寶月夜宵(偽)による、人外マスターの道   作:ホーンベアーmk-lll

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え〜アンケートが完全に互角なんですよね、って事は展開としてはどちらでも良いって事になるんすかね……それでは七話ご覧下さい


七話

夜宵とアーシアが初対面をしていたその頃、駒王学園オカルト研究部では、リアス眷属達が、昨日出会った人物…寶月夜宵についての会議を行っていた。

 

「………で、朱乃改めて教えて頂戴、何故あの時あんなに震えていたの?私には感じなかたのだけど……」

 

「っ!?リアス!貴方には分からなかったの!?あのぬいぐるみから発せられた禍々しいオーラを!」

 

「……裕斗、小猫、二人は何か感じた?」

 

「いや、僕には何も……小猫ちゃんは?」

 

「………私も何も感じませんでした。」

 

「ということよ、どうやら貴方以外は何も感じなかった。貴方の思い違いじゃないの?」

 

「そんな訳ありません!あのぬいぐるみから発せられていたあのオーラ!間違いなくとんでもないのが封印されていました!下手すれば魔王様に匹敵する程の何かが!」

 

「っ!朱乃!貴方言ってる事分かってるの!」

 

「ええ分かってますわ!こうでも言わないと分からないでしょう!」

 

「ま、まぁまぁ二人共、少し落ち着きましょう、兎も角、あの少女の持っていたキツネのぬいぐるみには魔王様に匹敵する程の何かが封印されていて、朱乃さんにはそれが感じられるんですね?」

 

「ええ、そうですわ」

 

「それが真実でも嘘でも、この事は魔王様に報告すべきだと僕は思います。仮に朱乃さんの勘違いでもバイザーがあの少女に捕まったの事実ですし、何らかの神器を持ってる可能性がありますからね」

 

「………そうね、裕斗の言う通りだわ、ごめんなさいね朱乃、強く言い過ぎたわ」

 

「………こちらこそ、少し頭に血が上っていたみたいですわ」

 

リアスと朱乃の言い合いは、木場の介入によって決着が付くしかしこの件で二人の関係に少しヒビが入った事は、紛れもない事実であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、夜宵とアーシアは、互いの自己紹介をした後近くの公園にて雑談を行っていた。話をしていく内、二人には確かな友情が芽生え始める。

 

「………そういえば何でアーシアは日本にきたの?日本語もわからないのに」

 

「あ、それはですね……え〜と〜」

 

「………話づらい内容なら話さなくていい」

 

「あ、ありがとうございます〜」

 

そんな会話をしていると、目の前で遊んでいた一人の男の子がコケた、よく見ると膝に傷ができており、子供は痛さで泣いてしまった。それを見たアーシアは立ち上がって男の子に近づき、子供の膝に光が溢れる、それと同時に膝の怪我が直っていったのだ。

 

「はい、もう大丈夫、もう転んじゃだめだよ?」

 

「うん!金髪のお姉ちゃんありがとう!」

 

膝が治り、元気いっぱいとなった子供は、アーシアにお礼を言って、公園の遊具に走っていった。

 

「………ねぇアーシア、いまのって神器?」

 

「!!知ってるんですか!?」

 

「うん、私も裏事情はバッチリ知ってるから」

 

「………そうですか……」

 

「ねぇアーシア、もしかして日本に来た理由ってその神器、関係してるの?」

 

そう言うとアーシアが暗い顔をする。地雷を踏んだかと謝ろうとした夜宵だが、それと同時にアーシアが自身の過去を話し始めた。

生まれて直ぐに親に棄てられ、教会の孤児院で育った事幼い頃から信仰深かったために『奇跡』の力を授かり、その力で『聖女』と崇められた事。だがある時に倒れている悪魔を癒した事で『魔女』と呼ばれ教会から追い出された事。その時には誰も助けて貰えず行き場をなくした彼女はある組織に拾われた事。

その事を静かに聞いていた夜宵、こんな優しい彼女にこんな境遇を送らせる神はやっぱりクソだと思う。そして夜宵は思う。自分と彼女は神に人生を狂わされた同類だと言うことに。そうして夜宵は気がつけばアーシアの手を取っていた。

 

「………夜宵さん?」

 

「そんな暗い顔をしないで欲しい、貴方は私と同類、気持ちはよく分かる」

 

「え、同類?」

 

「だからこそ、アーシアの気持ちを私はわかってあげられる……だから、私と友達になろう」

 

その言葉を夜宵が言うと、アーシアは驚愕した様な表情をし

 

「………え?、いいんですか?こんな私を、罪深い私を」

 

「勿論、だから暗い顔をしないで、アーシアには、笑顔が似合うから」

 

そう言うと同時にアーシアから大量の涙があふれ、その場から崩れ落ちる。

 

「………あぁ、主よ、この様な罪深き私に友を授けて下さり、本当に感謝します。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………さて、アーシア、取り敢えず私の家に来て欲しい。準備を進めたい」

 

夜宵とアーシアが友達となり、アーシアが泣き止んだその後、夜宵は彼女に対しこう述べる。

 

「え、何の準備ですか?」

 

何が何だが分からないといったアーシアは、夜宵に不思議そうに質問する。すると夜宵の雰囲気が先ほどとは違い、冷徹なものとなった。

 

「それは勿論………アーシアを陥れようとした奴らに、報いを受けさせるため」

 

その言葉に呼応するように、夜宵のバックに入っていたグレイ人形がカタカタと揺れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、アンケートの結果、アーシアは夜宵ちゃんの仲間になることが決定しました。ご投票いただき、ありがとうございます!……次回VS堕天使共&?
誤字報告お待ちしてます、感想評価どんとこい!
では、次回でお会いしましょう!

現在非登場の0期生、3期生、1期生の武将の霊、及び超越地蔵は?

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