日が昇った時には、もうすでに敵艦隊は全滅し、黒島近海の海域には深海棲艦の死骸と艦娘の死体が海に浮かんでいた
ようやくこのがない長い地獄のような大規模作戦が終わりを告げたのだ
~瑞鳳???side~
私が最後の深海棲艦を轟沈させると、あたりはすでに明るくなりめ、水平線に太陽が出るところだった
「もう朝か、」
私はそう一言こぼして、周りを見渡した
あたり一面に深海棲艦の死骸が漂いスクラップになった艤装が浮かび、鉄の破片が海に浮かんでいる
友軍の艦娘も何人か浮かんでいるし、海は血と重油で赤黒く濁っている
この海域に敵の反応は無し...
私の勝利.....か
私は拳銃をホルスターに収め、水龍天花を鞘に収めた
その後、私は海面を滑り仲間のもとへと移動した
なんか佐世保とか呉とかの連合艦隊の艦娘がおびえているように見えるのだが、私なにかしましたかね?
まぁいいや、
今現在ヒトフタサンゴー.....もうすでに午後です。
ようやく鎮守府が見えてきました
ようやくここまで来たぜ!
いや~長かった!
滅茶長かった!
ほんとマジで長かったんだけど!?
道中何回か深海棲艦に襲われたし!?
燃料はあと少しでそこを尽きるし!?
やばかった....
あ、艦隊司令部にはもすでに作戦成功の旨をつたえています。
お、鎮守府の港が見えてきたのでそのまま減速で湾内へ入り第Ⅴ出撃口に向かう
私は海面を蹴りジャンプで桟橋を乗り越え桟橋に着地した
私は第Ⅲ艦隊第零特殊主力艦隊、のメンツを引き上げた
それにしても作戦終了なんだけれどもどうしようか
とりあえず鎮守府本棟へ向かおうか
私は右足を前に出し歩こうとした...が
あれ?足がでない、
いきなり視界がゆがみ、私はそのまま桟橋で倒れ、気を失ってしまった
~瑞鳳side~
気が付いた時には私の姿は元に戻っていて、軍病院のベットの上で横になっていた
ベットのわきの机には、祥鳳からもらった日本刀と、自分の制服、艤装が置いてあった
お見舞いに来てくれた龍鳳に話を聞くと、もうすでに大規模作戦は終わっていて、私は大規模作戦が終わり、南方棲戦姫を倒し鎮守府に帰投した後に倒れてしまったそうだ...
私は深海棲艦を虐殺した後からの記憶がなかった
ここは鎮守府の保健室?的なところで、私がすでに3日間も寝ていることが分かった
私が搭乗妖精さんと戯れていると
ガラガラ
と扉が音を立てて開いた
私は扉の方へと目線を向けると
そこには明石さんがいた
「あ、起きたんですね。体調はどうですか?」
「だ、だいぶ良くなってきたと思います」
「そうですか、それではあと一日だけ安静に過ごしててくださいね。これご飯です」
明石さんはそういってご飯を差し出してきた
「ありがとうございます」
「どういたしまして。それでは、何かあったらそのボタンを押してください。私が急いで駆け付けますので」
それでは、と明石は言って医務室を去っていった
そして今気付いたんだが、なんか、いつの間にか改二になってね?
そう、私はいつの間にか改二になっていたのだ!
Whay?
まぁいいや、寝てる間に改装でもしたんだろう...うん
それにしても
なんでここに妖精さんが大量にいるんですかぁあああああ!?
「おきたおきたー」
「あそんでー」
「がんばったのでおかしください!」
「れっぷうはつかいやすいです!」
「そろそろわれわれかんばくたいにもしんがたきを..」
「せんばくもつかいやすいですよ!」
「おまいらすこしはしずかにしろー!」
「おかしおかしー!」
「ypaaaaaaaaaaaaa!」
「ばんざーーーーーーーーーい!」
「きじゅうようせいもおいでよー!」
おいおいマジで阿鼻叫喚だし、何があったねん!
なんか一人だけロシアと大和魂混じってね?
それに菓子はねぇ!
まじですまん
「ごめん、お菓子持ってないわ、」
私がそう妖精さんに伝えると騒ぎ始めた
「えーなにかないんですかぁ!」
「ふるーつとかないんですか!」
フルーツ?
