寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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はい、セラフォルーVS炎舞・魄綴繚乱弟切花魁です。……まぁ皆予想つくと思いますが、本編をご覧下さい。


三十七話

「煌めいて」

 

その言霊を言った瞬間、キツネのぬいぐるみの口から大量の血が溢れる。そしてその血が広がり、その中から現れるのは頭が燃えている何人もの和服のガイコツ。その周りには炎の蝶が何匹もとんでいる。先頭のガイコツは提灯、次のガイコツは何かのケースを持っていて、それはまさに花魁の通り道である。次の瞬間、和服のガイコツ達の全てが炎に包まれ、一箇所に集まる。その炎の中から花魁が現れ、顔は扇子で隠している。ここまでなら同じであったが、何故か今回は炎が消えない、そうして花魁が顔を隠していた扇子を横いっぱいに広げると、炎は3人を囲むように展開される、そしてもう一つ変化があるとすれば、前回の時よりも花魁のオーラが数倍跳ね上がっている事である。

 

「【炎舞・魄綴繚乱弟切花魁】」

 

そうして降臨したのが炎舞・魄綴繚乱弟切花魁である。

 

『フフフ……主様、この姿でアタシを出したってことは、あの女に手加減無しでやっちまっていいってことかい?』

 

セラフォルーを指差し余裕そうに話す花魁。一方のセラフォルーは花魁のその圧倒的なオーラに驚愕するしかなかった。

 

「うん、だけど殺しはダメ、これは殺し合いじゃなくて勝負だから」

 

『分かったよ主様、……ってことでせらふぉるー?って言ったかい?…今のアタシは手加減は出来ないんだ……本気で行かせて貰うよ』

 

「!!そんな余裕そうにしていられるのも今の内だぞ☆」

 

そう言いセラフォルーは自身の得意な氷魔法で周りの温度によって溶けないように何時もより多く魔力を使い何百個もの槍を錬成する。

 

「取り敢えず喰らえ☆」

 

そうして彼女は花魁に向かってその全てを発射する。

 

『……へぇ〜、アタシの炎で溶けない氷を生成するとはね…流石は魔王だ…だけど、アタシには届かないね』

 

その瞬間、周りの炎から大量の蝶が現れ、氷の槍に向い、触れた瞬間に槍に炎が着く、そして数秒も持たずに消滅をした。

 

「……ウッソでしょ、結構本気でやったんだけどなぁ〜」

 

『確かに強力ではあったね…けど、アタシとあんたじゃあ些か相性が悪いじゃあ無いかね』

 

「まぁ、炎と氷だしね…だけど、やられる訳には行かないんだ☆だって私は魔王だから、先ずはこの邪魔な炎を全て凍らせるね☆」

 

そうしてセラフォルーは氷魔法を辺り一帯に張り巡らす様に使用、炎で囲まれた平原から一転、氷の大地となった。

 

「どうだ☆これが魔王レヴィア☆たんの実力だぞ☆」

 

『……フゥ~、確かにアタシは舐めてたのかもねぇ……だけど、この程度の氷で、アタシの怨念の炎は消火出来る訳ないのさ!』

 

「へ?……って、っ!?!?!嘘でしょ!確かに完全に!」

 

そう、何と完全に凍ったかと思われた炎が、氷の中で燃えさかり、徐々に溶かしていき、数秒後には完全に氷が溶け、先程と同様、平原一体に炎が燃え盛ったのである。更にセラフォルーにとってもう一つ最悪な事態が起きる。

 

(ど、どうして……どうしてあの花魁さんのオーラの量が膨れ上がっているの!?)

 

そう、先程の花魁のオーラより、明らかに量が多くなっているのである。意味不明な事に困惑するセラフォルー。

 

(……通常、花魁の呪いは相手の命を啜る事で力を増し、増大させていく、けどこの状態の彼女は、召喚直後から第三の呪い、炎上楼閣を発動でき、尚且つ自在に操れる、そして更に命だけを啜るいつもとは違い、魔力などのエネルギーの質量ですら啜る事を可能とし、相手の全てを啜り、その力で花魁は煌めき、炎の中で舞い踊る……それこそが花魁の最強の形態…炎舞)

 

『……さて、まだやるかい?もう勝負は目に見えてると思うけどね』

 

そう言って花魁は炎の中から千を超える蝶を作り出し、セラフォルーの周りを囲む。これはどう考えても花魁の勝利は決まったようなもの……だと思われたが、その瞬間、セラフォルーの体から大量の魔力が溢れ出す。

 

「……まだだよ、…魔法少女はね……必殺技を持つものなんだよ…これに花魁さんが耐えきれたら私の負け、耐えきれなかったら花魁さんの負けだよ!」

 

その瞬間セラフォルーの周りから物凄い速さで凍っていく!

 

「いっけぇ!零と雫の霧雪(セルシウス・クロス・トリガー)!!」

 

そうしてセラフォルーの全力の必殺技は花魁の体を氷結させれる……ハズであった。

 

『……フン』

 

だが、花魁に届こうとした瞬間、持っていた扇子から大量の炎が出現、その炎で彼女の氷を受け止める。……そして数十秒後、辺りは花魁と夜宵が居た所以外は全てが凍って居た。

 

「……そんな…私の必殺技でも…届かなかったの?」

 

必殺技とは自身の最大の攻撃、それが効かなかったセラフォルーに、もう戦う気力は残っていなかった。そんな彼女に夜宵が近づいていく。

 

「……勝負は決まった……さぁ、覚悟を決めろ」

 

「……ごめんねサーゼクスちゃん、ファルビー、アジュカちゃん…私、負けちゃった……」

 

そうして魔王セラフォルー・レヴィアタンと寶月夜宵の勝負は、夜宵の圧倒的勝利に終わったのだった。

 

 

 

 

 

 

 




はい、セラフォルー敗北です。まぁわかりきってた事ですねこねは…そして花魁最強形態炎舞、召喚直後から炎上楼閣が発動され、魔力などのエネルギーであれば啜ることが可能になるなど原作の零式みたいなめちゃくちゃ性能になった気がするわこれ……後レヴィア☆たんの戦闘シーンがむず過ぎてこれが限界です。許して下さい。
誤字報告お待ちしてます
感想評価どんとこい
では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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