寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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四章開幕です!本当はもう一話位幕間作ろうと思ったんですが何も思いつかなかったんで急遽変更です!それでは本編をご覧と!


第四章 停止教室のヴァンパイア
三十話


コカビエルが起こした事件が収束し、ゼノヴィア、イリナという元教会所属の聖剣使いを仲間に入れた夜宵は、これからの事について、4人で会議を行っていた。

 

「……改めて考えたんだけど、正直、今回の件で私は相当目立ってしまった。」

 

「ま、それはそうね。あの堕天使幹部のコカビエルを倒すだけではなく、捕まえたんだから。」

 

「それもそうだが、もしかしたら夜宵とアーシアの関係がバレた可能性も高い、リアス・グレモリーは兎も角、頭がキレるソーナ・シトリーは分からないからな、自刃童子を持たせているとはいえこれ以上アーシアを学園に通わせるのは危険なのでは?」

 

勿論、議題は今後どう動くかについてである。先述の通り夜宵は堕天使幹部コカビエルを捕縛、今までははぐれ悪魔や下級の堕天使達とは訳が違う訳である。しかも魔王の妹二人の眼の前である。そのことは恐らく報告されているだろうし、頭のキレるソーナならもしかしたら……と予測したゼノヴィアは、アーシアを学園に行かせることに反対する

 

「……アーシアは?まだ学園に行きたい?」

 

そう夜宵がアーシアに問うと、彼女は申し訳無さそうに頷いた。

 

「……そうか、なら対策を考えよう」

 

「え!?いやいや、アーシアさん危ないよ!?それでも行かせるの!?」

 

「うん、アーシアが行きたいって言ってるから」

 

「……夜宵、お前は隨分アーシアに甘いな」

 

まさかのアーシアの態度に呆れるゼノヴィアとイリナ、だが自分等は夜宵の家に居候させてもらっている身であるため、その思考は直に切り替え、これからもアーシアを安全に学園生活を行えるようにするための方に思考する。

 

「……そういえば夜宵ちゃんが言ってたけどグレモリーのとこの女王……朱乃さん……だっけ?その人と個人間での同盟してるんだよね?そこから情報とかないの?」

 

「来た、どうやらリアス・グレモリーは本格的にアーシアに接触するらしい。主に私との関連性を疑っている、因みに彼女に入れ知恵したのはソーナ・シトリー」

 

「じゃあ増々アーシアさん行かせたら駄目じゃん!どうするの!?」

 

そうイリナが夜宵に詰め寄るが、その瞬間にあることを閃いたである。

 

「……アーシア、数日間なら体調不良って理由で休んでもらっていい?」 

 

「え?……ま、まぁその程度でしたら……」

 

「よし、なら早速」

 

そう言って夜宵はとある準備にかかる。

 

「おい夜宵?どうするのだ?」

 

訳が分からず、ゼノヴィアはどうするのかを彼女に問いかけると、その答えは予想外なものであった。

 

「……恐らく私とアーシアの関連性はバレた可能性が限りなく高い、なら無理に隠そうとはせずに、むしろ関連性を公にしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、ようやくアーシアが学園に登校してきたと報告を受けたリアス達は、木場を使いに送りオカルト研究部でソーナと共に待機していた、……だが、木場が来た時に予想外の人物が居たのである。

 

「…何で貴方達が居るのよ!」

 

「何でって……それは勿論貴様等からアーシアを守る為だか?」

 

そう、そこには駒王学園の制服を身に纏ったゼノヴィアとイリナがいたのである。

 

「私達はあの後彼女に拾われてね、そして彼女の指示で学園に転入したわけだ」

 

「コカビエルの時に大幅に目立っちゃったし?恐らくアーシアさんとの関連性がバレた可能性があるから、それならもう隠し通すのじゃなくて堂々としようって事になった訳」

 

そう事情を話す二人、その堂々とした態度に本当の事だとソーナは理解した。

 

「…なら、あの少女の正体を教えなさい!」

 

「それは言えん、あくまで関連性を公にするだけで、正体を明かすつもりは今の所ないらしいからな、私達への指令はアーシアの護衛」

 

「つまりもうアーシアに指一本触れさせないから、覚悟してね♪……そ・れ・に、私達にはこの人達がいるから」

 

そう言ってゼノヴィアはグレイ人形、イリナはキツネのぬいぐるみを取り出す。

 

「なっ!?それは………まさか!」

 

「お前の考えている通りだソーナ・シトリー、このぬいぐるみには貴様等が目撃した黒歌と同格の奴らが封印されているぬいぐるみだ、因みに言っておくがコケオドシではないからな?このぬいぐるみは言霊と諱を日本語で言えば誰でも召喚できる。」

 

「しかも私とゼノヴィアはアーシアさん程甘くないかなね?手を出してくるなら容赦なく召喚するから、そのつもりで」

 

そう言って殺気を出す二人に本気だと実感させる。グレモリー眷属が考えるのは自身らを圧倒したコカビエルを苦も無く圧倒した黒歌の戦闘、そんな彼女と同格の奴らが封印されているぬいぐるみ、手を出せばそれらが襲ってくる……流石のリアスも手を出したらをどうなるかを理解したようである。

 

「……ならせめてオカルト研究部に入ってくれないかしら?監視はしておきたいのよ……」

 

そう懇願するように言うリアス、

 

 

「…………分かった、いいだろう。入部はしてやる。だが、私達が貴様等悪魔の仲間になるとは思わぬ事だ……話は終わりだ、行くぞイリナ、アーシア」

 

「オッケー…、じゃあねイッセー君♪」

 

「お、お邪魔しました……」

 

そう言って退出していった。部屋に残った者達は、その後、生徒会からプール掃除と、お礼としてオカ研でのプール使用可能という事で、モチベは回復はしたが……

 

 

(…………姉様…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




つー訳で四章開幕です!関係性がバレた?なら堂々としてやるよ!これなら手を出せないよなぁ!です。因みにこの作戦はこれで終わりではありません。…おや?小猫ちゃんの様子が?……
誤字報告お待ちしてます
感想評価どんとこい!
では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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