寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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あっぶね〜ギリギリ間に合った〜……そんな訳で本編をご覧下さい


四十一話

『おかあさん、にくだんご』

 

最初に仕掛けてたのは黒阿修羅、一つの腕が異常な程伸び、カテレアの居る上空まで届いた。

 

「!?嘘でしょう!?」

 

不意打ちまがいな先制攻撃に若干反応が遅れるも、何とか回避したカテレア。

 

「全くとんでもないガキね…これでも喰らって死になさい!」

 

その反撃と言わんばかりに大量の魔力弾を撃つ、黒阿修羅は回避を行うが、何発か攻撃を受けてしまう。

 

『……』

 

だが、黒阿修羅は腕を伸ばし、近くにいた魔術師を捕らえ、握り潰した。それと同時にタッパーからにくだんごが生成、それを食べるとたちまち受けた傷が回復したのである。

 

「ちぃ!厄介な力持ってるわね、ただそれはその雑魚共が居なくなったら意味無いでしょう!」

 

そうしてカテレアは、残っていた魔術師達に魔力弾を撃ち始めた。

 

「な、何故ですかカテレア様、ガァ!」

 

「何故って?そんなのあんた達が役立たずだからに決まってるじゃない!」

 

そう言いながらカテレアは魔術師達を殺して回るが、その隙を黒阿修羅が見逃す筈もない、今度は4つの手を同時に伸ばし、カテレアを襲う。

勿論彼女もそんな事は分かりきっていた事なので、回避を行うが、流石に4つ同時に避けるのは厳しかったのか、腕一本が彼女の片羽を掴み、握りつぶした。

 

「ぐぅぅ!!」

 

片方の羽を握りつぶされた事によって飛行が安定できなくなり、力無く落ちるカテレア、だが、既に周りには魔術師は居らず、彼女から見れば黒阿修羅の回復手段が無くなったと感じた。

 

(あのガキ、私の羽を握りつぶしやがって……!!、だけど回復手段は消した、後は遠距離から攻撃すれば……!?)

 

その時、黒阿修羅にさらなる変化が現れた。体を覆っていた手が腕に収束していったのである。勿論、体の厚さは無くなってはいるが、その代わり4つの腕が肥大化をしていた。

 

「何よ?それって攻撃力特化のつもり?今の状況でそれは悪手でしょ!結局はガキね!」

 

そうしてカテレアは手薄になった胴体に集中的に魔力弾を発射させる。だが、黒阿修羅は彼女の予定外のスピードで回避、そのまま一直線に向かっていく。

 

(はぁ!?スピードも上がってるの!?巫山戯た性能してるわねこのガキ!)

 

だが、対応出来ないスピードでは無かった為、カテレアは黒阿修羅の突進を避ける、そして空いた横っ腹に攻撃をぶつけようとした……が、その瞬間、黒阿修羅の腕が伸び、彼女の体を掴んだ。そして彼女を校舎付近に投げ、壁に叩きつけられた。

 

「ガッ!!……ハッ」

 

そのダメージがあまりにもデカすぎる為、もう彼女は動く事が出来なくなった。そんなカテレアに近づく黒阿修羅、そのまま握りつぶす……かに思えたが、何故か近づくだけで、彼女に被害は与えなかった。

 

「……何よ、何故トドメを刺さないの?」

 

『だって、おねえちゃんがいちばんつよいとおもったあいてはころさずにしておけって』

 

その言葉と同時にカテレアの視界に夜宵が現れた。そして手にはイルカのぬいぐるみを持っていた。

 

「……選んで、ここでこの子に肉団子にされるか、ぬいぐるみに入るか。」

 

夜宵がそうとうと、カテレアは数秒間黙っていたが、突如として笑い始めた。

 

「……ふ、フフフ、貴方、もしかしてもう勝ったきで居るの?まだ敵は残っているのに」

 

「……何?」

 

それと同時に会議室から激しい音が響く、何なのか確認すると、そこには片腕が無くなっているアザゼルと、それに相対す様にしているヴァーリであった。

 

「ヴァーリテメェ……何故裏切った。」

 

「簡単な話だ…神と戦いたくないか?、そう言われただけさ」

 

「けっ!そんな事で俺を裏切るかよ…!」

 

「あぁ……だが先ずは赤龍帝と行きたいところだが…」

 

そう言いながら目線の先には夜宵が居た。その事に気づいた彼女は、ため息を吐きながらカテレアに話しかけたのは。

 

「なら賭けを行おう、私があの男にかったらお前は大人しくぬいぐるみに入ってくれる?」

 

「ハァ?、あんた本気でいってるの?いくらそのガキが強くても相手は白龍皇…しかもあの男は本来のルシファー家の血筋をひく…言わば歴代最強の白龍皇なの!……ええ良いわ、もし貴方があのヴァーリ・ルシファーに勝ったら大人しくしてやろうじゃない…但し、勝ったらだけどね!」

 

「そう、ならそこで見ていると良い……疲れたでしょう、戻って来て」

 

そうしてライオンのぬいぐるみに黒阿修羅は入っていき、それを確認した夜宵は、バックから猿のぬいぐるみを取り出した。

 

「何だい?あの少年が相手では無いのか?」

 

「残念な事に…だけどこれから出す子は貴方をきっと満足させてくれるだろう」

 

その瞬間、猿のぬいぐるみを掲げ、その言霊と諱を叫ぶ。

 

「……守って【逆境無頼守護闘士】」

 




え〜っつ〜訳でカテレアVS黒阿修羅の戦いは黒阿修羅の圧倒的勝利に終わり、今度はヴァーリVS新・旧Fトンネルの霊改め逆境無頼守護闘士です。まぁ守護闘士の強さは第二章で分かっているけど…その時は正気失ってたし、それに愛武器もあるし夜宵の指導もありそうだし……一体どんな変化があるのか?

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感想評価どんとこい
では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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