リンゴなら確かここにあるぞ
「リンゴでいいならあるんだけど」
すると妖精たちはパッと表情を明るくして喜びの表情に満ち溢れた
「!?まじですか!」
「さっすがー!われらがぼかんだー!」
「いよっしゃぁぁあああああ!」
「ばんざーーーーーーーーーい!」
「まじでかみです!」
「さすがにきぶんがこうようします!」
「はやくはやくはやくぅー!」
おい、一人加賀いなかった?
よし、分かったりんご丸々一つだけどダイジョブ?
まぁいっか
私はそう判断し妖精たちにリンゴを手渡した
妖精たちはリンゴに群がり、いきおいよく食べていた
私もご飯食うか
私は明石からもらったおにぎりを手に取り口にほおばった
うむ、うまい
誰が作ったのだろうか?
今思ったんだが、私ここで休んでるけど、大丈夫なのか?
そ、いま私は普通に医務室のベットで休んでいるんだが、普通に大丈夫なのか?
まだこの鎮守府に来たばっかりで全然わからんし秘書艦とか私だと思うんだけど大丈夫なの?
ま、提督から何もいわれてないし、大丈夫か
まだ、ヒトヒトサンマル
ちょっと昼寝でもするか、ここ最近眠れてなかったし
私はそう判断しベットに横になり、目を閉じた
私の意識は深い闇の底へと落ちていった
ん、、ん....ん?
私は目が覚めた
いま、何時だ?
私が時計を確認すると、現在時刻はマルヨンサンゴー
まだ2時である
んーよく寝た
久方ぶりに結構気持ちよく眠れたわ
あれ?そういえば妖精は?
布団の上を見ると妖精たちが静かに集まってすやすやと寝ていた
私は妖精の一人の頭をそっと撫でた
「いつもありがとう」
感謝の気持ちを込めながら
服装から見るに零戦の搭乗妖精だろう
航空機は妖精たちの中で一番損傷が激しい場所、職業だといってもいい
なぜなら、戦闘機なら敵との航空戦で、爆撃機なら急降下爆撃時の対空砲火で、艦攻なら投下後の対空砲火で、ありとあらゆる場所で損傷する
それにいざとなったら母艦を守る盾の役割をする航空機もいるらしい
ならばそれ相応の感謝とお礼をしなければならないだろう
今現在私の航空隊で航空機自体の損失はあるものの、妖精自体の損失は経験したことのない
妖精たちが全員いなくなってしまったとき私はどうするのだろうか?
私はそんな風に考え事をしていた時あることを思い出した
そういえば改二になって艦載機って新型機が導入されたのか?
疑問に思った私は艤装に搭載されている艦載機格納庫から艦載機の矢を取り出した
スロット1 零戦52型甲(熟練)12機 烈風一一型(熟練)9機 計21機
スロット2 流星(熟練)12機 天山一二型(熟練)6機 計18機
スロット3 彗星二二型(熟練)12機
スロット4 彩雲(熟練)6機
うん、なんか結構混合してるんだね。
現時点の私の戦力思ったよりあったわ
それにしても、全員熟練でネームドとかはないんだな
彩雲とかはゲームでは見なかった熟練ってやつだし
天山一二型とか彗星二二型とか、確かネームドかどっかの航空隊の奴で熟練とかはなかったと思うんだけど、やはりゲームとでは少し違うのだろうか?
詳しい性能とかが分からないので何とも言えないが、熟練って結構強かったと思うので良し
零戦隊とかいう滅茶優秀な航空隊があるからね。
しかもそのうちの6機だけ格が違うほど強いから
ね?
それにしても、もう日が暮れるのか
「一日はあっという間だな」
私は窓から見える景色を見ながらそう言った
明日からどんな毎日が始まるのだろうか?
秘書艦になるかもしれないし、ならないかもしれない
もしかしたら罰を受けるかもしれないし、第Ⅲ艦隊の旗艦から解任されるかもしれない
何が起こるかわからないのが、ここ、柱島泊地第Ⅱ鎮守府 ブラック鎮守府の現状だ
私はいつまでどれくらい生き残れるのだろうか?
私はそんなことを考えながら窓の景色を見つめていた。
今回はいかがだったでしょうか?
感想でぜひ教えてくれると嬉しいです。
次話はおそらく明日の0時00分に投稿します。
楽しみにしていてください!
それではまた次回
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