寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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今回も遅くなっちまった……すまねぇ…この作品以外のアイデアがちらつく用になっちまって…しかしこれは言い訳、これからも毎日投稿出来るように頑張ります。それでは本編をご覧下さい


四十二話

「守って」

 

その言霊と同時に夜宵は猿のぬいぐるみを投げる、そして一直線に地面に落ちると、ぬいぐるみを中心に魔法陣が展開される。それと同時にぬいぐるみから光色のオーラ溢れ出し、その姿があらわになる。

 

「なっ!?ま、まさか彼は!?」

 

「あり得ません!?何故ですか!?」

 

その姿を見たミカエルとガブリエルが今日一番の驚愕した表情となる。

白髮赤目であることに代わりはないが、ロングからショートになっており、服装も教会の戦士と思わせる格好、そして両手には凄まじい光力が込められている籠手を装備していた。

 

「【逆境無頼守護闘士】」

 

そう、彼こそが五十年前、生前教会戦士最強の名を持ち、死後旧Fトンネルの悪霊として呪いを振りまいた、まさに光と闇の側面を持つ卒業生、新・旧Fトンネルの霊改め逆境無頼守護闘士である。

 

「おいおい、まさかお前結木翔哉か?何で寶月夜宵のぬいぐるみの中に入ってやがる」

 

当然その姿を間近で見たアザゼルも彼の正体に気づき、困惑していた。だがヴァーリだけは、守護闘士を前にして歓喜の笑みを浮かべる。

 

「ほぅ…かの有名な【光の闘士】結木翔哉か……死んだと思っていたが…まさかこうして戦える日が来るとは……」

 

『気をつけろヴァーリ、奴は先代の相棒と一度きりであるが互角以上に戦った男だ』

 

その言葉にわずかながらも驚くヴァーリ、アルビオンの話では先代は歴代でもかなりの強さを誇ったそうで、その先代と互角に渡り合った守護闘士に更に興味を増す。

 

『……成程、どうやら俺の初戦は白龍皇か…なら、手加減はいらないな…』

 

そう言うと同時に守護闘士から物凄い程の闘気が溢れ出す。それを見たヴァーリが戦闘態勢に入る。

 

「面白い!来い!結木翔…」

 

だが、その言葉を言い切る前に守護闘士は、神速のスピードでヴァーリの懐に入り、気がついた時には拳が顔に迫っていた。

 

『Divide!Divide!Divide!』

 

寸前の所でヴァーリは反応し、顔を腕でガードし、アルビオンの力で攻撃を半減する……が、それでも威力は絶大で、少し吹き飛ばされてしまった。しかも……

 

「っ……成程、光の力がこもった籠手、しかもかなり強力に込められているな…悪魔の俺には相性最悪だな」

 

そう、今回は禁手していた為、素肌に直撃しなかったから良かったものの、悪魔には弱点である光の力が強力に施されていた。

 

『おかしい、前に戦った時はそれ程籠手に光力は入っていなかったぞ…何故だ』

 

その頃、会議室では、ミカエルとガブリエルが、ヴァーリと守護闘士の戦いを見守りながら当時の強さを話していた。

 

「…サーゼクスは闘気というものを知っていますか?」

 

「あぁ勿論、仙術によって身につけられる術の一つ、それを使いこなすと身体能力を大幅に上昇させる…それがどうしたんだい?」

 

「はい、その闘気ですが、勿論前提条件として仙術を習得していなければ使用することすら不可能です……ですが、修練をつみ、肉体と生命力と活力を高めた者でも使用出来るようになります…例に上げるとすれば、そちらの若手悪魔筆頭が闘気を習得していますよね?」

 

「…確かに、彼なら闘気を使用できる…だが、可能なのか?彼は悪魔で結木翔哉は人間だ。」

 

「それが可能なんですよ、彼はアカデミー時代から他人の何倍も修練を行っていました。」

 

「そして結果は知っての通り結木は悪魔を何千人と葬ってきたのです。己の拳一つで…」

 

「だからこそ、その力に私達は魅力され、結木さんを天使の側近として取り込もうとしました。その対価として、あの籠手に私達熾天使全員の光力が込めたのです」

 

「だけどその時に彼は行方不明となり、余った籠手は他の教会戦士達の意欲向上のために常に熾天使が力を注ぎ込んでいました。いつかは彼と同等の才能が出てくることを願って…しかし今なお彼の才能を上回る戦士が現れていません。」

 

そんな会話をしている間にもヴァーリと守護闘士の戦いは激しさを増す…が、守護闘士の圧倒的な戦闘能力に流石のヴァーリも守備に徹することしかできなく、明らかに劣勢であった。

 

(クソ、ギリギリ反応できるから、回避こそ出来ているが、もう一二発食らったら唯で済まないだろうな…掠っても鎧が欠けるのは明白だ。)

 

『どうするヴァーリ、このままでは…』

 

「分かっているアルビオン、ならば奴の距離感覚を狂わせる!」

 

そう言ってヴァーリは守護闘士との距離を空ける。

 

『何をする気だ、逃がす訳ないだろう。』

 

当然守護闘士はヴァーリを追撃するために距離を詰める。

 

『Divide!』

 

だが、いつの間にか守護闘士が想定していた距離と半分近く縮まっており、顔面に拳をかまそうとするヴァーリの姿である。そしてその拳が守護闘士の顔面を捉える…事が出来なかった。

 

「な、何ぃ!?受け止めただとぉ!?」

 

そう、その一瞬の出来事に瞬時に最適解を導き出し、受け止めたのである。

そしてヴァーリの腕を放つ瞬間に拳をヴァーリに放つ。

 

「ぐぅぅぅ!!」

 

『DivideDivideDivideDivideDivideDivideDivide!』

 

だが、何とか半減を行い、最小限の被害ですんだが、ガードした腕部分の鎧が砕けてしまい、もうガードも許されない状況となった。だが、次の瞬間、思いもしない人物が現れた。

 

「……おい!校舎から出てきたとおもったら何だよこの状況はよ〜!」

 

そう、ギャスパー救出するために旧校舎へとキャスリングしたイッセー、リアス、そしてギャスパーの三名であった。

 

「……イッセーか、……どうする光の闘士」

 

『……あくまでこの戦いは俺と白龍皇貴様との戦いだ。だからその間は彼に奴らの相手をしてもらう。』

 

その言葉と同時に守護闘士のオーラがイッセー達の前に人の形となり現れる……そう、旧Fトンネルの霊である。

 

「っ!?おい、コイツなんだよ!」

 

『分からん!だが相棒不味いぞ、兎に角アザゼルから貰った指輪で禁手をしろ、そうしなければ確実に殺られるぞ!』

 

そうしてイッセーの相手には旧Fトンネルの霊を分霊として作り出し、暫くの間相手してもらうことにした。

 

『……さて、白龍皇……第二ラウンドと行こうか』

 

『っ!来るぞヴァーリ!』

 

「分かっているアルビオン!」

 

こうしてヴァーリ・ルシファーVS逆境無頼守護闘士の第二ラウンド。兵藤一誠VS旧Fトンネルの霊の戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




え〜やっぱり正気を取り戻した事によってとんでも強さとなっていた守護闘士くんしかもまだ悪霊となった時に習得した能力使ってないからなぁ〜、……これあるあるになってる?何故そんなに強いのにそいつにまけたん?って

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感想評価どんとこい
では次回にてお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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