルを嘲笑うかのように話す黒歌、そんな彼女にコカビエルは遂にブチ切れ、黒歌に向かっていく。
「舐めるなぁ!!お前程度、光の力が無くとも殺せる!」
そう言ってコカビエルは黒歌に接近しラッシュを繰り出す、だが黒歌は欠伸をしながらまるで何処に拳が来るのかをわかっているかのように避け続ける。
「クソォ!何故だ!何故当たらん!」
彼はただラッシュをしているわけでもない、時々フェイントを入れ、別の場所に拳を繰り出している……のに、その攻撃が一分近く一発も当てなれないのである。
『……ふぁ〜、流石に避け続けるのもあきたにゃ〜』
そう言った次の瞬間、いつの間にか黒歌はコカビエルの前には居なくなり、彼の後ろに立っていた。
「なっ!?」(ありえん!この俺が見きれないスピードだと言うのか!?)
そして黒歌はコカビエルに反応する時間すら与えない神速のアッパーを繰り出す。当然彼は避けることすら出来ずに攻撃を食らった。
「ガハ……馬鹿な……」
黒歌の一撃は余りにも重すぎた。それこそ歴戦の猛者であるコカビエルでさえも耐えられない程である。彼は校庭に落下し、その場から動かなくなった。そんなコカビエルの近くに一瞬で黒歌が現れた。
『にゃ〜生きてるかにゃ〜?……ま、闘気は殆ど抑えて攻撃したし、アッパーで顎やって脳震盪起こしたからコカビエルなら生きてると思うけど……』
そうしてコカビエルの顔を覗くと、彼はまだ目を開けていた。
「……聞かせろ、何故俺の攻撃はお前に当てられなかった。」
そうコカビエルが黒歌に問うと、彼女は答える。
『理由は簡単にゃ、私がお前の身体全体の生命エネルギーの動きを感知して、何処に攻撃を放つのかを判断してたにゃ、仙術は遠くに居る人物であろうと感知できる。その感知能力をこの結界内だけに凝縮させることで結界内に居る人物のより細かな動きさえも感知出来るようになる訳にゃ』
「……何だと?そんな事をすれば結界内に居る人物が多ければ多いほどお前の脳が持たないだろう」
『そうにゃんだよね〜…最初この力の制御出来なくて脳が持たないなんてことがザラにあったにゃ……けど私思いついたんだにゃ……脳を常に仙術で癒せばいいって…そうすれば脳が常にエネルギーの動きを把握しつつ、脳が持たない何て事が無くなったにゃ♪後、脳で何処に攻撃が来るかわかっても体が反応しなきゃ意味が無いにゃんからね、相手に合わせて闘気を纏ってよけるってことにゃ♪』
そうあっけらかんと言う黒歌、コカビエルは彼女の全ての能力を理解し、勝てるわけがないと本能で悟ってしまったのだ。
「……つまりだ、貴様は仙術で作ったこの結界内に居る相手は魔力や光力の力が保てず遠距離攻撃が行えない、かといって近接戦闘に持ち込めばエネルギーを感知し、その闘気で身体能力を強化し、脳の判断に反応できる……か、貴様の行っていることが真実であれば回復手段も持っている………」
『まぁ、そういうことにゃ♪どうする?立てるならまだやるかにゃ?』
そう言って黒歌は闘気を纏い戦闘態勢に入る……が、既にコカビエルは黒歌のアッパーにて脳震盪を起こし、立てる状況では無くなっていた。
「……いや、私の負けだ」
つまり、この勝負、卒業生仙極猫魈黒歌の圧倒的勝利であった。
え〜、つまり黒歌の能力は
・仙術で構成した結果を作り出し、その中に居る人物は気脈の流れを乱され、魔力や光力の力が保てなくなる。
・仙術の広い探知能力を結界内に凝縮させることで、中に居る人物のエネルギーの流れを常に脳に伝達させる。
・闘気により極限まで身体能力を向上させる。
以上の3つが今回黒歌が出した能力です。しかしまだ黒歌の能力は出してない力もあるので次召喚して戦うのを楽しみにしていて下さい。
誤字報告お待ちしてます
感想評価どんとこい!
では次回にてお会いしましょう!
現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?
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作者の設定でいいから、出す
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出さない